JPS6286605A - 含ふつ素エラストマ被覆電線 - Google Patents

含ふつ素エラストマ被覆電線

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Publication number
JPS6286605A
JPS6286605A JP60227394A JP22739485A JPS6286605A JP S6286605 A JPS6286605 A JP S6286605A JP 60227394 A JP60227394 A JP 60227394A JP 22739485 A JP22739485 A JP 22739485A JP S6286605 A JPS6286605 A JP S6286605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silane coupling
containing elastomer
coupling agent
tetrafluoroethylene
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP60227394A
Other languages
English (en)
Inventor
育雄 関
柳生 秀樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPS6286605A publication Critical patent/JPS6286605A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

Landscapes

  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、テトラフルオロエチレン−プロピレン系共重
合体を主成分とした樹脂組成物を被覆した電線、特に高
圧、高湿下で使用される電線に関するものである。
[従来の技術] テトラフルオロエチレン−プロピレン系共重合体は、高
度の熱安定性、耐油性、絶縁性、耐薬品性、難燃性を有
する架橋可能な含ふっ素エラストマ共重合体として知ら
れており、かかる共重合体を導体又は電線コア外周に被
覆することにより、上記の特長を有する電線・ケーブル
を得ることが可能であり、現在各方面において検討され
ている。
[発明が解決しようとする問題点] 通常、テトラフルオロエチレン−プロピレン系共重合体
には加工性や耐熱変形性の点から充填剤が混和されるの
が一般的である。
従来からふっ素ゴム用の充填剤として知られているサー
マルカーボン、タルク、クレー等の白色系充填剤を使用
した樹脂組成物でもって被覆層を形成した電線を、電圧
がIKV以上でかつ高湿下で用いた場合、電気絶縁性が
次第に低下し、短時間で絶縁破壊を起こすという問題が
新たに認識されるに到った。
本発明は、高圧、゛高湿下で使用しても、長期にわたり
安定した電気絶縁性能を保持できる含ふっ素エラストマ
被覆電線の提供を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の電線は、テトラフルオロエチレン−プロピレン
系共重合体100f4量部に対して、シランカップリン
グ剤で表面処理したけい酸アルミニウムまたはけい酸マ
グネシウムの少なくとも1種を5〜80重量部含有する
樹脂組成物の被覆層を設け、該被覆層を架橋して構成し
たものである。
本発明において、テトラフルオロエチレン−プロピレン
系共重合体としては、主成分のテトラフルオロエチレン
とプロピレンに加えて、これらと共重合可能な成分、例
えばエチレン、ブテン−1、イソブチン、アクリル酸お
よびそのアルキルエステル、メタクリル酸およびそのア
ルキルエステル、ぶつ化ビニル、ぶつ化ビニリデン、ヘ
キサフルオロプロペン、クロロエチルビニルエーテル、
グリシジルビニルエーテル、クロロトリフルオロエチレ
ン、パーフルオロアルキルビニルエーテル等を適当に含
有せしめたものであってもよい。
かかる共重合体において、テトラフルオロエチレン/プ
ロピレンの含有モル比としては9515〜30/70、
特に90/10〜45155の範囲から選定することが
耐熱性、成形性等の面から好ましく、また、適宜加えら
れる主成分以外の成分の含有量としては通常50モル%
以下、特に30モル%以下の範囲から選定することが好
ましい。
本発明においては、けい酸アルミニウムまたはけい酸マ
グネシウムは結晶水を含んでいても使用可能であり、こ
れには含水けい酸アルミニウム(ハードクレー)と含水
けい酸マグネシウム(タルク)が該当する。
かかる充填剤は、シランカップリング剤で表面処理した
ものを使用する必要がある。
シランカップリング剤は、一般式YR9iXで表される
化合物である。式中のXはけい素原子に結合している加
水分解性の基を表し、一般には塩素、アルコキシ基、ア
セトキシ基などが用いられ、Yは各種の有機官能部分を
表し、ビニル基、アミノ基、メルカプト基、エポキシ基
などが一般に用いられる。
シランカップリング剤の具体例としては、γ−クロロプ
ロピルトリメトキシシラン、ビニルトリクミロシラン、
ビニルトリメトキシシラン、ビニル−トリス(β−メト
キシエトキシ)シラン、γ−メタクリルオキシプロピル
トリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシトオキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−アミツブaピルトリエトキ
シシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−ウレイドプロピルトリエ
トキシシラン等があげられる。
充填剤へのシランカップリン剤の表面処理は、ヘンシェ
ルミキサ中で充填剤を撹拌しながらシランカップリング
剤の水溶液(通常5重量%以下)を噴霧することにより
行われる。
表面処理する場合における充填剤とシランカップリング
剤の使用量は、充填剤の表面積によって異なるが、充填
剤/シランカップリング剤の重量比で99.910.1
〜9615の範囲が好ましい。
シランカップリング剤で表面処理したけい酸アルミニウ
ムまたはけい酸マグネシウムは、テトラフルオロエチレ
ン−プロピレン系共重合体100重量部に対して5〜8
0重量部の範囲で含有せしめる必要があり、5重量部未
満では熱変形が大きく、80重量部を越えると高湿下で
安定した電気絶縁性を維持することが困難になる。
上記したテトラフルオロエチレン−プロピレン系共重合
体およびシランカップリング剤で表面処理したけい酸ア
ルミニウムまたはけい酸マグネシウムの少なくとも1種
を必須成分とする樹脂組成物は、導体または電線コア外
周に押出被覆された後に架橋される。
架橋方法としては、有機過酸化物やアミン類等の添加に
よる化学架橋、あるいはγ線や電子線等の電離性放射線
の照射による照射架橋等が採用され、特に限定されない
有機過酸化物の具体例としては、ジ−t−ブチルパーオ
キサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミル
パーオキサイド、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)−ヘキシン−3,1,3−ビス−(
t−プチルバーオキシ−イソプロピル)ベンゼン等があ
げられる。
アミン類の具体例としては、ヘキサメチレンジアミン、
テトラエチレンペンタミン、トリエチレンテトラミン等
のいわゆるアルキルポリアミンあるいはそのカルバミン
酸、シンナミリデン酸等の塩、またはピペラジン、ピペ
リジン、ピリジン、アニリン、フェナンスロリン等の7
0マチイツクポリアミンおよびその塩等があげられる。
また、フリル化合物、硫黄、有機アミン類、マレイミド
、メタクリレート類、ジビニル化合物等の架橋助剤の採
用も可能であり、好ましくは、フタル酸ジアリル、トリ
アリル燐酸、トリアリルイソシアヌレート、トリアリル
シアヌレート等のアリル化合物が採用可能である。
本発明においては、上記成分以外に補強剤、顔料、滑剤
、押出助剤、酸化防止剤、安定剤等の各種添加剤を配合
してもよい。
また、ポリぶつ化ビニリデン、エチレン−テトラフルオ
ロエチレン共重合体等のふっ素樹脂、ぶつ化ビニリデン
−へキサフルオロプロピレン等のふっ素ゴム等の樹脂を
混合しても良い。
[実施例] 第1、表の各側に示すような配合でもって60℃に加熱
した8インチロールで混練した。
なお、シランカップリング剤は、ヘンシェルミキサーを
用い、予め含水けい酸マグネシウムあるいはけい酸アル
ミニウムに表面処理したものを使用した。
次に、ヘッド:100℃、シリンダ1:100℃、シリ
ンダ2:80℃に設定した40m/m押出機(L/D=
22)を用い、外径1.6mn+φのスズメッキg4撚
線外周に0.5nuaの厚さで押出被覆し、その後13
気圧の蒸気中に3分間保持して架橋した。
このようにして作製した電線を75℃の温水中に浸漬し
、3KVの電圧を印加して絶縁破壊に至るまでの時間(
浸水課電寿命)を測定した。この結果を第1表の下欄に
示す。
第1表から明らかな通り、本発明の範囲にある実施例1
〜6では浸水!X!電寿命が1000時間以上であった
これに対し、MTカーボンを使用した比較例1、シラン
カップリング剤で表面処理したけい酸アルミニウムの含
有量が本発明の規定値以上の比較例2、表面処理しない
けい酸マグネシウム、けい酸アルミニウムを使用した比
較例3.4ではいずれも浸水課電寿命が極めて短かった
[発明の効果] 以上説明してきた通り、本発明によれば浸水課電寿命を
向上できるようになり、含ふっ素エラストマ被覆電線の
高圧、高湿下での長期における安定した使用が可能にな
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テトラフルオロエチレン−プロピレン系共重合体
    100重量部に対して、シランカップリング剤で表面処
    理したけい酸アルミニウムまたはけい酸マグネシウムの
    少なくとも1種を5〜80重量部含有する樹脂組成物の
    被覆層を有し、該被覆層は架橋されていることを特徴と
    する含ふっ素エラストマ被覆電線。
JP60227394A 1985-10-11 1985-10-11 含ふつ素エラストマ被覆電線 Pending JPS6286605A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63284711A (ja) * 1987-05-14 1988-11-22 Hitachi Cable Ltd 含ふっ素エラストマ被覆キャブタイヤケ−ブル
JP2016017124A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 日立金属株式会社 含フッ素エラストマー組成物、並びにこれを用いた絶縁電線及びケーブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63284711A (ja) * 1987-05-14 1988-11-22 Hitachi Cable Ltd 含ふっ素エラストマ被覆キャブタイヤケ−ブル
JP2016017124A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 日立金属株式会社 含フッ素エラストマー組成物、並びにこれを用いた絶縁電線及びケーブル

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