JPS6286063A - 脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シ−ト - Google Patents

脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シ−ト

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JPS6286063A
JPS6286063A JP22669185A JP22669185A JPS6286063A JP S6286063 A JPS6286063 A JP S6286063A JP 22669185 A JP22669185 A JP 22669185A JP 22669185 A JP22669185 A JP 22669185A JP S6286063 A JPS6286063 A JP S6286063A
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deodorizing
acid
sheet
coating
liquid medium
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Akira Hoshino
明 星野
Mikio Saji
佐次 三喜雄
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 未発1ufは、脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シー
トに関し、更に詳しく云えば、各種の食品容器の塗装、
食品包装用あるいはその他の脱臭目的に有用な脱臭用塗
料および脱臭シートに関する。
(従来の技術) 従来、各種の食品、特に香気あるいは臭気の強い食品や
他の物品の包装には、金属、プラスチックあるいはガラ
ス等の如き通気性の無い容器や、簡単な場合は、通気性
のない包装シート(例えばアルミニウム箔やプラスチッ
クシート)が主に使用されている。また、自動車の室内
、トイレ、冷蔵庫等臭気が溜り易い場所では各種の脱臭
剤が使用されている。
(発明が解決しようとしている問題点)上記の如き従来
の食品等の包装に使用されている各種の容器あるいは包
装シートは、食品等の香気が失われること、外部からの
香気あるいは臭気と混合すること、あるいは内容物の香
気あるいは臭気が外へ揮散することを防止するものであ
るが、それらはいずれも一般の包装シートに比して高価
となっている。また内容物が生り食品の如く包装に通気
性が要求される場合には、従来のような通気性のない容
器や包装シートは使用できず、また、通気性のある容器
や包装シートでは、食品の香気あるいは51気が外に漏
洩することや、外部の香気あるいは臭気が内部の食品に
移ること等に対しては無力である。また、自動車室内そ
の他に容器入りの脱臭剤を配置するのは美感−1−ある
いはスヘース的に好ましいものではない。
従って、各種食品等の包装材料として、外部と通気性で
あるが、香気あるいは臭気のみを遮断する包装シートや
室内において異和感を与えない脱臭剤が強く要望されて
いる。
本発明者は一1述の如き要望に応えるべく鋭意研究の結
果、ある特定の材料を一般の通気性のある包装シートま
たは包装容器に被着させるときは、このような従来の要
望が達成されることを知見して本発明を完成した。
(問題点を解決するための手段) すなわち、未発明は、芳香族ポリカルボン酸、パインタ
ー樹脂および液iM体からなる脱臭用塗料およびこれを
シートに塗布および/または含浸し、次いで乾燥してな
る脱臭シートである。
本発明を更に詳細に説明すると、本発明において使用し
、本発明をLとして特徴づける芳香族ポリカルボン酸と
は、例えば、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、
トリメリット酸、■、2゜3−ベンゼントリカルボン酸
、1,3.5−ベンゼントリカルボン酸、ピロメリット
酸、ベンゼンヘキサカルボン酸、ナフタレンジカルボン
酸、ナフタレントリカルボン酸、ナフタレンテトラカル
ボン酎、ジフェニルテトラカルボン酸、ジフェニルエー
テルテトラカルポン酸、アンベンゼンテトラカルボン酸
等の芳香族ポリカルボン酸あるいはそれらの無水物であ
り、本発明において特に好ましい芳香族ポリカルボン酸
は、ベンゼントリカルボン酸、特にトリメリット酸であ
る。
本発明の脱臭用塗料は、上記の如き芳香族ポリカルボン
酸、好ましくはベンゼントリカルボン酸をバインダー樹
脂および液媒体と混合することによってItられる。
パインター樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、酢
酸ビニル系樹脂、その他従来の各種塗料や印刷インキに
バインダー樹脂として使用されている樹脂が好ましく、
これらのバインダー樹脂はQ −+r(・Y!1性でも
熱硬化性でもよい。
また液媒体としては、水、アルコール系、ケトン系、エ
ステル系、芳香族系、脂肪族系その他の有機溶剤あるい
はそれらの混合物が使用できる。
バインダー樹脂の濃度は、いずれでもよいが、一般的に
は約lO〜3 Q 屯、fit%程度が好ましい。
これらのバインダー樹脂は、液媒体中に溶解した状態で
もよいし、エマルジョンの如く分散や乳化した状態でも
よい。
本発明においては、このような従来公知のバインダー樹
脂を含む液媒体中に上記の芳香族ポリカルボン酸、好ま
しくはベンゼントリカルボン酸を約10〜30千早%の
濃度になるように溶解または分散させることによって得
られる。
また、1−記の如き本発明の脱臭用塗料中には、染料や
顔料等の着色剤、その他の添加剤を加えてよいのも当然
である。
本発明の脱臭シートは、上記の如き本発明の脱臭用塗料
を、一般の包装紙、プラスチックシート、織布、不織布
あるいはこれらの複合材等のシートの片面あるいは両面
に塗布および/または含浸させ、次いで乾燥することに
よって得られる。
本発明において基材として使用するシート等は、紙や有
孔プラスチックシートあるいは織布、不織布等の如く通
気性のあるものが好ましいものであるが、これらに限定
されず、通気性のない紙、加工紙、プラスチックシート
でもよい。
脱臭用塗料の塗布および/または含浸星は特に制限は無
いが、一般的には固型分で、約5〜20g / m’の
割合で、また芳香族ポリカルボン酸換算では、約1〜l
og/m’であり、このような範囲とすることによって
、包装紙、プラスチックシート、織ljj、不織41等
のシートの通気性を失うことなく、優れた脱臭効果を付
与することができる。
なお、脱臭用塗料の塗布方法や乾燥方法は、従来公知の
いずれの方法でもよい。
(作用・効果) 以上の如き本発明の脱臭用塗料を用いて得られる脱臭シ
ートは、通気性を保有したまま、香気あるいは臭気を外
部の香気あるいは臭気から遮断することができるので、
香気あるいは臭気の強い食品の包装に適しており、例え
ば数種の食品を包装して1ケ所(例えば冷蔵庫)に置い
ておいても、それらの食品の香気あるいは臭気が混合す
ることが無いので、このような包装の目的に非常に有用
である。
また、このような脱臭シートは、自動車の室内、トイレ
の壁紙、臭気の多い作業室の壁紙、床敷体等として使用
することにより、それらの室の美感を損なわず、異和感
を与えないで脱臭の目的を達成することができる。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。な
お、文中、部または%とあるのは重量基準である。
実施例1 トリメリット酸15部を、酢酸エチル/イソプロピルア
ルコール(3/1)60部およびニトロセルロース/ア
ルキッド樹脂(5/ l) 2 F!!!ニ溶解し1本
発明の脱臭用塗料を得た。次に、この脱臭用塗料を、ク
ラフト紙に8g/rr1′になる様にグラビア印刷で塗
布し、乾燥し、本発明の脱臭シートを得た。
次にこの脱臭シートを直径1iesに切断し、300m
Mの三角フラスコにつるし、悪臭源として21Opp層
のアンモニア水100mMを使用して、北川式ガス検知
管を用いて悪臭濃度を測定した。
結果は、次の通りであった。
上旦韮 土且猜 炙旦韮 旦旦韮 ブランク 87(ppm)  78  90  92鵬
Lλ3−:2上   33(ppm)   30   
  33    3今阪−去一3  82($)   
82    g”4  65実施例2 1.3.5−ベンゼントリカルボン酸20部を、トルエ
ン/メチルエチルケトン(1/1)60部と塩化ビニル
/酢酸ビニル共重合体20部に溶解し、本発明の脱臭用
塗料を得た。
次に、この脱臭用塗料を、軟質塩化ビニル樹脂フィルム
に8g/rrT′になる様にグラビア印刷で塗布し、乾
燥し、本発明の脱臭シートを得た。
次に、この脱臭シートを直径11c+wに切断し、30
0mJ1の三角フラスコにつるし、悪臭源として210
ppmアンモニア水100mMを使用して、北川式ガス
検知管を用いて悪臭濃度を測定した。
結果は次の通りであった。
上旦蓋 土旦韮 l旦韮 ■旦韮 ブランク 87(ppm)  78  90   i3
2脱」己ニュ」28(ppm)   14    18
    19除−」L−土[18($)    82 
  80   79実施例3 ナフタレンテトラカルボンMl’15部を、水35部お
よびクロスレン2M−3850部(武田薬品工業■製)
に溶解し、本発明の脱臭用塗料を得た。次に、この脱臭
用塗料を、美麗な絵柄が印刷されている壁紙の裏面に8
g/rr?になる様にエアーナイフコーターで塗布して
含浸させ、乾燥し、本発明の脱臭性壁紙を得た。
次にこの脱臭性壁紙を直径11cmに切断し、300m
Mの三角フラスコにつるし、悪臭源として2 f Op
prsのアンモニア水100mJljを使用して、北川
式ガス検知管を用いて悪臭濃度を測定した。
結果は、次の通りであった。
上旦韮 工且彦 l旦韮 ■二基 ブランク 87(ppm)78  90  92悦−」
し−舐  33(ppn)   30   30   
31W−1−382($)   82   65   
66上記の脱臭性壁紙をトイレの壁紙として使用したと
ころ、トイレのアンモニア臭が著しく減少した。
実施例4 ジフェニルテトラカルボン酸20部を、水50部とクロ
スレン2M−3850部に溶解し、本発明の脱臭用塗料
を得た。
次に、この脱臭用塗料を、ポリエステル/ポリプロピレ
ン系不織布からなる床敷体に8g/rn’になる様にエ
アーナイフコーターで塗布して含浸させ、乾燥し、本発
明の脱臭性床敷体を得た。
次にこの脱臭性床敷体を直径flewに切断し、300
mMの三角フラスコにつるし、悪臭源として210 p
pmのアンモニア水100mMを使用して、北用式ガス
検知管を用いて悪臭濃度を測定した。
結果は、次の通りであった。
上旦韮 工且韮 l旦韮 U旦し ブランク 87(pp珊)78   ’to   82
災−又一元  28(ppm)  14   2o  
  19を一去−J   f38(X)   82  
 79   791cゴ当り 東」」【10.f(2(ppm) 0.6?   0.
74 0.77上記の床敷体を乗用車の床敷体として使
用したところ、車内の臭気の蓄積が少なかった。またこ
の床敷体を足形に裁断して、靴の中敷体の下に入れたと
ころ、靴の悪臭が著しく抑制された。
実施例5 実施例3の脱臭用塗料をダンボール紙の内面に、10 
g/rr!′の割合で吹付け、乾燥し、生鮮魚等の運搬
用に供した。鮮魚の特有のアンモニア。
トリメチルアミンの悪臭防止に対し、官能的評価でブラ
ンクが5に対し、本発明では、2〜1の効果を得た。
実施例6 実施例4の脱臭用塗料を、トイレットペーパー製造工程
中で、5g/m′の割合でロールコータ−で含浸し、乾
燥し、本発明の脱臭用トイレットペーパーを得た。該ト
イレットペーパーを、トイレに供試したところ、汲取り
トイレ、水洗トイレのアンモニア臭の除去に著しい効果
を与えた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族ポリカルボン酸、バインダー樹脂および液
    媒体からなる脱臭用塗料。
  2. (2)芳香族ポリカルボン酸が、トリメット酸である特
    許請求の範囲第(1)項に記載の脱臭用塗料。
  3. (3)液媒体が、水性である特許請求の範囲第(1)項
    に記載の脱臭用塗料。
  4. (4)液媒体が、油性である特許請求の第(1)項に記
    載の脱臭用塗料。
  5. (5)芳香族ポリカルボン酸、バインダー樹脂および液
    媒体からなる脱臭用塗料をシートに塗布および/または
    含浸し、次いで乾燥してなる脱臭シート。
JP22669185A 1985-10-14 1985-10-14 脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シ−ト Granted JPS6286063A (ja)

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JPS5644079A (en) * 1979-09-13 1981-04-23 Toyota Motor Corp Finishing coating method of water coating material
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