JPH11211255A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH11211255A JPH11211255A JP836098A JP836098A JPH11211255A JP H11211255 A JPH11211255 A JP H11211255A JP 836098 A JP836098 A JP 836098A JP 836098 A JP836098 A JP 836098A JP H11211255 A JPH11211255 A JP H11211255A
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Abstract
ときの冷媒状態を最適にし、冷媒の追加充填量を削減し
た空気調和機を提供することを目的とする。 【解決手段】 圧縮機4、室外熱交換器5、絞り装置
6、2方操作弁1a、及び3方操作弁1bを有する1台
の室外機1と、各々直列接続されたキャピラリチューブ
9a、9bと開閉弁8a、8bの2対で構成される分流
器2、さらに前記各々の開閉弁8a、8bに直列接続さ
れる2個の室内熱交換器7a、7bを順次配置接続し、
前記1台の室外機1よりの吐出冷媒を前記室外機1側に
設けた前記分流器2を介して二台の室内機3A、3Bに
任意に供給してなる空気調和機において、前記絞り装置
6と並列に、電磁弁10aと第二の絞り装置10bであ
るキャピラリチューブを直列接続してなるバイパス回路
10を前記室外機1側に設けてなるようにする。
Description
り、詳しくは冷媒回路の構成に関する。
冷媒回路図、図4は、従来の空気調和機の一例を示す電
気回路図である。圧縮機4、室外熱交換器5、絞り装置
6、2方操作弁1a、及び3方操作弁1bを有する1台
の室外機1と、各々直列接続されたキャピラリチューブ
9a、9bと開閉弁8a、8bの2対で構成される分流
器2、さらに前記各々の開閉弁8a、8bに直列接続さ
れる2個の室内熱交換器7a、7bを順次配置接続す
る。そして、前記1台の室外機1よりの吐出冷媒を前記
分流器2を介して二台の室内機3A、3Bに任意に供給
するようにして空気調和機を構成する。
て説明する。11は圧縮機モータ、12は室外ファンモ
ータ、13はメインリレー、14は第一の室内機用リレ
ー、15は第二の室内機用リレー、16は第一の室内機
用開閉弁コイル、17は第二の室内機用開閉弁コイルで
ある。二台の室内機3A、3Bのどちらかに電源が接続
されると、各々に対応する第一の室内機用リレー14、
または第二の室内機用リレー15が動作し、そのメーク
接点がON状態になる。すると、交流電源21の一端に
接続されたメインリレー13が動作し、そのメーク接点
をON状態にする。同メーク接点は前記交流電源21の
一端と圧縮機モータ11、及び室外ファンモータ12の
各々の一端に接続され、それらの他端が、前記交流電源
21の他端に接続されているため、圧縮機1、室外ファ
ンモータ(図示せず)が駆動される。同様に、二台の室
内機3A、3Bのどちらかに電源が接続されると、各々
に対応する第一の室内機用開閉弁コイル16、または第
二の室内機用開閉弁コイル17が動作し、その開閉弁8
a、または8bが開状態になる。
接続時と、分流器2を取り付け二台の室内機3A、3B
の接続時では、冷媒の封入量が大幅に異なる。また、二
台の室内機3A、3Bの運転時には、前記絞り装置6で
あるキャピラリチューブの絞りがきつ過ぎる。そして、
配管内容積が増大し、正規冷媒量のままでは冷房能力が
低下する。また、高湿度条件下で室内熱交換器内の冷媒
が大幅に加熱し、クロスフローファンに結露してしま
う。そして、二台接続時のみ前記絞り装置6であるキャ
ピラリチューブの絞りを緩くすることはできないため、
冷媒の追加のみで高湿度条件下での加熱を抑えなければ
ならない。従って、多量の冷媒を追加することになり、
その結果、過負荷条件下で高圧圧力が上昇し、圧縮機4
の許容圧力を超えるおそれがある問題を生じている。
問題点に鑑みなされたもので、マルチエアコンの室内機
2台を同時冷房運転するときの冷媒状態を最適にし、冷
媒の追加充填量を削減し、高圧過昇を抑えた空気調和機
を提供することを目的とする。
に、圧縮機、室外熱交換器、絞り装置、2方操作弁及び
3方操作弁を有する一台の室外機と、各々直列接続され
たキャピラリチューブと開閉弁の2対で構成される分流
器、さらに前記各々の開閉弁に直列接続される室内熱交
換器を順次配置接続し、前記一台の室外機よりの吐出冷
媒を前記分流器を介して一台または二台の室内機に供給
するようにしてなる空気調和機において、前記絞り装置
と並列に、電磁弁と第二の絞り装置を直列接続してなる
バイパス回路を設け、前記電磁弁を前記二台の室内機の
双方を運転するときのみ開状態に制御してなるようにす
る。
供給されたときに動作するリレーを各々設け、各リレー
のメーク接点を直列に接続してAND回路を形成し、同
AND回路を前記電源の一端と電磁弁のコイルの一端に
直列に接続するとともに、前記電源の他端と電磁弁のコ
イルの他端に直列に接続することにより前記電磁弁を開
状態に駆動してなるようにする。
なるようにする。
チューブであるようにする。あるいは、前記第二の絞り
手段が、電子膨張弁であるようにする。
き添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
による空気調和機の一実施例を示す冷媒回路図、図2
は、本発明による空気調和機の一実施例を示す電気回路
図である。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。
内機、3Bは第二の室内機、4は圧縮機、5は室外熱交
換器、6は絞り装置、7aは第一の室内熱交換器、8a
は第一の開閉弁、9aは第一のキャピラリチューブ、7
bは第二の室内熱交換器、8bは第二の開閉弁、9bは
第二のキャピラリチューブ、10はバイパス回路、10
aは電磁弁、10bは第二の絞り装置である。
室外機で2台の室内機を任意に接続対象とし、絞り装置
6としてもキャピラリチューブを用いている。
2方操作弁1a、及び3方操作弁1bを有する1台の室
外機1と、各々直列接続されたキャピラリチューブ9
a、9bと開閉弁8a、8bの2対で構成される分流器
2、さらに前記各々の開閉弁8a、8bに直列接続され
る2個の室内熱交換器7a、7bを順次配置接続する。
そして、前記1台の室外機1よりの吐出冷媒を前記室外
機1側に設けた前記分流器2を介して二台の室内機3
A、3Bに任意に供給するようにして空気調和機を構成
する。ここで、本発明により、前記絞り装置6と並列
に、電磁弁10aと第二の絞り装置10bであるキャピ
ラリチューブを直列接続してなるバイパス回路10を前
記室外機1側に設けている。
る。なお、従来と同じ部分についての説明は省略する。
18は室外機電磁弁用リレー、19は室外機電磁弁用リ
レー、20は室外機電磁弁コイル、21は、交流電源で
ある。そして、前記リレー18、リレー19を前記分流
器2側に設けている。
が接続されると、各々に対応する室外機電磁弁用リレー
18、室外機電磁弁用リレー19が動作する。そして、
前記二台の室内機3A、3B双方に電源が接続される
と、各リレーのメーク接点を直列に接続してAND回路
を形成し、同AND回路を前記交流電源21の一端と室
外電磁弁コイル20の一端に直列に接続するとともに、
前記交流電源21の他端を前記室外電磁弁コイル20の
他端にメインリレー13を介し直列に接続しているの
で、前記電磁弁10aが開状態に駆動される。この結
果、前記電磁弁10aが開状態になるので、前記絞り装
置6だけでなく前記バイパス回路10の第二の絞り装置
10bのキャピラリチューブを通して吐出冷媒が供給さ
れる。
装置10bが、電子膨張弁であるようにしてもよい。
る。本発明によれば、前記絞り装置6の端部間に、手動
式2方弁10aと第二の絞り装置10bを直列接続して
いるので、2台の室内機3A、3Bの同時接続時には、
前記バイパス回路10の電磁弁10aを開として、冷媒
が前記バイパス回路10と前記絞り装置6であるキャピ
ラリチューブの双方を通過するので、全体の絞りが緩く
なる。
には、前記バイパス回路10に冷媒が流れない。この結
果、2台の室内機3A、3Bの同時運転時に、追加する
冷媒量が少なくて済む。さらに、2台の室内機3A、3
Bの同時接続時に過負荷条件下においても、高圧圧力が
圧縮機4の許容値を超えることを防止することができ
る。他方、前記リレー18、リレー19を前記分流器2
側に設けているので、室内機3Aのみの1台接続時に
は、前記分流器2を外して、直接室外機1に接続するこ
とができる。
機、室外熱交換器、絞り装置、2方操作弁及び3方操作
弁を有する一台の室外機と、各々直列接続されたキャピ
ラリチューブと開閉弁の2対で構成される分流器、さら
に前記各々の開閉弁に直列接続される室内熱交換器を順
次配置接続し、前記一台の室外機よりの吐出冷媒を前記
分流器を介して一台または二台の室内機に供給するよう
にしてなる空気調和機において、前記絞り装置と並列
に、電磁弁と第二の絞り装置を直列接続してなるバイパ
ス回路を設け、同電磁弁を前記二台の室内機の双方を運
転するときのみ開状態に制御してなるようにした。
同時冷房運転するときの冷媒状態を最適にし、冷媒の追
加充填量を削減し、高圧過昇を抑えた空気調和機を提供
することができる。
回路図である。
回路図である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 圧縮機、室外熱交換器、絞り装置、2方
操作弁及び3方操作弁を有する一台の室外機と、各々直
列接続されたキャピラリチューブと開閉弁の2対で構成
される分流器、さらに前記各々の開閉弁に直列接続され
る室内熱交換器を順次配置接続し、前記一台の室外機よ
りの吐出冷媒を前記分流器を介して一台または二台の室
内機に供給するようにしてなる空気調和機において、 前記絞り装置と並列に、電磁弁と第二の絞り装置を直列
接続してなるバイパス回路を設け、前記電磁弁を前記二
台の室内機の双方を運転するときのみ開状態に制御して
なることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 前記二台の室内機の各々の電源が供給さ
れたときに動作するリレーを各々設け、各リレーのメー
ク接点を直列に接続してAND回路を形成し、同AND
回路を前記電源の一端と電磁弁のコイルの一端に直列に
接続するとともに、前記電源の他端と電磁弁のコイルの
他端に直列に接続することにより前記電磁弁を開状態に
駆動してなることを特徴とする請求項1記載の空気調和
機。 - 【請求項3】 前記リレーを前記分流器側に設けてなる
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調
和機。 - 【請求項4】 前記第二の絞り手段が、キャピラリチュ
ーブであることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
の空気調和機。 - 【請求項5】 前記第二の絞り手段が、電子膨張弁であ
ることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の空気調
和機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP00836098A JP3858410B2 (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 空気調和機 |
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JPH11211255A true JPH11211255A (ja) | 1999-08-06 |
JP3858410B2 JP3858410B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
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JP00836098A Expired - Fee Related JP3858410B2 (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3858410B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010113719A1 (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-07 | 三菱重工業株式会社 | マルチ型空気調和機 |
CN104279789A (zh) * | 2013-07-11 | 2015-01-14 | 东莞市微电环保科技有限公司 | 一种三联供空调系统 |
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1998
- 1998-01-20 JP JP00836098A patent/JP3858410B2/ja not_active Expired - Fee Related
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