JPS6286996A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS6286996A
JPS6286996A JP60226873A JP22687385A JPS6286996A JP S6286996 A JPS6286996 A JP S6286996A JP 60226873 A JP60226873 A JP 60226873A JP 22687385 A JP22687385 A JP 22687385A JP S6286996 A JPS6286996 A JP S6286996A
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JP
Japan
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signal
frequency
circuit
magnetic recording
recording
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JP60226873A
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Osamu Takase
高瀬 修
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、高密度記録ができるように記録トラックのガ
ートバンドをなくし、また記録時の低域変換クロマ信号
に一走査期間ごとに一定の位相を与えるようにした磁気
記録再生装置に係り、特にクロマ信号にもれ込む隣接ト
ラックからのクロストーク成分を極めて有効に除去し、
高画質化を達成するに適した磁気記録再生装置に関する
〔発明の背景〕
2ヘツドヘリカルスキヤン型VTRにおいて、記録され
るトラックのガートバンドをなくし高密度化するために
は隣接トラックからのクロストーク成分を抑圧しS/N
を確保する必要がある。このため相隣るトラックの記録
アジマス角を異ならしめアジマスロスによって隣接トラ
ックの成分を抑圧し、これを実現している。
アジマスロスは記録周波数に依存し、比較的高域の帯域
となるFM変調された輝度信号については十分な効果が
あるものの比較的低域となる低域変換クロマ信号につい
ては効果が十分でない。
そこで低域変換クロマ信号について相隣るトラックの記
録周波数が1/2fHの奇数倍(NTSC方式の場合)
になるようにしてトランク毎の周波数をインタリーブ関
係にし、再生においてIHくし形フィルタ(但し、Hは
1水平走査期間を示す)を用いて隣接の成分を除去する
ようにしている(特公昭58−55719号公報、特開
昭52−48919号公報参照)。
またPAL方式の場合は、相隣るトラックの記録周波数
を1/4 f Hの奇数倍になるようにして記録し、再
生において2Hくし形フィルタを用いて隣接の成分を除
去するようにしている。
以上の説明が高密度化記録の原理である。
この原理から分るようにクロマ画質を確保する上で、く
し形フィルタの性能は重要な要素である。
くし形フィルタは上記公知例に示されるように信号をI
H待時間′2H2H)遅延させ、これをもとの信号と加
算(あるいは減算)する構成で得られる。この遅延時間
は比較的大きい値であるため遅延素子としては、ガラス
遅延線、CCD等が用いられる。
ガラス遅延線を用いる場合の特有の問題は、その出力に
スプリアス成分を発生することであり、これが妨害信号
として混入し、再生画像を劣化させる。またCCDを用
いる場合、上記の問題はなくなるがCODを駆動するク
ロックパルスが必要であること、しかもクロマ信号が高
域信号であるため広帯域のCODでなければならず、周
辺部品を含めコスト高、消費電力が大きい1等の問題で
実用向きでない。
また、ガラス遅延線、CODともに、くし形特性を得る
帯域が高周波であるクロマ信号帯域(NTSC方式では
約3.58MHz、PAL方式では約4、43 MHz
)でなければならないことから、遅延信号と非遅延信号
との遅延時間差は正確なことが要求される。例えば、0
.05μsecの誤差CIHに対し0.078%)は色
信号のベースバンド帯域である500KHzでは位相で
わずか9deg(度)であるが、3.58 MHzでは
約65deg 、 4.43 MHzでは約80deg
にもなり、わずかな誤差もくし形特性を変動させること
になり、再生画像を劣化させる。
〔発明の口約〕
本発明の目的は、上記欠点を除き、ガラス遅延線やCO
Dを用いることなしに、極めて高画質な画像の得られる
ようにした磁気記録再生装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
このため、本発明においては、再生される低域クロマ信
号を、再生ジッタ成分を含む低域クロマ信号の周波数を
もつキャリアと掛算することによってベースバンドの色
信号を得、この色信号を狭帯域のCCD等で構成される
くし形フィルタに供給し、隣接クロストーク成分を除去
するようにした。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。  
・ 同図において1はプリアンプを経た再生ヘッド出力の入
力端子、2はリミタ、FM復調回路、ディエンファシス
回路等を含む輝度再生処理回路、3は輝度信号が記録時
に供給される端子、4は記録再生スイッチ回路、5は輝
度信号の出力端子、6は加算回路、7はコンポジットビ
デオ信号の出力端子、8は低域クロマ周波数帯域のLP
F (ロウバスフィルタ)、9はA CC(autom
atic  chromalevel  contro
l)回路、10はバースト信号のみ約6dB低減させる
バーストディエンファシス回路、11は周波数変換回路
(以下コンバータと称する。)、12は約500KHz
帯域のLPF、13はIH遅延線、14は加算回路、1
5はLPF、16は色信号の高域成分をダイナミックに
抑圧するクロマディエンファシス回路、17は記録再生
スイッチ回路、18はR−Y信号の出力端子、19はコ
ンバータ、20は約500Kk帯域のLPF、21はI
H遅延線、22は加算回路、23はLPF、24はクロ
マディエンファシス回路、25は記録再生スイッチ回路
、26はB−Y信号の出力端子、27はR−Y信号が記
録時に供給される端子、28はB−Y信号が記録時に供
給される端子、29は色信号変調回路、30はR−Y、
B−Y信号をクロマ信号に変換するエンコーダ、31は
3.58M Hzで発振する発振回路、32は+90″
移相回路、33はACC検波回路、34はクロマキラー
、35はキラー検波回路、36は位相検波回路、37は
378fHVCO(電圧制御発振器)、38は周波数デ
ィスクリミネータ、39は加算回路、40は172分周
回路、41は174分周回路、42は切換選択回路、4
3はDフリップフロップ、44はLPF、45はDフリ
ップフロップ、46はLPFである。
動作を説明する。端子1に供給される再生ヘッド出力の
うち低域クロマ信号のみをLPF&で取り出す。
次にACC回路9でヘッド特性によるチャンネル間のレ
ベル変動等を吸収し、さらにバーストディエンファシス
回路10で記録時に強調されたバースト信号をもとのレ
ベルに戻す。この信号をコンバータ11,19に供給す
る。コンバータ11゜工9にはそれぞれ低域クロマ周波
数のキャリアφhφ2が入力されている。キャリアφ1
.φ2は上記バーストディエンファシス回路10の出力
に対し同様のジッタ成分(時間軸変動成分)を含み、か
つ記録時の位相ローテーションをもとに戻すように位相
が切換選択回路42で選ばれている。
これらのキャリアφ1.φ2の発生は次に説明する動作
による。
まずφ1とバーストディエンファシス回路10の出力の
バースト信号とを位相検波回路36へ入力し位相比較す
る。この出力を加算回路39を経由して378f、VC
O37へ導く。378 fHVCOの出力は172分周
回路40.1/4分周回路41により47.25f、の
周波数とする。
切換選択回路42は174分周回路41の4つの出力(
位相が90°ずつ異なる)を所定の順に選択する回路で
あり、端子47からのヘッドパルス。
端子48からの水平同期信号により再生されているトラ
ックがCHIのとき、ある1つの位相出力を選択し、ト
ラックがCH2のとき水平周期ごとに位相を180’変
化するように選択する。これはいわゆる隣接クロストー
ク除去のためのPI方式である。
Dフリップフロップ43.45は切換選択回路42の出
力を172分周回路40の出力でたたき直す(波形整形
する)ためのものでありタイミングを1/2分周回路4
0の出力に同期させる。次にLPF44.46で高調波
を抑圧しコンバータ11゜19へ導く。
以上のように基本的にφ8.φ2の発生回路は入力信号
に同期する信号を発生するPLL (フェイスロックド
ループ)回路となっている。
なおφ2はφ1に対し常に90°位相が遅れるように切
換選択回路42で選択される。ディスクリミネーク38
は378fllVCOの周波数を(378±2)fイに
制御するよう働く。
位相検波回路36への2つの入力信号は位相検波回路の
動作上、同期している場合、位相差が900の関係にな
る。したがってコンバータ11の動作はR−Y軸に関す
る復調動作となる。またコンバータ19の動作はφ2が
φ、に対し90°位相が遅れているためB−Y軸での復
調動作である。
これらによりコンバータ11の出力はベースバンドのR
−Y色信号、コンバータ19の出力はベースバンドのB
−Y色信号を得る。LPF12゜20は不要周波数成分
を除去するためのもので、これらの出力をそれぞれLH
遅延線工3、加算回路14で構成されるくし形フィルタ
、IH遅延線21、加算回路22で構成されるくし形フ
ィルタへ導く。遅延線13.21は例えばクロック周波
数がf 、、/2(1,79MHz) 〜f 、C/3
(1,19MHz)程度のCODであればよく、きわめ
て低電力、低コスト化が可能である。
また加算回路14.22における加算演算は、その周波
数帯がf −c(3,58MHz)に比較し177以下
ときわめて低く高精度な位相合わせが可能であるため非
常に効率よく隣接クロストークのごときインクリープノ
イズを除去できる。加算回路14.22の出力はそれぞ
れクロックパルス除去用のLPF15.23へ導く。次
にそれぞれクロマディエンファシス回路16.24へ供
給し比較的高域のノイズを抑圧する。
これらの回路は、入力信号レベルが大きい時、高域(5
00KHz)までほぼ平坦なf特(周波数特性)、入力
信号レベルが小さい時、高域(500KHz)を約6d
B抑圧する特性とする。次にスイッチ回路17.25を
経てR−Y出力端子工8、B−Y出力端子26へ導く。
一方再生ヘッドよりのFM輝度信号は輝度再往処理回路
2により所定の処理をしスイッチ回路4を経てY出力端
子5へ導かれている。これらによりY、R−Y、B−Y
の信号を得るが必要があればマトリックス回路に導いて
R,G、BあるいはT、I、Q等の出力を得ることもで
きる。
R−Y信号、B−Y信号はさらに色信号変調回路(NT
SCエンコーダ)29に導きNTSCクロマ信号に変換
しクロマキラー34を介して加算回路6に導きNTSC
コンポジットビデオ信号を端子7に得る。これにより通
常のビデオ出力をもつことも可能である。
なお一般にR−Y、B−Y信号はブランキングレベルに
対し不平衡なのでエンコーダ30の初段には通常クラン
プ回路を設ける。またエンコーダ30の出力に不要な周
波数を発生させないようにしフィルタを省略するには、
エンコーダ30をおのおのの入力に対し線形な出力を得
る掛算回路(四象限掛算回路)で構成すればよい。これ
によれば、端子5,18.26でそれぞれの信号のタイ
ミングが合うようフィルタ12,20.15.23を設
計すれば端子7においてもY/Cタイミングの合った信
号を得ることができる。
なおACCのための検波回路33への入力信号は出力で
のバラツキを少なくするため処理回路のなるべく後段か
ら採ることとし、エンコーダ30の出力とする。
また、クロマキラー34は、バーストディエンファシス
回路10の出力とφ2とをキラー検波回路35へ導きこ
の出力でのレベルにより動作すせる。また記録時にE−
E出力(記録中の監視用として出力される記録中のビデ
オ信号)を端子5゜18.26.7に得るためにスイッ
チ回路4,17.25を設ける。
なお色信号変調回路(NTSCエンコーダ)29のかわ
りにPALエンコーダを用いればPAL方式受像機でカ
ラー再生画(525/60.4.43PAL)を得るこ
ともできる。
第2図は、第1図とは異なる本発明の一実施例を示すブ
ロック図である。
第2図において第1図と同一構成要素には同一番号を付
しその説明を省略する。51は制御入力により反転出力
/非反転出力を出力するH毎反転回路、52.53は2
H遅延線、54は反転回路、55は4.43 MHz発
振回路、56は色信号変調回路(PALエンコーダ)、
57はバースト信号の極性を判別するID回路、58は
切換選択回路、59は375f)IVCO16oはスイ
ッチ回路、61は周波数ディスクリミネータである。
本実施例は記録されている信号がPAL信号である場合
の処理回路であり、その効果は、第1図の実施例と同様
である。
第1図の実施例との違いはまずφ0.φ2の発生回路に
おいて375fHVCO59を原発振回路とし、ディク
リミネータ61の動作をVCO59の出力が(375±
1)fHとなるようにすることである。これによりφ0
.φ2の周波数は46.875f、となり低域変換クロ
マ信号の周波数と同一となる。
さらに切換選択回路58の動作は再生しているトラック
がCHIのときある一定位相を選択し、再生しているト
ラックがCH2のとき水平周期ごとに90″ずつ位相の
遅れた信号を選択していく。
これは隣接クロストーク除去のためのPAL方式におけ
る906PS方式である。
φ1と入力バースト信号は位相検波回路36で位相比較
される。このためφ1はP A L方式の入力バースト
信号の平均位相(−(B−Y))と90″の位相差とな
る。したがってやはりコンバータ11の出力はベースバ
ンドのR−Y信号、コンバータ19の出力はベースバン
ドのB−Y信号となる。
ここでR−Y信号はPAL方式であるためH毎に極性が
反転している。そこで位相検波回路36の出力のリップ
ルの極性によるライン判別をID回路57で行ない、こ
れにより反転回路51でH毎に出力を反転する。
2H遅延線52.53はそれぞれ加算回路14゜22と
ともにくし形フィルタを構成する。PAL方式ではクロ
ストーク成分は2H相関加算で打ち消されるようになっ
ている。クロマディエンファシス回路16.24の出力
はそれぞれ、R−Y出力18、B−Y出力26に導かれ
るとともに色信号変調回路(PALエンコーダ)56に
導かれる。
色信号変調回路(PALエンコーダ)56ではスイッチ
回路60により再びH毎にR−Y成分を反転させPAL
方式クロマ信号とする。
なおスイッチ回路60の制御は通常ID回路57出力の
ライン判別信号で行なうが、例えばサーチ再生の時に入
力信号のバースト信号のライン連続性が乱れるような場
合は、ID回路57出力によらず機械的にH毎に反転す
るのがよい。
また図示はしないが第1図と同様にスイッチ回路4,1
7.25を設けることができる。さらにPALエンコー
ダ56のかわりにNTSCエンコーダを用いればNTS
C受像機でカラー再生画(625150,3,58NT
SC)を得ることができる。
第3図は、第1図、第2図の実施例とは異なる本発明の
一実施例を示すブロック図である。
第3図において、既出の図と同じ構成要素には同一番号
を付しその説明を省略する。
また71,72,73.74はLH遅延線、75.76
.77.78は加算回路、79.80は切り換えスイッ
チ回路、81はバースト信号付加回路、82は切り換え
スイッチ回路、83はPAL/NTSCソフト再生によ
り375fH/378fnと中心周波数の変わるVCO
184はPAL/NTSCソフト再生により(375±
1)fll/(378±2)fHにVCO83出力を制
限するよう働く周波数ディスクリミネータ、85はPA
L/NTSCソフトの制御入力端子である。
本実施例の目的は、PAL方式の再生回路でNTSC方
式記録されたテープ(NTSCソフト)を再生できるよ
うにし、PAL/NTSCの再生デュアル方式とするこ
とである。これによれば安価なNTSCソフトテープを
もPAL方式のデツキで再生できる。
まず通常のPALソフト再生時は切り換えスイッチ回路
79,80.82を図示とは反対の切り換え位置に切り
換えるものとする。IH遅延線71.72.(73,7
4)の遅延加算時間をPALにする。これにより第2図
の実施例と同様に動作が行なわれ所定の出力を得ること
ができる。
NTSCソフト再生時はシリンダ回転を約6011Z 
%テープ送りをNTSCソフトのトラックピッチにする
ことを前提とし、スイッチ回路79.80.82を図示
の位置とする。NTSCソフトではバースト信号の位相
がPAL方式と異なるためバーストディエンファシス回
路10の動作を多少変え、バースト信号付加回路81を
設けてこれをPAL方式と同様にするように変換してい
る。
すなわちバーストディエンファシス量を通常より3dB
程度増加してPAL方式のバースト信号レベルのB−Y
成分と同等とし、バースト信号のR−Y成分はバースト
信号付加回路81で直流成分を付加することによってい
る。
もちろんこの方法以外でもこれと等価な変換を行なえば
問題はない。
H毎の反転回路51は動作しないようにしディスクリミ
ネータ84は上記のように動作させる。
また切換選択回路58は第1図の実施例のごと(NTS
C用の位相ローテーションとなるようにする。これらに
より再生されるテープがNTSC方式であってもPAL
方式の再生信号(525/60.4.43 PAL)を
得ることができる。
なお遅延線71,72.(73,74)は谷わせて2H
遅延線としてその中間タップ出力を加算回路75(77
)へ導(ようにしてもよい。これはCCDのようなベー
スバンド遅延線では比較的簡単に実現できる。
第5図は、第1図の再生回路に対応する本発明による記
録回路の実施例である。
第5図において既出の図と同じ構成要素には同一番号を
付しその説明を省略する。また、91は記録輝度信号の
入力端子、92はプリエンファシス回路、FM変調回路
等を含む輝度記録処理回路、93は加算回路、94は記
録信号の出力端子、95はR−Y信号の入力端子、96
はACC回路、97はクロマエンファシス回路、98は
コンバータ、99はB−Y信号の入力端子、100はA
CC回路、101はクロマエンファシス回路、102は
コンバータ、103は加算回路、104はLPF、10
5はバースト信号のみ6dB増幅するバーストエンファ
シス回路、106はACC検波回路、107は1/37
8分周回路、108は位相検波回路である。
動作を説明する。R−Y信号、B−Y信号は例えばビデ
オカメラから直接、入力端子95.99へ供給される。
次にそれぞれACC回路96,100.で出力レベルが
一定になるようレベルを調整し、クロマエンファシス回
路97,101へ導く。クロマエンファシス回路は低レ
ベル信号の高域成分(500KHz)を6dB程度強調
するものである。
次にそれぞれφ8.φ2と掛算しその出力を加算回路1
03で加算して低域変換クロマ信号を得る。LPF 1
04は不要周波数成分を除去するものであり、次にバー
ストエンファシス回路105でバースト信号を6dB強
調する。この出力を記録輝度信号と加算回路93で加算
し記録信号を出力端子94に得る。
なおVCO37の出力は1/378分周回路107を経
て位相検波回路108で位相検波され、入力の水平同期
信号に同期させる。またコンバータ98,102の入力
段にはR−Y、B−Y信号がブランキングレベルに対し
て不平衡であるため一般にはクランプ回路を設ける。
この記録回路は、第1図の再生回路に必須のものではな
いが、記録時の入力信号がベースバンド・で受は渡し可
能なら回路規模の点で有利である。
またクロマエンファシス回路を再生回路のクロマディエ
ンファシス回路と兼用化する場合にも向いている。
第4図は、第5図のような記録回路へR−Y。
B−Y信号を供給する回路の例であり、NTSCコンポ
ジットビデオ信号からR−Y、B−Y信号をデコードす
る構成である。
110はコンポジットビデオ信号(またはクロマ信号)
の入力端子、111はクロマ信号帯域のBPF、112
.113はコンバータ、114はIH遅延線、115は
加算回路、116は6dB増幅回路、117は切り換え
スイッチ回路、118は相関信号の入力端子、119は
LPF、120はR−Y信号の出力端子、121はIH
遅延線、122は加算回路、123は6dB増幅回路、
124は切り換えスイッチ回路、125はLPF、12
6はB−Y信号の出力端子、127は3.58MHz 
V C01128は+90’移相回路、129は位相検
波回路である。
まず位相検波回路129で入力信号のバースト信号とV
CO127出力とを位相比較し、バースト信号に同期し
た信号をVCO127出力に発生させる。この信号は入
力バースト信号と90°の位相差関係をもつため、コン
バータ112はR−Y復調、またコンバータ113はB
−Y復調の動作となる。コンバータ112,113の出
力はそれぞれIH遅延線114.加算回路115で構成
されるくし形フィルタ、lH遅延線121、加算回路1
22で構成されるくし形フィルタに供給する。
これらのくし形フィルタの目的は、色信号にインタリー
フする高域の輝度信号成分を除去するためである。また
、これらのくし形フィルタは第1図の再生回路に用いら
れているものと同じ帯域であり容易に兼用化が可能であ
る。
スイッチ回路i17,124はIH相関がない時に図示
の位置と反対に切り換わりくし形フィルタを通らない信
号を出力するように働く。この目的は、記録時にくし形
フィルタによる色信号の縦方向のずれを補正するためで
ある。
すなわち垂直エツジではくし形フィルタでのIH相関加
算を行なわないようにし色信号のディスプレースメント
を防止している。スイッチ回路117.124の出力は
それぞれLPF119,125を介して端子120,1
26に供給しR−Y。
B−Y信号を得る。
第7図は、第2図の再生回路に対応する本発明の記録回
路の実施例である。
第7図において既出の図と同じ構成−素には同一番号を
付しその説明を省略する。また131はID回路132
の出力に従って出力極性を反転するH毎反転回路、13
2はラインを判別するID回路、133は1/375分
周回路である。
本実施例は記録信号がPAL方式の場合である。
第5図の実施例との違いはID回路132でラインを判
別しH毎の反転回路131を動作させることである。ま
た375f、VCO59を用い低域クロマ周波数を46
.875f、とじその位相ローテーションをCH2で一
90°PSとすることである。
第6図は、第7図のような記録回路へR−Y。
B−Y信号を供給する回路の例でありPALコンポジッ
トビデオ信号からR−Y、B−Y信号をデコードする構
成である。
また141はコンポジットビデオ信号の入力端子、14
2はクロマ信号帯域のBPF、143はID回路147
の出力に従って出力極性を反転するH毎反転回路、14
4,145は2H遅延線、146は4.43MHzVC
0,147はラインを判別するID回路である。
第4図の回路例との違いは、4.43 MHzV C0
146によりR−Y、B−Y信号をデコードし、ID回
路147.H毎の反転回路143によりR−Y信号のH
毎の反転をなくしていることである。
またPALであるので2Hくし形フィルタにより高域輝
度信号を除去している。
第8図は、第1図とは異なる本発明の実施例である。構
成要素としては第1図と同じである。
位相検波回路36.キラー検波回路35への入力をエン
コーダ30の出力と3.58 MHz発振回路31の出
力とした所がその違いである。この場合、位相検波回路
36への入力が隣接クロストークの抑圧された信号であ
ることに特長がある。これにより検波動作が隣接成分に
影響されることがなくより確実なPLL回路となる。
なお、第1図乃至第8図の実施例で、くし形フィルタを
、フィードバックをほどこしたいわゆるフィードバック
くし形フィルタにすることにより狭帯域にしてS/N向
上を図るようにすることば勿論可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電力、コストを増大させることなしに
、隣接クロストークの除去能力を向上させるなどの色信
号回路の高性能化ができ、きわめて高画質な再生画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図とは異なる本発明の一実施例を示すブロック図、
第3図は第1図、第2図とは異なる本発明の一実施例を
示すブロック図、第4図は本発明に用いる色信号のデコ
ード回路の例を示すブロック図、第5図は第1図の再生
回路に対応する本発明による記録回路の実施例を示すブ
ロック図、第6図は第4図とは異なる本発明に用いる色
信号のデコード回路の例を示すブロック図、第7図は第
5図とは異なる本発明による記録回路の実施例を示すブ
ロック図、第8図は第1図乃至第3図とは異なる本発明
の実施例を示すブロック図、である。 符号の発明 11.19・・・コンバータ、13.21・・・IH遅
延線、29・・・色信号変調回路(NTSCエンコーダ
)、52.53・・・2H遅延線、56・・・色信号変
調回路(PAL、:!、ンコーダ)、?1.72.73
゜74・・・IH遅延線、98.102・・・コンバー
タ、114.121・・・IH遅延線、144,1イ5
・・・2H遅延線 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 第4因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)カラー映像信号のうち輝度信号は周波数変調し、ク
    ロマ信号は周波数変調された前記輝度信号よりも低い帯
    域に周波数変換し、かつ記録トラック毎に記録周波数に
    オフセットを与え、これらの信号を周波数的に多重して
    記録し再生する磁気記録再生装置において、 再生時の低域変換クロマ信号のバースト信号に同期した
    キャリアを発生するキャリア発生手段と、発生された該
    キャリアと前記低域変換クロマ信号とを掛算してベース
    バンドの色信号を出力する掛算手段と、出力された該ベ
    ースバンドの色信号についてその中に含まれる隣接クロ
    ストークノイズを除去するノイズ除去手段と、を具備し
    たことを特徴とする磁気記録再生装置。 2)特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置にお
    いて、前記キャリア発生手段は、低域変換クロマ信号の
    4倍の周波数の信号(4f_L_S_C)を発生させる
    手段と、この4f_L_S_Cを1/4分周して90°
    位相の異なる2つのキャリアを得る手段と、前記4f_
    L_S_C信号をトリガとして前記キャリアを波形整形
    して正確に90°位相の異なる2つのキャリアを得る手
    段と、から成ることを特徴とする磁気記録再生装置。 3)特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置にお
    いて、前記ノイズ除去手段がくし形フィルタから成るこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。 4)特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置にお
    いて、前記ノイズ除去手段が、くし形フィルタとその後
    段に接続された色信号の高域成分をダイナミックに抑圧
    する手段とから成ることを特徴とする磁気記録再生装置
    。 5)特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置にお
    いて、前記ノイズ除去手段の後段に、ベースバンドの色
    信号を標準方式のクロマ信号に変換する色信号変換手段
    を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。 6)特許請求の範囲第5項記載の磁気記録再生装置にお
    いて、前記色信号変換手段から出力される前記クロマ信
    号の振幅を検出する手段を設け、該検出手段の出力で、
    入力される低域変換クロマ信号の利得を制御するように
    したことを特徴とする磁気記録再生装置。 7)カラー映像信号のうち輝度信号は周波数変調し、ク
    ロマ信号は周波数変調された前記輝度信号よりも低い帯
    域に周波数変換し、かつ記録トラック毎に記録周波数に
    オフセットを与え、これらの信号を周波数的に多重して
    記録し再生する磁気記録再生装置において、 ベースバンドの色信号の入力端子を設けると共に、入力
    映像信号における水平同期信号のN倍(但しNは整数)
    に同期したキャリアを発生する手段と、該キャリアを分
    周し、低域変換クロマ信号の周波数をもち、かつ記録ト
    ラック毎に周波数オフセットをもつ第2のキャリアを発
    生する手段と、該第2のキャリアと前記入力端子を介し
    て入力されたベースバンドの色信号とを掛算して記録用
    の低域変換クロマ信号を出力する掛算手段と、を具備し
    たことを特徴とする磁気記録再生装置。 8)特許請求の範囲第7項記載の磁気記録再生装置にお
    いて、前記入力端子を介して入力されたベースバンドの
    色信号を、くし形フィルタに供給して、色信号にインタ
    リーフする高域の輝度信号成分を除去してから、前記掛
    算手段において第2のキャリアと掛算するようにしたこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
JP60226873A 1985-10-14 1985-10-14 磁気記録再生装置 Pending JPS6286996A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219597A (ja) * 2001-01-26 2002-08-06 Kawasaki Hydromechanics Corp 往復成形可能なプレス成形装置

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