JPS6281393A - トリ有機錫シラトラン誘導体，その製造法及びそれを有効成分として含有する殺虫，殺ダニ，殺菌剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式ＣＩ〕 〔式中　Ｒ１はアルキル基、シクロアルキル基。

アリール基又はアラルキル基を、Ａは基−Ｒ２、ＲＢ及
びＲ４はそれぞれ同−又は相異なり。

水素原子、低級アルキル基、クロルメチル基又はフェニ
ル基を　Ｒ５は水素原子又は低級アルキはフェニレン基
を１ｍは１〜３の整数をそれぞれ示す。但し１ｍが２又
は３且つＲ６が水素原子を表わす場合ば　Ｒ２、ＲＢ及
びＲ４の少くとも一つはクロルメチル基又はフェニル基
を示すものとする。〕で表わされるトリ有機錫シラトラ
ン誘導体、その製造法及びそれを有効成分として含有す
る殺虫、殺ダニ、殺菌剤に関する。

一般式（Ｉ）において　Ｒ１のアルキル基としては９例
えばメチル基、エチル基、ｎ−プロピル基、ｎ−ブチル
基、　１ｓｏ−ブチル基、　５ｅｃ−ブチル基＋ｎ−ペ
ンチル基、ネオペンチル基ａｎ−ヘキシル基、ｎ−オク
チル基などが挙げられ、シクロアルキル基としては１例
えばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプ
チル基。

シクロオクチル基などが挙げられ、アリール基と１７で
は９例えばフェニル基などが挙げられ。

アラルキル基としては１例えば２，２−ジメチルフェネ
チル基などが挙げられる。まだＲ２、Ｒａ　、　Ｒ４及
びＲ５の低級アルキル基としては９例えばメチル基、エ
チル基などが挙げられる。

本発明化合物は、農園芸作物に寄生し、害作用を及ぼす
糸状菌類５例えば稲イモチ病、紋枯病、トマト疫病、キ
ュウリベと病、麦うどんこ病などに対し、すぐれた殺菌
効力を有し、農園芸作物をこれらの植物の病原菌から保
護するととができる。まだ本発明化合物は、植物病原醒
以外のカビ類に対しても強い抗菌効力を有し。

工業製品をカビ類、細菌類から保護することもできる。

さらに本発明化合物は、ヨトウ、鱗翅目幼虫などの農園
芸作物に寄生する害虫、果樹。

疏菜及び花卉などに寄生するナミハダニ類（Ｔｅｔｒａ
ｎｙｃｈｕｓ）　、リンゴハダニ、ミカンハダニ（Ｐａ
ｎｏｎｙｃｈｕｓ）　、　　さらにはホーフラ、イエバ
エナどの衛生害虫にすぐれた殺虫、殺ダニ効力を有し、
農園芸作物をこれらの害虫、ダニ類から保護することも
できるし１．また人畜を衛生害虫から保護することもで
きる。

したがって、本発明化合物は、農園芸用殺虫。

殺ダニ、殺菌剤として用いることができるばかりでなく
、工業用殺菌剤としてもまた防疫用殺虫剤としても用い
ることができる。

本発明化合物〔Ｉ〕は、一般式ＣＩＤ （Ｒ１）　ＳｎＸ　　　　（Ｉ） 〔式中　Ｒ１は上記と同じ意義を有し、Ｘは塩素原子又
は臭素原子を示す。〕で表わされるトリ有機錫ハライド
と一般式〔璽〕 〔式中、Ｒ２，Ｒ”、Ａ及びｍは上記と同じ意義を有す
る。〕で表わされるｌ−（メルカプトアルキル）シラト
ラン誘導体とを脱ハロゲン化水素剤の存在下で反応させ
て得られる。

上記一般式（１）で表わされる１−（メルカプトアルキ
ル）シラトラン誘導体は公知の方法（Ｊ　−Ｏｒｇａｎ
ｏｍｅｔａｆ、　ｃｈｅｍ、、　２３３　（１９８２）
　、　１〜１４７　〕に従い、相当するｌ−（メルカプ
トアルキル）トリアルコキシシランとトリアルカノール
アミ／とを反応させて製造することができる。

脱ハロゲン化水素剤としては１例えば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、ナトリウムエトキシド、アンモニア
、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ピリジンなど
が挙げられる。

脱ハロゲン化水素剤は、そのまま他の反応試剤と共に反
応系に加えてもよいが、脱ハロゲン化水素剤がアルカリ
金属化合物の場合には、一般式〔Ｌで表わされる１−（
メルカプトアルキル）シラトラン誘導体を一般式　〔■
〕 盲 〔式中、Ｒ２，Ｒ”、Ａ及びｍは上記と同じ意義を有し
５Ｍはアルカリ金属原子を示す。〕で表わされる塩の形
にしておき、これに一般式〔■〕で表わされるトリ有機
錫ハライドを反応させても得られる。

反応は、溶媒の、存在下又は非存在下で行なうことがで
きるが１通常ベンゼン、トルエン、ｎ−へキサン、シク
ロヘキサン、ｎ−へブタン。

アルコール類等の溶媒中、脱ハロゲン化水素剤の存在下
で行なわれる。

本反応において、一般式ＣＩＩ）で表わされるトリ有機
錫ハライドと一般式〔厘〕で表わされる１−（メルカプ
トアルキル）シラトラン誘導体とのモル比は９通常１　
：　０．１〜１０であるが、好ましくは１　：　１．０
〜１．２であり、また脱ハロゲン化水素剤は、一般式０
口で表わされる１−（メルカプトアルキル）シラトラン
誘導体に対し、１．０モ３時間で完了する。

また本発明化合物ＣＩ〕は、一般式〔ｖ〕Ｈ３’（ＣＨ
２）ｒｎ　Ｓｔ　（ＯＲ’）ａ　　　　ＣＶ　’：］〔
式中９ｍは上記と同じ意義を有し　Ｒ６は低級アルキル
基を示す。〕で表わされる（１−メルカプトアルキル）
トリアルコキシシラン類と上記一般式（Ｉｆ）で表わさ
れるトリ有機錫ハライドとを上記脱ハロゲン化水素剤の
存在下で反応させて一般式〔■〕 （Ｒ１）８ＳｎＳ（ＣＨ２）ｍＳｉ（ＯＲ６）８〔■〕
〔式中　Ｒ１、Ｒ６及びｍは上記と同じ意義を有すム〕
で表わされるトリアルコキシシラン類とし、この化合物
と一般式〔■〕 〔式中、Ｒ２、Ｒ８及びＡは上記と同じ意義を有する。

〕で表わされるトリアルカノールアミンとを反応させる
ことにより得られる。

上記一般式ＤＩ）で表わされるトリアルコキシ７ラン類
は、上記一般式〔ｖ〕で表わされる（１−メルカプトア
ルキル）トリアルコキンシラン類とトリ有機錫ヒドロオ
キサイド又はビス（トリ有機錫）オキサイドとを脱水反
応させることにより得られ、これに一般式〔■〕で表わ
されるトリアルカノールアミンとを反応させると本発明
化合物〔Ｉ〕が得られる。

上記第２の方法における各反応は例えば３０〜１５０℃
の範囲で行なうことができ１通常０．５〜３時間で完了
する。

第１〜第２のいずれの方法においても１反応終了後は１
通常の後処理を行ない、必要ならば再結晶、活性炭処理
、クロマトグラフィー等によって生成物を精製すること
ができる。

上記一般式（１）で表わされる本発明化合物の具体例は
下記第１表に数多く示されている。

本発明化合物を殺虫、殺ダニ、殺菌剤として用いる場合
は、他の何らの成分も加えずそのまま用いてもよいが、
固体担体、液体担体、界面活性剤、その他の製剤用補助
剤と混合して製剤たとえば粉剤１粒剤、水和剤、乳剤、
微粒剤。

油剤、エアゾール等にして用いてもよい。

これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を９重
量比で０．１〜９９．９％：好ましくは２〜８０％含有
する。

固体担体としては、植物性担体（例えば小麦粉、タバコ
茎粉、大豆粉、クルミ殻粉、木粉。

鋸屑、ふすま、樹皮粉、繊維素粉末、植物エキス抽出後
の残渣）、繊維製品（例えば紙、ダンボール紙、ふるぎ
れ）、粉砕合成樹脂、粘土類（例えばカオリンクレー、
ベントナイト、酸性白土）、タルク類、その他の無機鉱
物（例えばピロフィライト、セリサイト、軽石、硫黄粉
末。

活性炭）等の微粉末ないし粉状物、化学肥料（例えば硫
安、燐安、硝安、尿素、塩安）等の微粉末が挙げられる
。液体担体としては、水。

フルコ−”ＭＮＦＩＬｔｔｆメチルアルコール、エチル
アルコール）、ケトン類（例えばアセトン。

メチルエチルケトン）、エーテル類（例えばエチルエー
テル、ジオキサン、セロソルブ、テトラヒドロフラン）
、芳香族炭化水素類（例えばガソリン、ケロシン、灯油
）、エステル類、ニトリル類、酸アミド類（例えばメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセタミド）、ハロゲン化炭
化水素（例えばジクロロエタン、トリクロロエチレン、
四塩化炭素）等が挙げられる。界面活性剤としては、ア
ルキル硫酸エステル類、アルキルスルホン酸塩、アルキ
ルアリールスルホン酸塩、ポリエチレングリコールエー
テル類、多価アルコールエステル類等が挙げられる。ま
た。

固着剤や分散剤としては、カゼイン、ゼラチンでんぷん
粉、ＣＭＣ、アラビアゴム、アルギン酸、リグニンスル
ホネート、ベントナイト、糖蜜、ポリビニルアルコール
、松根油、寒天等が挙げられ、安定剤としては１例えば
ＰＡＰ（酸性リン酸インプロｅル）、ＴＣＰ（トリクレ
ジルホスフェート）、トール油、エポキシ化油、各種界
面活性剤、各種脂肪酸又はそのエステル等が挙げられる
。

さらに５本発明化合物は、他の殺菌剤、殺虫剤、殺線虫
剤、殺ダニ剤、害虫忌避剤、植物生長調節剤、除草剤、
肥料或いは土壌改良剤等と混合して用いることもできる
。

本発明化合物を農園芸用殺虫、殺ダニ、殺菌剤として用
いる場合、その施用量は１通常１０アール当り５〜５ｏ
ｏｏ　ｙが適当であり、水和剤、乳剤等を水で希釈して
用いる場合、その施用濃度は、　１０〜１０００　ｐｐ
ｍであり、粉剤９粒剤、油剤等は、何ら希釈することな
くそのままで用いる。

本発明化合物を工業用殺菌剤として用いる場合は、保護
される工業製品、材料１例えば繊維製品（とくにセルロ
ース、ビスコース等を含有する紡糸物）、ポリアミド又
はポリ塩化ビニルのような合成樹脂基材を有する材料、
カゼイン等を含有するペイント及びラッカー、無機或い
は有機顔料、デンプン又はセルロース誘導体から作られ
た糊剤類、動物粘質物又は油等に直接配合できる。さら
に本発明化合物は噴霧剤又はドライクリーナーとして又
は木材含浸用有機溶液として用いることができ、乳化剤
としても用いることができる。さらに本発明化合物は、
腐り易い物質の保護、たとえば、皮革７紙等の保護に、
湿潤剤又は分散剤とともに水性懸濁液だして用いること
もできる。

本発明化合物は、洗浄された製品の消毒とそのような製
品の微生物による攻撃からの保護だ用いるのが好ましく
、このためには９本発明化合物を０．１〜５００ｐｐｍ
含有する洗浄液にして用いるのが望ましいが、必ずしも
この範囲内に限定されない。

次に実施例及び製剤例を示し１本発明を説明する。なお
、各例中の部は重量部を示すものとし５本発明化香物は
第１表の化合物番号で示されている。

実施例１　本発明化合物ｉ１１の製造 攪拌機、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備ｔ　ｆｃ
　１００　ｃｃの四ツロフラスコＫ　１−　（）　ルヵ
プトメチル）シラトラン２．２１　ｙ　（０，０１モル
）とトルエン４０ｍ１！を仕込み、よく溶解し、攪拌し
ながらナトリウムメチラートのメタノール溶液（２８９
ｇ含有濃度）　１．９３ｙ（０，０１モル）を滴下した
。

次いでトリーｎ−ブチル錫クロライド３．２５ｙ（０，
０１モル）のトルエン溶液１ｏ−を、よく攪拌しながら
滴下し、１００℃で３０分間加熱して反応を完結させた
。生成した食塩を熱時濾過した後。

炉液を濃縮し、白色固体４．９ｙを得た。ｎ−へブタン
で再結晶を行ない、融点１０７〜１０９℃を有する白色
結晶の１−（トリーｎ−ブチルスタニルチオメチル）シ
ラトラン４．３ｙ（収率８４５％）を得も実施例１と同
様の反応容器に１−（メルカプトメチル）シラトラン２
．２１ｙ（０，０１モル）、トルエン３〇−及びトリエ
チルアミン１．１ｐ（ｏ、ｏ１１モル）を仕込み、よく
溶解し、攪拌しながらトリフェニル錫クロライド３．８
５ｙ（０，０１モル）のトルエン溶液２０−を滴下し、
１００℃で３０分間加熱した。熱時濾過し、Ｐ液を濃縮
して、白色固体５．４ｙを得た。トルエンで再結晶を行
ない、融点１９５〜１９６℃を有する白色結晶の１−（
トリフェニルスタニルチオメチル）シラトラン４．９ｙ
（収率８７％）を得た。

実施例１及び２に例示した方法と同様にして製造できる
本発明化合物のいくつかの例を第１表に示す。

（注）第１表中、Ｐｈはフェニル基を示す。

次に、製剤例を示す。なお１本発明化合物は第１表の化
合物番号で示す。部は重量部である。

製剤例１（粉剤） 本発明化合物（１）２部、クレー８８部及びタルク１０
部を混合すれば粉剤を得る。

製剤例２（水和剤） 本発明化合物（２）〜（５１５０部、珪藻±４５部、湿
潤剤（アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム）２．５
部及び分散剤（リグニンスルホン酸カルシウム）２，５
部をよく粉砕混合すれば各々の水利剤を得る。

製剤例３（油剤） 本発明化合物（６）〜（９１０，２部、キシレン１部及
び白灯油９８．８部を混合すれば各々の油剤を得る。

製剤例４（乳剤） 本発明化合物（１０−０２４１０部、ポリオキシエチレ
ンスチルフェニルエーテル１４部、ドデシルベンゼンス
ルホン酸カルシウム６部、キシレン３５部及びＤＭＦ　
３５部をよく混合すれば各々の乳剤を得る。

製剤例５（水和剤） 本発明化合物＠１１−４３：１２０部、フェニトロチオ
ン１０部、リグニンスルホン酸カルシウム３部。

ラウリル硫酸す）　ＩＪウム２部及び合成含水酸化珪素
６５部をよく粉砕混合すれば各々の水利剤を得る。

製剤例６（粉剤） 本発明化合物（ロ）１部、カルバリール２部、カオリン
クレー８７部及びタルク１０部をよく粉砕混合すれば粉
剤を得る。

製剤例７（粒剤） 本発明化合物０す５部１合成含水酸化珪素１部。

リグニンスルホン酸カルシウム２部、べ／トナイト３０
部及びカオリンクレー６２部をよく粉砕混合し、水を加
えてよく練り合せた後、造粒乾燥すれば粒剤を得る。

これらの製剤は、そのままで或いは水で希釈して用いる
。

実施例３　小麦うどんこ病治療効果試験プラスチックポ
ットに砂壌土を詰め、小麦（農林７３号）を播種し、温
室内で７日間育成した。第二葉が展開した小麦の幼苗に
、小麦うどんと病菌の胞子を接種した。接種復温室で３
日間育成し、乳剤又は水和剤にした下記第２表の供試化
合物を、水で希釈して所定濃度にし。

それを葉面に充分付着するように茎葉散布した。

散布後、２３℃の温室内で７日間育成し、殺菌効力を調
査した。その結果を第２表に示す。

第　　　２　　表 実施例４　抗菌スペクトル試験 寒天培地希釈法により、下記第３表の本発明化合物につ
いて、カビに対する抗菌力を調べた。

各菌種とも直径５　ｍｍの菌糸片を薬剤混入培地（ポテ
トデキストロースアガー：　ＰＤＡ）に接種し所定温度
で培養して所定日数後に菌の生育状態を観察し、最小有
効阻市濃度を求めた。

その結果を第３表に示す。

実施例５ 製剤例４に準じて得られた本発明化合物の乳剤を水で３
．５　ｐｐｍになるように希釈した。希釈液１００−を
１８０ｃｃポリカツプに入れ、アカイエカ絡合幼虫２０
頭を放飼した。放飼翌日に生死を調査した。

その後、各区に餌を追加し、無処理区がすべて羽化した
時点で羽化阻害率を調査した。

なお、死生率及び羽化阻害率は、それぞれ次の３段階に
区分してＡ、Ｂ、Ｃで示す。

死　虫　率　（２）　Ａ：９０％以上 Ｂ：９０％未満〜１１ Ｃ：１０％未満 羽化阻害率　（＠　Ａ：９０％以上 Ｂ：９０９６未満〜８０％ Ｃ：８０％未満 その結果を第４表に示す。

第　　　４　　　表 実施例６ 製剤例４によって得られた下記第５表の本発明化合物の
乳剤の水による２００倍希釈液（５００ｐｐｍ相当）２
−を１３　ｙのハスモンヨトウ用人工飼料にしみこませ
、直径１１１１のポリエチレンカップに入れた。その中
にハスモンヨトウ４令幼中１０頭を放ち、６日後に生死
を調査した。（２゛反復） その結果を第５表に示す。

第　　　５　　　表 実施例７ 播種７日後の鉢植ツルナシインゲン（初生葉期）に、−
葉当り１０頭のニセナミハダニの雌成虫を寄生させ、２
５℃の恒温室で保管した。６日後、製剤例４に準じて製
剤した下記第６表の本発明化合物の乳剤を水で有効成分
濃度５００ｐｐｍに希釈した薬液をターンテーブル上で
１鉢あたり１０−散布し、同時に同液２−を土＠潅注し
た。

８日後にそれぞれの植物のハダニによる被害を調査した
。

被害程度は次の区分に従って一９十、＋＋で示す。

−：　はとんど被害が認められない。

＋　：　少し被害が認められる。

＋＋：　　無処理区と同様の被害が認められる。

その結果を第６表に示す。

第　　　６　　　表

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ｒ＾１はアルキル基、シクロアルキル基、アリ
   ール基又はアラルキル基を、Ａは基▲数式、化学式、表
   等があります▼、基▲数式、化学式、表等があります▼
   又は基−（ＣＨ＿２）＿３−を、Ｒ＾２、Ｒ＾３及びＲ
   ＾４はそれぞれ同一又は相異なり、水素原子、低級アル
   キル基、クロルメチル基又はフェニル基をＲ＾５は水素
   原子又は低級アルキル基を、基▲数式、化学式、表等が
   あります▼はシクロヘキシレン基又はフェニレン基を、
   ｍは１〜３の整数をそれぞれ示す。但し、ｍが２又は３
   且つＲ＾５が水素原子を表わす場合は、Ｒ＾２、Ｒ＾３
   及びＲ＾４の少くとも一つはクロルメチル基又はフェニ
   ル基を示すものとする。〕で表わされるトリ有機錫シラ
   トラン誘導体。
2. （２）一般式 （Ｒ＾１）＿３ＳｎＸ 〔式中、Ｒ＾１はアルキル基、シクロアルキル基、アリ
   ール基又はアラルキル基を、Ｘは塩素原子又は臭素原子
   をそれぞれ示す。〕で表わされるトリ有機錫ハライドと 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ａは基▲数式、化学式、表等があります▼、基
   ▲数式、化学式、表等があります▼又は基 −（ＣＨ＿２）＿３−を、Ｒ＾２、Ｒ＾３及びＲ＾４は
   同一又は相異なり、水素原子、低級アルキル基、クロル
   メチル基又はフェニル基を、Ｒ＾５は水素原子又は低級
   アルキル基を、基▲数式、化学式、表等があります▼は
   シクロヘキシレン基又はフェニレン基を、ｍは１〜３の
   整数をそれぞれ示す。但し、ｍが２又は３且つＲ＾５が
   水素原子を表わす場合は、Ｒ＾２、Ｒ＾３及びＲ＾４の
   少くとも一つはクロルメチル基又はフェニル基を示すも
   のとする。〕で表わされる１−（メルカプトアルキル）
   シラトラン誘導体とを脱ハロゲン化水素剤の存在下で反
   応させることを特徴とする。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ｒ＾１、Ｒ＾２、Ｒ＾３、Ａ及びｍは上記と同
   じ意義を有する。〕で表わされるトリ有機錫シラトラン
   誘導体の製造法。
3. （３）一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ｒ＾１はアルキル基、シクロアルキル基、アリ
   ール基又はアラルキル基を、Ａは基▲数式、化学式、表
   等があります▼、基▲数式、化学式、表等があります▼
   又は基−（ＣＨ＿２）＿ｍ−を、Ｒ＾２、Ｒ＾３及びＲ
   ＾４はそれぞれ同一又は相異なり、水素原子、低級アル
   キル基、クロルメチル基又はフェニル基を、Ｒ＾５は水
   素原子又は低級アルキル基を、基▲数式、化学式、表等
   があります▼はシクロヘキシレン基又はフェニレ ン基を、ｍは１〜３の整数をそれぞれ示す。 但し、ｍが２又は３且つＲ＾５が水素原子を表わす場合
   は、Ｒ＾２、Ｒ＾３及びＲ＾４の少くとも一つはクロル
   メチル基又はフェニル基を示すものとする。〕で表わさ
   れるトリ有機錫シラトラン誘導体を有効成分として含有
   することを特徴とする殺虫、殺ダニ、殺菌剤。