JPS627743A - エチレンと酢酸ビニルおよび(又は)アクリル酸若しくはメタクリル酸アルキルエステルとの変性共重合体からの軟質低密度フオ−ム物質 - Google Patents

エチレンと酢酸ビニルおよび(又は)アクリル酸若しくはメタクリル酸アルキルエステルとの変性共重合体からの軟質低密度フオ−ム物質

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JPS627743A
JPS627743A JP61108738A JP10873886A JPS627743A JP S627743 A JPS627743 A JP S627743A JP 61108738 A JP61108738 A JP 61108738A JP 10873886 A JP10873886 A JP 10873886A JP S627743 A JPS627743 A JP S627743A
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foam
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JP61108738A
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コルラド・ブリクタ
アンニバレ・ベツツオリ
アンジエロ・ボルギ
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Montedipe SpA
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    • C08J2323/08Copolymers of ethene

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 重合体を物理的方法に従って発泡させることは知られて
おり、溶融樹脂に液化ガスを加え、そして該ガスを(押
出機オリフィスの出口で)蒸発させるとき、気泡構造が
生ずる。而して、従前形成されたフオーム物質は、例え
ば受容されない収縮や密度の経時変化すなわち劣悪な寸
法安定性の如き欠点を有する。かかる欠点を軽減するた
めに、特定の発泡剤が提案されている。例えば特公昭6
0−4341には〜2−ジクロルテトラフルオルエタン
〔アルゴ7レン(A1gofr@ne) 114として
も知られている〕が提案されている。しかしながら、こ
の方法によっても、上記欠点を完全に排除して高品質フ
オーム物質を得ることはなお可能でない。それは特に、
低密度(ρ<10019/m”)物質の表面平滑性に関
して真実である。
最近の論文に、寸法安定性を調節するための特殊な添加
剤とりわけ脂肪酸アミド、対応アミンおよび脂肪酸エス
テルを含むポリオレフィン組成物の押出発泡(米国特許
第4,214,054号)や脂肪酸とポリオールとの半
エステル(米国特許第3、644.230号および同第
3,755.208号)を含むポリオレフィン組成物の
押出発泡か報告されている。また、上記添加剤として米
国特許第4、!145.041号の脂肪族エステルおよ
び半エステル並びに対応技?If(特公昭78−102
971、同79−34374および同79−59467
)が思い起こされる。あいにくなことに、これらの添加
剤も亦、密度の非常に低い(20〜40神/c+w”)
軟質フオームが要求される場合いくつかの欠点を有する
。事実、ポリオレフィンとの劣gな相容性により、発泡
後拡散現象が生じ、そのためフオーム物質は、湿気の存
在で金属と接触するとき腐蝕ゆえの劣悪な安定性を示し
、かくして断熱および電気絶縁に関し不十分な特性値を
示す(これは、例えばケーブルの外被ないし絶縁の場合
に真実である)。また、これらの方法は、看過し得ない
発泡剤消費を要求する。
化学発泡剤例えばアゾシカ−ボンアミド(H,N−00
C−N=N−COONH,)によるポリオレフィンの発
泡も報告されている。この場合、ポリオレフィン銀量に
、例えば過酸化物により実現される横断’C−C−結合
の形成下で架橋が生ずる〔後記式(1)を参照〕。かか
る架橋によって、重合体に関する、より広範な粘弾性が
発泡工程のあいだ利用可能となる。
しかしながら、この場合、架橋の結果生ずる溶融重合体
の粘度上昇によって通常の押出が不可能となり、そのた
め発泡は架橋の前ではなくそのあとか或いは架橋と同時
に生ずると認められる。高品質フォーム物質を工業規模
で製造する場合、従前化学発泡剤のみが用いられ、それ
によって緻密な(発泡してない)半製品を得ることがで
き、次いで該半製品は、架橋とそして、発泡成形のあい
だ発泡剤の分解による放出ガスで惹起せる熱膨張とに付
される。かかる方法は大量の固定化を要求し、また食品
包装および建築分野に結びつけられる材料の如き低密度
(特にρ=25〜sokg/m”)フォーム物質を得る
ことができない。該物質は通常、断熱の見地から、適当
な消火特性をも要求される(例えば、本出願人のヨーワ
ツパ特許第144CM5号を参照のこと)。
然るに、本出願人は、寸法安定性調節のための添加剤が
不存在でも、(寸法安定性および表面平滑性が可で、表
面しわも気泡壁での亀裂もなく、圧縮強度の高い而して
)包装分野のみならず断熱若しくは電気絶縁に適する顕
著な軟質低密度物質を得ることのできる、エチレン−酢
酸ビニル共重合体基剤組成物の、物理発泡剤を用いた押
出発泡方法を見出した。この方法はまた、押出機の押出
能力を高めるだけでなく、ハロゲン化液体発泡剤の消費
量を低めることもできる。
その最も広い態様において、本発明は、エチレンと酢酸
ビニルおよび(又は)アクリル酸若しくはメタクリル酸
アルキルエステルとの共重合体よりなる軟質低密度フオ
ーム物質にして、−該共重合体が選択的態様で少くとも
部分的に再構造化されて後述せる特定の融合構造を示し
、上記共重合体内でのコモ/マー量が5〜30重量%好
ましくは5〜15重M%より好ましくは15〜10重社
%範囲であり、また 上記共重合体が実質上ゼロないしは5重量%未満量の非
加水分解性ゲル〔イルガノックス(Irganox) 
1076安定剤入りテトラリン中80℃で不溶〕を含有
し、 上記フォームのメルト7ワーインデツクス(MFI)が
t19/10min以下(2,16J19.190℃に
おいて)であること を特徴とするフオーム物質に関する。
加水分解に対する共重合体の挙動に関しては、「プラス
チ・ラント・カウトシュクCPlaste undKa
tltsehuk)J(Vol、 19 (1972年
)、&8、p5d5)に記載されたM、レッジ−L (
RWtzseh)とM、シエーンフエルト(SchWn
f@1d)の論文に詳述されている。
メルト7p−インデックス(MFI)は、共重合体又は
共重合体組成物の流動度に相当し、粘度が高くなるにつ
れ低下する。初期重合体(合成重合体、まだ再構音化さ
れていない)のMFIは1以上であることがふされしく
、好ましくは1〜4更に好ましくは116〜2 Ji’
 / 10 minである。
本発明は特に、EvA共重合体(エチレン/酢酸ビニル
共重合体)(例えばCOの如き他のコモノマーも存在し
うる)から得られるフォーム物質に関する。好ましくは
、初期(再構造化されていない)EVA重合体はり、9
2〜α95Jil/cm畠 (より好ましくは0.92
0〜o、 q 35 )の密度を有し、また例えば、低
密度、中密度若しくは高密度ポリエチレン、ポリプロピ
レンおよびエチレン−プロピレン共重合体よりなる群か
ら選ばれる別の重合体少くとも1種を20重量%まで(
好ましくは5〜10重量%計部有するブレンド形で用い
ることもできる。ここで、本明細書中に使用せる用語に
関し詳述する◎先ず、「選択的態様で再構造化」された
共重合体において、二つのポリエチレン鎖間に形成され
る下記(りタイプニ ーt;M−uM1−(L;* h、 )H−の横断−C
−C−結合による架橋は実質上存在しない。而して、共
重合体鏡開に上記CI)の結合とは異なる新しいタイプ
の横断結合が必要であり、そのような結合(下記式■お
よび式Iを参照)は、前出レツシュ&シエーンフエルト
の論文や、[アクタ・ボリメリカ(Aeta Poli
mariea)J  (vo131 (1980)、厘
4、p243〜247)に記載のタブリフCTapHe
k) &レツシュの論文に述べられている如く実質止金
て加水分解しうる。これらの論文に記されている結合の
成るものを以下に示す: C=OC=0 菅 ■ −CH−CHl− シエーンフエルトが最初に報告した結合(I[)はこは
く酸ブリッジと略称し得、またタブリフとレツシュが報
告した結合CM>は修酸ブリッジと略称しうる0本発明
の再構造化共重合体は、塑性流れに関して最良の流動学
的性質をもたらすラジカル反応からなる所謂「−投法反
応アロ七ス」によって最も好ましく取得されつる。この
特徴はまた物理発泡剤(通常フルオルクロル炭化水素)
との接触で溶融樹脂の粘度および温度を非常に容易に調
節制御することを可能にする。
共重合体の再構造化に用いられつるラジカル開始剤は、
例えば過安息香酸t−ブチル、5.3−ビス−(t−ブ
チルペルオキシ)酪酸エチルおよび1.1−ビス−(t
−ブチルペルオキシ)−&5,5−トリメチルシクロヘ
キザン並びにこれらの混合物の如き、分解温度が120
〜200℃(好ましくは140〜160℃)範囲の過酸
化物である。
この、最後に挙げた過酸化物の場合、遠択曲回構造化を
促進するために提案されつる量は、O,OS〜α50重
歪%好ましくは0.1〜0.2重量%(共重合体に対し
)である。別の過酸化物を用いる場合、その量は当1f
fi(モル濃度)のラジカル中心をもたらす如きものと
する。例えば、アゾ化合物、スルホン酸ヒドラジド、1
.2−ジフェニルエタン誘導体等の如き非過酸化物ラジ
カル開始剤も同様に用いつるが、但し該開始剤は選択的
再構造化を促進し、しかも不溶性非加水分解性ゲルの形
成下で架橋を生じないものとする。なお、該ゲルの構造
は、前記式(1)により例示される如く、鎖のポリエチ
レン部分間の横断−〇−C−結合によって表わされる。
かかる望ましくない非加水分解性結合は、例えば、過酸
化物の量が多ずぎるときに生ずる。
物理発泡剤として、例えば、ジクロルテトラフルオルエ
タン、フルオルトリクロルメタン5よびこれらの混合物
、好ましくは1.2−ジクロルテトラフルオルエタンお
よび(又は)その、二酸化炭素との混合物の如き液体若
しくは低沸点有機フルオル誘導体が用いられうる。これ
らの発泡剤は40重量%までの量〔好ましくは15〜3
0P)IR(すなわち共重合体100部当りの重置部数
)〕で用いられる。更に、抗酸化剤、安定剤(紫外線お
よび金属の作用に抗するもの)、潤滑剤、顔料、核剤(
例えばタルクの如き各種けい酸塩)、金属酸化物(例 
znO)、脂肪酸の金属塩(例 ステアリン酸亜鉛)等
を好ましくは3重量%以下の量で加えることができる。
更にまた、成る種の゛消火剤を3%より高い濃度で加え
ることもできる。而して、既述の加水分解性融合構造を
生せしめる再構造化のラジカル度応を臨界的態様で抑制
する添加剤は全て排除されるべきことは明らかである。
本発明の一つの実施態様に従えば、重合体組成物を好ま
しくは、物理発泡剤の存在で押出発泡させる直前通常0
.5〜20 minの滞留時間押出機内で均質化し粗砕
する。この均質化のあいだ、120〜200℃(より好
ましくは130〜160℃)で重合体の少くとも部分的
な選択的再構造化が注目されたが、同じ再構造化は引続
く押出発泡において、ふっ素化液体発泡剤の射出前ない
し射出後にも引続き生じ終局的に完結した。既に再構造
化している粗砕組成物は引続き上記添加物の全て(特に
安定剤)と混合することができる。而して、再構造化の
ためには該添加物の使用は従前得策でなかった。
別の、より好ましい実施態様に従えば、EVA共重合体
にラジカル開始剤を配合し、例えばシグマブレードを有
する通常の粉末ミキサー内(或いはヘンシェル型高速ミ
キサー又は単純タンブラ−内)1室温で餌の添加剤を混
合したのち、予備的熱粗砕を行なわず、常法に従って一
軸若しくは二軸スクリュー押出ラインにより、物理発泡
剤を用いる押出発泡へと直接供給する。過酸化物によっ
てもたらされる再構造化は大部分が130〜160℃で
しかも通常CL5〜10 min内に生ずる。液体若し
くは粉末形状の添加剤を均質化し、これを粒状物の表面
に一様な態様で分散させ、物理的に付着せしめることに
より、後続処理のあいだ沈降しないようにすることは不
可欠である。
この二番目の実施態様は「一段」法と略称しつる。驚く
べきことに、本出願人は、まさにこの「一段」操作のあ
いだ、新規なフォーム物質の顕著な特徴の原因をなす修
酸ないしこはく酸ブリッジの形成がハロゲン化液体発泡
剤による共重合体の膨潤により相当促進されることを見
出した。また、このようにして、不溶性ゲルの形成が実
際上ゼ四にまで低められうる。
下記例は本発明を例示するが、いかなる態様にもこれを
限定するものではない。なお、下記例に共通する手順を
以下に示すニ フオーム物質を評価するために、外径60躊、内径4 
”l wn 、長さ50備の管状試験片を調製し、該試
験片を延長収縮(protaet@d shrinlc
mgo) (発泡後)に付した。寸法の安定化が得られ
たのち、外部平滑性および表面状態を評価した。発泡か
ら7日後、収縮率を、次式に従い試験片の体積変化率と
して算定した。
収縮率(発泡からn日後): 表面状態および平滑性については、表1の脚注に示す尺
度を基準にして評価した。通常の応泪では、フオーム物
質が15%未満の収縮率を有することが好ましい。
KVA共重合体よりなるベース樹脂〔商品名ペイロン(
Baylon)Vl 0H460sバイ3−ル社製品蓼
酢酸ビニル含ff18.5重量%、有効密度0.928
11 / cffl” 、メルトフローインデックスC
DlN55755又はASTM  D −1238−8
2に従い、2.16に9.190℃で測定した値)15
F/10min)100重量部に、適当なミキサー中室
温で、ステアリン酸亜酸15重量部、タルク0.8重量
部、硫黄含有フェノール系抗酸化剤〔商品名イルガノッ
クス19551チバ・ガイギー社製品〕α1重量部およ
びワセリン油0.2重量部を一様に混合させた。この混
合物を(ブランクとして)、出口断面が内径1α5閤、
外径1五5鱈のオリフィスを備えた二軸押出機LMP−
RC27(L/D=16.610=90龍)に供給した
。そのあと、スクリュー長さの約三分の−の箇所でアル
ゴ7レン114を30重量部注入した。而して、アルゴ
フレンの導入箇所より前の押出機部分(すなわち均質化
が生ずる部分)での滞留時間を約5 minとした。流
出温度は約95℃であった。かくして形成せるフオーム
管状製品は40 kg / m”の密度を有した。この
製品から試験片を得、収縮テストと表面状態の評価に付
した。その結果を表1に掲載する。試験片は著しい収a
l(発泡後)を示し、それは7日後も続いた。また、表
面状態は荒さやむらがあるため低品質であった。かくし
て得られたフォーム物質はそれゆえに十分な寸法安定性
を示さず、品質の低いものであった。
例1に記載の比較用組成物に12.0重量部の自己消炎
性「マスターバッチJ(Sb、0.20fi泣%および
デカブロムジフェニルエーテル60fii%を含有する
IVAを基剤とした樹脂の80重量%濃厚マスターバッ
チ)を配合した。そのあと、λ3−ジメチルー2.3−
ジフェニルブタン(活性剤として)061i量部を加え
、最後に、スカラー量の過酸化物開始剤すなわち表1に
示す如く基剤樹脂100部当り0.0,05.0.1お
よびα2重量部の1,1−(t−ブチルペルオキシ)−
45,5−トリメチルシクロヘキサン〔これは、トリボ
ノックス(Trigonox)  29 B −50と
して知られる製品0.0.1、α2およびα4部に相当
〕を導入した。トリボノックス29B−50(アクゾ社
製品)はDOP(ジー2−エチルへキシル7タレート)
中50%の上記開始剤溶液である。次いで、全体を一軸
スクリユー押出機(L/D=25、スクリュー径=60
■)内約140”Cの温度で約2min内に粗砕した。
イルガノックス1076を安定剤とするテトラヒト四ナ
フタレン溶液での80℃における極限粘度−〔η〕の値
およびメルトフローインデックスを謁ぺた。イルガノッ
クス1076は、β−(45−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)ブマピオン酸のオクタデシルエステ
ルを基剤とするチバ・ガイイー社製フェノール系抗酸化
剤の商品名である。極限粘度の測定は、1977年に再
認可されたASTM−D−2857−7に従い実施した
。80℃に加熱したテトラヒドロナフタレン中には不溶
性残留物が残らなかった。これは、(1) Iイブのエ
チレン性結合を含有する不溶性ゲルが存在しないことの
証拠である。また、該共重合体はほぼ完全に加水分mし
得た。極限粘度お上びMFIの値を第1図および第2図
に示す。例3〜例5の再構造化フオーム物質は、より高
い極限粘度を特徴とする(これらフォームは、実際上、
テトラヒドロナフタレン中80℃で不溶のゲルを含まな
かった)が、同時にそれらは、メルト70−インデック
スの有意な低下を示している。粗砕した組成物を次いで
例1と同じ二軸スクリュー押出機に供給し、該スクリュ
ー長さの約三分の−においてt2−ジクロルテトラフル
オルエタン30重量部を注入し、その間溶融物質の流出
温度を約105℃に保持した。その結果を表1に掲載す
る。
例3〜例5に従うとき、密度が低く、寸法安定性の非常
に良好な、そして表面平滑性、弾性特性および圧縮強ざ
において夫々良、可および優とJ、ii価される軟質フ
ォーム物質を得た。該物質はそれゆえ、例えば包装若し
くは建築分野(パイプの断熱、ケーブルの電気絶縁等の
ための外p/1)に適している。
例  6 例1の比較ブランクに1.1−ビス−(t−ブチルペル
オキシ)−3,5,s−hリメチルシク0ヘキサン02
重量部(50重量%のDOP溶液)を配合した。室温で
混合したのち、該ブレンドを例1の二軸スクリュー押出
機に供給した。アルゴ7レンの注入よりも前の約140
℃における押出機初期部分で、「選択的」再構造化が起
き、それと同時にブレンドの均質化が約5 min内で
生じた。そのあと、t2−ジクロルテトラフルオルエタ
ン30重量部を(スクリュー長さの約三分の−の箇所で
)注入し、その間溶融樹脂の流出温度を約105℃に保
持した。得られた物質は、例3〜例5に記載の前処理を
行なわなくても、驚くほどはるかに低い密度C33に9
/WL”)を示した。しかも、このフオーム物質は良好
な寸法安定性および十分な表面平滑性を有した。このこ
とはまた、密度を等し  1くすれば、ふっ素化発泡剤
の消費量を低めうろこ   □とをも意味する。
注目すべきは、特定の「選択的」再構造化がより広い粘
弾性範囲の利用を許容し、それはまたより高い押出温度
での作業を可能にし、同時に時間当りの押出量を高める
ということである。
例  7 異なるEVAベース樹脂〔商品名エルパックス(Elv
ax) 760 、デュポン社製品、酢酸ビニル含11
rp、s重量%(先行例よりも高い)、有効密度α93
fi/Cm”、メルト70−インデックス2.0〕10
0部に、低密度単独重合体ポリエチレン(ベイ田ン25
L430、バイエル社製品、有効密度α92311/c
rn” 、MFI5.8 ) 101i量部を配合した
。この・樹脂にステアリン酸亜鉛15重量部、タルクα
8部、例1と同じフェノール系抗酸化剤α1部およびワ
セリン油Q、2部を混合し、最後に例6と同じ過酸化物
開始剤(15重量部を加えて、例6に記載の如く処理し
、申分のない結果を得た。
表1にその結果を掲載する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、例2(比較)」および「例3」〜「例5」の
生成物に関する過酸化物開始剤量対極限粘度値「η」(
安定剤入りテトラヒドロナフタレン中80℃)を示すグ
ラフである。第2図は、同じ弁型合体に関する過酸化物
開始剤量対メルトフローインデックス値を示すグラフで
ある。 、j−一−’−″′1 代理人の氏名  倉 内 基 弘 。 同       風  間  弘  志  i   ゛
パ・、−一・ 両 構 鏝 橿 の 粘 度 1帽ka用(iヤ、會看λ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレンと酢酸ビニルおよび(又は)アクリル酸
    若しくはメタクリル酸アルキルエステルとの共重合体か
    らの軟質低密度フォーム物質にして、該共重合体が選択
    的態様で少くとも部分的に再構造化されて特定の融合構
    造(II)および(又は(III)すなわち修酸および(又
    は)こはく酸ブリッジを示し、 前記共重合体内でのコモノマー量が5〜30重量%範囲
    であり、また前記共重合体が実質上ゼロないしは5重量
    %未満量の非加水分解性ゲルを含有し、 −前記フォームのメルトフローインデックス(MFI)
    が1.1g/10min以下(2.16kg、190℃
    において)であることを特徴とするフォーム物質。
  2. (2)コモノマーが酢酸ビニルであり、共重合体中の酢
    酸ビニル含量が5〜15重量%好ましくは7.5〜10
    重量%である、特許請求の範囲第1項記載のフォーム物
    質。
  3. (3)共重合体が別異の重合体物質特に、低密度、中密
    度若しくは高密度ポリエチレン、ポリプロピレンおよび
    エチレン−プロピレン共重合体より選ばれる物質を20
    重量%まで、好ましくは5〜10重量%含有する特許請
    求の範囲第2項記載のフォーム物質。
  4. (4)選択的再構造化が、出発合成共重合体と、該共重
    合体に対し0.05〜0.5重量%(好ましくは0.1
    〜0.2%)量の1,1−ビス−(t−ブチルペルオキ
    シ)−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン又は当量
    の別の過酸化物若しくは他のラジカル開始剤にして分解
    温度が120〜160℃好ましくは150〜160℃範
    囲のものとを120〜200℃好ましくは130〜16
    0℃の温度で接触させることにより遂行されることを特
    徴とする、特許請求の範囲第2項記載のフォーム物質。
  5. (5)化学発泡剤ないしはその誘導体を実質上含まない
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第2項記載のフォー
    ム物質。
  6. (6)フォーム物質が、1,2−ジクロルテトラフルオ
    ルエタンよりなる物理発泡剤〔随意他の常用コアジュバ
    ント(特に二酸化炭素)と混合される〕によつて得られ
    、また該物質発泡剤の量が共重合体に対し好ましくは1
    0〜40重量%であることを特徴とする、特許請求の範
    囲第2項記載のフォーム物質。
  7. (7)1以上好ましくは1〜4(より好ましくは1.3
    〜2)のMFIおよび0.92〜0.95好ましくは0
    .92〜0.935g/cm^3の密度を有する、随意
    常用添加剤と混合されるエチレンと酢酸ビニルとの出発
    共重合体と、該共重合体に対し0.05〜0.50重量
    %好ましくは0.1〜0.2重量%の1,1−ビス(t
    −ブチルペルオキシ)−3,5,5−トリメチルシクロ
    ヘキサン又は当量の別の過酸化物若しくは他のラジカル
    開始剤とを、高温すなわち120〜200℃好ましくは
    130〜160℃で接触させ、かくして共重合体の少く
    とも部分的な(>50%)選択的再構造化が遂行され、
    またMFIが好ましくは1.1より小さな値にまで低下
    し、 このようにして得られた少くとも部分的に再構造化せる
    共重合体を含有するブレンドに、物理発泡剤好ましくは
    、随意CO_2との混合形をなすクロルフルオル炭化水
    素剤を(常法に従い)、共重合体に対し好ましくは10
    〜40重量%注入することを特徴とする、特許請求の範
    囲第2項記載のフォーム物質の製造方法。
  8. (8)共重合体と過酸化物との間の高温における滞留時
    間が0.5〜20minである、特許請求の範囲第7項
    記載の方法。
  9. (9)7.5〜10重量%範囲の酢酸ビニル含量および
    1.3〜2(g/10min)のMFIを有する出発共
    重合体と、該共重合体に対し0.1〜0.2重量%量の
    1,1−ビス−(t−ブチルペルオキシ)−3,5,5
    −トリメチルシクロヘキサンとを、高温好ましくは13
    0〜160℃で0.5〜20minのあいだ接触させ、
    かくして共重合体の少くとも部分的な選択的再構造化が
    遂行され、MFIが1.1の値よりも低くなりそして再
    構造化せる共重合体の非加水分解性不溶性(テトラヒド
    ロフラン中80℃で)ゲル含量が実質上ゼロないし5重
    量%未満となり、このように再構造化せる共重合体に、
    随意CO_2との混合形をなす1,2−ジクロルテトラ
    フルオルエタンを(常法に従い)、共重合体に対し好ま
    しくは10〜40重量%注入すること を特徴とする、特許請求の範囲第7項記載の方法。
  10. (10)過酸化物との高温接触および1,2−ジクロル
    テトラフルオルエタンの注入が一段法押出発泡すなわち
    、予備的熱粗砕を行なわずに直接押出機内で実施される
    、特許請求の範囲第7〜9項のいずれか一項記載の方法
JP61108738A 1985-05-15 1986-05-14 エチレンと酢酸ビニルおよび(又は)アクリル酸若しくはメタクリル酸アルキルエステルとの変性共重合体からの軟質低密度フオ−ム物質 Pending JPS627743A (ja)

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