JPS627957Y2 - - Google Patents

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JPS627957Y2
JPS627957Y2 JP3510278U JP3510278U JPS627957Y2 JP S627957 Y2 JPS627957 Y2 JP S627957Y2 JP 3510278 U JP3510278 U JP 3510278U JP 3510278 U JP3510278 U JP 3510278U JP S627957 Y2 JPS627957 Y2 JP S627957Y2
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compressor
indoor
pole
poles
small
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JP3510278U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、1台の室外ユニツトに対し、大容量
熱交換器を有する1台の親室内ユニツトと小容量
熱交換器を有する複数台の子室内ユニツトを接続
してなる多室空気調和機の運転制御方法に関する
もので、室外ユニツトに極数変換圧縮機を塔載
し、親室内ユニツトが運転される時には圧縮機を
必ず少極高速運転とし、複数台の子室内ユニツト
を運転するときにはその台数に応じて圧縮機の極
数を選択することにより、それぞれの室内負荷に
応じた能力制御を行ない、空調設備の稼動率を高
め、かつ運転効率の良い多室空気調和機を提供す
ることを目的とするものである。
従来、1台の室外ユニツトに対し、室内熱交換
器容量の異なる親子の複数室内ユニツトを接続し
た多室空気調和機が種々考えられているが、いず
れも以下に述べる欠点を持ち、技術的に解決困難
な問題が残つていた。
即ち、通常1台の室外ユニツトに塔載される圧
縮機は2極定速回転で、室内熱交換器容量の異な
る室内ユニツトを複数台接続した場合、室外ユニ
ツトと同程度の親室内ユニツトを運転する時は通
常の1対1の場合と同様で運転能力,効率とも所
要の値を示すが、熱交換器容量の小さな子室内ユ
ニツトを複数台運転する場合、その台数が多くて
室外ユニツトと同程度であれば問題はないが、少
ない台数運転する場合には冷房能力が出過ぎて露
付きの問題を生じたり、異常に低圧が下がつたり
して室内熱交換器に着霜したり、又圧縮機消費電
力が大きく運転効率が極めて低い等の問題があつ
た。
本考案は前記従来の欠点を除去するもので、そ
の構成として、極数変換圧縮機を塔載した1台の
室外ユニツトに対し、大容量熱交換器を有する1
台の親室内ユニツトと小容量熱交換器を有する複
数台の子室内ユニツトを接続し、前記親室内ユニ
ツトを含む運転時には前記極数変換圧縮機を少極
運転とし、前記複数の子室内ユニツトだけを運転
する時には、前記子室内ユニツトの運転台数に応
じて前記極数変換圧縮機を少極,多極間で選択切
り換えする電気制御回路を設けたものである。
以下、本考案の一実施例について図面を参考に
その構成及び作用を説明する。
図において、1は極数変換圧縮機2を塔載した
室外ユニツト、3Aは大きな熱交換器4Aを有す
る親室内ユニツトであり、3B,3Cはそれぞれ
小さな熱交換器4B,4Cを持つた子室内ユニツ
トであり、室外ユニツト1と室内ユニツト3A,
3B,3Cとはそれぞれ開閉弁5A,5B,5C
を直列に介した配管6A,6B,6Cで接続され
ている。
親室内ユニツト3Aを運転する時は開閉弁5A
を開け、圧縮機2を出た高温高圧吐出ガスは凝縮
器7で液化凝縮し、開閉弁5A,配管6Aを通つ
て減圧器8Aで減圧されて室内熱交換器4Aで蒸
発し、A室内空気を冷却して再び圧縮機へ戻る。
子室内ユニツト3Bを運転する時は、今度は開
閉弁5Bを開けて、親室内ユニツトと同様に減圧
器8Bで減圧され室内熱交換器4Bで蒸発し、B
室内空気を冷却して圧縮機2へ戻る。
子室内ユニツト3Cを運転する場合は、開閉弁
5Cを開けて配管6Cを通つて減圧器8Cに入り
室内熱交換器4Cで蒸発してC室内空気を冷却し
て圧縮機2へ戻る。
第2図において、9A,9B,9Cは各室内ユ
ニツトの室内電源電圧に直列に投入された運転ス
イツチである。10A,10B,10Cは各運転
スイツチ9A,9B,9Cに直列に介した各室の
室内サーモスタツトである。A室が親室内ユニツ
トを設けた室である。11A,11B,11Cは
開閉弁5A,5B,5Cの開閉を制御する電磁コ
イルで、通電されると開状態となり、各室の運転
スイツチ、室内サーモスタツトに直列に投入され
ている。又、12A,12B,12Cはそれぞれ
電磁コイル11A,11B,11Cに並列接続さ
れたリレーであり、それぞれ通電時に閉となる常
開接点13A′と13A″,13B′と13B″,13
C′と13C″を有する。14は常開接点13B′を
13C′に直列接続したものと常開接点13A′の
並列回路に直列に介した極数切換リレーである。
15,16は極数変換圧縮機2をそれぞれ少極,
多極結線にする電磁開閉器(図示せず)の電磁コ
イルであり、並列に結線され、極数切換リレー1
4が通電されると接点17は少極用電磁コイル1
5側に導通される。そして、この少極,多極用電
磁コイル15,16の並列回路と三つの常開接点
13A″,13B″,13C″の並列回路を直列に結
線し電源電圧18をかけている。
以上の構成の下で次に作用を説明する。
先ず、A室の親室内ユニツト3Aを運転する場
合、運転スイツチ9Aを投入する。室温が高けれ
ばサーモスタツト10Aが閉じて電磁コイル11
Aとリレー12Aが導通されて、開閉弁5Aが開
らくと同時に常開接点13A′が閉じて極数切換
リレー14が通電されて、接点17が少極用電磁コ
イル15側に導通し常開接点13A″が閉じてい
るから極数変換圧縮機2が少極高速回転し、冷媒
が室内熱交換器4Aに流入してA室を冷房する。
室温が低下するとサーモスタツト10Aが働ら
き、開閉弁5Aが閉じると共に、極数変換圧縮機
2は常開接点13A″が開らくので停止する。こ
のように大きな熱交換器容量の親室内ユニツト3
Aで大負荷の室内を冷房する時にはその負荷に応
じた能力を発揮することができる。
次に、子室内ユニツト3Bを運転する場合には
運転スイツチ9Bを投入する。室内温度が高くて
サーモスタツト10Bが閉じていれば、電磁コイ
ル11Bとリレー12Bが通電されて、開閉弁5
Bが開くと共に、常開接点13B′,13B″が閉
じるので、極数切換リレー14は通電されず、接
点17が多極用電磁コイル16側に導通されてい
るので、極数変換圧縮機2は多極低速回転し、冷
媒が小容量熱交換器4Bに流入してB室を冷房す
る。B室温が低下してサーモスタツトが切れると
開閉弁5Bが閉じると共に常開接点13B″が開
いて圧縮機2が停止する。このように負荷の少な
い室内には少ない冷房能力で充分調整でき、かつ
冷媒圧力条件も適当な値となり、室内熱交換器に
着霜したり異常に低温な吹出温度となることもな
い。
C室の子室内ユニツト3Cのみを運転する時
は、B室の子室内ユニツト3Bを運転する場合と
同じ制御方法であり、C室サーモスタツト10C
の動作により開閉弁5Cの開閉制御と、多極用電
磁コイル16のオンオフを行ない、極数変換圧縮
機2の多極運転によりC室を冷房する。
子室内ユニツト3B,3Cを2台とも運転する
場合は、運転スイツチ9B,9Cが投入され、室
温サーモスタツト10B,10Cのいづれか1ケ
が閉状態になつている時は、その閉状態側の開閉
弁5B又は5Cが開いて極数変換圧縮機2が多極
低速運転されることは1台運転する場合と同様で
あるが、2台共室温サーモが閉じている時には、
開閉弁5B,5Cが開いていると同時に、リレー
12B,12Cの常開接点13B′,13C′が閉
じているので、極数切換リレー14が通電されて
接点17が少極用電磁コイル15側と導通し極数
変換圧縮機2が少極高速回転し、冷媒が室内ユニ
ツト3B,3Cに流入しB室とC室を冷房する。
このように、子室内ユニツト3B,3cを運転す
る場合は1台のみ冷房が必要ならば多極低速運
転、2台共冷房が必要ならば少極高速運転して、
それぞれの室内負荷に応じた冷房能力を発揮でき
る。
次に、親室内ユニツト3Aと子室内ユニツト3
B又は3Cを同時に運転する場合は、子室内ユニ
ツト3B又は3Cの室内サーモスタツト10B,
10Cの開閉状態にかゝわらず室温サーモスタツ
ト10Aが入つていれば常開接点13A′,13
A″が閉じて極数変換圧縮機2は少極高速運転し
大きな冷房負荷に応じて最大限に冷房能力を発揮
し、各室の室温を他室の影響を受けずに良好に調
整できる。この場合に親室内ユニツト3Aのサー
モスタツト10Aが切れた場合は、子室内ユニツ
ト3B,3Cの運転台数に応じて再び少極,多極
間で切換運転する。
本考案は冷房運転の場合だけを説明したが、暖
房運転の場合を同じように容易に考えられる事は
明らかであり、暖房運転の場合は一般に暖房負荷
が大きいから、親室内ユニツト3Aと子室内ユニ
ツト3B又は3Cの同時運転が暖房能力的に無理
であれば、その場合には第2図の電気回路におい
て、開閉弁5B,5Cの電磁コイル11B,11
Cにそれぞれに直列に親室内ユニツトのリレー1
2Aの逆接点を介入させると親室内ユニツト3A
の運転時には絶対に子室内ユニツト3B,3C側
には冷媒が流入しないように簡単にできる。
又、本考案の場合、運転を室温サーモスタツト
の動作に対応させて極数を選定したが、サーモス
タツトでなく運転スイツチに応動して同一内容で
極数を決定しても良く、その時には極数変換圧縮
機はサーモスタツトによつて頻繁に極数が切換わ
ることがなく圧縮機を長持ちさせる効果がある。
以上の実施例の説明から明らかなように、本考
案の多室空気調和機によれば、極数変換圧縮機を
設けた1台の室外ユニツトに対し、大容量熱交換
器を有する1台の親室内ユニツトと小容量熱交換
器を有する複数台の子室内ユニツトとを接続し、
室内ユニツトの運転状態に応じて前記圧縮機の極
数を適切に選択して運転させるようにしているた
め、各室の室内空調負荷に応じた能力制御運転が
実現でき、他室の運転状態にかゝわらず個別の空
調が可能となり、また、空調負荷の少ない運転状
態(子室内ユニツト1台等)では圧縮機の回転数
を下げ、冷媒圧力も適当な状態となり、室内熱交
換器に着霜したり異常に低い吹出温度になること
なく、又消費電力も少なく効率の良い運転状態と
でき、また1台の圧縮機を有効に各室の運転に使
用でき、高価な設備の稼動率を高められ、さらに
1対1の場合の既存の室内ユニツトをそのまゝ有
効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における多室空気調
和機の冷媒回路図、第2図は同多室空気調和機の
電気制御回路図である。 2……極数変換圧縮機、3A……親室内ユニツ
ト、3B,3C……子室内ユニツト、5A,5
B,5C……開閉弁、10A,10B,10C…
…サーモスタツト、14……極数切換リレー、1
5……少極用電磁コイル、16……多極用電磁コ
イル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 極数変換圧縮機を搭載した1台の室外ユニツト
    に対し、大容量熱交換器を有する1台の親室内ユ
    ニツトと小容量熱交換器を有する複数台の子室内
    ユニツトを接続し、前記親室内ユニツトを含む運
    転時には前記極数変換圧縮機を少極運転とし、前
    記複数の子室内ユニツトだけを運転する時には、
    前記子室内ユニツトの運転台数に応じて前記極数
    変換圧縮機を少極,多極間で選択切り換えする電
    気制御回路を設けた多室空気調和機。
JP3510278U 1978-03-17 1978-03-17 Expired JPS627957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3510278U JPS627957Y2 (ja) 1978-03-17 1978-03-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3510278U JPS627957Y2 (ja) 1978-03-17 1978-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54137253U JPS54137253U (ja) 1979-09-22
JPS627957Y2 true JPS627957Y2 (ja) 1987-02-24

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ID=28893729

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JP3510278U Expired JPS627957Y2 (ja) 1978-03-17 1978-03-17

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