JPH0455624B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0455624B2
JPH0455624B2 JP21885485A JP21885485A JPH0455624B2 JP H0455624 B2 JPH0455624 B2 JP H0455624B2 JP 21885485 A JP21885485 A JP 21885485A JP 21885485 A JP21885485 A JP 21885485A JP H0455624 B2 JPH0455624 B2 JP H0455624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic recording
water
recording material
magnetic powder
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21885485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6279242A (ja
Inventor
Setsuo Kawagishi
Toshihiko Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP60218854A priority Critical patent/JPS6279242A/ja
Publication of JPS6279242A publication Critical patent/JPS6279242A/ja
Publication of JPH0455624B2 publication Critical patent/JPH0455624B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/52Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気テープ、磁気デイスク等の磁気記
録材料から磁性粉を回収する方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 例えば、塗布型の磁気テープはベースフイルム
とその上に磁性粉、バインダー、有機溶剤等を混
練した磁性塗料を均一に塗布、乾燥した磁性層か
ら成つている。
ベースフイルムとしてはポリエステル、ポリプ
ロピレン、ポリカーボネート等のフイルムが使用
されている。
一方、磁性粉はγ−Fe2O3、Co含有γ−
Fe2O3、CrO2等の金属酸化物の粉末又はFe,Fe
−Co−Ni等の金属粉末が有り、又、バインダー
は塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合物、ポリウレタン樹脂、ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂、硝化綿等が一般的である。
バインダーは熱可塑性と熱硬化性に大別される
が、磁気テープの強度、耐久性等の点で熱硬化性
バインダーが含まれる場合が多く、該熱硬化性バ
インダーは三次元構造ができて溶剤に対してほと
んど溶解しない。
製造工程から必然的に発生する塗布型の廃磁気
テープよりベースフイルム及び磁性粉を回収する
方法は従来から研究されており、例をあげればア
ルカリ水溶液又はアルカリのアルコール溶液で処
理るする方法(特開昭54−66985号、同53−70404
号、同53−112979号)、アルカリ性グリコールで
処理する方法(英国特許第1134967号)、アルカリ
性グリコールで処理する工程と液状ハロゲン化炭
化水素で処理する工程の両工程で処理する方法
(特開昭53−94381号)、アルカリ性グリコールで
処理する工程とケトン、エステル、エーテル基の
少なくとも1つを有する有機溶剤で処理する工程
の両工程で処理する方法(特公昭60−23134号)
等が有る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、これらの方法は主としてベース
フイルムの回収を目的としており、ベースフイル
ムから分離された磁性粉は残存バインダーによつ
て結合されているため、前述した理由により有機
溶剤中で新たなバインダーと混練しても均一な分
散状態にする事は到底不可能である。
又、ベースフイルムと磁性粉を同時に回収する
方法を実際に行なう場合、磁気テープの切断、破
砕、攪拌等の工程が不可欠であり、ベースフイル
ムの大部分は回収されるにしても、一部のベース
フイルムは破片、粉末状となつて磁性層に混入し
てくる。
もし、この様な磁性粉を磁気テープの原料とし
て利用しようとしても、出来た磁気テープは全く
価値のないものである。
そこで、比重や磁気を利用して磁性粉とベース
フイルムを分離する事が考えられるが、実際上工
業的に完全に分離するのは収率、コスト等を考え
ればかなり無理があると推察される。
従つて、前述の如き方法で回収された磁性粉の
用途は、玩具、ゴム磁石等の付加価値の小さい用
途に限られている。
価格的に見ると、磁気テープに使われる磁性粉
はベースフイルムに比べてかなり高価である。回
収された磁性粉を磁気テープの原料として再利用
出来る様にする事は、資源の保全及びその有効利
用の立場から見て大いに価値の有る事である。
[問題点を解決するための手段] そのためには、回収磁性粉中の残存バインダー
量を出来る限り少なくし、磁性層中での磁性粉の
分散状態を良好ならしめる事が必要である。
本発明においては、磁性粉の特性を損なう事な
く、バインダーを実質的にほぼ完全に除去し、磁
性粉の分散性が最も重要視される磁気テープにも
利用される様な磁性粉として回収しようとするも
のである。
すなわち、本発明は塗布型磁気記録材料中のバ
インダーを部分的溶解或は膨潤させる様な有機溶
剤が60〜95(V/V)%とアルコールが40〜5
(V/V)%とアルカリから成る溶液中で、常温
〜溶液の沸点の温度で少なくとも1回処理する事
により磁気記録材料から磁性粉を回収する方法を
基本とするものである。又水を処理前又は処理途
中に加えてもよく、これらの処理を行なつた後
0.5(W/V)%アルカリ水溶液中で常温〜溶液の
沸点の温度で少なくとも1回処理すると更によ
い。
本発明において使用される有機溶剤としては、 バインダーを部分的溶解或は膨潤させる事。
使用される条件下でアルカリと反応してそれ
を不活性化せしめない事又はその反応速度が遅
い事。
の二つの条件を満しておればいかなるものでも良
く、具体的にはアセトン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル等の
エステル類、クロロホルム等のハロゲン化炭化水
素類、ジメチルスルホキシド等の硫黄化合物等が
この条件を満している。この条件を満していない
ものを一部混合している場合でも、混合溶剤とし
て以上の条件を満していれば使用できる。
アルカリとしては苛性ソーダ、苛性カリ等一般
的なものが使用できる。
アルコールは必要な量のアルカリを溶かすだけ
の溶解性が有り、メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコール等の如き前記有機溶剤及び水
に溶解するものであればよく、安価なものが望ま
しい。
水は処理途中で加えるのが最も効果がある。
又、水を最初から加えておくことは、処理の終つ
た溶液を回収する必要が有る場合、水を完全に分
離する事が経済的見地から見て好ましくない事を
考慮すると、都合がよい。
量的関係を見ると、アルカリは反応終了後も溶
液が強アルカリを示す程度に加えれば良く、少な
い場合は反応速度が遅くなり、極端な場合は途中
でアルカリが消滅して分解反応がそれ以上進まな
くなる。その適性量は磁性層中のバインダー量及
び混入したベースフイルム量によつて異なるが、
通常の場合磁性層の5〜20(W/W)%である。
アルコール及び水の量は必要なアルカリを溶解
すると共に分解されたバインダー及びベースフイ
ルムを溶解出来る量が必要であり、溶液内に占る
アルコール及び/又は水の割合は5〜40(V/V)
%が好ましい。
処理温度は高温の方が反応は早いが、他の制約
により高温に出来ない場合は低温で処理時間を長
くすれば良い。加圧状態で沸点以上の温度で処理
する事も出来るが一般には常温〜溶液の沸点迄の
範囲が好ましい。
使用するアルカリ水溶液としては、苛性ソー
ダ、苛性カリ等の前記一般的なものの水溶液が適
当であり、その濃度は0.5(W/V)%以上あれば
よい。処理温度は常温からアルカリ水溶液の沸点
までの温度のいずれでもよく、高温の方が反応は
早いが、他の制約により高温にできない場合は低
温で処理時間を長くするとよい。
有機溶剤−アルコール及び水−アルカリ溶液に
よる処理工程(工程)は少なくとも1回行なえ
ばよく、複数回繰り返えしてもよい。アルカリ水
溶液中で処理する工程(工程)も、前記処理工
程に引き続いて少なくとも1回行なえばよい。従
つて、工程−工程、工程−工程−工
程、工程−工程−工程−工程等の処理工
程が例としてあげられる。
[作用] 本発明においては、磁性粉を結合しているバイ
ンダーは勿論ベースフイルムをも分解し、水又は
有機溶剤に可溶なものに変え、磁性粉のみを高純
度で回収する事が出来る。その点で従来の方法と
は根本的に異なる。
更に詳しく説明すれば、ベースフイルムと磁性
粉の両方を回収する場合は、前処理工程で既知の
方法によりベースフイルムと磁性層を分離してま
ずベースフイルムを回収し、次いで後工程で本発
明による方法によつて、磁性粉を結合しているバ
インダー及び一部混合しているベースフイルムを
分解、溶解により除去し、磁性粉のみを高純度で
回収する事が出来る。
[実施例] 前処理工程 Co含有γ−Fe2O3タイプのビデオテープを物理
的にベースフイルムと磁性層に剥離した。
得られた磁性層(以下剥離磁性層と略す)は23
〜24(W/W)%のバインダー及びベースフイル
ム(以下不純物と略す)を含み、色は黒く、磁性
粉が完全に結合された状態である。
実施例1及び比較例1 100mlのジメチルスルホキシド、メチルエ
チルケトン、アセトン(以上実施例)、メタ
ノール(比較例)に10(W/V)%苛性ソーダ−
メタノール溶液を10ml加えた溶液中で、10gの前
記処理工程で得られた剥離磁性層を55℃で5時間
攪拌し、過、水洗、乾燥を行なつた。
その不純物は2.2(W/W)%、1.8(W/
W)%、1.8(W/W)%、3.9(W/W)%で
あり、磁性粉の色もは黒味を帯びていたが、
〜は赤味を帯び本来のCo含有γ−Fe2O3の色に
近かつた。これはバインダーによる磁性粉の結合
がかなり少なくなつたためと推察される。
実施例 2 前記剥離磁性層100gをメチルエチルケトン
1000ml、メタノール100ml、苛性ソーダ10gの溶
液中で沸点下3時間攪拌し、過後再度同じ処理
を繰返した後過、水洗、乾燥を行なつた。
不純物は1.2(W/W)%で、色は赤味を帯びて
いた。
実施例 3 前記剥離磁性層100gをメチルエチルケトン600
ml、メタノール90ml、苛性ソーダ9gの溶液中で
その沸点下3時間攪拌後、過、水洗、乾燥を行
なつた。
不純物は1.9(W/W)%で、グロス値は59であ
つた。
なお、グロス値は磁性粉の分散性を調べる手段
であり、再生磁性粉をビデオテープの調製に用い
るものと同じバインダー及び有機溶剤と混練して
ベースフイルム上に塗布し、表面の光沢をグロス
ロメーターで測定した値を、未使用の磁性粉によ
る表面の光沢で下記式の如く除した値を100倍し
たものである。
グロス値=測定すべき再生磁性粉の光沢/未使用の磁性
粉の光沢×100 実施例 4 実施例3で得られた磁性粉を、更に600mlの12
(W/V)%苛性ソーダ水溶液中で90℃3時間攪
拌し、過、水洗、乾燥を行なつた。
不純物は1.7(W/W)%で、グロス値は78であ
つた。
実施例 5 メチルエチルケトン600ml、メタノール90ml、
水60ml、苛性ソーダ9gの溶液を用いて実施例3
と同様に処理した。
不純物は1.6(W/W)%で、グロス値は72であ
つた。
実施例 6 実施例5で得られた磁性粉を、更に600mlの12
(W/V)%苛性ソーダ水溶液中で90℃3時間攪
拌し、過、水洗、乾燥を行なつた。
不純物は1.3(W/W)%で、グロス値は87であ
つた。
実施例 7 前記剥離磁性層100gを前記実施例3と同様の
溶液で90℃1時間攪拌処理し、水60mlを加えた後
再び90℃で2時間攪拌し、過、水洗、乾燥を行
なつた。
不純物は1.2(W/W)%で、グロス値は81であ
つた。
実施例 8 実施例7で得られた磁性粉を、更に600mlの12
(W/V)%苛性ソーダ水溶液中で90℃3時間攪
拌し、過、水洗、乾燥を行なつた。
不純物は0.9(W/W)%で、グロス値は94であ
つた。
実施例 9 前記剥離磁性層100gを下記〜の溶液中で
沸点下2.5時間攪拌し、過、水洗した。
メチルエチルケトン600ml、メタノール50ml、
水30ml、苛性ソーダ9g メチルエチルケトン600ml、メタノール90ml、
水60ml、苛性ソーダ9g メチルエチルケトン600ml、メタノール120
ml、水120ml、苛性ソーダ9g メチルエチルケトン600ml、メタノール160
ml、水160ml、苛性ソーダ9g 更に、600mlの12(W/V)%苛性ソーダ水溶液
中で80℃2.5時間攪拌した後、過、水洗、乾燥
を行なつた。
得られた各磁性粉のグロス値は次の通りであつ
た。
86 88 82 75 実施例 10 前記剥離磁性層100gをメチルエチルケトン600
ml、メタノール90ml、水60ml、苛性ソーダ9gの
溶液で沸点下2時間攪拌後、過を行ない、再び
同じ組成の溶液で沸点下1時間攪拌した後、
過、水洗して磁性粉を得た。
磁性粉10gを次の溶液〜60ml中で90℃2
時間攪拌した後、過、水洗、乾燥した。
水 4%苛性ソーダ水溶液 12%苛性ソーダ水溶液 24%苛性ソーダ水溶液 この様にして得られた磁性粉のグロス値は次の
通りであつた。
89 89 96 94 91 実施例 11 剥離磁性層6Kgをメチルエチルケトン36、メ
タノール5.4、水3.6、苛性ソーダ540gの溶
液で沸点下2時間攪拌後、過を行ない、再び同
一条件で処理した後上澄液を除去し30の水を加
えてから、過、水洗を行なつた。次いで、水36
、苛性ソーダ1440gの溶液中で90℃6時間攪拌
した後、過、水洗、乾燥を行なつた。
その不純物の量は0.8(W/W)%であり、グロ
ス値は98であつた。この得られた磁性粉を使つて
実際にビデオテープを試作した所、バージンの磁
性粉を使つたものとほとんど同一の品質のものが
得られた。
比較例 2 ビデオテープ100gを6(W/V)%苛性ソーダ
水溶液5中で90℃1時間攪拌後、過、水洗に
より磁性層とベースフイルムに分離した。
ベースフイルムは無色透明のものが得られた
が、磁性層の不純物は6.6(W/W)%で黒味を帯
びていた。そのグロス値は30以下であつた。
比較例 3 前記剥離磁性層100gを12(W/V)%苛性ソー
ダ水溶液1000ml中で90℃5時間、10時間、
20時間攪拌し、過、水洗によりPH9以下にした
後、80℃で乾燥した。
その不純物は4.7(W/W)%、4.1(W/
W)%、3.9(W/W)%で磁性粉は黒味を帯び
ていた。これらの磁性粉のグロス値はいずれも30
以下であつた。
をもう一度繰返して処理したが不純物、色共
に変らなかつた。
比較例 4 比較例3−の磁性粉10gを1000mlのジメチ
ルホルムアミド、エタノール、アセトン中で
80℃(沸点の低いものはその沸点)30分間攪拌
し、過後もう一度同じ処理を繰返した後乾燥し
た。
その不純物は3.1(W/W)%、3.5(W/
W)%、3.3(W/W)%で磁性粉は黒味を帯び
ていた。これらの磁性粉のグロス値はいずれも30
以下であつた。
なお、以上廃磁気テープからの回収について説
明したが、磁気テープ製造工程中に発生する廃磁
気塗料或は洗浄液からの磁性粉の回収についても
全く同じ方法で可能である事は言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明の磁気記録材料からの
磁性粉回収方法によれば、有機溶剤により部分的
に溶解或は膨潤したバインダーをアルカリによつ
て分解、溶解し水及び/又は有機溶媒に可溶化す
る事が出来るので、ベースフイルムから種々の手
段で剥離した磁性層中に含まれるバインダー、ベ
ースフイルム片等を殆ど除く事が出来、高純度の
磁性粉を容易に且つ高収率で回収する事が出来る
ため、磁性粉の分散性も著しく向上し磁気テープ
の製造原料として再使用する事が可能である。
又、処理中に水を加えるようにすることにより
磁性粉の純度を高めることができる。更に、最終
処理工程にアルカリ水溶液を使用することにより
磁性粉の純度を更に高めることが出来、未使用の
磁性粉と略同程度の磁気テープ性能が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的
    溶解或は膨潤させる様な有機溶剤とアルコールと
    アルカリから成る溶液中で、常温〜溶液の沸点の
    温度で少なくとも1回処理する事を特徴とする磁
    気記録材料からの磁性粉回収方法。 2 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的
    溶解或は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95%
    (V/V)、アルコールが40〜5(V/V)%であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の磁気記録材料か
    らの磁性粉回収方法。 3 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的
    溶解或は膨潤させる様な有機溶剤とアルコール及
    び水とアルカリから成る溶液中で、常温〜溶液の
    沸点の温度で少なくとも1回処理する事を特徴と
    する磁気記録材料からの磁性粉回収方法。 4 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的
    溶解或は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95(V/
    V)%、アルコール及び水が40〜5(V/V)%
    である特許請求の範囲第3項に記載の磁気記録材
    料からの磁性粉回収方法。 5 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的
    溶解或は膨潤させる様な有機溶剤とアルコール及
    び水とアルカリから成る溶液中で、常温〜溶液の
    沸点の温度で少なくとも1回処理する際、水を処
    理途中で加える事を特徴とする磁気記録材料から
    の磁性粉回収方法。 6 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的
    溶解或は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95(V/
    V)%、アルコール及び水が40〜5(V/V)%
    である特許請求の範囲第5項に記載の磁気記録材
    料からの磁性粉回収方法。 7 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的
    溶解或は膨潤させる様な有機溶剤とアルコール及
    び水とアルカリから成る溶液中で、常温〜溶液の
    沸点の温度で少なくとも1回処理し、次いで0.5
    (W/V)%以上のアルカリ水溶液中で常温〜溶
    液の沸点の温度で少なくとも1回処理する事を特
    徴とする磁気記録材料からの磁性粉回収方法。 8 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的
    溶解或は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95(V/
    V)%、アルコール及び水が40〜5(V/V)%
    である特許請求の範囲第7項に記載の磁気記録材
    料からの磁性粉回収方法。 9 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分的
    溶解或は膨潤させる様な有機溶剤とアルコール及
    び水とアルカリから成る溶液中で、常温〜溶液の
    沸点の温度で少なくとも1回処理する際、水を処
    理途中で加え、次いで0.5(W/V)%上のアルカ
    リ水溶液中で常温〜溶液の沸点の温度で少なくと
    も1回処理する事を特徴とする磁気記録材料から
    の磁性粉回収方法。 10 塗布型磁気記録材料中のバインダーを部分
    的溶解或は膨潤させる様な有機溶剤が60〜95
    (V/V)%、アルコール及び水が40〜5(V/
    V)%である特許請求の範囲第9項に記載の磁気
    記録材料からの磁性粉回収方法。
JP60218854A 1985-10-01 1985-10-01 磁気記録材料からの磁性粉回収方法 Granted JPS6279242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60218854A JPS6279242A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 磁気記録材料からの磁性粉回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60218854A JPS6279242A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 磁気記録材料からの磁性粉回収方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6279242A JPS6279242A (ja) 1987-04-11
JPH0455624B2 true JPH0455624B2 (ja) 1992-09-03

Family

ID=16726361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60218854A Granted JPS6279242A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 磁気記録材料からの磁性粉回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6279242A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6279242A (ja) 1987-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CH644386A5 (de) Cyclodextrin-polyvinylalkohol-polymere und verfahren zur herstellung von zur bildung von inklusionskomplexen geeigneten cyclodextrin-polyvinylalkohol-polymeren.
US2525601A (en) Magnetic impulse record member
JPH075883B2 (ja) 蛍光体の再生方法
CN106582561A (zh) 一种磁性壳聚糖吸附材料的制备方法及应用
JP2000507306A (ja) 還元剤を含む硫酸媒体中での温浸処理による固形物からの有価値金属の回収
JPH0455624B2 (ja)
US5512185A (en) Purification of stable organic compounds
JPH0455623B2 (ja)
CN108499535A (zh) 一种β-环糊精-四氧化三铁纳米磁珠的制备
JPH06208198A (ja) 写真材料
KR950015137B1 (ko) 자기기록 물질로부터 자기분말을 회수하기 위한 방법
JPS59187793A (ja) タイロシンを精製する改良方法
JPS63237912A (ja) 磁気記録材料からの磁性粉回収方法
GB2202837A (en) Process for recovering magnetic powder from a bound magnetic recording material
DE3344299A1 (de) Verfahren zur herstellung eines kobalthaltigen magnetischen eisenoxidpulvers
CA2040538C (en) Waste treatment process for alkaline waste liquid
Hepworth et al. Interatomic bonding in manganese trifluoride
CN109201002B (zh) 一种炭包裹的过渡金属碳化物复合材料、制备方法及其吸附用途
JPH0243687B2 (ja)
EP0055994B1 (en) Magnetic recording element and method of manufacturing same
JP2655926B2 (ja) 回収蛍光体の再生方法
EP0028003B1 (de) Diazoverbindungen enthaltendes Aufzeichnungsmaterial mit einer Filterschicht und Verfahren zur Herstellung desselben
JPS61286224A (ja) 導電性微粉末の製造方法
KR950011214B1 (ko) 회수형광체 재가공방법
DE2953554C2 (de) Verfahren zur Herstellung von Aufzeichnungen aus Metallteilchen und Verwendung eines synthetischen Kationenaustauschers als lichtempfindliche Substanz

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees