JPS6275480A - 電子複写機における用紙剥離装置 - Google Patents

電子複写機における用紙剥離装置

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JPS6275480A
JPS6275480A JP21476685A JP21476685A JPS6275480A JP S6275480 A JPS6275480 A JP S6275480A JP 21476685 A JP21476685 A JP 21476685A JP 21476685 A JP21476685 A JP 21476685A JP S6275480 A JPS6275480 A JP S6275480A
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JP
Japan
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paper
static pressure
drum
photoreceptor drum
peeling device
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Pending
Application number
JP21476685A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumi Sugita
杉田 保巳
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電気的剥離法と空気流的剥離法を併用して感
光体ドラムから用紙の剥離を行うための用紙剥離装置に
関する。
「従来の技術」 電子複写機では、感光体ドラム等の感光体上に形成され
たトナー像を転写コロトロンで用紙に転写している。こ
の転写時に、用紙は静電的に感光体ドラム等の感光体く
以下単に感光体ドラムという。)に吸着されている。従
ってグリッパ等で用紙の先端を把持してこれを搬送する
ような形式の電子複写機以外の複写機では、感光体ドラ
ム上から用紙を剥離するための用紙剥離装置が必要とな
る。
用紙剥離装置には次のように幾つかの種類が存在する。
(1)電気的剥離法誼。
電気的剥離装置は、除電コロトロンで感光体ドラムを除
電することによって用紙を剥離する。除電はAC3KV
から9KVの電圧をかけることにより行われる。一般に
除電コロトロンの印加電圧を高く設定すると用紙に転写
されたトナー像が感光体ドラムに再転写する現象が発生
し、複写画の品位が低下するおそれがある。そこで用紙
の先端部分のみ印加電圧を高くしようとする提案(実願
昭60−39514号公報)も行われている。
(2)機械的剥離装置。
機械的剥離装置では、ストリップフィンガを感光体ドラ
ムに接触させておき、これで用紙の剥離を行う。
(3)空気流的剥離装置。
空気流的剥離装置には、吸引タイプのものと、バッファ
タイプのものがある。吸引タイプのものでは、用紙を背
面から吸引して感光体ドラムから引き剥がす(特願昭6
0−50593号公報)。
またバッファタイプのものは、用紙の先端と感光体ドラ
ムの間に空気を吹きつけて剥離を行う。
(4)併用型剥離装置。
ストリップフィンガと除電コロトロンを組み合わせたも
のや、吸引タイプあるいはバッファタイプの空気流的剥
離装置に除電コロトロンを組み合わせたもの等がある。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、用紙はその厚さや含水率等の諸条件によって
剥離特性が著しく異なる。そこで一般には2種類の剥離
方法を組み合わせた併用型剥離装置が用紙の剥離に対し
てより安定した結果をもたらす。このようなことから、
特に高速複写機等では吸引タイプの空気流的剥離装置に
除電コロトロンを組み合わせた用紙剥離装置が注目され
ている。
第5図はこのタイプの用紙剥離装置を備えた電子複写機
の要部を表わしたものである。この電子複写機の感光体
ドラム1は矢印2方向に回転し、まずチャージコロトロ
ン3でその表面を一様に帯電される。次に光学系4によ
って図示しない原稿の画像を露光され、静電潜像の形成
が行われる。
現像器5はこの静電潜像をトナーによって現像し、トナ
ー像を作成する。トナー像の形成されたドラム表面部分
が転写コロトロンと対向する位置まで回転してくると、
図示しない供給トレイから供給されてきた用紙7に対し
てトナー像の転写が行われることになる。転写コロトロ
ン6の図で右側にハ除電コロトロン(ブタツクコロトロ
ン)8が配置されており、感光体ドラム1と用紙7の除
電を行う。
k 74.コロトロン8の右側には無端の搬送ベルト9
が感光体ドラム1の表面に近接して配置されており、矢
印11方向に回転して用紙7を図示しない排出トレイの
方向に搬送するようになっている。
搬送ベルト9の感光体ドラム1と対向した部分の下方に
は、搬送ベルト9とわずかの距離を隔てて、吸引ポート
12の吸引口13が配置されている。
吸引ポート12はエアフィルタ14を介してブロアモー
タ15と接続されており、複写機の電源がオンとなって
いる間、常にエアーの吸引を行っている。従って除電コ
ロトロン8を通過した後の用紙7は、その背面をこのエ
アーによって吸引されて感光体ドラム上から引き剥がさ
れ、搬送ベルト9上を排出トレイ方向に搬送されること
になる。
一方、用紙7の剥離された後の感光体ドラム1は、クリ
ーニング装置17によって残存したトナー粒子が除去さ
れ、次の複写プロセスに備えられることになる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで従来の用紙剥離装置では、吸引ポート12によ
る感光体ドラム1上の静圧が120mmAqないし20
 QmmAqに設定されていた。
これは用紙7の剥離を確実に行うためであったが、長期
にわたって複写を行った場合、感光体ドラム1の表面に
ドラムフィルミングを発生させるという問題があった。
ここでドラムフィルミングとは、感光体ドラム1上にト
ナーの膜が形成される現象をいい、これが発生すると複
写画の品位が低下してしまう。
そこで本発明の目的は、ドラムフィルミングを防止し、
しかも用紙の剥離を良好に行うことのできる用紙剥離装
置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、除電コロトロンで除電を行いエアーで用紙
の吸引を行ってこれを剥離する電子複写機において、感
光体ドラムの表面近傍の静圧を100mmAq以下に設
定する。この一方法としては、用紙の剥離が行われる感
光体ドラム表面近傍に2種類の静圧検知センサを配置し
、これらのセンサでこの部分の静圧の上限と下限を検知
して静圧を制御する。静圧は一例として50mmAqか
ら75mmAqの範囲内に制御することになる10実施
例」 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
「第1の実施例」 第1図は本発明の第1の実施例の用紙剥離装置における
空気流的剥離装置部分を表わしたものである。第5図と
同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を
適宜省略する。
さてこの実施例の用紙剥離装置が使用される電子複写機
の7本の搬送ベルト9は、感光体ドラム(第5図参照)
のドラム軸に並設された3本のロール21〜23にそれ
ぞれ掛は渡されており、矢印24方向から進入してきた
用紙を他の矢印25方向(定着器の方向)に搬送するよ
うになっている。アイドラロール21の近傍には静圧調
整板25が配置されており、吸引ポート12の吸引口を
覆っている。
第2図はこの静圧調整板の平面図を表わしたものである
。静圧調整板25の長さしは約45cmであり、この長
手方向に直径4.5mmの孔26、が合計18個−列に
配置されている。孔26は中央部に近いほどその配置の
密度が高くなっている。
このような静圧調整板25の取り付けられた吸引ポート
12は、第1のダクト27の一端に接続されている。第
1のダクト27の他端にはエアーフィルタの内蔵された
エアーフィルタボックス28が接続さており、吸引され
たエアー内のトナー粒子等の粉塵がここで除去される。
エアーフィルタボックス28とブロアモータ15の間に
は第2のダクト29が取りつけられており、エアーはこ
のダクト29を経てブロアモータ15に吸引され、第3
のダクト31の他端に接続されたオゾンフィルタ32か
ら機外に排出されることになる。
さて、この実施例の用紙剥離装置では、除電コロトロン
(第5図参照)8の印加電圧をAC5KVに設定し、静
圧調整板25のほぼ中央部に近接している、感光体ドラ
ムの表面付近の静圧を50mmAqから75mmΔqの
範囲に設定した。このような静圧の調整は、静圧調整板
25の孔26の数やその大きさを変えることによって行
うことができる。
第3図はこの実施例の装置における感光体ドラムの表面
中央部近傍における静圧とドラムフィルミングの発生間
隔との関係を表わしたものである。
この図から、静圧が100mmAq以上だとドラムフィ
ルミングの発生するまでの時間IJJ隔が急激に短縮す
ることがわかる。この実施例では静圧を50mmAqか
ら75mmAqの範囲に設定しているので、ドラムフィ
ルミングの発生するまでの間隔が60万コピ一以上とな
り、感光体ドラムの寿命等との関係で事実上問題がなく
なる。
ところで、静圧を低くすればするほど感光体ドラム上で
のエアーの流れが減少しドラムフィルミングの問題は解
消するが、用紙に対する吸引力の減少による紙詰まり(
ジャム)の問題が発生する。
この実施例と同一構成の装置で、比較的薄い白紙状態の
用紙について温度10度C1湿度30%の比較的悪い条
件でこのジャムの頻度を測定したところ、静圧が4Qm
mAqよりも低くなるとジャムの頻度が高まり数十コピ
ーに一枚の程度になるが、これ以上の静圧ではジャムの
頻度は極めて低い。従って、感光体ドラムの表面中央部
近傍における静圧を50mmAqから75mmAqの範
囲に設定すると、ジャムに関してもなんらの問題も発生
させず、良好な結果を得ることができる。
「第2の実施例J 第4図は本発明の第2の実施例における用紙剥離装置の
概要を表わしたものである。この第4図で第1図および
第5図と同一部分には同一の符号を付しており、これら
の説明を適宜省略する。
この実施例では、エアーフィルタ14とプロアモータ1
5を接続する第2のダクト29′がT字状となっており
、電磁弁35を取りつけた比較的大きな開口部が設けら
れている。一方、吸引ポート12の吸引口13の近傍に
は2個の静圧検知センサ36.37が配置されている。
一方の静圧検知センサ36は感光体ドラム1の表面近傍
の静圧が50mmAq以上となるとこれを検知してオン
となり、地方の静圧検知センサ37は75mmAq以上
となるとこれを検知してオンとなる。これらの検知出力
38.39は論理回路41に入力される。
論理回路4′1は次の第1表に示す論理で電磁弁35を
開閉制御するための制御信号42を作成し、駆動回路4
3に送出する。
第1表 駆動回路はこれに応じて電磁弁35の制御を行い、これ
によって静圧を50mmAqから75mmAqの範囲に
設定する。
この第2の実施例によれば、トナー粒子や紙粉等によっ
てエアーフィルタ14が目詰まりを起こしても、感光体
ドラム1近傍の静圧を常に安定した値に設定することが
できる。
なお、この第2の実施例で電磁弁の設けられた開口部は
比較的小さなものであってもよい。この場合には、開口
部が開いた状態で静圧が適性となるように静圧調整板等
で調整を行っておき、電子複写機の電源が投入されるご
とに静圧を検知して、これが適性値以下となるときには
電磁弁35を閉じて静圧を増加するようにしてもよい。
この後者の場合には、通常1日1回の調整作業のみで静
圧が適性値に設定されることになる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば用紙の剥離を良好
に保った上で感光体ドラムの表面近傍におけるエアー吸
引力を弱めたので、ドラムフィルミングを防止できる。
更にプロアモータがそれだけ小型化され、消費電力の低
下と騒音の減少を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1の実施例を説明するため
のもので、このうち第1図は本実施例の用紙剥離装置を
適用した電子複写機の概略構成図、第2図は静圧調整板
の平面図、第3図は感光体ドラム表面近傍における静圧
とドラムフィルミングの発生間隔を示す特性図、第4図
は本発明の第2の実施例における用紙剥離装置の概略構
成図、第5図は空気流的剥離装置と除電コロトロンを組
み合わせた用紙剥離装置を用いた従来の電子複写機の概
略構成図である。 1・・・・・・感光体ドラム、 5・・・・・・現像器、 6・・・・・・転写コロトロン、 7・・・・・・用紙、 8・・・・・・除電コロトロン、 13・・・・・・エアー吸引口、 25・・・・・・静圧調整板、 35・・・・・・電磁弁、 36.37・・・・・・静圧検知センサ。 出  願  人 富士ゼロックス株式会社 代  理  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、静電潜像を形成するための感光体ドラムと、この感
    光体ドラム上に形成された静電潜像を現像するための現
    像器と、現像によって得られたトナー像を用紙に転写す
    るための転写コロトロンと、転写後の感光体表面の除電
    を行う除電コロトロンと、トナー像転写後の前記用紙を
    感光体ドラムから吸引して剥離するためのエアー吸引口
    とを備えた電子複写機において、前記エアー吸引口から
    のエアーの吸引による感光体ドラム表面近傍の静圧を少
    なくとも前記用紙の剥離時に100mmAq以下とした
    ことを特徴とする電子複写機における用紙剥離装置。 2、用紙の剥離が行われる感光体ドラム表面近傍に2種
    類の静圧検知センサを配置し、これらのセンサでこの部
    分の静圧の上限と下限を検知して静圧を50mmAqか
    ら75mmAqの範囲内に制御することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電子複写機における用紙剥離
    装置。
JP21476685A 1985-09-30 1985-09-30 電子複写機における用紙剥離装置 Pending JPS6275480A (ja)

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JPS6275480A true JPS6275480A (ja) 1987-04-07

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