JPH062969A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
- Publication number
- JPH062969A JPH062969A JP4162498A JP16249892A JPH062969A JP H062969 A JPH062969 A JP H062969A JP 4162498 A JP4162498 A JP 4162498A JP 16249892 A JP16249892 A JP 16249892A JP H062969 A JPH062969 A JP H062969A
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- condenser
- air conditioner
- low
- blower motor
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冬期低外気温時（０℃近辺）、インバータ出
力が低い場合にも冷凍回路のバランスを維持しつつ、冷
房能力制御幅の大きい空気調和装置を実現する。 【構成】 圧縮機１と凝縮器２と蒸発器３と膨脹弁機構
４と送風モータＡ５と送風モータＢ６とからなる冷凍回
路にあって、前記凝縮器２に複数のパスを設け、前記各
パス毎に連通する複数の電磁弁７を配するとともに、前
記凝縮器２用の送風モータＡ５に複数の速調段数を備え
た構成にて、低外気温時（０℃近辺）で、インバータ出
力の低い場合にも電磁弁７の開閉と送風モータＡ５の回
転数の選択により、適正な凝縮能力をえることで冷凍回
路のバランスを維持し、冷房能力制御幅の大きい空気調
和装置を提供する。
力が低い場合にも冷凍回路のバランスを維持しつつ、冷
房能力制御幅の大きい空気調和装置を実現する。 【構成】 圧縮機１と凝縮器２と蒸発器３と膨脹弁機構
４と送風モータＡ５と送風モータＢ６とからなる冷凍回
路にあって、前記凝縮器２に複数のパスを設け、前記各
パス毎に連通する複数の電磁弁７を配するとともに、前
記凝縮器２用の送風モータＡ５に複数の速調段数を備え
た構成にて、低外気温時（０℃近辺）で、インバータ出
力の低い場合にも電磁弁７の開閉と送風モータＡ５の回
転数の選択により、適正な凝縮能力をえることで冷凍回
路のバランスを維持し、冷房能力制御幅の大きい空気調
和装置を提供する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は快適で効率の良い空調を
提供する空気調和装置に関する。
提供する空気調和装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、事務室においてＯＡ機器の導入
や、パーティションによる執務空間の細分化により局所
的な熱負荷の増大や、偏在化が生じ、年間を通じての局
所冷房や空調制御の細分化への要望が高まっている。
や、パーティションによる執務空間の細分化により局所
的な熱負荷の増大や、偏在化が生じ、年間を通じての局
所冷房や空調制御の細分化への要望が高まっている。
【０００３】これらの要望を満たすため、各種の空気調
和装置が提案されている。以下、従来の空気調和装置の
一例を図２に基づき説明する。図２では、一般的な空気
調和装置の冷凍回路図を示している。図に示す様に、イ
ンバータ回路（図示せず）付きの圧縮機１０１と、凝縮
器１０２と、蒸発器１０３と、膨脹弁機構１０４により
構成された冷凍回路を設けるとともに、前記凝縮器１０
２の熱交換用として複数の速調段数を設けてなる送風モ
ータＡ１０５と前記蒸発器１０３の熱交換用として複数
の速調段数を設けてなる送風モータＢ１０６とから構成
されている。
和装置が提案されている。以下、従来の空気調和装置の
一例を図２に基づき説明する。図２では、一般的な空気
調和装置の冷凍回路図を示している。図に示す様に、イ
ンバータ回路（図示せず）付きの圧縮機１０１と、凝縮
器１０２と、蒸発器１０３と、膨脹弁機構１０４により
構成された冷凍回路を設けるとともに、前記凝縮器１０
２の熱交換用として複数の速調段数を設けてなる送風モ
ータＡ１０５と前記蒸発器１０３の熱交換用として複数
の速調段数を設けてなる送風モータＢ１０６とから構成
されている。
【０００４】上記構成において、空気調和装置の運転を
開始すると、その運転当初時点での空調負荷と、室内、
室外温度に応じて圧縮機１０１へ送られるインバータ出
力と、送風モータＡ１０５の回転数と、送風モータＢ１
０６の回転数が決められ、冷凍回路のバランスを取りな
がら継続運転される。
開始すると、その運転当初時点での空調負荷と、室内、
室外温度に応じて圧縮機１０１へ送られるインバータ出
力と、送風モータＡ１０５の回転数と、送風モータＢ１
０６の回転数が決められ、冷凍回路のバランスを取りな
がら継続運転される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和装置では、室外気温が０℃近辺まで下がった場合に
も、局所的に冷房負荷（ＯＡ機器が多く）が必要となっ
た場面では、必要冷房能力が少ないため、インバータ出
力も低くなり、送風モータＡ１０５の回転数を最下限ま
で下げても冷凍回路の中で凝縮器１０２の冷媒圧力、冷
媒温度が下がり過ぎ、凝縮器１０２で適正な熱交換が出
来なくなり、結果として冷凍回路のバランスが維持出来
なくなり、低温時には冷房能力の制御幅を大きく取れな
いという問題があった。
調和装置では、室外気温が０℃近辺まで下がった場合に
も、局所的に冷房負荷（ＯＡ機器が多く）が必要となっ
た場面では、必要冷房能力が少ないため、インバータ出
力も低くなり、送風モータＡ１０５の回転数を最下限ま
で下げても冷凍回路の中で凝縮器１０２の冷媒圧力、冷
媒温度が下がり過ぎ、凝縮器１０２で適正な熱交換が出
来なくなり、結果として冷凍回路のバランスが維持出来
なくなり、低温時には冷房能力の制御幅を大きく取れな
いという問題があった。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、冬期
低外気温時に局所冷房負荷に対応出来る冷房制御幅の大
きくとれる空気調和装置を提供することを目的とする。
低外気温時に局所冷房負荷に対応出来る冷房制御幅の大
きくとれる空気調和装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和装置は
上記目的を達成するために、圧縮機と凝縮器と蒸発器と
凝縮器用送風モータＡと蒸発器用送風モータＢと膨脹弁
機構からなる冷凍回路にあって、前記凝縮器に複数のパ
スを設け、前記各パス毎に連通する複数の電磁弁を配す
るとともに、凝縮器用送風モータＡに複数の速調段数を
設けた構成としたものである。
上記目的を達成するために、圧縮機と凝縮器と蒸発器と
凝縮器用送風モータＡと蒸発器用送風モータＢと膨脹弁
機構からなる冷凍回路にあって、前記凝縮器に複数のパ
スを設け、前記各パス毎に連通する複数の電磁弁を配す
るとともに、凝縮器用送風モータＡに複数の速調段数を
設けた構成としたものである。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成により、低外気温時（室
外気温０℃近辺）、必要冷房負荷が少ない場合、すなわ
ち、インバータ出力が低い場合にも、適正な凝縮器の熱
交換能力を選択することで、冷凍回路のバランスを維持
でき、結果的には冷房制御幅の大きい空気調和装置が得
られる。
外気温０℃近辺）、必要冷房負荷が少ない場合、すなわ
ち、インバータ出力が低い場合にも、適正な凝縮器の熱
交換能力を選択することで、冷凍回路のバランスを維持
でき、結果的には冷房制御幅の大きい空気調和装置が得
られる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１０】図に示すように、圧縮機１と複数のパスで
分割された凝縮器２が連通され前期複数のパスと凝縮器
２の間には電磁弁７が設けられている。また前記凝縮器
２の近傍には熱交換用送風機として、複数の速調段数を
備えた送風モータＡ５が設けられている。さらに下流に
は膨脹弁機構４（電動式膨脹弁）が設けられ、各膨脹弁
機構４の下流には蒸発器３が設けられ、前記蒸発器３の
近傍には熱交換用送風機として送風モータＢ６が設けら
れており、これらにより一連の冷凍回路を構成するもの
である。
分割された凝縮器２が連通され前期複数のパスと凝縮器
２の間には電磁弁７が設けられている。また前記凝縮器
２の近傍には熱交換用送風機として、複数の速調段数を
備えた送風モータＡ５が設けられている。さらに下流に
は膨脹弁機構４（電動式膨脹弁）が設けられ、各膨脹弁
機構４の下流には蒸発器３が設けられ、前記蒸発器３の
近傍には熱交換用送風機として送風モータＢ６が設けら
れており、これらにより一連の冷凍回路を構成するもの
である。
【００１１】上記構成において、冬期低外気温時（０℃
近辺）、局所冷房負荷が発生した場合、インバータ出力
が低くても、電磁弁７を閉じ凝縮器２の一部を使用する
かたちで、なおかつ送風モータＡ５の回転数を最下限に
することにより、適正な凝縮器２の熱交換能力が選択で
き、冷凍回路のバランスが維持出来る。
近辺）、局所冷房負荷が発生した場合、インバータ出力
が低くても、電磁弁７を閉じ凝縮器２の一部を使用する
かたちで、なおかつ送風モータＡ５の回転数を最下限に
することにより、適正な凝縮器２の熱交換能力が選択で
き、冷凍回路のバランスが維持出来る。
【００１２】このように本発明の実施例の空気調和装置
によれば、冬期低外気温（０℃近辺）時、インバータ出
力が低くても冷凍回路のバランスを維持しつつ、効率の
よい運転が出来る。
によれば、冬期低外気温（０℃近辺）時、インバータ出
力が低くても冷凍回路のバランスを維持しつつ、効率の
よい運転が出来る。
【００１３】なお、実施例では圧縮機１にインバータ回
路付きのものを説明したが、非インバータ方式のものを
用いてもよく、その作用効果に差異を生じない。
路付きのものを説明したが、非インバータ方式のものを
用いてもよく、その作用効果に差異を生じない。
【００１４】また、実施例では膨脹弁機構４を電動式膨
脹弁としたが、膨脹弁機構４は電磁弁とキャピラリーチ
ューブとの組合せでもよい。
脹弁としたが、膨脹弁機構４は電磁弁とキャピラリーチ
ューブとの組合せでもよい。
【００１５】さらに、実施例では蒸発器３と膨脹弁機構
４を複数のものを説明したが、単一のものを用いてよ
く、その作用効果に差異を生じない。
４を複数のものを説明したが、単一のものを用いてよ
く、その作用効果に差異を生じない。
【００１６】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば複数のパスを電磁弁で開閉することで複数の
凝縮器を選択出来るとともに、複数の速調段数をもつ送
風モータＡとの組合せ機能により、制御幅の大きい凝縮
能力が得られ、結果として低外気温時（０℃近辺）でも
冷房能力制御幅の大きな空気調和装置を提供できる。
明によれば複数のパスを電磁弁で開閉することで複数の
凝縮器を選択出来るとともに、複数の速調段数をもつ送
風モータＡとの組合せ機能により、制御幅の大きい凝縮
能力が得られ、結果として低外気温時（０℃近辺）でも
冷房能力制御幅の大きな空気調和装置を提供できる。
【図１】本発明の一実施例の空気調和装置の冷凍回路図
【図２】従来の空気調和装置の冷凍回路図
１ 圧縮機 ２ 凝縮器 ３ 蒸発器 ４ 膨脹弁機構 ５ 送風モータＡ ６ 送風モータＢ ７ 電磁弁
Claims (1)
- 【請求項１】圧縮機と凝縮器と蒸発器と凝縮器用送風モ
ータＡと蒸発器用送風モータＢと膨脹弁機構からなる冷
凍回路にあって、前記凝縮器に複数のパスを設け、前記
各パス毎に連通する複数の電磁弁を配するとともに、凝
縮器用送風モータＡに複数の速調段数を配してなる空気
調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162498A JPH062969A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162498A JPH062969A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062969A true JPH062969A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15755767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4162498A Pending JPH062969A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062969A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008128628A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Hitachi Appliances Inc | 冷凍装置 |
| KR101227477B1 (ko) * | 2005-10-05 | 2013-01-30 | 엘지전자 주식회사 | 용량 가변형 응축기가 구비된 공기조화기 및 그 제어방법 |
| US9780628B2 (en) | 2013-10-30 | 2017-10-03 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Generator inspection method |
| JP2018105588A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | ヤンマー株式会社 | ヒートポンプ |
| KR101877986B1 (ko) * | 2011-10-27 | 2018-07-12 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 |
| WO2018193518A1 (ja) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| EP3674619A4 (en) * | 2017-08-22 | 2021-05-19 | Gree Electric Appliances (Wuhan) Co., Ltd. | AIR CONDITIONING SYSTEM AND CONTROL PROCEDURES FOR IT |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4162498A patent/JPH062969A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101227477B1 (ko) * | 2005-10-05 | 2013-01-30 | 엘지전자 주식회사 | 용량 가변형 응축기가 구비된 공기조화기 및 그 제어방법 |
| JP2008128628A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Hitachi Appliances Inc | 冷凍装置 |
| KR101877986B1 (ko) * | 2011-10-27 | 2018-07-12 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 |
| US9780628B2 (en) | 2013-10-30 | 2017-10-03 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Generator inspection method |
| JP2018105588A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | ヤンマー株式会社 | ヒートポンプ |
| WO2018193518A1 (ja) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JPWO2018193518A1 (ja) * | 2017-04-18 | 2019-11-21 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| US11204191B2 (en) | 2017-04-18 | 2021-12-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning apparatus provided with refrigerant circuit capable of performing heating operation |
| EP3674619A4 (en) * | 2017-08-22 | 2021-05-19 | Gree Electric Appliances (Wuhan) Co., Ltd. | AIR CONDITIONING SYSTEM AND CONTROL PROCEDURES FOR IT |
| US11371764B2 (en) | 2017-08-22 | 2022-06-28 | Gree Electric Appliances (Wuhan) Co., Ltd | Air conditioning system and control method thereof |
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