JPS6278252A - 繊維品着色装置 - Google Patents
繊維品着色装置Info
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- JPS6278252A JPS6278252A JP21766385A JP21766385A JPS6278252A JP S6278252 A JPS6278252 A JP S6278252A JP 21766385 A JP21766385 A JP 21766385A JP 21766385 A JP21766385 A JP 21766385A JP S6278252 A JPS6278252 A JP S6278252A
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- drum
- suction
- colored
- liquid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、スライバー等の繊維品に対して縞模様等の
模様を着色形成する繊維品着色装置に関するものである
。
模様を着色形成する繊維品着色装置に関するものである
。
スライバー等の繊維品に対する縞模様の形成は、これま
でビゴロ捺染により行われており、縞模様が形成された
繊維品は、霜降り状織物等の形成に用いられている。こ
のようなどゴロ捺染は、一般に第15図に示すような装
置を用いて行われている。すなわち、このビゴロ捺染装
置30は、取付台31上に、捺染糊ボックス32を設け
、その捺染糊ボックス32内に給液ロール33を配設す
ると同時に、この給液ロール33に圧接してフェルトロ
ールs 4 ヲ設け、さらに、このフェルトロール34
に彫刻ロール35を対設している。そして、上記取付台
31に、多数の針が分布植設されたギル36を設け、複
数個のケンス37内からスライバー38を引き出して回
転ロール39で平行に揃え、これを上記ギル36にかけ
てシート状のウェブ40にし、ついでフェルトロール3
4と彫刻ロール350間を通して、捺染糊ボックス32
から供給される捺染糊を印捺し、これを第1および第2
の巻上ロール41.42で巻き上げ、さらに、左右に首
振運動する振落板43で、製品台44上に振り落とすよ
うになっている。上記フェルトロール34と彫刻ロール
35とによる印捺は、第16図に示すように、彫刻ロー
ル35と対設されているフェルトロール34に捺染糊を
含浸させ、これと、外周面にらせん状凸条45を有する
彫刻ロール35との間にシート状ウェブ40を通し、上
記らせん状凸条45の押圧により斜縞模様46を印捺す
ることにより行われる。
でビゴロ捺染により行われており、縞模様が形成された
繊維品は、霜降り状織物等の形成に用いられている。こ
のようなどゴロ捺染は、一般に第15図に示すような装
置を用いて行われている。すなわち、このビゴロ捺染装
置30は、取付台31上に、捺染糊ボックス32を設け
、その捺染糊ボックス32内に給液ロール33を配設す
ると同時に、この給液ロール33に圧接してフェルトロ
ールs 4 ヲ設け、さらに、このフェルトロール34
に彫刻ロール35を対設している。そして、上記取付台
31に、多数の針が分布植設されたギル36を設け、複
数個のケンス37内からスライバー38を引き出して回
転ロール39で平行に揃え、これを上記ギル36にかけ
てシート状のウェブ40にし、ついでフェルトロール3
4と彫刻ロール350間を通して、捺染糊ボックス32
から供給される捺染糊を印捺し、これを第1および第2
の巻上ロール41.42で巻き上げ、さらに、左右に首
振運動する振落板43で、製品台44上に振り落とすよ
うになっている。上記フェルトロール34と彫刻ロール
35とによる印捺は、第16図に示すように、彫刻ロー
ル35と対設されているフェルトロール34に捺染糊を
含浸させ、これと、外周面にらせん状凸条45を有する
彫刻ロール35との間にシート状ウェブ40を通し、上
記らせん状凸条45の押圧により斜縞模様46を印捺す
ることにより行われる。
この種ビゴ0僚染装置30は、古い歴史ををし、霜降り
状梳毛糸の製造に賞月されてきているが、厚手の繊維品
に対する捺染が困難であるため、スライバー38を、一
旦ギル36を通しシート状にしてから捺染に供しなくて
はならない。したがって、スライバー38の送り速度を
速くして捺染効率を筒<シようとしても、ギル36を通
す速度がおのずと規制される(ギルはa揚上高速運転に
適さず、運転可能な高速運転では繊維等の切断を生じ易
い)ことから捺染効率を一定限度以上に高めることがで
きないという難点を有している。また、上記ビゴロ捺染
装置30は、フェルトロール34のフェルトが、使用の
継続により圧縮硬化するため、捺染糊の吸収量が少なく
なり、長期間使用していると、捺染の色合いが薄くなる
というような難点も有しているうえ、捺染糊をかなりの
割合で使用することから捺染糊の供給頻度が高く煩雑で
ある。さらに上記の装置30は、捺染対象が乾燥状態の
繊維品に限定されるため、繊維品を予め地染めする着色
工程と連続化することができず、地染め、捺染の連続ラ
イン化の阻害要因となっている。すなわち、上記装置は
、ギル36を備えており、このギル36は水分を含有し
ている地染めスライバーを通すことができないため、上
記装置30をスライバーの地染め工程と連続化すること
は・:可能である。
状梳毛糸の製造に賞月されてきているが、厚手の繊維品
に対する捺染が困難であるため、スライバー38を、一
旦ギル36を通しシート状にしてから捺染に供しなくて
はならない。したがって、スライバー38の送り速度を
速くして捺染効率を筒<シようとしても、ギル36を通
す速度がおのずと規制される(ギルはa揚上高速運転に
適さず、運転可能な高速運転では繊維等の切断を生じ易
い)ことから捺染効率を一定限度以上に高めることがで
きないという難点を有している。また、上記ビゴロ捺染
装置30は、フェルトロール34のフェルトが、使用の
継続により圧縮硬化するため、捺染糊の吸収量が少なく
なり、長期間使用していると、捺染の色合いが薄くなる
というような難点も有しているうえ、捺染糊をかなりの
割合で使用することから捺染糊の供給頻度が高く煩雑で
ある。さらに上記の装置30は、捺染対象が乾燥状態の
繊維品に限定されるため、繊維品を予め地染めする着色
工程と連続化することができず、地染め、捺染の連続ラ
イン化の阻害要因となっている。すなわち、上記装置は
、ギル36を備えており、このギル36は水分を含有し
ている地染めスライバーを通すことができないため、上
記装置30をスライバーの地染め工程と連続化すること
は・:可能である。
上記のように、これまでのビゴロ捺染装置は、着色効率
、均質捺染において問題があり、また、スライバー等の
繊維品に対する地染め、捺染の連続化および捺染糊の供
給の点においても問題がある。特に、このビゴロ捺染の
分野においては、他の染色加工の分野に比べて技術革新
が遅れており、上記の問題の解決が強く望まれている。
、均質捺染において問題があり、また、スライバー等の
繊維品に対する地染め、捺染の連続化および捺染糊の供
給の点においても問題がある。特に、このビゴロ捺染の
分野においては、他の染色加工の分野に比べて技術革新
が遅れており、上記の問題の解決が強く望まれている。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、ス
ライバー等の繊維品に対する縞状模様等の着色を効率よ
く、均質に、かつ煩雑な作業を要することなく行うこと
ができ、しかも繊維品の地染め工程に対する連続化を実
現しうる繊維品着色装置の提供をその目的とする。
ライバー等の繊維品に対する縞状模様等の着色を効率よ
く、均質に、かつ煩雑な作業を要することなく行うこと
ができ、しかも繊維品の地染め工程に対する連続化を実
現しうる繊維品着色装置の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の繊維品着色装置
は、外周面に円周方向に所定間隔で複数の着色液流出部
が形成されている着色液流出用ドラムと、上記着色液流
出用ドラムと繊維品を通過させるための空隙を挟んで対
設されそれ自身の外周面に円周方向に所定間隔で複数の
着色液吸引部が形成されている着色液吸引用ドラムと、
上記両ドラムの複数の着色液流出部および吸引部が順次
合致するように上記両ドラムを同調回転させる同調回転
手段と、上記着色液流出部に着色液を定量供給する着色
液供給手段と、上記着色液吸引部に吸引力を付与する吸
引手段を備え、上記着色液供給手段が、高濃度の着色液
を貯蔵する貯蔵タンクと、この高環度着色液取り込み用
の第1の開口および希釈液取り込み用の第2の開口なら
びに両液の定比率混合液送出用の第3の開口を存し混合
用渦流生起エレメントを内蔵する混合機とからなるとい
う構成をとる。
は、外周面に円周方向に所定間隔で複数の着色液流出部
が形成されている着色液流出用ドラムと、上記着色液流
出用ドラムと繊維品を通過させるための空隙を挟んで対
設されそれ自身の外周面に円周方向に所定間隔で複数の
着色液吸引部が形成されている着色液吸引用ドラムと、
上記両ドラムの複数の着色液流出部および吸引部が順次
合致するように上記両ドラムを同調回転させる同調回転
手段と、上記着色液流出部に着色液を定量供給する着色
液供給手段と、上記着色液吸引部に吸引力を付与する吸
引手段を備え、上記着色液供給手段が、高濃度の着色液
を貯蔵する貯蔵タンクと、この高環度着色液取り込み用
の第1の開口および希釈液取り込み用の第2の開口なら
びに両液の定比率混合液送出用の第3の開口を存し混合
用渦流生起エレメントを内蔵する混合機とからなるとい
う構成をとる。
すなわち、この発明は、これまでのビゴロ捺染のように
、単に印捺により捺染を行うというものではなく、一方
のドラムから着色液を流出させ、他方のドラムからこれ
を吸引することによって、着色液をスライバー等の繊維
品の内部を強制的に1ffl遇させて着色を行うもので
あるため、厚手の繊維品に対しても直接着色を行うこと
ができる。したがって、従来のように、ギルを用いる必
要がなくなり、ギルを通過させることによる繊維品の送
り速度の規制現象が生じないため、着色効率の大幅な向
上を実現しうるのであり、また、ギルを用いないことに
より、地染めされ濡れたままの繊維品に対しても縞状模
様等を形成でき、地染め、模様着色の連続化も達成でき
るようになる。さらに、従来のようにフェルトロールを
用いないため、長期にわたり均質な着色を実現しうるの
であり、しかもこの装置は高濃度の着色液(原液)を貯
蔵タンクに溜めておき、使用に際してこれを数倍ないし
数十倍に希釈して用いるため、貯蔵タンクの原液の減り
具合は少なく、上記タンクに対する原液供給の手間を大
幅に削減しうるようになる。
、単に印捺により捺染を行うというものではなく、一方
のドラムから着色液を流出させ、他方のドラムからこれ
を吸引することによって、着色液をスライバー等の繊維
品の内部を強制的に1ffl遇させて着色を行うもので
あるため、厚手の繊維品に対しても直接着色を行うこと
ができる。したがって、従来のように、ギルを用いる必
要がなくなり、ギルを通過させることによる繊維品の送
り速度の規制現象が生じないため、着色効率の大幅な向
上を実現しうるのであり、また、ギルを用いないことに
より、地染めされ濡れたままの繊維品に対しても縞状模
様等を形成でき、地染め、模様着色の連続化も達成でき
るようになる。さらに、従来のようにフェルトロールを
用いないため、長期にわたり均質な着色を実現しうるの
であり、しかもこの装置は高濃度の着色液(原液)を貯
蔵タンクに溜めておき、使用に際してこれを数倍ないし
数十倍に希釈して用いるため、貯蔵タンクの原液の減り
具合は少なく、上記タンクに対する原液供給の手間を大
幅に削減しうるようになる。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する
。
。
第1図はこの発明の一実施例の構成を模式的に示してい
る。図において、50は高濃度の着色液を貯留する着色
液貯槽であり、従来公知のものがそのまま用いられる。
る。図において、50は高濃度の着色液を貯留する着色
液貯槽であり、従来公知のものがそのまま用いられる。
51は上記着色液貯槽50に貯留されている高濃度着色
液を希釈用水と混合して所定の濃度に希釈するスタティ
ックミキサ、52はこのスタティックミキサ51によっ
て所定の濃度に希釈された着色液を用い繊維品に対して
着色を行うドラムユニットである。53は上記着色液貯
槽50内の高濃度着色液を公知の定流足送液ポンプ54
によってスタティックミキサ51に送出するパイプ、5
4aはそのパイプ53に設けられパイプ内圧力を一定圧
に保つ背圧弁、56は上記着色液の逆流防止をする逆止
弁である。55は希釈用の水を上記スタティックミキサ
51に送出するパイプ、55aはそのパイプ55に設け
られた定流量送液ポンプ、55bは減圧弁、55cはパ
イプ内圧力を一定に保つ背圧弁、56は逆止弁である。
液を希釈用水と混合して所定の濃度に希釈するスタティ
ックミキサ、52はこのスタティックミキサ51によっ
て所定の濃度に希釈された着色液を用い繊維品に対して
着色を行うドラムユニットである。53は上記着色液貯
槽50内の高濃度着色液を公知の定流足送液ポンプ54
によってスタティックミキサ51に送出するパイプ、5
4aはそのパイプ53に設けられパイプ内圧力を一定圧
に保つ背圧弁、56は上記着色液の逆流防止をする逆止
弁である。55は希釈用の水を上記スタティックミキサ
51に送出するパイプ、55aはそのパイプ55に設け
られた定流量送液ポンプ、55bは減圧弁、55cはパ
イプ内圧力を一定に保つ背圧弁、56は逆止弁である。
57はスタティックミキサ51とドラムユニット52を
接続するパイプで、所定の濃度に希釈された着色液をス
タティックミキサ51からドラムユニット52に送出す
るようになっている。
接続するパイプで、所定の濃度に希釈された着色液をス
タティックミキサ51からドラムユニット52に送出す
るようになっている。
上記スタティックミキサ51は、第2図に示すように、
基本的に、中空円筒体58と、その内部に装着された略
らせん状のエレメント(フィン)59 (第3図参照)
とから構成され、中空円筒体58の左右両端面にはそれ
ぞれ開口53a、57aが形成され、そこに上記パイプ
53.57の端部が嵌挿されている。55aは上記円筒
体58の外周面に形成された開口で、そこに希釈用の水
源(図示せず)から延びるパイプ55の端部が嵌挿され
ている。このスタティックミキサ51では、着色液貯槽
50からパイプ53を介して円筒体58内に供給された
高濃度着色液が、ポンプ54の圧力により円筒体58内
を通過していく過程で、パイプ55から供給される水と
合流し、円筒体5ト59を第3図の矢印のように通過す
るごとに分割、置換9重ね合わせの作用を交互にうけて
均一混合するようになっている。この場合、パイプ53
を流れる高濃度着色液の流量と、パイプ55を流れる水
の流量を予め所定量に設定しておくことにより、所定の
濃度の着色液を常時得ることができる。
基本的に、中空円筒体58と、その内部に装着された略
らせん状のエレメント(フィン)59 (第3図参照)
とから構成され、中空円筒体58の左右両端面にはそれ
ぞれ開口53a、57aが形成され、そこに上記パイプ
53.57の端部が嵌挿されている。55aは上記円筒
体58の外周面に形成された開口で、そこに希釈用の水
源(図示せず)から延びるパイプ55の端部が嵌挿され
ている。このスタティックミキサ51では、着色液貯槽
50からパイプ53を介して円筒体58内に供給された
高濃度着色液が、ポンプ54の圧力により円筒体58内
を通過していく過程で、パイプ55から供給される水と
合流し、円筒体5ト59を第3図の矢印のように通過す
るごとに分割、置換9重ね合わせの作用を交互にうけて
均一混合するようになっている。この場合、パイプ53
を流れる高濃度着色液の流量と、パイプ55を流れる水
の流量を予め所定量に設定しておくことにより、所定の
濃度の着色液を常時得ることができる。
つぎに、上記ドラムユニット52を第4図および第5図
にもとづき詳しく説明する。これらの図において、1は
左右一対の金属製フレームであり、このフレーム1に、
ステンレス製の着色液流出用ドラム芯体2と着色液吸引
用ドラム芯体3とが固定状態で上下に対設されている。
にもとづき詳しく説明する。これらの図において、1は
左右一対の金属製フレームであり、このフレーム1に、
ステンレス製の着色液流出用ドラム芯体2と着色液吸引
用ドラム芯体3とが固定状態で上下に対設されている。
上記両ドラム芯体2,3の対向部には第5図に示すよう
に、それぞれ軸方向に延びるス”リット状の流通孔4.
4aが穿設されている。上記着色液流出用ドラム芯体2
と着色液吸引用ドラム芯体3の外周には、それぞれステ
ンレス製の着色液流出用ドラム5および着色液吸引用ド
ラム6が回転自在に外嵌されており、これらのドラム5
.6の外周面には、上記スリット状流通孔4,4aと同
形状の複数のスリツ)7.7aが円周方向に等間隔で形
成されている。上記着色液流出用ドラム5および着色液
吸引用ドラム6はそれぞれ相互に噛合する歯車8,8a
を有しており、着色液吸引用ドラム6に設けられた歯車
8aがモータ9の回転軸10に設けられた歯車11と噛
合しモータ9により回転駆動されるようになっている。
に、それぞれ軸方向に延びるス”リット状の流通孔4.
4aが穿設されている。上記着色液流出用ドラム芯体2
と着色液吸引用ドラム芯体3の外周には、それぞれステ
ンレス製の着色液流出用ドラム5および着色液吸引用ド
ラム6が回転自在に外嵌されており、これらのドラム5
.6の外周面には、上記スリット状流通孔4,4aと同
形状の複数のスリツ)7.7aが円周方向に等間隔で形
成されている。上記着色液流出用ドラム5および着色液
吸引用ドラム6はそれぞれ相互に噛合する歯車8,8a
を有しており、着色液吸引用ドラム6に設けられた歯車
8aがモータ9の回転軸10に設けられた歯車11と噛
合しモータ9により回転駆動されるようになっている。
これにより、上記両ドラム5.6は、それぞれの外周面
に円周に沿って所定間隔で設けられた複数のスリツl−
7,7aを同タイミングで前記両ドラム芯体2,3の流
通孔4゜4aに順次合致させるように同調回転する。
に円周に沿って所定間隔で設けられた複数のスリツl−
7,7aを同タイミングで前記両ドラム芯体2,3の流
通孔4゜4aに順次合致させるように同調回転する。
上記着色液流出用ドラム芯体2および着色液吸引用ドラ
ム芯体3は、それぞれ主軸12,122に固定されてお
り、この主軸12はフレーム1の軸ホルダ13に固定さ
れていて主軸12aはフレーム1に固定されている。上
記両ドラム芯体“2゜3の外周に外嵌されている両ドラ
ム5,6はこの主軸12,12aに軸受14,14aを
介して取付けられ、上記両ドラム芯体2,3の外周を回
転する。上記着色液流出用ドラム芯体2の主軸12は、
内部が中空になっていて、そこにパイプ57を経由して
、染料、顔料を主成分とする所定濃度の着色液がスタテ
ィックミキサ51から供給されるようになっており、ま
た、着色液吸引用ドラム芯体3の主軸12aも同様に内
部が中空になっており、パイプ12cを通して真空ポン
プ(図示せず)に連結されている。上記両車軸12,1
22には、それぞれ第5図に示すように、適宜間隔で孔
15.15aが設けられており、パイプ57を通して送
られてきた着色液を、主軸12の孔15から着色液流出
用ドラム芯体2内に流下させ、この流下液を、上記スリ
ツ)7.7aと流通孔4゜4aとの合致時に、真空ポン
プの吸引力によって流通孔4→スリット7→流通孔4a
→スリット7a−流通孔4aを経由して着色液吸引用ド
ラム芯体3内に送り込み、ついで孔15aを経由して主
軸12a内に送入しそこから外部へ排出するようになっ
ている。この排出液は、適宜に着色料を補充し適正濃度
化したのち、再び着色液貯槽50に戻される。なお、1
6は軸ホルダ13を昇降させ両ドラム5.6間の空隙を
調節する調節ハンドル付ねし体である。
ム芯体3は、それぞれ主軸12,122に固定されてお
り、この主軸12はフレーム1の軸ホルダ13に固定さ
れていて主軸12aはフレーム1に固定されている。上
記両ドラム芯体“2゜3の外周に外嵌されている両ドラ
ム5,6はこの主軸12,12aに軸受14,14aを
介して取付けられ、上記両ドラム芯体2,3の外周を回
転する。上記着色液流出用ドラム芯体2の主軸12は、
内部が中空になっていて、そこにパイプ57を経由して
、染料、顔料を主成分とする所定濃度の着色液がスタテ
ィックミキサ51から供給されるようになっており、ま
た、着色液吸引用ドラム芯体3の主軸12aも同様に内
部が中空になっており、パイプ12cを通して真空ポン
プ(図示せず)に連結されている。上記両車軸12,1
22には、それぞれ第5図に示すように、適宜間隔で孔
15.15aが設けられており、パイプ57を通して送
られてきた着色液を、主軸12の孔15から着色液流出
用ドラム芯体2内に流下させ、この流下液を、上記スリ
ツ)7.7aと流通孔4゜4aとの合致時に、真空ポン
プの吸引力によって流通孔4→スリット7→流通孔4a
→スリット7a−流通孔4aを経由して着色液吸引用ド
ラム芯体3内に送り込み、ついで孔15aを経由して主
軸12a内に送入しそこから外部へ排出するようになっ
ている。この排出液は、適宜に着色料を補充し適正濃度
化したのち、再び着色液貯槽50に戻される。なお、1
6は軸ホルダ13を昇降させ両ドラム5.6間の空隙を
調節する調節ハンドル付ねし体である。
この構成において、定流量送液ポンプ54を作動させ、
着色液貯槽50内の高濃度着色液をスタティックミキサ
51に送入し、このスタティックミキサ51においてパ
イプ55からの水と混合して着色液を希釈し所定の濃度
にしたのち、ドラムユニット52にパイプ57を経由し
て送出する。
着色液貯槽50内の高濃度着色液をスタティックミキサ
51に送入し、このスタティックミキサ51においてパ
イプ55からの水と混合して着色液を希釈し所定の濃度
にしたのち、ドラムユニット52にパイプ57を経由し
て送出する。
このドラムユニット52は、モータ9を作動させて上記
両歯車8,8aを矢印方向に回転駆動し、両ドラム5.
6間に羊毛スライバー17を数本ないし数十本並行状態
で通し着色を行う(第6図)。この場合、各スライバー
17は両スリット7゜7aの間へ入るまではそれぞれ大
紐状の形状を保っているが、両ドラム5.6間を通る際
の加圧によってほぼ平坦なシート状に形成され、かつ上
記両ドラム5.6のスリット7.7aが第7図に示すよ
うに、それぞれドラム芯体2,3のスリット状流通孔4
.4aに合致する際における染液の矢印A方向への吸引
通過により縞状模様を形成される。この場合における縞
状模様の各訪問の間隔は、上記両ドラム5,6における
スリット7.7aの円周方向の間隔にほぼ合致する。こ
のようにして、スライバー17がそのまま複数本同時に
着色され、かつシート状に形成される。
両歯車8,8aを矢印方向に回転駆動し、両ドラム5.
6間に羊毛スライバー17を数本ないし数十本並行状態
で通し着色を行う(第6図)。この場合、各スライバー
17は両スリット7゜7aの間へ入るまではそれぞれ大
紐状の形状を保っているが、両ドラム5.6間を通る際
の加圧によってほぼ平坦なシート状に形成され、かつ上
記両ドラム5.6のスリット7.7aが第7図に示すよ
うに、それぞれドラム芯体2,3のスリット状流通孔4
.4aに合致する際における染液の矢印A方向への吸引
通過により縞状模様を形成される。この場合における縞
状模様の各訪問の間隔は、上記両ドラム5,6における
スリット7.7aの円周方向の間隔にほぼ合致する。こ
のようにして、スライバー17がそのまま複数本同時に
着色され、かつシート状に形成される。
このように、この実施例によ軌ば、着色液吸引用ドラム
芯体3内の負圧により着色液を、羊毛スライバー17等
の繊維品内を強制的に通過させて着色するため、厚手の
繊維品についても容易に内部まで均一着色しうるように
なる。特に、この実施例によれば、上記ドラム5のスリ
ット7とドラム芯体2のスリット状流通孔4との合致に
よる1回の着色ごとに、その着色に足りるだけの量の着
色液を、着色液流出用ドラム芯体2内に流出するだけで
着色ができ、使用着色液が少なくてすむうえ、負圧を利
用して着色するため、均一着色を実現しうるのである。
芯体3内の負圧により着色液を、羊毛スライバー17等
の繊維品内を強制的に通過させて着色するため、厚手の
繊維品についても容易に内部まで均一着色しうるように
なる。特に、この実施例によれば、上記ドラム5のスリ
ット7とドラム芯体2のスリット状流通孔4との合致に
よる1回の着色ごとに、その着色に足りるだけの量の着
色液を、着色液流出用ドラム芯体2内に流出するだけで
着色ができ、使用着色液が少なくてすむうえ、負圧を利
用して着色するため、均一着色を実現しうるのである。
しかも、この実施例は、ドラムユニット52への着色液
の供給と、着色液貯槽50で貯留された高濃度着色液を
スタティックミキサ51において水と混合させたのち行
っているため、着色液貯槽50から取り出される高濃度
着色液の量が極めて少なくすむようになり、貯槽50く
こ高濃度着色液(原液)を何度も補給するという手間が
省けるようになると同時に同一原液を長期間使用できる
ようになり、長時間均一着色を行いうるようになる。そ
のうえ、上記スタティックミキサ51による希釈に際し
、らせん状エレメントの作用により希釈水全体が渦流と
なり速度流頭の大な状態でパイプ57を通ってドラム5
の主軸12に達して全体にゆき渡り、ついで主軸12の
孔15から勢いよく吹き出すため、主軸12における軸
方向の着色液の流出量のばらつきが著しく少なくなると
同時に孔15の周囲に着色液が水滴状に溜りそれが時々
凝集して落下し色むらを形成し不良をつくるという不都
合な現象の発生を回避しうるようになるのである。さら
に、この実施例では、両スリット7.7a間を、加圧状
態でスライバー17等の繊維品を通すことにより複数本
のスライバー17をシート状に形成しうるものであり、
縞状模様の形成と同゛時に繊維品をシート化するという
効果をも有している。また、この実施例では、厚手の繊
維品でもそのまま着色でき、従来のようなギルを用いる
必要がないため、ギル使用による繊維品の送り速度の規
制を受けず、繊維品の着色速度を大幅に高めることがで
きる。そのうえ、ギルを使用する必業がないため、スラ
イバー17等の繊維品を地染めし濡れたままの状態で上
記装置に掛けて縞状模様を形成でき、地染めから縞状模
様付けの工程の連続化を容易に実現しうるのである。こ
のとき、上記縞状模様の形成時において使用着色液量が
少なく、かつ負圧を利用して行うため、繊維品が濡れた
ままの状態であっても縞゛状模様のにじみが少ないとい
う付随的効果が得られる。また、上記両ドラム芯体2.
3および両ドラム5.6はいずれもステンレス製であっ
てフェルトのように経時的に圧縮硬化することがないた
め、長期間使用しても着色度合が薄くなるというような
不都合を生じない。
の供給と、着色液貯槽50で貯留された高濃度着色液を
スタティックミキサ51において水と混合させたのち行
っているため、着色液貯槽50から取り出される高濃度
着色液の量が極めて少なくすむようになり、貯槽50く
こ高濃度着色液(原液)を何度も補給するという手間が
省けるようになると同時に同一原液を長期間使用できる
ようになり、長時間均一着色を行いうるようになる。そ
のうえ、上記スタティックミキサ51による希釈に際し
、らせん状エレメントの作用により希釈水全体が渦流と
なり速度流頭の大な状態でパイプ57を通ってドラム5
の主軸12に達して全体にゆき渡り、ついで主軸12の
孔15から勢いよく吹き出すため、主軸12における軸
方向の着色液の流出量のばらつきが著しく少なくなると
同時に孔15の周囲に着色液が水滴状に溜りそれが時々
凝集して落下し色むらを形成し不良をつくるという不都
合な現象の発生を回避しうるようになるのである。さら
に、この実施例では、両スリット7.7a間を、加圧状
態でスライバー17等の繊維品を通すことにより複数本
のスライバー17をシート状に形成しうるものであり、
縞状模様の形成と同゛時に繊維品をシート化するという
効果をも有している。また、この実施例では、厚手の繊
維品でもそのまま着色でき、従来のようなギルを用いる
必要がないため、ギル使用による繊維品の送り速度の規
制を受けず、繊維品の着色速度を大幅に高めることがで
きる。そのうえ、ギルを使用する必業がないため、スラ
イバー17等の繊維品を地染めし濡れたままの状態で上
記装置に掛けて縞状模様を形成でき、地染めから縞状模
様付けの工程の連続化を容易に実現しうるのである。こ
のとき、上記縞状模様の形成時において使用着色液量が
少なく、かつ負圧を利用して行うため、繊維品が濡れた
ままの状態であっても縞゛状模様のにじみが少ないとい
う付随的効果が得られる。また、上記両ドラム芯体2.
3および両ドラム5.6はいずれもステンレス製であっ
てフェルトのように経時的に圧縮硬化することがないた
め、長期間使用しても着色度合が薄くなるというような
不都合を生じない。
第8図はドラムユニットの他の例を示している。
すなわち、このユニットでは、着色液流出用ドラム5の
外周面に、着色液流通孔20を溝底に有する複数の条:
IP21が円周方向に所定間隔で形成されており、その
条:a21には、第9図に示すような、ステンレス製の
複数枚の長尺のスリット板22を並設し、これにステン
レス製の短尺の仕切板23を所定間隔で立設したスリッ
ト板ブロック2゜4が、スリット板22側を内側にし、
かつそのスリット板22の長手方向を条溝21の長さ方
向に合わせた状態で嵌挿固定されている。上記複数枚の
スリットvi、22のうち、左右両側22a、22eお
よび中央スリット板22C以外のスリット板22b、2
2dには、第10図に示すように、表面および裏面にス
ペーサ用凸部25が形成されており、この凸部25によ
り第11図(第9図の丸で囲われた部分Bの拡大図)に
示すように、各スリット板22 a、 22 b、
22 c、 22 d、 22e間の空隙13が
保持されている。上記スリット板22および仕切板23
は、アルカリ処理により表面油脂を除去し、それに続く
酸処理で表面に凹凸を形成して水に対する親和性が高め
られている。それ以外は第2図のユニットと同じであり
作用効果も同じである。
外周面に、着色液流通孔20を溝底に有する複数の条:
IP21が円周方向に所定間隔で形成されており、その
条:a21には、第9図に示すような、ステンレス製の
複数枚の長尺のスリット板22を並設し、これにステン
レス製の短尺の仕切板23を所定間隔で立設したスリッ
ト板ブロック2゜4が、スリット板22側を内側にし、
かつそのスリット板22の長手方向を条溝21の長さ方
向に合わせた状態で嵌挿固定されている。上記複数枚の
スリットvi、22のうち、左右両側22a、22eお
よび中央スリット板22C以外のスリット板22b、2
2dには、第10図に示すように、表面および裏面にス
ペーサ用凸部25が形成されており、この凸部25によ
り第11図(第9図の丸で囲われた部分Bの拡大図)に
示すように、各スリット板22 a、 22 b、
22 c、 22 d、 22e間の空隙13が
保持されている。上記スリット板22および仕切板23
は、アルカリ処理により表面油脂を除去し、それに続く
酸処理で表面に凹凸を形成して水に対する親和性が高め
られている。それ以外は第2図のユニットと同じであり
作用効果も同じである。
第12図はドラムユニットのさらに他の例を示している
。このユニットでは、主軸12.122をむく軸にし、
かつ着色液流出用ドラム5および着色液吸引用ドラム6
の外周面にそれぞれ円周方向に所定の間隔で、連通路6
2と1組になっている条′溝60を形成し、上記連通路
62の一端をそれぞれ上記両ドラム5.6の一側面の鏡
面仕上面に開口させている。63はその開口部、61は
連通路62と条溝60とを連通する連通孔、66は着色
液保持吸引用ポリビニルフォルマールスポンジである。
。このユニットでは、主軸12.122をむく軸にし、
かつ着色液流出用ドラム5および着色液吸引用ドラム6
の外周面にそれぞれ円周方向に所定の間隔で、連通路6
2と1組になっている条′溝60を形成し、上記連通路
62の一端をそれぞれ上記両ドラム5.6の一側面の鏡
面仕上面に開口させている。63はその開口部、61は
連通路62と条溝60とを連通する連通孔、66は着色
液保持吸引用ポリビニルフォルマールスポンジである。
このポリビニルフォルマールスポンジ66は、ポリビニ
ルアルコールの気孔形成剤として澱粉と鉱酸触媒とフォ
ルマリンとを混合してポリビニルアルコールをフォルマ
ール化したのち、水洗し、澱粉、鉱酸触媒等を水洗除去
して製造されているものであり、澱粉の溶出跡が気孔と
なっていてこの気孔を通じて着色液を流出・吸引する。
ルアルコールの気孔形成剤として澱粉と鉱酸触媒とフォ
ルマリンとを混合してポリビニルアルコールをフォルマ
ール化したのち、水洗し、澱粉、鉱酸触媒等を水洗除去
して製造されているものであり、澱粉の溶出跡が気孔と
なっていてこの気孔を通じて着色液を流出・吸引する。
64.64aはそれぞれスタティックミキサ51および
真空ポンプ(図示せず)と連結しているポリフッ化エチ
レン製の筒体で、固定金具65で固定され、上記両ドラ
ム5.6の条I#60が空隙3aを挟んで対峙したとき
、それぞれの筒口を上記連通路62の端面開口部63に
合致させ、着色液の流出、吸引を行うようになっている
。それ以外の部分は第2図のユニットと同じである。
真空ポンプ(図示せず)と連結しているポリフッ化エチ
レン製の筒体で、固定金具65で固定され、上記両ドラ
ム5.6の条I#60が空隙3aを挟んで対峙したとき
、それぞれの筒口を上記連通路62の端面開口部63に
合致させ、着色液の流出、吸引を行うようになっている
。それ以外の部分は第2図のユニットと同じである。
このユニットは前記のユニットと同様の作用効果を有す
るほか、着色液の真空吸引を、吸引用ドラム全体を中空
にしてドラム全体を真空吸引することにより行うのでは
なく、連通路62を介して真空吸引することにより行う
ため、真空度を高くしなくても良好な吸引を行いうるも
のであり、それによって色むらのない着色をなしうると
いう効果を奏する。特にこのユニットでは、スタティッ
クミキサの渦流作用により、着色液が着色液流出用ドラ
ム5のスポンジ66に均一かつ充分に浸透するようにな
り、均一着色の目的を確実に実現しうるようになるので
ある。
るほか、着色液の真空吸引を、吸引用ドラム全体を中空
にしてドラム全体を真空吸引することにより行うのでは
なく、連通路62を介して真空吸引することにより行う
ため、真空度を高くしなくても良好な吸引を行いうるも
のであり、それによって色むらのない着色をなしうると
いう効果を奏する。特にこのユニットでは、スタティッ
クミキサの渦流作用により、着色液が着色液流出用ドラ
ム5のスポンジ66に均一かつ充分に浸透するようにな
り、均一着色の目的を確実に実現しうるようになるので
ある。
なお、上記の実施例では、ドラムをモータ9で駆動し、
その駆動力でスライバー17等の繊維品を送るようにし
ているが、モータ9を用いず、スライバー17等の繊維
品を、送り方向に対する前方側から引張り、その引張り
jで送るようにしてもよい。また、以上の実施例では、
スリット7.7aおよび条溝60を軸方向に益行してい
るが、第13図に示すように、軸方向にf頃斜させた状
態で形成してもよい。また、第14図に示すように複数
孔の孔67を連続状態で設けてスリンl−7,7aの代
用にしてもよい。したがって、この発明における、着色
液流出、吸引用ドラム芯体2,3の着色液の流通孔4,
4aおよび両ドラム5,6の複数のスリット7.7aお
よび条溝60とは、スリットや丸孔、長孔等広い範囲の
孔を含むものである。
その駆動力でスライバー17等の繊維品を送るようにし
ているが、モータ9を用いず、スライバー17等の繊維
品を、送り方向に対する前方側から引張り、その引張り
jで送るようにしてもよい。また、以上の実施例では、
スリット7.7aおよび条溝60を軸方向に益行してい
るが、第13図に示すように、軸方向にf頃斜させた状
態で形成してもよい。また、第14図に示すように複数
孔の孔67を連続状態で設けてスリンl−7,7aの代
用にしてもよい。したがって、この発明における、着色
液流出、吸引用ドラム芯体2,3の着色液の流通孔4,
4aおよび両ドラム5,6の複数のスリット7.7aお
よび条溝60とは、スリットや丸孔、長孔等広い範囲の
孔を含むものである。
なお、上記実施例では、羊毛スライバー17を着色対象
としているが、この発明はこれに限定されるものではな
く、絹、綿、麻等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン
、アクリル、レーヨン等の合化繊繊維の単品もしくは混
合品等を広(着色対象とするものであり、その形状もス
ライバー状だけでなくトップ、ラップ、ウェブ等のいず
れの形状であってもよい。
としているが、この発明はこれに限定されるものではな
く、絹、綿、麻等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン
、アクリル、レーヨン等の合化繊繊維の単品もしくは混
合品等を広(着色対象とするものであり、その形状もス
ライバー状だけでなくトップ、ラップ、ウェブ等のいず
れの形状であってもよい。
この発明の繊維品着色装置は、以上のように構成されて
いるため、厚手の繊維品に対してもそのまま着色を行う
ことができ、従来のように、ギル工程を経由させる必要
がない。したがって、ギル工程の通過速度で着色速度が
規制されるという不都合が回避され、縞状模様等の着色
形成を極めて高速で、かつ効率よく行うことができるよ
うになると同時に、ギル工程の不要化により地染め工程
との連続化も実現しうるようになる。さらに、この発明
は、従来のようにフェルトロールを用いていないため、
フェルトロールの経時変化にもとづく着色の淡色化現象
が生じず、長期にわたって安定した均質着色をすること
ができる。また、この装置は、高濃度の着色液(原液)
をタンクに貯蔵し、使用に際しこれを混合機で希釈する
ため、原液の使用割合が低くなり原液供給の手間を省く
ことが可能となると同時に、同一原液を長期間使用でき
ることとなって原液変更による着色度のばらつきが生じ
ず安定した着色を長期にわたって続けることができると
いう利点を有するうえ、上記混合機の渦流作用により、
希釈液全体が渦流化され速度流頭の大な状態で着色液供
給手段に送られてその内部全体に均一にゆき渡るように
なり、均一着色を実現できるという優れた効果が得られ
るようになる。
いるため、厚手の繊維品に対してもそのまま着色を行う
ことができ、従来のように、ギル工程を経由させる必要
がない。したがって、ギル工程の通過速度で着色速度が
規制されるという不都合が回避され、縞状模様等の着色
形成を極めて高速で、かつ効率よく行うことができるよ
うになると同時に、ギル工程の不要化により地染め工程
との連続化も実現しうるようになる。さらに、この発明
は、従来のようにフェルトロールを用いていないため、
フェルトロールの経時変化にもとづく着色の淡色化現象
が生じず、長期にわたって安定した均質着色をすること
ができる。また、この装置は、高濃度の着色液(原液)
をタンクに貯蔵し、使用に際しこれを混合機で希釈する
ため、原液の使用割合が低くなり原液供給の手間を省く
ことが可能となると同時に、同一原液を長期間使用でき
ることとなって原液変更による着色度のばらつきが生じ
ず安定した着色を長期にわたって続けることができると
いう利点を有するうえ、上記混合機の渦流作用により、
希釈液全体が渦流化され速度流頭の大な状態で着色液供
給手段に送られてその内部全体に均一にゆき渡るように
なり、均一着色を実現できるという優れた効果が得られ
るようになる。
第1図はこの発明の一実施例に用いる繊維品着色装置の
構成図、第2図はそれに用いられるスタティックミキサ
の斜視図、第3図はその要部斜視図、第4図はドラムユ
ニットの外観斜視図、第5図はその縦断面図、第6図お
よび第7回は同じくその使用状態の説明図、第8図は他
の実施例の断面V、第9図ないし第11はその要部説明
図、第12図はドラムユニットのさらに他の例の縦断面
図、第13図および第14図は着色液流出、吸引用ドラ
ムユニットの変形例の説明図、第15図および第16図
は従来例の説明図である。 1・・・フレーム 2・・・着色液流出用ドラム芯体3
・・・着色液吸引用ドラム芯体 4.4a・・・流通孔
5・・・着色液流出用ドラム 6・・・着色液吸引用ド
ラム 7,7a・・・スリット 8,8a・・・歯車
9・・・モータ 17・・・スライバー 50・・・着
色液貯槽51・・・スタテイラフミキサ 54・・・定
流量送液ポンプ 53a、55a、57a・・・開口
59・・・エレメント 第3図 第4図 第51!1 第7図 第8図 第11図 第12図 第15図 手続補正置方式 %式% 2、発明の名称 繊維品着色装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京磯田区墨田五丁目17番4号名称 鐘紡株式
会社 代表者 代表興脂党 岡 本 進5、補正
命令の日付(発送印 昭和61年1月8日(発送旧 昭和61年1月28日)
6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 (11明細書第22頁第18行目、「第9図ないし第1
1はその要部説明図、」とあるを「第9図、第10図お
よび第11図はその要部説明図、」と訂正する。 8、添付書類の目録
構成図、第2図はそれに用いられるスタティックミキサ
の斜視図、第3図はその要部斜視図、第4図はドラムユ
ニットの外観斜視図、第5図はその縦断面図、第6図お
よび第7回は同じくその使用状態の説明図、第8図は他
の実施例の断面V、第9図ないし第11はその要部説明
図、第12図はドラムユニットのさらに他の例の縦断面
図、第13図および第14図は着色液流出、吸引用ドラ
ムユニットの変形例の説明図、第15図および第16図
は従来例の説明図である。 1・・・フレーム 2・・・着色液流出用ドラム芯体3
・・・着色液吸引用ドラム芯体 4.4a・・・流通孔
5・・・着色液流出用ドラム 6・・・着色液吸引用ド
ラム 7,7a・・・スリット 8,8a・・・歯車
9・・・モータ 17・・・スライバー 50・・・着
色液貯槽51・・・スタテイラフミキサ 54・・・定
流量送液ポンプ 53a、55a、57a・・・開口
59・・・エレメント 第3図 第4図 第51!1 第7図 第8図 第11図 第12図 第15図 手続補正置方式 %式% 2、発明の名称 繊維品着色装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京磯田区墨田五丁目17番4号名称 鐘紡株式
会社 代表者 代表興脂党 岡 本 進5、補正
命令の日付(発送印 昭和61年1月8日(発送旧 昭和61年1月28日)
6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 (11明細書第22頁第18行目、「第9図ないし第1
1はその要部説明図、」とあるを「第9図、第10図お
よび第11図はその要部説明図、」と訂正する。 8、添付書類の目録
Claims (3)
- (1)外周面に円周方向に所定間隔で複数の着色液流出
部が形成されている着色液流出用ドラムと、上記着色液
流出用ドラムと繊維品を通過させるための空隙を挟んで
対設されそれ自身の外周面に円周方向に所定間隔で複数
の着色液吸引部が形成されている着色液吸引用ドラムと
、上記両ドラムの複数の着色液流出部および吸引部が順
次合致するように上記両ドラムを同調回転させる同調回
転手段と、上記着色液流出部に着色液を定量供給する着
色液供給手段と、上記着色液吸引部に吸引力を付与する
吸引手段を備え、上記着色液供給手段が、高濃度の着色
液を貯蔵する貯蔵タンクと、この高濃度着色液取り込み
用の第1の開口および希釈液取り込み用の第2の開口な
らびに両液の定比率混合液送出用の第3の開口を有し混
合用渦流生起エレメントを内蔵する混合機とからなるこ
とを特徴とする繊維品着色装置。 - (2)混合機がスタティックミキサである特許請求の範
囲第1項記載の繊維品着色装置。 - (3)繊維品が、複数本のスライバーの並列状体である
特許請求の範囲第1項または第2項記載の繊維品着色装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21766385A JPS6278252A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 繊維品着色装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21766385A JPS6278252A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 繊維品着色装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6278252A true JPS6278252A (ja) | 1987-04-10 |
Family
ID=16707768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21766385A Pending JPS6278252A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 繊維品着色装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6278252A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108286U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-11-07 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21766385A patent/JPS6278252A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108286U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-11-07 |
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