JPS5867170A - 防黴紙 - Google Patents

防黴紙

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Publication number
JPS5867170A
JPS5867170A JP16539681A JP16539681A JPS5867170A JP S5867170 A JPS5867170 A JP S5867170A JP 16539681 A JP16539681 A JP 16539681A JP 16539681 A JP16539681 A JP 16539681A JP S5867170 A JPS5867170 A JP S5867170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monoglyceride
paper
acid
fatty acid
mildew
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16539681A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Edo
江戸 博
Masayuki Enomoto
正幸 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP16539681A priority Critical patent/JPS5867170A/ja
Publication of JPS5867170A publication Critical patent/JPS5867170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防黴紙に関する。
従来、食品に生ずるカビを防ぐKは、アルコール、デバ
イドロ酢酸ソーダ、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、
カプロン酸モノグリセリド、カプリル酸モノグリセリド
、プロピレングリコール等を食品に直接混合していたが
、防黴効果を十分に保障するためには、該防黴剤を多量
に配合する必要があり、またソルビン酸、ソルビン酸カ
リウム、アルコール、カプロン酸モノグリセリド、カプ
リル酸モノグリセリドは、強い刺激的な風味があるため
、食品の風味を著しくそこなうものである。又、デバイ
ドロ酢酸ソーダ、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、プ
ロピレングリコールは食品の種類、使用量等の法的規制
がある。
又、防黴紙としてはソルビン酸を含有するもの、アルコ
ール溶液を含有するもの等が見られるが、ソルビン酸は
法的に使用規制があシ、又、アルコール韓その飽和蒸気
で防黴効果を保たせるため、アルコール吸収性の食品や
包材に通気性がある場合は、長期保存に適さないといっ
た欠点が6つ九。
また、特定のモノグリセリドのエタノール溶液を塗布し
た包装容器を用いて食品を包装するものもあるが、これ
はエタノール蒸気によって保存性の向上を図ろうとする
ものでおり、モノグリセリドのみ(モノグリセリドの水
溶液等を使用する場合)では充分に保存効果を侍ること
はできなかった。
本発明の目的は、直接食品に添加するよ)も少量の防黴
剤で効果のある、特定のモノグリセリドと他の化合−を
組合せて有効成分とする防黴・紙を提供することにある
また、本発明の他の目的は、食品中に防黴剤を添加せず
、あるいはエタノール蒸気等を発生させずに、すなわち
食品の風味を損なうことなく、食品を長期に渡ってカビ
の生育を防止できるように包装する防黴紙を提供するこ
とにある。
即ち、本発明の防黴紙は、(1)炭素数8の脂肪酸モノ
グリセリド(以下C,モノグリセリドという)、及び/
又は、炭素数10の脂肪酸の毛ノグリセリド(以下C1
゜モノグリセリドという)と、(0炭素数16〜22の
脂肪酸・(以下C16〜C22という)のモノグリセリ
ド、C16〜C22プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、016〜C22ソルビタン詣訪酸エステル、C16
〜C2□クエン酸モノグリセリド、016〜C2□酢敏
モノグリセリド、C工6〜C2□乳酸モノグリセリド、
C16〜C22ジアセチル酒石酸モノグリセリド、01
6〜C2□酒石酸モノグリセリド、C16〜C22コハ
ク酸モノグリセリド、016〜C22ポリグリセリン脂
肪酸エステルからなる群よシ選ばれた1種又は2種以上
の化合−を含有せしめてなるものである。
上記成分(1)と(II) O配合比率は、(I)20
〜98%、(H)5〜80%とすることが好ましい。
上記成分(1)と(it)は、上記適当な範囲内で混合
熱溶解あるいは、水、アルコールもしくは水とアルコー
ルの混合液に溶解させ、紙にスプレー、コーティング、
又はディッピング処理し、しかる後これを乾燥せしめて
、上記成分(1)と(If)を含有する本発明の防黴紙
を得る。
本発明において使用される紙は、食品包装に適するもの
であれば良いが、竹にパーチメント紙が好ましい。
また、上記成分(1)と(幻は紙の重量に対して1〜2
0s1好ましくは1〜IQ%含有せしめるのが好ましい
このように本発明の防黴紙は、最終的には乾燥させて得
られるものであるから、か9にアルコール溶液を使用し
てもアルコールは乾燥処暑によりほとんど蒸発してしま
い、防黴効果は、防黴紙に含有せしめられた成分(1)
と(iDのみによってもたらされるので、食品の風味を
アルコールによって損なうことはほとんどないのである
本発明の防黴紙により包装される食品は、特に限定され
るものではなく、例えばマーガリン等の食用油脂、みそ
、生あん、ぬかづけ等広範に応用が可能である。
上記成分(1)の、C,モノグリセリド及びC1oモノ
グリセリドは従来より防黴性が認められている。従って
、上記成分(1)の、C8モノグリセリド及び/又はC
1oモノグリセリドのみを紙に含浸し、乾燥してもいく
らかの防黴効果を得ることはできるが、本発明の上記成
分(1)を加えることにより、その防黴効果を大きく強
めることができる。更に、上記成分(1)の、Csモノ
グリセリド及びC1゜モノグリセリドは融点が低く、外
気温で融解、しみ出しが起り、食品へ浸透し食品の風味
を著しぐそヒなうおそれがあるが、上記成分(1)を加
えることにより上記成分<1)の融解、しみ出し、食品
への浸透を防止することができる。
特に%016〜C22モノグリセリド、C16〜C22
酢酸モノグリセリド、016〜C2□クエン酸モノグリ
セリドでは、強い相乗効果が認められた。
以下本発明の実施例を示し、本発明を更に評細に説明す
る。
l!施何例 1合成分 C,モノグリセリド    50重量−C18そノグリ
セリド   so  aエチルアルコール    50
 1 水               10 l上記配合成
分を混合した混合液を加熱溶液とし、パーチメント紙(
坪量45 f/d> Kディッピング処理し、これを乾
燥して防黴紙とした。
含有量はz、sr/ffII(Cモノグリセリド含量8 1.25f/i)であった。
実施h2 配合成分 C10モノグリセリド      6oljllIII
Cクエン酸モノグリセリド  20  z8 エチルアルコール     20 1 上記配合成分を混合し要理合液を加熱溶液とシ、パーチ
メント紙(坪量yap/n?>K−ディッピング処理し
、これを乾燥して防黴紙とした。
含有量は4.0f/−であった。
実施例3 C1g酢酸モノグリセリド      2o lC1g
ポリグリセリン脂肪酸エステル 2o Iエチルアルコ
ール       20 l上記配合成分を混合した混
各液を加熱溶液とし、パーチメント紙(坪量45f/d
)にディッピング処理し、これを乾燥して防黴紙とした
含有量は3.0 t/−であった。
比較例 配合成分 Csモノグリセリド     20重量饅CtOモノグ
リセリド    20 #エチルアルコール     
 60 l上記配合成分を混合した混合液を加熱溶液と
し、パーチメント紙(坪量4sr/i)にディッピング
処理し、これを乾燥して防黴紙とした。
含有量は1.25f/−であった。
試験例 実施例1.2.5及び比較例の防黴紙に、ツアペックド
ックス培地にPen1cillin roquefor
ti、Aspergillus niger 、  M
ucor racemosusについて各々純培養した
ものを植付け、実施例1.2.3及び比較例の防黴紙の
カビの生育防止についての試験を行なった。その結果を
下衣1〜5に示す。
表−I  P、roqueforti 表−2A、nigor 表−3M、 racemosua 上記表−1,2及び5において、−はカビが生育してい
ないことを示し、+けカビが生育していることを示し、
十の数はカビの生育の程度を示す。また、ブランクは無
処理のバーチメン紙である。
特許出願人 旭電化工業株式会社 代理人弁理士

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炭素数8の脂肪酸のモノグリセリド及び/又は炭素数1
    0の脂肪酸のモノグリセリドと、炭素数16〜22の脂
    肪酸の、モノグリセリド、プロピレングリコール脂肪酸
    エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、クエ/a!2モ
    ノグリセリド、酢酸モノグリセリド、乳酸モノグリセリ
    ド、ジアセチル酒石酸モノグリセリド、酒石酸モノグリ
    セリド、コハク酸モノグリセリド、ボリグ□セリン脂肪
    酸エステルからなる群よシ選ばれた1種又は2種以上の
    化合物を含有せしめてなる防黴紙。
JP16539681A 1981-10-16 1981-10-16 防黴紙 Pending JPS5867170A (ja)

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ID=15811602

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