JPS61168670A - 脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シ−ト - Google Patents
脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シ−トInfo
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- JPS61168670A JPS61168670A JP60008413A JP841385A JPS61168670A JP S61168670 A JPS61168670 A JP S61168670A JP 60008413 A JP60008413 A JP 60008413A JP 841385 A JP841385 A JP 841385A JP S61168670 A JPS61168670 A JP S61168670A
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- JP
- Japan
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- deodorizing
- sheet
- paint
- binder resin
- polycarboxylic acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シートに
関し、更に詳しく云えば、各種の食品容器の塗装あるい
は食品包装用として有用な脱臭用塗料および脱臭シート
に関する。
関し、更に詳しく云えば、各種の食品容器の塗装あるい
は食品包装用として有用な脱臭用塗料および脱臭シート
に関する。
（従来の技術）
従来、各種の食品、特に香気あるいは臭気の強い食品の
包装には、金属、プラスチックあるいはガラス等の如き
通気性の無い容器や、簡単な場合は、−通気性のない包
装シート（例えばアルミニウム箔やプラスチックシート
）が主に使用されている。
包装には、金属、プラスチックあるいはガラス等の如き
通気性の無い容器や、簡単な場合は、−通気性のない包
装シート（例えばアルミニウム箔やプラスチックシート
）が主に使用されている。
（発明が解決しようとしている問題点）上記の如き従来
の食品包装に使用されている各種の容器あるいは包装シ
ートは、食品の香気が失われること、外部からの香気あ
るいは臭気と混合すること、あるいは内容物の香気ある
いは臭気が外へ揮散することを防出するものであるが、
それらはいずれも一般の包装シートに比して高価となっ
ている。また内容物が生鮮食品の如く通気性が要求され
る場合には、従来のような通気性のない容器や包装シー
トは使用できず、また、通気性のある容器や包装シート
では、食品の香気あるいは臭気が外に濡洩することや、
外部の香気あるいは臭気が内部の食品に移ること等に対
しては無力である。
の食品包装に使用されている各種の容器あるいは包装シ
ートは、食品の香気が失われること、外部からの香気あ
るいは臭気と混合すること、あるいは内容物の香気ある
いは臭気が外へ揮散することを防出するものであるが、
それらはいずれも一般の包装シートに比して高価となっ
ている。また内容物が生鮮食品の如く通気性が要求され
る場合には、従来のような通気性のない容器や包装シー
トは使用できず、また、通気性のある容器や包装シート
では、食品の香気あるいは臭気が外に濡洩することや、
外部の香気あるいは臭気が内部の食品に移ること等に対
しては無力である。
従って、各種食品の包装材料として、外部と通気性であ
るが、香気または臭気性のみを遮断する包装シートが強
く要望されている。
るが、香気または臭気性のみを遮断する包装シートが強
く要望されている。
本発明者は上述の如き要望に応えるべく鋭意研究の結果
、ある特定の材料を一般の通気性のある包装シートまた
は包装容器に被着させるときは、このような従来の要望
が達成されることを知見して本発明を完成した。
、ある特定の材料を一般の通気性のある包装シートまた
は包装容器に被着させるときは、このような従来の要望
が達成されることを知見して本発明を完成した。
（問題点を解決するための手段）
すなわち、本発明は、脂肪族ポリカルボン酸およびバイ
ンダー樹脂の有機溶剤液からなる脱臭用塗料およびこれ
をシートに塗布し、次いで乾燥してなる脱臭シートであ
る。
ンダー樹脂の有機溶剤液からなる脱臭用塗料およびこれ
をシートに塗布し、次いで乾燥してなる脱臭シートであ
る。
本発明を更に詳細に説明すると、本発明において使用し
、本発明を主として特徴づける脂肪族ポリカルボン酸と
は、比較的低分子量のジカルボン酸またはドルカルボン
酸であり、従来公知の脂肪族ポリカルボン酸はいずれも
使用できるが、最も好ましい脱臭効果を示すものはクエ
ン酸である。
、本発明を主として特徴づける脂肪族ポリカルボン酸と
は、比較的低分子量のジカルボン酸またはドルカルボン
酸であり、従来公知の脂肪族ポリカルボン酸はいずれも
使用できるが、最も好ましい脱臭効果を示すものはクエ
ン酸である。
また、このクエン酸は、従来から食品の添加剤として使
用されているものであるため、安全性の点からも最も好
ましいものである。
用されているものであるため、安全性の点からも最も好
ましいものである。
本発明の脱臭用塗料は、上記の如き脂肪族ポリカルボン
酸、好ましくはクエン酸をバインダー樹脂の有機溶剤液
と混合することによって得られる。バインダー樹脂とし
ては、例えば、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂その
他の疎水系樹脂が好ましく、また有機溶剤としては、ア
ルコール系、ケトン系、エステル系、芳香族系、脂肪族
系その他の有機溶剤が使用できる。バインダー樹脂の濃
度は、いずれでもよいが、一般的には約ｌＯ〜３０重量
％程度が好ましい。
酸、好ましくはクエン酸をバインダー樹脂の有機溶剤液
と混合することによって得られる。バインダー樹脂とし
ては、例えば、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂その
他の疎水系樹脂が好ましく、また有機溶剤としては、ア
ルコール系、ケトン系、エステル系、芳香族系、脂肪族
系その他の有機溶剤が使用できる。バインダー樹脂の濃
度は、いずれでもよいが、一般的には約ｌＯ〜３０重量
％程度が好ましい。
本発明においては、このような従来公知のバインダー樹
脂の有機溶剤液中に上記の脂肪族ポリカルボン酸、好ま
しくはクエン酸を約１０〜３０重量％の濃度になるよう
に溶解または分解させることによって得られる。
脂の有機溶剤液中に上記の脂肪族ポリカルボン酸、好ま
しくはクエン酸を約１０〜３０重量％の濃度になるよう
に溶解または分解させることによって得られる。
また、上記の如き本発明の脱臭用塗料中には、染料や顔
料等の着色剤、その他の添加剤を加えてよいのも当然で
ある。
料等の着色剤、その他の添加剤を加えてよいのも当然で
ある。
本発明の脱臭シートは、上記の如き本発明の脱臭用塗料
を一般の包装紙、プラスチックシート等の包装材や包装
容器の片面あるいは両面に塗布し、次いで乾燥すること
によって得られる０本発明において使用するシート等の
包装材は、紙や有孔プラスチックシートの如く通気性の
あるものが好ましいものであるが、これらに限定されず
、通気性のない紙、加工紙、プラスチックシートでもよ
い、脱臭用塗料の塗布量は特に制限は無いが、一般的に
は固型分で、約５〜２０ｇ／ｒｎ”の割合で、また脂肪
族ポリカルボン酸換算では、約１〜Ｌｏｇ／ｍ″の程度
であり、このような範囲とすることによって、包装紙、
プラスチックシート等の包装材あるいは包装容器の通気
性を失うことなく、優れた脱臭効果を付与することがで
きる。
を一般の包装紙、プラスチックシート等の包装材や包装
容器の片面あるいは両面に塗布し、次いで乾燥すること
によって得られる０本発明において使用するシート等の
包装材は、紙や有孔プラスチックシートの如く通気性の
あるものが好ましいものであるが、これらに限定されず
、通気性のない紙、加工紙、プラスチックシートでもよ
い、脱臭用塗料の塗布量は特に制限は無いが、一般的に
は固型分で、約５〜２０ｇ／ｒｎ”の割合で、また脂肪
族ポリカルボン酸換算では、約１〜Ｌｏｇ／ｍ″の程度
であり、このような範囲とすることによって、包装紙、
プラスチックシート等の包装材あるいは包装容器の通気
性を失うことなく、優れた脱臭効果を付与することがで
きる。
なお、脱臭用塗料の塗布方法や乾燥方法は、従来公知の
いずれの方法でもよい。
いずれの方法でもよい。
（作用拳効果）
以上の如き本発明の脱臭用塗料を用いて得られる脱臭シ
ートは、通気性を保有したまま、香気あるいは臭気を外
部の香気あるいは臭気から遮断することができるので、
香気あるいは臭気の強い食品の包装に適しており、例え
ば数種の食品を包装してｌケ所（例えば冷蔵庫）に置い
ておいても、それらの食品の香気あるいは臭気が混合す
ることが無いので、このような包装の目的に非常に有用
である。
ートは、通気性を保有したまま、香気あるいは臭気を外
部の香気あるいは臭気から遮断することができるので、
香気あるいは臭気の強い食品の包装に適しており、例え
ば数種の食品を包装してｌケ所（例えば冷蔵庫）に置い
ておいても、それらの食品の香気あるいは臭気が混合す
ることが無いので、このような包装の目的に非常に有用
である。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。な
お、文中部または％とあるのは重量基準である。
お、文中部または％とあるのは重量基準である。
実施例１
クエン酸１５部を、酢酸エチル／イソプロピルアルコー
ル（３／ｌ） ６０部およびニトロセルロース／アルキ
ッド樹脂（５／１）２５部に溶解し、本発明の脱臭用塗
料を得た０次に、この脱臭用塗料を、クラフト紙に８ｇ
／ｒｎ’になる様にグラビア印刷で塗布し、乾燥し、本
発明の脱臭シートを得た。
ル（３／ｌ） ６０部およびニトロセルロース／アルキ
ッド樹脂（５／１）２５部に溶解し、本発明の脱臭用塗
料を得た０次に、この脱臭用塗料を、クラフト紙に８ｇ
／ｒｎ’になる様にグラビア印刷で塗布し、乾燥し、本
発明の脱臭シートを得た。
次にこの脱臭シートを直径１１ｃｍに切断し、３００ｍ
Ｊｌの三角フラスコにつるし、悪臭源として２１０ ｐ
ｐｍのアンモニア水１００ｍＭを使用して、北用式ガス
検知管を用いて悪臭濃度を測定した。
Ｊｌの三角フラスコにつるし、悪臭源として２１０ ｐ
ｐｍのアンモニア水１００ｍＭを使用して、北用式ガス
検知管を用いて悪臭濃度を測定した。
結果は、次の通りであった。
１１３捺 工旦丑 １且量 １」−１謙ブランク ８
７（ｐｐ履）７８１１１０ ９２に−１３３（ｐ
ｐｍ） ３０ ４０
４１除ｊＬ率８２ （＄ ） ８２ ５５
５５実施例２ クエン酸２０部を、トルエン／メチルエチルケトン（１
／１） ６０部と塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体２０
部に溶解し、本発明の脱臭用塗料を得た。
７（ｐｐ履）７８１１１０ ９２に−１３３（ｐ
ｐｍ） ３０ ４０
４１除ｊＬ率８２ （＄ ） ８２ ５５
５５実施例２ クエン酸２０部を、トルエン／メチルエチルケトン（１
／１） ６０部と塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体２０
部に溶解し、本発明の脱臭用塗料を得た。
次に、この脱臭用塗料を、軟質塩化ビニル樹脂フィルム
に８ｇ／ｎｆになる様にグラビア印刷で塗布し、乾燥し
、本発明の脱臭シートを得た。
に８ｇ／ｎｆになる様にグラビア印刷で塗布し、乾燥し
、本発明の脱臭シートを得た。
次に、この脱臭シートを直径１１ｃ腸に切断し、３００
ｍｆｔの三角フラスコにつるし、悪臭源として２１０ｐ
ｐ層アンモニア水１００ｍＪＬを使用して、北用式ガス
検知管を用いて悪臭濃度を測定した。
ｍｆｔの三角フラスコにつるし、悪臭源として２１０ｐ
ｐ層アンモニア水１００ｍＪＬを使用して、北用式ガス
検知管を用いて悪臭濃度を測定した。
結果は、次の通りであった。
Ｌ旦１ 工旦丑 １且丑 上土旦遣
ブランク ８７（ｐｐ腸）７８ θ０
９２１臭’ｉ −ユ ２８（ｐｐｓ） １４
１８ １９１人３ θ８（Ｘ） ８２
８０ ７９実施例３ 実施例２の脱臭用塗料をダンボール紙の内面に、ｌＯｇ
／ｒｎ”の割合で吹付け、乾燥し、生鮮魚等の運搬用に
供した。鮮魚の特有のアンモニア、トリメチルアミンの
悪臭防止に対し、官能的評価でブランクが５に対し、本
発明では、２〜ｌの効果を得た。
９２１臭’ｉ −ユ ２８（ｐｐｓ） １４
１８ １９１人３ θ８（Ｘ） ８２
８０ ７９実施例３ 実施例２の脱臭用塗料をダンボール紙の内面に、ｌＯｇ
／ｒｎ”の割合で吹付け、乾燥し、生鮮魚等の運搬用に
供した。鮮魚の特有のアンモニア、トリメチルアミンの
悪臭防止に対し、官能的評価でブランクが５に対し、本
発明では、２〜ｌの効果を得た。
実施例４
実施例１の脱臭用塗料を、トイレットペーパー製造工程
中で、５ｇ／ｒｒｆの割合でロールコータ−で塗布し、
乾燥し、本発明の脱臭用トイレットペーパーを得た。該
トイレットペーパーを、トイレに供試したところ、汲取
りトイレ、水洗トイレのアンモニア臭の除去に著しい効
果を与えた。
中で、５ｇ／ｒｒｆの割合でロールコータ−で塗布し、
乾燥し、本発明の脱臭用トイレットペーパーを得た。該
トイレットペーパーを、トイレに供試したところ、汲取
りトイレ、水洗トイレのアンモニア臭の除去に著しい効
果を与えた。
Claims (2)
- （１）脂肪族ポリカルボン酸およびバインダー樹脂の有
機溶剤液からなる脱臭用塗料。 - （２）脂肪族ポリカルボン酸およびバインダー樹脂の有
機溶剤液からなる脱臭用塗料をシートに塗布し、次いで
乾燥してなる脱臭シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60008413A JPS61168670A (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60008413A JPS61168670A (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61168670A true JPS61168670A (ja) | 1986-07-30 |
| JPS6251990B2 JPS6251990B2 (ja) | 1987-11-02 |
Family
ID=11692453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60008413A Granted JPS61168670A (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 脱臭用塗料およびそれを用いた脱臭シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61168670A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5015668A (en) * | 1987-09-11 | 1991-05-14 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Rubber composition containing a deodorizing component |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02133089A (ja) * | 1988-11-10 | 1990-05-22 | Yokota:Kk | 電動開閉装置および電動カーテン開閉装置 |
-
1985
- 1985-01-22 JP JP60008413A patent/JPS61168670A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5015668A (en) * | 1987-09-11 | 1991-05-14 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Rubber composition containing a deodorizing component |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6251990B2 (ja) | 1987-11-02 |
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