JPS6282503A - 情報記録円盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報記録円盤に係り、特に回転制御信号や盤面
１回転数その他の情報を識別させる識別信号が情報信号
記録領域以外の領域に記録されている情報記録円盤に関
する。

従来の技術 従来より複合映像信号等の情報信号が記録され、あるい
は再生される情報記録円５Ｉ３（以下、ディスクという
）が知られているが、その中には情報信号記録領域とは
別のｍ！ｉｆＥに、ディスク回転角度位置信号が記録さ
れたディスク（例えば特公昭６〇−８３７号公報）、コ
ード化された記録又は再生条件信号が記録されたディス
ク（例えば特開昭５８−８３３３６号公報）がある。前
者のディスクによれば、記録又は再生を途中で中断し、
その後ディスクをターンテーブルから取り外して再びタ
ーンテーブル上にディスクを載置することにより、ディ
スクとターンテーブルとの角度位置との関係が変化して
も、ディスクの所定回転角度位置を検出することができ
るから、記録時には同期信号をディスクの一定回転角度
位置に揃えて記録することができ、また再生時にはディ
スク上の同期信号と被検出部との位置関係を常に一定に
保つことができる。

また、後者のディスクによれば、前記条件信号をバーコ
ード化して記録するので、ピックアップとディスクとの
相対線速度が小なるために周波数帯域の狭い信号しか記
録できない内周領域に記録しても信号の記録再生が可能
で、ディスクの利用効率を向上させることができ、また
光ビームの九ｍ設定１回転速度設定、最適光量決定のた
めのプログラム等の各種情報を得ることができ、最適記
録が可能である等の特徴を有する。

発明が解決しようとする問題点 しかるに、前者のディスクでは情報信号以外の信号とし
て回転角度位置検出信号のみが記録されているだけであ
るため、他の回転数、盤面その他のディスク情報を得る
ことができず、また後者のディスクも記録又は再生条件
信号が記録されているだけであり、回転制御信号等と同
じトラックに記録していないので、情報信号記録領域を
若干狭くするという問題点があった。更に、上記のディ
スクはいずれら回転数一定の等角速度方式（ＣＡｖ方式
）のディスクであって、ディスクとピックアップとの相
対速度が一定の等線速度方式（ＣＬＶ方式）とＣＡＶ方
式のいずれか一方を任意に選択して記録を行なえるディ
スクについては配慮されていなかった。

そこで、本発明は回転制御信号と同じトラックに、盤面
識別情報やＣＡＶ方式かＣＬＶ方式かの識別情報等のデ
ィスク情報も記録することにより、上記の問題点を解決
した情報記録円盤を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明になる情報記録円盤は、情報信号記録領域とは異
なる領域に記録される回転制御信号と異なる周１１でス
タートコードが記録され、かつ、その直後の一定期間で
あって、回転制御信号記録トラックの一部に識別信号が
その識別情報に応じて予め設定された周期で記録されて
なる。

作用 情報記録円盤（ディスク）が載置されるターンテーブル
の回転用モータの回転を制御するために用いられる回転
１ｊｌ′ｇＤ信号が記録されるトラックに、回転１１ｍ
信号と共に、上記のスタートコードと識別信号が記録さ
れる。ここで、スタートコードと識別信号再生時にもそ
の再生信号を周波数１ｔ１＠又は分周することによって
回転制御信号を得ることができ、また識別信号の周期に
よってディスクがＣＬＶ方式かＣＡＶ方式か、あるいは
記録再生するディスク面が第１而（Ａ面）か第２面（Ｂ
面）かが識別される。

実施例 第１図は本発明になるディスクの一実施例の平面図を示
す。同図中、ディスク１は例えば直径３０ｃｍで、その
中心には中心孔２が穿設されており、その周囲にはレー
ベル部３が形成されている。

複合映像信号及び音声信号等の情報信号は、例えば半径
ｓ、　５ｆｆから約１４．２．までの幅約８．７ｃｍの
情報信号記録領域４に記録され、また再生される。

この情報信号記録領域４にディスク製造時に、案内トラ
ックが形成されている。この案内トラックは、例えば本
出願人が先に特願昭６０−１４１６９６号にて提案した
ような、半径方向１互い違いになるように形成された断
続するビットの列で、−のビットの長さは１水平走査周
期（１日）で、それらのトラックピッチは例えば１．６
μＩである。

情報信号記録トラックは光ビームにより、案内トラック
の間に、かつ、内周より外周方向へ渦巻状又は同心円状
に記録形成され、また再生される。

情報信号はディスク１の片面当り最大６０分記録される
。

また、上記のレーベル部３と情報信号記録領域４との間
の内周位置には、無記録帯を介して例えば幅２１ｍ１程
度の回転制御信号トラック５が形成されている。この回
転制御信号記録トラック５には後述する如く、スタート
コード、ディスク１がＣＡＶ方式かＣＬＶ方式かを示す
回転方式識別信号及びＡ面かＢ面かを示す盤面識別信号
とが回転！１１御信号と共にディスク製造時に同心円状
に予め記録されである。上記のレーベル部３．情報信号
記録領域４及び回転ｖ制御信号記録トラック５は、ディ
スク１の裏面にも同様に設けられである。また、第１図
はディスク１の上面から見た図であって、情報信号の記
録、再生、及び回転ａ、ＩＩ御信号開信号記録トラック
は第１図に示すディスク１の下面の各トラックに対して
行なわれる。従って、第１図に示すディスク１は時計方
向に回転するから、記録再生される側からすだディスク
１は反時計方向に回転することになる。

次に回転制御信号記録トラック５について更に詳細に説
明するに、第２図は記録再生される側から見た上記記録
１〜ラツク５を示す。この回転ｌｌ１ｔ１１１Ｉ信号記
録トラック５には全部で１フレーム（以下、ＮＴＳＣ方
式の場合を例にとって説明する）の記録期間（すなわち
５２５Ｈ）があり、そのうち２４Ｈの期間Ｔ１にはスタ
ートコードが周ｗＩ６Ｈで記録され、次の２４Ｈの期間
Ｔ２には前記回転方式識別信号がその回転方式に応じて
予め設定された周期で記録され、次の２４Ｈの期間Ｔ３
には前記盤面識別信号がその盤面に応じて予め設定され
た周期で記録される。更に残りの４５３Ｈの期間Ｔ４に
は周１１３１−１の回転あり御信号（ＦＧ倍信号が連続
的に記録される。ここで１．Ｌ記回転方式識別信号の識
別内容と記録内１ｊとの関係、及び上記盤面識別信号の
識別内容と記録周期との関係の一例をまとめて次表に示
す。

従って、ＣＡＶ方式のディスクのＡ面の記録又は再生時
には、ｔ８００ｒｐｍで回転するディスクの回転ｌＩＪ
御信丹記録トラック５から、第３図（Ａ）に示す如き波
形の信号が再生されることになる。なお、ＣＬＶ方式の
ディスクの場合も回転υ１ｍ信号記録トラック５の再生
時には一定回転数１８０Ｏｒｐｍで回転される。後述す
る如く、記録時及び再生時のいずれの場合も情報信号の
記録、再生に先立って回転制御信号記録トラック５が再
生され、これによりスタートコード直後の４８Ｈの期間
Ｔ２及びＴ３におＧＪる周期を検出することによってＣ
Ａｖ方式かＣＬ　Ｖ方式かの情報とＡ面か８面かの情報
が識別され、また上記の期間１１〜丁３もＴ４と同様に
再生信号から連続的に第３図（Ｂ）に示す如く周１１３
Ｈの回転制御信号が得られる。

次に本発明ディスクの回転制御信号記録トラック５の再
生系の一例について、第４図の回路系統図等と共に説明
する。同図中、回転制御信号記録トラックは専用の光ビ
ームを照射され、その反射光が専用のフォトリフレクタ
８により受光されて電気信号に変換された後増幅器９を
通して第３図（Ａ）及び第５図にａで示す如きパルス列
の再生信号が得られる。この再生信号ａは立下りエツジ
検出回路１０に供給されてその立下りエツジを検出され
る一方、立上りエツジ検出回路１１に供給されてその立
上りエツジを検出される。立下りエツジ検出回路１０よ
り取り出された第５図にｂで示す検出信号は、単安定マ
ルチバイブレータ（以下モノマルチという）１２に供給
され、これをその立上りエツジでトリガーする。これに
よりモノマルチ１２からはそのトリガ一時点より一定期
間ローレベルの第５図にｄで示すパルスが取り出されて
ノコギリ波発生器１３に供給され、第５図に実線０で示
ず傾斜一定のノコギリ波を発生させる。

このノコギリ波ｅはサンプルホールド回路１４に供給さ
れ、ここで上記検出信号すの立下りエツジでその傾斜部
をサンプリングされ、次の検出信号すの立下りエツジ入
来時点までホールドされることにより、サンプルホール
ド回路１４から第５図に一点鎖線ｆで示す如き信号が取
り出される。

サンプルホールド回路１４の出力信号ｆは積分回路１５
により積分されて第５図に破Ｆｉ１ｇで示す信号（これ
はノコギリ波ｅのピークの８０％のレベルを有する）に
変換された後、コンパレータ１６に供給され、ここで前
記ノコギリ波ｅとレベル比較される。これにより、コン
パレータ１６より取り出された第５図にｈで示す信号は
、ＡＮＤ回路１７に供給され、ここで立Ｅリエツジ検出
回路１１よりの第５図にＣで示すパルスと論理積をとら
れて第５図にｉで示すパルスとされる。づなわち、ＡＮ
Ｄ回路１７からは入力再生信号ａの周期が６Ｈのパルス
（スタートコード等）入来期間中のみ、立上りエツジ検
出パルスＣがゲート出力されることになる。この関係は
回転数が変化してもくずれることはない。ＡＮＤ回路１
７の出力パルスｉはＯＲ回路１８により立下りエツジ検
出パルスｂと論理和をとられて第５図及び第６図にｊで
示すパルスとされる一方、モノマルチ１９及びリトリガ
ラブルモノマルチ２０に夫々供給される。

上記のパルスｊは再生信号ａの立上り及び立下りの両エ
ツジに夫々位相同期した、周期３Ｈのパルスで、回転制
御信号として出力端子２１を介してターンテーブル回転
用モータのサーボ回路へ供給され、ターンテーブル回転
用モータの回転を制御する一方、カウンタ２２に供給さ
れ、ここで計数される。また、上記のモノマルチ１９は
パルス１の立下りエツジでトリガーされ、トリガ一時点
より比較的長い一定ｗ１間ローレベルの第５図及び第６
図にｋで示すパルスを発生し、このパルスｋをラッチ回
路２３及び２４に夫々供給する。一方、リトリガラブル
モノマルチ２０は時定数が３０８以上の長い値に選定さ
れており、パルスｉによりトリガーされて第５図及び第
６図に２で示す如く、トリガ一時点よりローレベルとな
るパルスを発生し、このパルス之をカウンタ２２に供給
してその立下りエツジでカウンタ２２をリセットする。

カウンタ２２は上記のリセット後パルスｊを例えば１０
個カウントした時点で第６図にｍで示す負極性のパルス
を発生してラッチ２３ヘラツチパルスとして出力し、か
つ、リセット後パルスｊを例えば１８個カウントした時
点で第６図にｎで示す負極性のパルスを発生してラッチ
２４ヘラツチパルスとして出力する。ラッチ２３及び２
４はラッチパルスｍ及びｎの立上りエツジでパルスｋを
ラッチする。ここで、ラッチパルスｍは第２図にＴ２で
示した回転方式識別信号記録期間内でのみ取り出される
のに対し、パルスには再生信号ａの周期が６Ｈのとき常
時ハイレベル、３Ｈのとき周１１３６Ｈの負極性パルス
列となるから、ラッチ回路２３から出力端子２５へはハ
イレベルのときＣＡＶ方式、ローレベルのときＣＬＶ方
式であることを示す回転方式検出信号が取り出されるこ
とになる。同様に、ラッチパルスｎは第２図にＴ３で示
した盤面識別信号記録期間内でのみ取り出され、かつ、
パルスｋが負極性パルスのときはそのローレベル期間内
で取り出されるから、ラッチ回路２４から出力端子２６
へはハイレベルのときＡ面。

ローレベルのときＢ面を示す盤面検出信号が取り出され
ることになる。なお、第６図の例ではディスクがＣＡＶ
方式でＢ面であることが識別される。

また、カウンタ２２のリセット信号２を作るリトリガラ
プルモノマルチ２０の時定数を十分長くすることにより
、低速回転においても回転方式や盤面を識別することが
できる。

なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、識別情報は回転方式と盤面のいずれか一方だけでもよ
く、更にそれ以外の他の情報を識別することも可能であ
り、また識別情報に応じて３Ｈ，６Ｈ以外の他の周期と
してもよい。更に回転ｔｌＩ３１ｍｌ信号記録トラック
は外周側に形成してもよい。

発明の効果 上述の如く、本発明によれば、回転１ｉＩＪｔ［！信号
と共に識別信号を同じトラックに、かつ、情報信号記録
領域と異なる領域に記録したので、情報信号記録領域を
狭めることなく所要の領域を確保でき、また回転ｌ１１
ｔＩｌ信号及び各種の情報を短時間で得ることができ、
よってＣＡＶ方式やＣＬＶ方式に応じた所定のモータサ
ーボの切換えを迅速かつ自動的に行なえる等の特長を有
するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は本発
明の要部のトラックの記録内容について説明する図、第
３図は回転１／Ｉ御信号記録トラックから再生される信
号波形と再生回転制御信号波形の一例を示す図、第４図
は本発明ディスクの回転制御信号記録トラックの再生系
の一例を示ず回路系統図、第５図及び第６図は夫々第４
図図示回路系統の動作説明用信号波形図である。 １・・・情報記録円盤（ディスク）、２・・・中心孔、
４・・；情報信号記録領域、５・・・回転制御信号記録
トラック、２１・・・回転制御信号出力端子、２５・・
・回転方式検出信号出力端子、２６・・・盤面検出信号
出力端子。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）一定周期の回転制御信号が情報信号記録領域とは
   異なる領域に記録される回転制御信号記録トラックに、
   該回転制御信号とは異なる周期のスタートコードが記録
   され、かつ、該スタートコード直後の一定期間であつて
   該回転制御信号記録トラックの一部に識別信号がその識
   別情報に応じて予め設定された周期で記録されたことを
   特徴とする情報記録円盤。
2. （２）該識別信号は該情報記録円盤が等角速度方式か等
   線速度方式かを示す第１の識別信号と、記録再生面が第
   １面か第２面かを示す第２の識別信号の一方又は両方で
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の情報
   記録円盤。