JPS6283164A - 感熱記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■技術分野 本発明は、サーマルヘッドを使用してロール状記録紙に
印字を行う感熱記録装置、特に、ファクシミリ装置やプ
リンター等に使用する簡易型感熱記録装置に関するもの
である。

■従来技術及びその欠点 従来、ロール紙を使用する記録装置では、記録紙の脱着
・交換が比較的面倒であった。

例えば、カバーを開け、終了したロール紙の紙管を取り
出し、新しいロール紙を入れて先端を所定の位置にセツ
ティングした後、カバーを閉めるというのが一般的な手
順であったが、特に先端のセツティングについては慣れ
にくい為、操作者によって個人差が出やすく、再セット
の必要性や給紙ジャムなどの発生がしばしば見られた。

■　目的 本発明は、機構を小型化し、記録紙の着脱を簡便にする
ことにより、保守性・操作性に優れたプリンター、ファ
クシミリ装置等の感熱記録装置を実現することを目的と
する。

■構成 第１図は本発明の感熱記録装置に使用する紙管の構成例
を示す図である。

記録紙の紙管は第１図（Ａ）に示す様に棒状の紙管を単
純に紙巾よりも長くするような方法か。

あるいは、第１図（Ｂ）の様に１円筒状の紙管の両側に
支持部材を差込んで取付ける方法など、幾つかの例が考
えられる。

尚、いずれの場合も１片側にレバーで保持するときのス
ラスト止め（例えば溝など）が必要である。

第２図はロール紙のカセット状ケースの一例を示す図で
ある。

第２図（Ａ）はローコストな厚手の紙を用いてロール紙
と一体式にしたもので、この場合にはロール紙の使用後
使い捨てにする。

また、第２図（Ｂ）はモールド成型品を用いた専用ケー
スの例である。

この場合は、記録紙は上ブタを開けて中にセットし、先
端を図の様にエプロンまで垂らした状態で上ブタを閉め
、備え付けの手動カッター１でカットした後、本体にセ
ットする。

尚、両側とも、カセット状ケースは上部に印字用の窓と
、先端に給紙用の切欠きとを備える。

第３図は本発明の記録装置本体の一実施例の構成を示す
図である。

第３図（Ａ）は記録紙をセットする前の状態を示したも
のであり、図中矢印←で示す記録紙出入口よりセツティ
ングを行う。

記録紙セット前のカバー２が開いた状態においては、ス
ライドリンク３が右に移動し、それによってワイヤ４を
介してプレッシャリンク５が下降して待機し、記録紙の
セットが可能となる。

また、スライドリンク３の段差にピン６を介して乗っか
っている記録紙テーブル７も下降し、記録紙のセットを
容易にしている。

また、記録紙テーブル７が下降することにより。

サーマルヘッド８及びフィードローラ９との間にギャッ
プを確保することができる。

尚、カバー２は開放時　簡単なロック装置（スプリング
１０）により開放状態を維持することができる。

第３図（Ｂ）は記録紙をセットした状態を示したもので
ある。

記録紙１１をセットしてカバー２を閉じると、スライド
リンク３がスプリング１２により左へスライドし、それ
によって記録紙を載せたテーブル７が上昇してサーマル
ヘッド８及びフィードローラ９に記録紙が接するように
なると同時に、ワイヤ４が弛むことにより、プレッシャ
リンク５がプレッシャスプリング１３によって引っ張ら
れて、記録紙がサーマルヘッド８に圧接する。

以後は、記録紙が終了するまでフィードローラ７で搬送
しながら記録を行う。

記録紙が終了したら、カバー２を開けることによりスラ
イドリンク３がスライドして記録紙の交換が可能となる
。

尚、実施例においては記録装置の機構のみを示したが１
本構成にカッター機構あるいは読取り機構等を付加する
ことにより、簡易プリンターや小型ファクシミリ等の記
録ユニットとして用いることができる。

■効果 以上説明したように１本発明は、記録紙交換時の紙の先
端セツティング作業が大巾に簡略化される為、操作性・
保守性が向上すると同時に、セットミスなどのトラブル
を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の感熱記録装置に使用する紙管の構成例
を示す図、第２図はロール紙のカセット状ケースの一例
を示す図、第３図は本発明の記録装置本体の一実施例の
構成を示す図である。 １　・・・手動カッター、２　・・・カバー。 ３　・・・スライドリンク、４　・・・ワイヤ。 ５　・・・プレッシャリンク、６　・・・−ピン、７　
・・・記録紙テーブル、８　・・・サーマルヘッド、９
　・・・　フィードローラ、　１０．１２・・・スプリ
ング。 １１・・・記録紙、１３・・・プレッシャスプリング。 特許出願人　　株式会社　リコー 第１図 （Ａｌ　　　　　　　　　　　　　ｔ８１第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ロール紙の中心に、ロール体を保持する為に紙巾より僅
   かに長い筒状または棒状の紙管を持つロール状記録紙と
   、 前記ロール状記録紙を内蔵し、記録紙がスライドする為
   のガイド溝と、記録紙に感熱記録を行う為の細長い窓と
   、給紙をする為に記録紙先端の一部を露出させる目的の
   切欠きとを持つ、装置より着脱可能なカセット状の記録
   紙ケースと、 装置本体内にあって、セットされたカセット状ケース内
   の記録紙の紙管を、保持しつつスプリングを介してサー
   マルヘッドへ加圧する為のレバーと、 装置本体内にあって、セットされたカセット状ケースの
   切欠部分に露出した記録紙の先端をくわえて給紙する為
   のフィードローラと、 装置本体内に固定され、カセット状ケースにセットされ
   たロール記録紙に対して、カセットケースの窓より直接
   記録面に圧接して記録せしめる為のサーマルヘッドと、 を備えたことを特徴とする感熱記録装置。