JPS6278266A - 敷物、毛布類の処理方法 - Google Patents
敷物、毛布類の処理方法Info
- Publication number
- JPS6278266A JPS6278266A JP21308385A JP21308385A JPS6278266A JP S6278266 A JPS6278266 A JP S6278266A JP 21308385 A JP21308385 A JP 21308385A JP 21308385 A JP21308385 A JP 21308385A JP S6278266 A JPS6278266 A JP S6278266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carpet
- dust
- solution
- mites
- blanket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野」
本発明は敷物、毛布類の処理方法に関するQ〔従来の技
術〕 アレルギー性ぜんそく、アレルギー性鼻炎、結膜炎など
のアレルギー性疾患の原因物質(抗原〕としては花粉、
ハウスダストなどが知られているが、最近は室内に生息
するダニ類の糞、死体、生体が著明になりつ−あり、ダ
ニ類の中でもチリダニ類によるものが顕著であるといわ
れている。
術〕 アレルギー性ぜんそく、アレルギー性鼻炎、結膜炎など
のアレルギー性疾患の原因物質(抗原〕としては花粉、
ハウスダストなどが知られているが、最近は室内に生息
するダニ類の糞、死体、生体が著明になりつ−あり、ダ
ニ類の中でもチリダニ類によるものが顕著であるといわ
れている。
一般に敷物、毛布等は殺虫剤を使用するか掃除機、或は
日光浴、とか叩いてダニaの除去していたが根絶するこ
とは不可能であった。
日光浴、とか叩いてダニaの除去していたが根絶するこ
とは不可能であった。
チリダニ類による生体のアレルギー反応は医学的には一
型アレルギー(!IIFRffl )に属するものとさ
れているが、ヤケチリダニでは臼型アレルギー(遅延型
)に属するものもある事を発見した。
型アレルギー(!IIFRffl )に属するものとさ
れているが、ヤケチリダニでは臼型アレルギー(遅延型
)に属するものもある事を発見した。
このような、チリダニ類がアレルギーを起すという問題
点があった。
点があった。
(問題点を解決するための手段〕
本発明は上記のような問題点を解決するため1%〜5%
タンニン酸水酊液をカーペット、毛布等で処理すること
によってアレルギー反応を予防し得ることを特徴とする
ものである。
タンニン酸水酊液をカーペット、毛布等で処理すること
によってアレルギー反応を予防し得ることを特徴とする
ものである。
ヤケチリダニの抗原エキス1ミリグラムを20ミリリツ
トルフラスコ中に入れ、タンニン酸の1%水溶液lOミ
リリットルをふりかけ、そのま−室温で2時間放置する
ことにより、ヤケチリダニ抗原のタンニン酸処理液をイ
替る。
トルフラスコ中に入れ、タンニン酸の1%水溶液lOミ
リリットルをふりかけ、そのま−室温で2時間放置する
ことにより、ヤケチリダニ抗原のタンニン酸処理液をイ
替る。
一方間様にヤケチリダニの抗原エキス1ミリグラムに1
0ミリリツトルの純水をふり力〉けて2時間放置してヤ
ケチリダニ抗原の未処理液を得るO あらかじめヤケチリダニ抗原エキスと免疫増強剤(サイ
クロホスファマイト)によって免疫させた実験用マウス
とモルモットの腹腔内に1匹当りヤケチリダニ抗原エキ
ス純分a14瀘20θ〜400マイクログラムに相当す
る艦の前記処理液、未処理液をそれぞれ注入し、両液の
アレルギー作用を比較すると、未処理液の場合はマウス
では5日後に足裏に、モルモットは6〜14日後に横腹
に皮膚反応を起した。しかるに処理液の場合は同様に皮
膚反応を起こすが、その症状が未処理液の場合に比べて
〃〜シ≦の軽度であった。
0ミリリツトルの純水をふり力〉けて2時間放置してヤ
ケチリダニ抗原の未処理液を得るO あらかじめヤケチリダニ抗原エキスと免疫増強剤(サイ
クロホスファマイト)によって免疫させた実験用マウス
とモルモットの腹腔内に1匹当りヤケチリダニ抗原エキ
ス純分a14瀘20θ〜400マイクログラムに相当す
る艦の前記処理液、未処理液をそれぞれ注入し、両液の
アレルギー作用を比較すると、未処理液の場合はマウス
では5日後に足裏に、モルモットは6〜14日後に横腹
に皮膚反応を起した。しかるに処理液の場合は同様に皮
膚反応を起こすが、その症状が未処理液の場合に比べて
〃〜シ≦の軽度であった。
処理液の上泣液を注入するとその症状が全く起らない目
覚しい効果があった。
覚しい効果があった。
これらは何回実施しても同様の結果を#た。
〔実施例 2〕
チリダニ類が90%以上を占めるダニ類の生体、死体、
糞が多数存在する使用中の住居内のカーペットのIO平
方米を2区分し、1区分に対し1%タンニン酸水溶液を
1平方米当り60ミ+) IJットルの割合で噴霧し、
自然乾燥せしめ清潔な電気掃除機をかけて集塵した。こ
の塵0゜1グラムを純水10Oミリリツトルに分数せし
め、フィルターで夾雑物を除いた液を得た。遅延型アレ
ルギー症を高めることか知られているサイクロホス7ア
マイドを塵の液1ミリリットルに対し100ミリグラム
の割合で混入した乳化液の2ミリリツトルを免疫マウス
の腹腔内に注入した。10匹のマウスのうち死んだ2匹
も含め残る8匹にも足裏の皮膚反応は見られなかった。
糞が多数存在する使用中の住居内のカーペットのIO平
方米を2区分し、1区分に対し1%タンニン酸水溶液を
1平方米当り60ミ+) IJットルの割合で噴霧し、
自然乾燥せしめ清潔な電気掃除機をかけて集塵した。こ
の塵0゜1グラムを純水10Oミリリツトルに分数せし
め、フィルターで夾雑物を除いた液を得た。遅延型アレ
ルギー症を高めることか知られているサイクロホス7ア
マイドを塵の液1ミリリットルに対し100ミリグラム
の割合で混入した乳化液の2ミリリツトルを免疫マウス
の腹腔内に注入した。10匹のマウスのうち死んだ2匹
も含め残る8匹にも足裏の皮膚反応は見られなかった。
一方力−ベットの残りの区分に1平方米当り純水60ミ
リリツトルを噴霧し、自然乾燥し、そこから得た塵に上
記と全く同じ操作を加えた乳化液を2ミリリツトル腹腔
注入したマウスでは10匹のうち死んだ3匹も含め残る
7匹にも強い足裏の皮膚反応が見られた。
リリツトルを噴霧し、自然乾燥し、そこから得た塵に上
記と全く同じ操作を加えた乳化液を2ミリリツトル腹腔
注入したマウスでは10匹のうち死んだ3匹も含め残る
7匹にも強い足裏の皮膚反応が見られた。
〔実施例 3〕
チリダニmが93%を占めたダニ類の存在するカーペッ
ト4.5帖を半分に仕切り、カーペットリンス[(タン
ク人に水を収容し−この水をアダプターからカーペット
上に吹きつけ、直後すぐにアダプターからタンクBに吸
取ってカーペットをリンスする機械〕を用いて5%タン
ニン酸水溶液によってカーペットをリンスして得られた
タンクBの汚水をフィルターにかけサイクロボス7アマ
イドを加えて10分間煮沸して得たダニ実験液によって
は、チリダニアレルギ一体質のモルモットには極めて軽
微な四則アレルギー反応しか起こらなかったが、純水を
カーペットリンス機ご用いて同様操作して得た、ダニ実
験液によっては強い門型アレルギー症状がm腹に見られ
た。
ト4.5帖を半分に仕切り、カーペットリンス[(タン
ク人に水を収容し−この水をアダプターからカーペット
上に吹きつけ、直後すぐにアダプターからタンクBに吸
取ってカーペットをリンスする機械〕を用いて5%タン
ニン酸水溶液によってカーペットをリンスして得られた
タンクBの汚水をフィルターにかけサイクロボス7アマ
イドを加えて10分間煮沸して得たダニ実験液によって
は、チリダニアレルギ一体質のモルモットには極めて軽
微な四則アレルギー反応しか起こらなかったが、純水を
カーペットリンス機ご用いて同様操作して得た、ダニ実
験液によっては強い門型アレルギー症状がm腹に見られ
た。
〔実施例 4〕
チリダニ類が繁殖している毛布を半分に切り3%タンニ
ン敞水に液を入れた電気洗濯機中で洗い、この洗液を採
取した。残る半分の毛布をタンニン酸を含まない水道水
で洗い、同じくこの洗液を採取した。この双方の洗液を
別々の大型ビーカーに2リツトルづつとり1ゆっくりと
加熱して約200ミリリツトルになるまで煮つめ、これ
をサクシミンプ7ナーにかけ、夾雑物を除去して侮た液
をアレルギー実験液として、これをチリダニアレルギ一
体質化したマウスの腹腔内に2ミリリツトルあて注入し
たところ、タンニンMl糸では軽微な足長皮膚反応が出
たか水道水系では2〜8倍の顕著な同反応を見たO〔発
明の効果〕 不発明は上述のようにタンニン酸水溶液でカーペット、
毛布等を処理するという簡単な方法でダニ類がもたらす
アレルギー反応の発生を極めてu!微若しくは皆無にす
ることか出来て、然も人体に何の影醤も与えない、衛生
的効果が者しいものがある。
ン敞水に液を入れた電気洗濯機中で洗い、この洗液を採
取した。残る半分の毛布をタンニン酸を含まない水道水
で洗い、同じくこの洗液を採取した。この双方の洗液を
別々の大型ビーカーに2リツトルづつとり1ゆっくりと
加熱して約200ミリリツトルになるまで煮つめ、これ
をサクシミンプ7ナーにかけ、夾雑物を除去して侮た液
をアレルギー実験液として、これをチリダニアレルギ一
体質化したマウスの腹腔内に2ミリリツトルあて注入し
たところ、タンニンMl糸では軽微な足長皮膚反応が出
たか水道水系では2〜8倍の顕著な同反応を見たO〔発
明の効果〕 不発明は上述のようにタンニン酸水溶液でカーペット、
毛布等を処理するという簡単な方法でダニ類がもたらす
アレルギー反応の発生を極めてu!微若しくは皆無にす
ることか出来て、然も人体に何の影醤も与えない、衛生
的効果が者しいものがある。
Claims (1)
- タンニン酸の水溶液で処理することによりチリダニ類に
よってもたらされる抗原の抗原性を解除又は減弱せしめ
ることを特徴とする敷物毛布類の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21308385A JPS6278266A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 敷物、毛布類の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21308385A JPS6278266A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 敷物、毛布類の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6278266A true JPS6278266A (ja) | 1987-04-10 |
JPS6366950B2 JPS6366950B2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=16633267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21308385A Granted JPS6278266A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 敷物、毛布類の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6278266A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0266160U (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-18 | ||
WO1994027147A1 (en) * | 1993-05-14 | 1994-11-24 | Universiteit Utrecht | A method of screening food products for food allergenicity |
JP2004003040A (ja) * | 2001-04-25 | 2004-01-08 | Sekisui Chem Co Ltd | アレルゲン低減化繊維 |
JP2007107149A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Shikibo Ltd | アレルゲン不活化活性付与方法及びアレルギー患者用繊維製品 |
JP2007119952A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Sojitz Corp | 加工羽毛の製造方法 |
US7905766B2 (en) | 2005-09-06 | 2011-03-15 | Sintokogio, Ltd. | Centrifugally projecting machine |
US8404793B2 (en) | 2004-01-07 | 2013-03-26 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Allergen suppressor, allergen-suppression processed fiber and method of producing the same |
-
1985
- 1985-09-26 JP JP21308385A patent/JPS6278266A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0266160U (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-18 | ||
JPH0437507Y2 (ja) * | 1988-11-07 | 1992-09-03 | ||
WO1994027147A1 (en) * | 1993-05-14 | 1994-11-24 | Universiteit Utrecht | A method of screening food products for food allergenicity |
NL9300846A (nl) * | 1993-05-14 | 1994-12-01 | Friesland Frico Domo Coop | Werkwijze voor het screenen van voedingsprodukten op voedingsallergeniteit. |
JP2004003040A (ja) * | 2001-04-25 | 2004-01-08 | Sekisui Chem Co Ltd | アレルゲン低減化繊維 |
US8404793B2 (en) | 2004-01-07 | 2013-03-26 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Allergen suppressor, allergen-suppression processed fiber and method of producing the same |
US7905766B2 (en) | 2005-09-06 | 2011-03-15 | Sintokogio, Ltd. | Centrifugally projecting machine |
JP2007107149A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Shikibo Ltd | アレルゲン不活化活性付与方法及びアレルギー患者用繊維製品 |
JP2007119952A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Sojitz Corp | 加工羽毛の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6366950B2 (ja) | 1988-12-22 |
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