JPS6276559A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS6276559A
JPS6276559A JP21457185A JP21457185A JPS6276559A JP S6276559 A JPS6276559 A JP S6276559A JP 21457185 A JP21457185 A JP 21457185A JP 21457185 A JP21457185 A JP 21457185A JP S6276559 A JPS6276559 A JP S6276559A
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bsg
oxide film
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Hirosaku Yamada
山田 啓作
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野] 本発明は半導体装置の製造方法に係り、特にシリコン層
表面にp型層を形成する工程の改良に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
現在、半導体装置の不純物導入は殆どイオン注入法によ
っている。イオン注入法は導入する不純物量を電気的に
正確に制御することができる、という点で優れている。
しかしながら、ますます素子の微細化が進む半導体装置
において、イオン注入により拡散層を形成する場合、い
くつかの問題がある。第1に、きわめて浅い拡散層を形
成するために加速エネルギーを低くすると、所謂チャネ
リング効果が顕著になる。大きい加速エネルギーでイオ
ン注入しである程度以上深い拡散層を形成する場合には
、チャネリング効果の影響がそれほど顕在化しないのに
対し、浅い拡散層を得ようとするとその影響が大きく現
われるためである1第2に、イオン注入した不純物は熱
処理により活性化することが必要であるが、充分に活性
化するためにはある程度以上の温度が必要であり、この
熱処理により不純物が再拡散するため、結局余り浅い拡
散層は得られない。第3に、傾斜面に対してイオン注入
することが難しい。例えばMOSダイナミックRAMな
どにおいて、メモリキャパシタの容筒増大を図るため、
基板に溝を掘ってその側壁を利用してキャパシタを形成
することが提案されている。このような溝側壁にイオン
注入する場合、側壁面が垂直に近い程イオン注入は難し
くなる。
〔発明の目的〕
本発明は上記した点に鑑みなされたもので、シリコン層
に浅いp型層を制御性良く形成する工程を含む半導体装
置の製造方法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、シリコン層表面に酸化膜を介してホウ素膜を
蒸着法等により形成し、熱処理を行なってホウ素膜と酸
化膜を反応させてボロン・シリケート・ガラス(BSG
)[1を形成し、この8SG躾を拡散源としてシリコン
層にホウ素を拡散してp型層を形成するようにしたこと
を特徴とする。
この場合、BSGIを形成し、このBSG膜からホウ素
を拡散させるための熱処理工程は、800℃〜1100
℃の範囲で行なうことが望ましい。またその際、熱処理
工程を2段階に分け、第1の熱処理工程では所定温度で
膜内のホウ素濃度が一定になるようにBSGII!を形
成し、その後BSGI上に残存するホウ素膜を除去し、
所定温度に設定した第2の熱処理工程でBSGIIから
シリコン層へホウ素を拡散させるという方法を採ること
が望ましい。
〔発明の効果〕
本発明の方法でBSG膜を形成すると、後にデータをも
って明らかにするように、酸化膜上に形成したホウ素躾
厚がある程度以上ある場合にはその膜厚によらずBSG
III中のホウ素濃度が一定になり、従ってこのBSG
IIからの固相拡散を利用して極めて浅いp型層を制御
性よく形成することができる。また本発明の方法は、同
相拡散を利用するものであるため、イオン注入法では不
純物導入が難しい傾斜面に対しても浅いp型層を容易に
形成することができる。従って本発明はますます素子の
微細化が進む各種半導体装置に適用して大きい効果が得
られる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)〜((j)は本発明をM<)S型半導体装
置に適用した一実施例の製造工程を示す。周知の工程で
n型シリコン基板1にフィールド絶縁膜2を形成し、素
子形成領域にゲート絶縁膜となる熱酸化113を形成し
で、その上に多結晶シリコン膜によるゲート電極4を形
成する( (a))。
この後ゲート電極4を酸化膜で覆い、ゲート電極側菫に
はCVDによる酸化膜5を所定厚み選択的に形成し、全
面にスパッタ蒸着法により100Å以上のホウ素Il!
6を被着する( (b))。そしてアルゴン雰囲気中で
900℃、30分の熱処理を行い(第1の熱処理工程)
、ホウ素と酸化膜を反応させてBSG膜7を形成した後
、BSG膜7上に残存するホウ素膜を、フッ素を含むプ
ラズマ中で気相エツチングにより除去し、再度アルゴン
雰囲気中で900℃、30分の熱処理を行い(第2の熱
処理工程)、BSG膜7からホウ素を基板1に拡散させ
てソース、ドレイン領域となるp型層8.9を形成する
( (C))。そしてこの後BSG膜7をフッ酸溶液で
エツチング除去し、CVDによる酸化III 10で全
面を覆い、コンタクト孔を形成して、Affi膜の蒸着
、バターニングによりソース、ドレインのオーミック電
極11゜12を形成する((d))。
この実施例によれば、ソース、ドレイン領域となるp型
層8.9を、極めて浅い拡散深さで制御性よく形成する
ことができる。
本発明により、浅いp型層が制御性よく形成できること
を、具体的な実験データに基いて以下に明らかにする。
第2図は、ホウ素膜厚と得られたp型層の表面抵抗の関
係を測定した結果である。実験は、シリコン基板上に5
0人の熱酸化膜を形成し、この酸化股上に10〜500
人の範囲で膜厚を選んだホウ素膜をスパッタ蒸着した試
料を作成した。これらの試料に先ず、900’C,30
分の熱処理を加えてB S G 膜を形成した。そして
未反応のホウ素膜をフッ素を含むプラズマ中でエツチン
グ除去し、再度アルゴン雰囲気中で900’C,30分
の熱処理を加え、フッ酸溶液でBSGjl!を除去して
シリコン基板の表面抵抗を測定したものである。
第2図から明らかなように、表面抵抗の値はホウ素膜厚
が50Å以上、特に100Å以上ではホウ素膜厚によら
ずほぼ一定値を示している。これは、金属ホウ素とシリ
コンの熱酸化膜とが反応してBSG腹が形成されるが、
得られるB S G Illのホウ素濃度は、ホウ素膜
厚が一定値以上であればその膜厚に依存せず一定値に保
たれて余分のホウ素はそのまま88]11上に残存し、
気相エツチングによりこの残存ホウ素が除去されること
を示している。この事実は、ホウ素膜の被覆性の悪さは
殆ど問題にならず、例えばシリコンv板の傾斜面に対し
ても平坦面に対してと同様にp型層を形成することがで
きることを示唆している。
第3図は、酸化脱型とp型層の表面抵1几の関係を、B
SG化の熱処理1度をパラメータどして示したものであ
る。実験は基本的の先の実験と同様の工程で行なった。
即ち、シリコン基板に熱酸化膜を50〜200人の範囲
で形成した試料を用意し、それぞれにホウ素膜t200
人蒸着して、各試料についてアルゴン雰囲気中で100
0℃。
950℃、9QO℃で30分の熱処理を行なって83G
膜を形成した。そして先の実験と同様に各試料について
残留ホウ素を除去し、再度アルゴン雰囲気中で900℃
、30分の熱処理をした後、BSG膜を除去して表面抵
抗を測定しt二、。
この実験デー・りかlス、l’3sG化の熱処理温度に
よりBSG膜中のホウ素濃度は変るが、この熱処理温度
を一定値に設定づれば、形成されるp型層のシート抵抗
は酸化膜の膜厚には殆ど影響されないことが分る。
第4図は、本発明により得られるp型層のホウ素分布を
イオン注入法による場合と比較して示した結果である。
本発明のデータは第2図のホrり素膜厚200人の試料
のものである。またイオン注入法によるデータは、20
0keVの加速エネルギーでドーズ量5x 10” ’
 /cm”のイオン注入を行い、900℃、60分の熱
処理を行なった場合である。
この結果から明らかなように、本発明の方法により、浅
いホウ素拡散層が得られることが分る。
以上間らかにしたように本発明によれば、極めて浅いp
型拡散層を制御性よく形成することができ、MO8集積
回路等の素子の微細化、、高性能化を図ることができる
。またイオン注入法では困難であった傾斜面でのp型拡
散層の形成が容易に行なえるため、例えば溝掘り型MO
SダイナミックRA Mなどに適用して大きい効果が期
待される。
なお以上では熱処理を全てアルゴン雰囲気中で()なっ
たが、使の不活性ガス雰囲気中あるいは真空中で熱処理
を行なっても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の一実施例によるMO8
型半導体装置の製造工程を示す断面図、第2図は本発明
の方法によるホウ素膜厚と得られるp型層のシート抵抗
の関係を示すデータ、第3図は同じく酸化p!A厚と得
られるp型層のシート抵抗の関係を示すデータ、第4図
は同じくホウ素濃度分布をイオン注入法による場合と比
較して示すデータである。 1・・・n型シリコン基板、2・・・フィールド絶縁膜
、3・・・熱酸化膜、4・・・ゲート電極、5・・・C
VD酸化膜、6・・・ホウ素膜、7・・・BSG膜、8
,9・・・p型層、10・・・CVD酸化膜、11.1
2・・・オーミック電極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 第  3 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体のシリコン層にp型層を形成する工程を有す
    る半導体装置の製造方法において、前記p型層を形成す
    る工程は、前記シリコン層表面に酸化膜を介してホウ素
    膜を被着する工程と、熱処理を行なって前記シリコン層
    にホウ素を拡散させる工程とからなることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  2. (2)前記熱処理を行なつてホウ素を拡散させる工程は
    、真空中または不活性ガス雰囲気中、800〜1100
    ℃で前記ホウ素膜と酸化膜を反応させてボロン・シリケ
    ート・ガラス膜を形成する第1の熱処理工程、形成され
    たボロン・シリケート・ガラス膜上に残存するホウ素膜
    を除去する工程、および真空中または不活性ガス雰囲気
    中、800〜1100℃で前記ボロン・シリケート・ガ
    ラス膜から前記シリコン層にホウ素を固相拡散させる第
    2の熱処理工程からなる特許請求の範囲第1項記載の半
    導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6464315A (en) * 1987-09-04 1989-03-10 Toshiba Corp Manufacture of semiconductor integrated circuit
JPH03154378A (ja) * 1989-11-10 1991-07-02 Toshiba Micro Electron Kk 耐放射線半導体装置の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927169A (ja) * 1972-07-06 1974-03-11

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