JPS6279242A - 磁気記録材料からの磁性粉回収方法 - Google Patents
磁気記録材料からの磁性粉回収方法Info
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- JPS6279242A JPS6279242A JP60218854A JP21885485A JPS6279242A JP S6279242 A JPS6279242 A JP S6279242A JP 60218854 A JP60218854 A JP 60218854A JP 21885485 A JP21885485 A JP 21885485A JP S6279242 A JPS6279242 A JP S6279242A
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録材料か
ら磁性粉を回収する方法に関するものである。
ら磁性粉を回収する方法に関するものである。
[従来の技術1
例えば、塗布型の磁気テープはベースフィルムとその上
に磁性粉、バインダー、有n溶剤等を混練した磁性塗料
を均一に塗布、乾燥した磁性層から成っている。
に磁性粉、バインダー、有n溶剤等を混練した磁性塗料
を均一に塗布、乾燥した磁性層から成っている。
ベースフィルムとしてはポリエステル、ポリプロピレン
、ポリカーボネート等のフィルムか使用されている。
、ポリカーボネート等のフィルムか使用されている。
一方、磁性粉はT Fe203 、Go含有γ−Fe
203 、CrO2等の金属酸化物の粉末又はFe、F
e−Co−N i等の金属粉末が有り、又、バインダー
は塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合物、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂にエポキ
シ樹脂、硝化綿等が一般的である。
203 、CrO2等の金属酸化物の粉末又はFe、F
e−Co−N i等の金属粉末が有り、又、バインダー
は塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合物、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂にエポキ
シ樹脂、硝化綿等が一般的である。
バインダーは熱可塑性と熱硬化性に大別されるが、磁気
テープの強度、耐久性等の点で熱硬化性バインダーが含
まれる場合が多く、該熱硬化性バインダーは三次元構造
ができて溶剤に対してほとんど@解しない。
テープの強度、耐久性等の点で熱硬化性バインダーが含
まれる場合が多く、該熱硬化性バインダーは三次元構造
ができて溶剤に対してほとんど@解しない。
製造工程から必然的に発生する塗布型の廃磁気テープよ
りベースフィルム及び磁性粉を回収する方法は従来から
研究されており、例をあげればアルカリ水溶液又はアル
カリのアルコール溶液で処理るする方法(特開昭54−
66985号、同53−70404号、同53−112
979号)、アルカリ性グリコールで処理する方法(英
国特許第1134967号)、アルカリ性グリコールで
9811する工程と液状ハロゲン化炭化水素で処理する
工程の両工程で処理する方法(特開昭53−94381
号)、アルカリ性グリコールで処理する工程とケトン、
エステル、エーテル基の少なくとも1つを有する有機溶
剤で処理する工程の両工程で処理する方法(特公昭60
−23134号)等が有る。
りベースフィルム及び磁性粉を回収する方法は従来から
研究されており、例をあげればアルカリ水溶液又はアル
カリのアルコール溶液で処理るする方法(特開昭54−
66985号、同53−70404号、同53−112
979号)、アルカリ性グリコールで処理する方法(英
国特許第1134967号)、アルカリ性グリコールで
9811する工程と液状ハロゲン化炭化水素で処理する
工程の両工程で処理する方法(特開昭53−94381
号)、アルカリ性グリコールで処理する工程とケトン、
エステル、エーテル基の少なくとも1つを有する有機溶
剤で処理する工程の両工程で処理する方法(特公昭60
−23134号)等が有る。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、これらの方法は主としてベースフィルム
の回収を目的としており、ベースフィルムから分離され
た磁性粉は残存バインダーによって結合されているため
、前述した理由により有機溶剤中で新たなバインダーと
混練しても均一な分散状態にする事は側底不可能である
。
の回収を目的としており、ベースフィルムから分離され
た磁性粉は残存バインダーによって結合されているため
、前述した理由により有機溶剤中で新たなバインダーと
混練しても均一な分散状態にする事は側底不可能である
。
又、ベースフィルムと磁性粉を同時に回収する方法を実
際に行なう場合、磁気テープの切断、破砕、撹拌等の工
程が不可欠であり、ベースフィルムの大部分は回収され
るにしても、一部のベースフィルムは破片、粉末状とな
って磁性層に混入してくる。
際に行なう場合、磁気テープの切断、破砕、撹拌等の工
程が不可欠であり、ベースフィルムの大部分は回収され
るにしても、一部のベースフィルムは破片、粉末状とな
って磁性層に混入してくる。
もし、この様な磁性粉を磁気テープの原料として利用し
ようとしても、出来た磁気テープは全く価値のないもの
で必る。
ようとしても、出来た磁気テープは全く価値のないもの
で必る。
そこで、比重や磁気を利用して磁性粉とべ−スフィルム
を分離する事が考えられるが、実際上工業的に完全に分
離するのは収率、コスト等を元えればかなり無理がおる
・と推察される。
を分離する事が考えられるが、実際上工業的に完全に分
離するのは収率、コスト等を元えればかなり無理がおる
・と推察される。
従って、前述の如き方法で回収された磁性粉の用途は、
玩具、ゴム磁石等の付加価値の小さい用途に限られてい
る。
玩具、ゴム磁石等の付加価値の小さい用途に限られてい
る。
価格的に見ると、磁気テープに使われる磁性粉はベース
フィルムに比べてかなり高価である回収された磁性粉を
磁気テープの原料として再利用出来る様にする事は、資
源の保全及びその有効利用の立場から児で大いに価値の
有る事である。
フィルムに比べてかなり高価である回収された磁性粉を
磁気テープの原料として再利用出来る様にする事は、資
源の保全及びその有効利用の立場から児で大いに価値の
有る事である。
[問題点を解決するための手段]
そのためには、回収磁性粉中の残存バインダー量を出来
る限り少なくし、磁性層中での磁性粉の分散状態を良好
ならしめる事が必要である本発明においては、磁性粉の
特性を損なう事なく、バインダーを実質的にほぼ完全に
除去し磁性粉の分散性が最も重要視される磁気テープに
も利用される様な磁性粉として回収しようとするもので
ある。
る限り少なくし、磁性層中での磁性粉の分散状態を良好
ならしめる事が必要である本発明においては、磁性粉の
特性を損なう事なく、バインダーを実質的にほぼ完全に
除去し磁性粉の分散性が最も重要視される磁気テープに
も利用される様な磁性粉として回収しようとするもので
ある。
すなわち、本発明は塗布型磁気記録材料中のバインダー
を部分的溶解或は膨潤させる様な有機溶剤が、60〜9
5(V/V)% ドア)1.tコールが40〜5(V/
V)%とアルカリから成る溶液中で、常温〜溶液の沸点
の温度で少なくとも1回処理する事により磁気記録材料
から磁性粉を回収する方法、 を基本とするものであ
る。又水を処理前又は処理途中に加えてもよく、これら
の処理を行なった後o、s(n/v)%アルカリ水溶液
中で常温〜溶液の沸点の温度で少なくとも1回処理する
と更によい。
を部分的溶解或は膨潤させる様な有機溶剤が、60〜9
5(V/V)% ドア)1.tコールが40〜5(V/
V)%とアルカリから成る溶液中で、常温〜溶液の沸点
の温度で少なくとも1回処理する事により磁気記録材料
から磁性粉を回収する方法、 を基本とするものであ
る。又水を処理前又は処理途中に加えてもよく、これら
の処理を行なった後o、s(n/v)%アルカリ水溶液
中で常温〜溶液の沸点の温度で少なくとも1回処理する
と更によい。
本発明において使用される有機溶剤としては、■ バイ
ンダーを部分的溶解或は膨潤させる事。
ンダーを部分的溶解或は膨潤させる事。
■ 使用される条件下でアルカリと反応してそれを不活
性化せしめない事又はその反応速度が遅い事。
性化せしめない事又はその反応速度が遅い事。
、 の二つの条件を満しておればいかなるものでも良
く、具体的にはアセトン、メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、
クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルスル
ホキシド等の硫黄化合物等がこの条件を満している。こ
の条件を満していないものを一部混合している場合でも
、混合溶剤として以上の条件を満していれば使用できる
。
く、具体的にはアセトン、メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、
クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルスル
ホキシド等の硫黄化合物等がこの条件を満している。こ
の条件を満していないものを一部混合している場合でも
、混合溶剤として以上の条件を満していれば使用できる
。
アルカリとしては苛性ソーダ、苛性カリ等一般的なもの
が使用できる。
が使用できる。
アルコールは必要な量のアルカリを溶かすだけの溶解性
が有り、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール等の如き前記有機溶剤及び水に溶解するものであれ
ばよく、安価なものが望ましい。
が有り、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール等の如き前記有機溶剤及び水に溶解するものであれ
ばよく、安価なものが望ましい。
水は処理途中で力Oえるのが最も効果がある。
又、水を最初から加えておくことは、処理の終った溶液
を回収する必要が有る場合、水を完全に分離する事が経
済的見地から見て好ましくない事を考慮すると、都合が
よい。
を回収する必要が有る場合、水を完全に分離する事が経
済的見地から見て好ましくない事を考慮すると、都合が
よい。
量的関係を見ると、アルカリは反応終了後も溶液が強ア
ルカリを示す程度に加えれば良く、少ない場合は反応速
度が遅くなり、極端な場合は途中でアルカリが消滅して
分解反応がそれ以上進まなくなる。その適性量は磁性層
中のバインダー量及び混入したベースフィルム最によっ
て異なるが、通常の場合磁性層の5〜20(臀/臀)%
で必る。
ルカリを示す程度に加えれば良く、少ない場合は反応速
度が遅くなり、極端な場合は途中でアルカリが消滅して
分解反応がそれ以上進まなくなる。その適性量は磁性層
中のバインダー量及び混入したベースフィルム最によっ
て異なるが、通常の場合磁性層の5〜20(臀/臀)%
で必る。
アルコール及び水の似は必要なアルカリを溶解すると共
に分解されたバインダー及びベースフィルムを溶解出来
る毘が必要でおり、溶液内に占るアルコール及び/又は
水の割合は5〜40(V/V)%が好ましい。
に分解されたバインダー及びベースフィルムを溶解出来
る毘が必要でおり、溶液内に占るアルコール及び/又は
水の割合は5〜40(V/V)%が好ましい。
処理温度は高温の方が反応は早いが、他の制約により高
温に出来ない場合は低温で処理時間を長くすれば良い。
温に出来ない場合は低温で処理時間を長くすれば良い。
加圧状態で沸点以上の温度で処理する事も出来るが一般
には常温〜溶液の沸点迄の範囲が好ましい。
には常温〜溶液の沸点迄の範囲が好ましい。
使用するアルカリ水溶液としては、苛性ソーダ、苛性カ
リ等の前記一般的なものの水溶液が適当でおり、その濃
度は0.5(W/V)%以上あればよい。処理温度は常
温からアルカリ土類金属沸点までの温度のいずれでもよ
く、高温の方が反応は早いが、他の制約により高温にで
きない場合は低温で処理時間を長くするとよい。
リ等の前記一般的なものの水溶液が適当でおり、その濃
度は0.5(W/V)%以上あればよい。処理温度は常
温からアルカリ土類金属沸点までの温度のいずれでもよ
く、高温の方が反応は早いが、他の制約により高温にで
きない場合は低温で処理時間を長くするとよい。
有機溶剤−アルコール及び水−アルカリ溶液による処理
工程(■工程)は少なくとも1回行なえばよく、複数回
繰り返えしてもよい。アルカリ水溶液中で処理する工程
(■工程)も、前記処理工程に引き続いて少なくとも1
回行なえばよい。従って、■工程−■工程、■工程−工
工程一■工程、■工程−■工程−工工程一■工程等の処
理工程が例としてあげられる。
工程(■工程)は少なくとも1回行なえばよく、複数回
繰り返えしてもよい。アルカリ水溶液中で処理する工程
(■工程)も、前記処理工程に引き続いて少なくとも1
回行なえばよい。従って、■工程−■工程、■工程−工
工程一■工程、■工程−■工程−工工程一■工程等の処
理工程が例としてあげられる。
し作 用]
本発明においては、磁性粉を結合しているバインダーは
勿論ベースフィルムをも分解し、水又は有1a溶剤に可
溶なものに変え、磁性粉のみを高純度で回収する事が出
来る。その点で従来の方法とは根本的に異なる。
勿論ベースフィルムをも分解し、水又は有1a溶剤に可
溶なものに変え、磁性粉のみを高純度で回収する事が出
来る。その点で従来の方法とは根本的に異なる。
更に詳しく説明すれば、ベースフィルムと磁性粉の両方
を回収する場合は、前処理工程で既知の方法によりベー
スフィルムと磁性層を分離してまずベースフィルムを回
収し、次いで後工程で本発明による方法によって、磁性
粉を結合しているバインダー及び一部混入しているベー
スフィルムを分解、溶解により除去し、磁性粉のみを高
純度で回収する事が出来る。
を回収する場合は、前処理工程で既知の方法によりベー
スフィルムと磁性層を分離してまずベースフィルムを回
収し、次いで後工程で本発明による方法によって、磁性
粉を結合しているバインダー及び一部混入しているベー
スフィルムを分解、溶解により除去し、磁性粉のみを高
純度で回収する事が出来る。
[実 施 例コ
前処理工程
CO含含有−Fe203タイプのビデオテープを物理的
にベースフィルムと磁[1層に剥離した。
にベースフィルムと磁[1層に剥離した。
得られた[磁性層(以下剥離磁性層と略す)は23〜2
4(14/W)%のバインダー及びベースフィルム(以
下不純物と略す)を含み、色は黒く、滋a粉が完全に結
合された状態である。
4(14/W)%のバインダー及びベースフィルム(以
下不純物と略す)を含み、色は黒く、滋a粉が完全に結
合された状態である。
実施例1及び比較例1
100mの■ジメチルスルホキシド、■メチルエチルケ
トン、■アセトン(以上実施例)、■メタノール(比較
例)に10(W/V)%苛性ソーグーメタノール溶液を
101111加えた溶液中で、10flの前記前処理工
程で得られた剥i!!tEG性層を55°Cで5時間撹
拌し、濾過、水洗、乾燥を行なった。
トン、■アセトン(以上実施例)、■メタノール(比較
例)に10(W/V)%苛性ソーグーメタノール溶液を
101111加えた溶液中で、10flの前記前処理工
程で得られた剥i!!tEG性層を55°Cで5時間撹
拌し、濾過、水洗、乾燥を行なった。
その不純物は■2.2(聾/14)%、■1.8(讐/
讐)%、■1.8(W/W)%、■3.9(W/W)%
であり、磁性粉の色も■は黒味を帯びていたが、■〜■
は赤味を帯び本来のCo含含有−Fe203の色に近か
った。これはバインダーによる磁性粉の結合がかなり少
なくなったためと推察される。
讐)%、■1.8(W/W)%、■3.9(W/W)%
であり、磁性粉の色も■は黒味を帯びていたが、■〜■
は赤味を帯び本来のCo含含有−Fe203の色に近か
った。これはバインダーによる磁性粉の結合がかなり少
なくなったためと推察される。
実施例2
前記剥aita性層100gをメチルエチルケトン10
0011f、メタノール100iZ、苛性ソーダ10(
]の溶液中で濁点下3時間撹拌し、)濾過後再度同じ処
理を繰返した後)濾過、水洗、乾燥を行なった。
0011f、メタノール100iZ、苛性ソーダ10(
]の溶液中で濁点下3時間撹拌し、)濾過後再度同じ処
理を繰返した後)濾過、水洗、乾燥を行なった。
不純物は1.2(W/1%で、色は赤味を帯びていた。
実施例3
前記剥離磁性1i5100(lをメチルエチルケトン6
007!、メタノール90d1苛性ソーダ9gの溶液中
でその沸点下3時間撹拌後、)濾過、水洗、乾燥を行な
った。
007!、メタノール90d1苛性ソーダ9gの溶液中
でその沸点下3時間撹拌後、)濾過、水洗、乾燥を行な
った。
不純物は1.9(W/W)%で、クロス値は59であっ
た。
た。
なお、クロス値は磁性粉の分散性を調べる手段で必り、
再生磁性°扮をビデオテープの調製に用いるものと同じ
バインダー及び有懇溶剤と混練してベースフィルム上に
塗布し、表面の光沢をグロスロメーターで測定した値を
、未使用の磁性粉による表面の光沢で下記式の如く除し
た実施例3で19られたta を生粉を、更に60(7
の12(イ/V)%苛はソーダ水溶液中で90℃3時間
撹拌し、)濾過、水洗、乾燥を行なった。
再生磁性°扮をビデオテープの調製に用いるものと同じ
バインダー及び有懇溶剤と混練してベースフィルム上に
塗布し、表面の光沢をグロスロメーターで測定した値を
、未使用の磁性粉による表面の光沢で下記式の如く除し
た実施例3で19られたta を生粉を、更に60(7
の12(イ/V)%苛はソーダ水溶液中で90℃3時間
撹拌し、)濾過、水洗、乾燥を行なった。
不純物は1.7(W/W)%で、クロス値は78であっ
た。
た。
実施例5
メチルエチルケトン600m1、メタノール90.、y
f、水60..d、苛す1ソ一ダ9gの溶液を用いて実
施例3と同様に処理した。
f、水60..d、苛す1ソ一ダ9gの溶液を用いて実
施例3と同様に処理した。
不純物は1.6(W/W)%で、クロス値は72てあっ
だ。
だ。
実施例6
実施例5で得られた磁性′扮を、更に600威の12(
W/V)%苛性ソーダ水溶液中で90’C3時間撹拌し
、)濾過、水洗、乾燥を行なった。
W/V)%苛性ソーダ水溶液中で90’C3時間撹拌し
、)濾過、水洗、乾燥を行なった。
不純物は1.3(W/W)%で、グロス値は87で必っ
た。
た。
実施例7
前記剥離磁性層100jJを前記実施例3と同様の溶液
で90°C1時間撹拌処理し、水60dを加えた後再び
90°Cで2時間撹拌し、)濾過、水洗、乾燥を行なっ
た。
で90°C1時間撹拌処理し、水60dを加えた後再び
90°Cで2時間撹拌し、)濾過、水洗、乾燥を行なっ
た。
不純物は1.2(W/W)%で、クロス値は81であっ
た。
た。
実施例8
実施例7で得られた磁性粉を、更に600dの12(W
/V)%苛性ソーダ水溶液中で90℃3時間撹拌し、)
濾過、水洗、乾燥を行なった。
/V)%苛性ソーダ水溶液中で90℃3時間撹拌し、)
濾過、水洗、乾燥を行なった。
不純物は0.9(W/W)%で、グロス値は94で必っ
た。
た。
実施例9
前記剥離磁性層100(lを下記■〜■の溶液中で沸点
下2.5時間撹拌し、)濾過、水洗した。
下2.5時間撹拌し、)濾過、水洗した。
■ メチルエチルケトン600m1、メタノール50d
、水30u認、苛性ソーダ9g ■ メチルエチルケトン600m1.メタノール90d
、水60m1、苛性ソーダ9g ■ メチルエチルケトン600d、メタノール120m
1、水120.d、苛性ソーダ9g■ メチルエチルケ
トン60(7、メタノール160m1、水160d、苛
性ソーダ9g更に、600威の12(W/V)%苛性ソ
ーダ水溶液中で80’C2,5時間撹拌した後、)濾過
、水洗、乾燥を行なった。
、水30u認、苛性ソーダ9g ■ メチルエチルケトン600m1.メタノール90d
、水60m1、苛性ソーダ9g ■ メチルエチルケトン600d、メタノール120m
1、水120.d、苛性ソーダ9g■ メチルエチルケ
トン60(7、メタノール160m1、水160d、苛
性ソーダ9g更に、600威の12(W/V)%苛性ソ
ーダ水溶液中で80’C2,5時間撹拌した後、)濾過
、水洗、乾燥を行なった。
得られた各磁性粉のクロス値は次の通りであった。
■86 ■88 ■82 ■75実施例10
前記剥mra性層i oogをメチルエチルケトン60
(7!、メタノール90mA、水60d1苛性ソーダ9
9の溶液で沸点下2時間撹拌後、)濾過を行ない、再び
同じ組成の溶液で沸点下1時間撹拌した後、)濾過、水
洗して磁性粉■を得た。
(7!、メタノール90mA、水60d1苛性ソーダ9
9の溶液で沸点下2時間撹拌後、)濾過を行ない、再び
同じ組成の溶液で沸点下1時間撹拌した後、)濾過、水
洗して磁性粉■を得た。
磁性粉■10(lを次の溶液■〜■60rIIl中で9
0℃2時間撹拌した後、)濾過、水洗、乾燥した。
0℃2時間撹拌した後、)濾過、水洗、乾燥した。
■水 04%苛性ソーダ水溶液
012%苛性ソーダ水溶液
■24%苛性ソーダ水?容液
この様にして得られた磁性粉のクロス値は次の通りであ
った。
った。
■89 ■89 ■96 ■94 ■91実施
例11 剥離磁性層6 k(lをメチルエチルケトン36f、メ
タノール5.4!、水3.6f、苛性ソーダ540gの
溶液で沸点下2時間撹拌後、)濾過を行ない、再び同一
条件で処理した後上澄液を除去し301の水を加えてか
ら、)濾過、水洗を行なった。次いで、水361、苛性
ソーダ1440gの溶液中で90’C6時間撹拌した後
、)濾過、水洗、乾燥を行なった。
例11 剥離磁性層6 k(lをメチルエチルケトン36f、メ
タノール5.4!、水3.6f、苛性ソーダ540gの
溶液で沸点下2時間撹拌後、)濾過を行ない、再び同一
条件で処理した後上澄液を除去し301の水を加えてか
ら、)濾過、水洗を行なった。次いで、水361、苛性
ソーダ1440gの溶液中で90’C6時間撹拌した後
、)濾過、水洗、乾燥を行なった。
その不純物の量は0.8(W/W)%であり、グロス値
は98で必った。この得られた磁性粉を使って実際にビ
デオテープを試作した所、バージンの磁性粉を使ったも
のとほとんど同一の品質のものが得られた。
は98で必った。この得られた磁性粉を使って実際にビ
デオテープを試作した所、バージンの磁性粉を使ったも
のとほとんど同一の品質のものが得られた。
比較例2
ビデオテープ100CIを6 (W/V)%苛性ソーダ
水溶液5ノ中で90’C1時間撹拌後、)濾過、水洗に
より磁性層とベースフィルムに分離した。
水溶液5ノ中で90’C1時間撹拌後、)濾過、水洗に
より磁性層とベースフィルムに分離した。
ベースフィルムは無色透明のものが19られたが、磁性
層の不純物は6.6(W/W)%で黒味を帯びていた。
層の不純物は6.6(W/W)%で黒味を帯びていた。
そのクロス値は30以下でめった。
比較例3
前記剥離磁性層100CIを12(W/V)%苛性ソー
ダ水溶液1000xf中で90°C■5時間、010時
間、020時間撹拌し、)濾過、水洗によりp;19以
下にした後、80°Cて乾燥した。
ダ水溶液1000xf中で90°C■5時間、010時
間、020時間撹拌し、)濾過、水洗によりp;19以
下にした後、80°Cて乾燥した。
その不純物は■4.7(W/W)%、■4.1(W/W
)%、■3.9(W/W)%で磁性粉は黒味を帯びてい
た。これらの磁性粉のクロス値はいずれも30以下であ
った。
)%、■3.9(W/W)%で磁性粉は黒味を帯びてい
た。これらの磁性粉のクロス値はいずれも30以下であ
った。
■をもう一度繰返して処理したが不純物、色共に変らな
かった。
かった。
比較例4
比較例3−■の磁性粉iogを10002Ill’の■
ジメチルホルムアミド、■エタノール、■アセトン中で
80’C(沸点の低いものはその沸点>30分間撹拌し
、−過後もう一度同じ処理を繰返した後乾燥した。
ジメチルホルムアミド、■エタノール、■アセトン中で
80’C(沸点の低いものはその沸点>30分間撹拌し
、−過後もう一度同じ処理を繰返した後乾燥した。
その不純物は■3.1(誓/W)%、■3.5(W/W
)%、■3.3(W/W)%で磁性粉は黒味を帯びてい
た。これらの磁性粉のクロス値はいずれも30以下であ
った。
)%、■3.3(W/W)%で磁性粉は黒味を帯びてい
た。これらの磁性粉のクロス値はいずれも30以下であ
った。
なお、以上廃磁気テープからの回収について説明したが
、磁気テープ製造工程中に発生する院磁気塗料或は洗浄
液からの磁性粉の回収についても全く同じ方法で可能で
める事は言うまでもない。
、磁気テープ製造工程中に発生する院磁気塗料或は洗浄
液からの磁性粉の回収についても全く同じ方法で可能で
める事は言うまでもない。
[発明の効果]
以上説明した様に本発明の磁気記録材料からの磁性粉回
収方法によれば、有は溶剤により部分的に)8解或は膨
潤したバインダーをアルカリによって分解、溶解し水及
び/又は有機溶媒に可溶化す、る事が出来るので、ベー
スフィルムから種々の手段で剥離した磁性層中に含まれ
るバインダー、ベースフィルム片等を殆ど除く事が出来
、高純度の磁性粉を容易に且つ高収率で回収する事が出
来るため、磁性粉の分散性も著しく向上し磁気テープの
製造原料として再使用する事が可能である。
収方法によれば、有は溶剤により部分的に)8解或は膨
潤したバインダーをアルカリによって分解、溶解し水及
び/又は有機溶媒に可溶化す、る事が出来るので、ベー
スフィルムから種々の手段で剥離した磁性層中に含まれ
るバインダー、ベースフィルム片等を殆ど除く事が出来
、高純度の磁性粉を容易に且つ高収率で回収する事が出
来るため、磁性粉の分散性も著しく向上し磁気テープの
製造原料として再使用する事が可能である。
又、処理中に水を加えるようにすることにより磁性粉の
純度を高めることができる。更に、最終処理工程にアル
カリ水溶液を使用することにより磁性粉の純度を更に高
めることが出来、未使用の磁性粉と略同程度の磁気テー
プ性能が得られる。
純度を高めることができる。更に、最終処理工程にアル
カリ水溶液を使用することにより磁性粉の純度を更に高
めることが出来、未使用の磁性粉と略同程度の磁気テー
プ性能が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解或
は膨潤させる様な有機溶剤とアルコールとアルカリから
成る溶液中で、常温〜溶液の沸点の温度で少なくとも1
回処理する事を特徴とする磁気記録材料からの磁性粉回
収方法。 2)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解或
は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95%(V/V)、
アルコールが40〜5(V/V)%である特許請求の範
囲第1)項に記載の磁気記録材料からの磁性粉回収方法
。 3)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解或
は膨潤させる様な有機溶剤とアルコール及び水とアルカ
リから成る溶液中で、常温〜溶液の沸点の温度で少なく
とも1回処理する事を特徴とする磁気記録材料からの磁
性粉回収方法。 4)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解或
は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95(V/V)%、
アルコール及び水が40〜5(V/V)%である特許請
求の範囲第3)項に記載の磁気記録材料からの磁性粉回
収方法。 5)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解或
は膨潤させる様な有機溶剤とアルコール及び水とアルカ
リから成る溶液中で、常温〜溶液の沸点の温度で少なく
とも1回処理する際、水を処理途中で加える事を特徴と
する磁気記録材料からの磁性粉回収方法。 6)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解或
は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95(V/V)%、
アルコール及び水が40〜5(V/V)%である特許請
求の範囲第5)項に記載の磁気記録材料からの磁性粉回
収方法。 7)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解或
は膨潤させる様な有機溶剤とアルコール及び水とアルカ
リから成る溶液中で、常温〜溶液の沸点の温度で少なく
とも1回処理し、次いで0.5(W/V)%以上のアル
カリ水溶液中で常温〜溶液の沸点の温度で少なくとも1
回処理する事を特徴とする磁気記録材料からの磁性粉回
収方法。 8)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解或
は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95(V/V)%、
アルコール及び水が40〜5(V/V)%である特許請
求の範囲第7)項に記載の磁気記録材料からの磁性粉回
収方法。 9)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解或
は膨潤させる様な有機溶剤とアルコール及び水とアルカ
リから成る溶液中で、常温〜溶液の沸点の温度で少なく
とも1回処理する際、水を処理途中で加え、次いで0.
5(W/V)%上のアルカリ水溶液中で常温〜溶液の沸
点の温度で少なくとも1回処理する事を特徴とする磁気
記録材料からの磁性粉回収方法。 10)塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的溶解
或は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95(V/V)%
、アルコール及び水が40〜5(V/V)%である特許
請求の範囲第9)項に記載の磁気記録材料からの磁性粉
回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60218854A JPS6279242A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | 磁気記録材料からの磁性粉回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60218854A JPS6279242A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | 磁気記録材料からの磁性粉回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279242A true JPS6279242A (ja) | 1987-04-11 |
JPH0455624B2 JPH0455624B2 (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=16726361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60218854A Granted JPS6279242A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | 磁気記録材料からの磁性粉回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6279242A (ja) |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP60218854A patent/JPS6279242A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455624B2 (ja) | 1992-09-03 |
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Legal Events
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