JP2725264B2 - 画像形成装置の用紙剥離装置 - Google Patents

画像形成装置の用紙剥離装置

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JP2725264B2
JP2725264B2 JP63007494A JP749488A JP2725264B2 JP 2725264 B2 JP2725264 B2 JP 2725264B2 JP 63007494 A JP63007494 A JP 63007494A JP 749488 A JP749488 A JP 749488A JP 2725264 B2 JP2725264 B2 JP 2725264B2
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peeling
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brush
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尚登 山中
道夫 神崎
博 山本
正孝 小西
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は感光体に密着した用紙を剥離爪を用いて剥離
する画像形成装置の用紙剥離装置に関し、特に、剥離爪
を清掃する回転ブラシを有する用紙剥離装置に関する。
従来の技術 ゼログラィーの原理を利用した一般的な複写機におい
ては、一様に帯電した感光体表面を露光して静電潜像を
形成し、この静電潜像を現像して得られるトナー像を用
紙等の転写材に転写した後に定着してコピーを得てい
る。実用的な転写装置としては静電的なものがほとんど
で、なかでも転写コロトロンからのコロナ放電を利用し
た転写装置が広く用いられている。
この転写装置においては、用紙を感光体ドラム上に形
成されたトナー像に重なるように転写位置に送りこみ、
用紙の背面からトナーと逆極性のコロナ放電を行うこと
により、用紙が感光体ドラムに密着すると同時にトナー
像が用紙に移行する。そのため転写装置の下流側には、
通常感光体ドラムに静電吸着した用紙を剥離する装置が
設けられている。
代表的な用紙剥離装置としては、剥離コロトロンによ
り用紙の感光体ドラムに対する静電吸着力を弱め用紙自
身の剛性を利用して分離するもの、用紙と感光体ドラム
間に剥離爪を介装して機械的に剥離するもの、あるいは
両者を併せて用いるもの等を挙げることができる。
剥離爪を用いて機械的に剥離する用紙剥離装置におい
ては、剥離爪を感光体ドラムに当接あるいは極めて接近
させて用紙を感光体ドラムから剥離するので、剥離爪が
トナーで汚れ、用紙に爪痕を残すことがあるため、剥離
爪先端部を回転するブラシ等により清掃する手段が設け
られている。
このような回転ブラシを有する従来の用紙剥離装置は
例えば特開昭59−193477号及び特開昭59−193478号に開
示されているが、これを第3図及び第4図により簡単に
説明すると、矢印A方向に回転する感光体ドラム10の表
面にはコピー原稿に応じたトナー像が形成されており、
このトナー像が適宜搬送されてくる用紙12に、転写コロ
トロン14により転写される。トナー像が転写された用紙
12は、剥離コロトロン16により感光体ドラム10に対する
静電吸着力が弱められ、さらに複数の剥離爪18により感
光体ドラム10から剥離される。剥離された用紙12は、駆
動ローラ20、従動ロール22及びこれらに巻回された無端
状のベルト24により構成される搬送手段により先へ送ら
れる。26は左右に渡って一様に形成された回転ブラシで
あり、回転ブラシ26は従動ロール22と歯車28,30を介し
て連動・回転するようになっている。
剥離爪18は回動自在に保持された軸32に固着された取
付板34に取付けられ、軸32はその一端に取付けられたソ
レノイド等(図示せず)により回転駆動されるようにな
っており、用紙剥離時は剥離爪18の先端が感光体ドラム
10に軽く当接するようになっている。用紙12の剥離が終
了した時は、軸32がソレノイド等により矢印B方向に回
転され、剥離爪18の先端が回転ブラシ26に接触し、その
先端に付着したトナーが清掃されるようになっている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上述したような従来の用紙剥離装置で、剥離
爪に付着していたトナーは回転ブラシにより拭きとら
れ、回転ブラシに保持されたままとなり、時間の経過と
ともに、回転ブラシが汚れ、剥離爪を十分に清掃できず
用紙に爪痕を残したり、回転ブラシからトナーか飛散
し、用紙や搬送ベルトを汚したり、画像形成装置内部を
汚したりする等の問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、簡単な構成で上述した問題点
を解決できる用紙剥離装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明の画像形成装置の用紙剥離装置は、感光体に密
着した用紙を該感光体より剥離する剥離爪と、該剥離爪
先端部を清掃する回転ブラシを有する画像形成装置の用
紙剥離装置において、駆動ローラ及び従動ロールに複数
の孔を有する無端状のベルトを巻回してなる用紙搬送手
段を設け、前記回転ブラシに接触して該回転ブラシに付
着したトナーを掻き落とすブラシ清掃爪を設け、前記感
光体から前記剥離爪により剥離された用紙を前記ベルト
に吸着させるとともに、前記ブラシ清掃爪により前記回
転ブラシから掻き落とされたトナーを吸引するよう空気
の流れを生成する吸引手段を設けて構成される。
作用 本発明は用紙を感光体ドラムから剥離する際に剥離爪
に付着したトナーを回転ブラシにより清掃し、さらに、
この回転ブラシに付着しているトナーを掻き落すように
したので、トナーの付着の少ない回転ブラシにより剥離
爪を清掃でき、十分に清掃された剥離爪で用紙を剥離す
ることができる。これにより、用紙に爪痕を残すことが
なく、回転ブラシの交換頻度も少なくすることができ
る。
また、感光体から剥離された用紙は吸引手段により搬
送ベルトに吸着されて搬送されるとともに、回転ブラシ
から掻き落とされたトナーは、用紙を搬送ベルトに吸着
させる当該吸引手段により吸引されるので、トナーが飛
散して用紙の裏面を汚したり、搬送ベルトやその他の箇
所を汚すことが少なくなるとともに、吸引手段は用紙の
搬送ベルトへの吸着と掻き落としたトナーの吸引を兼務
するので、別々に吸引するのと比較してその構成が簡略
である。
実施例 以下本発明を第1図及び第2図に示す実施例に基づい
て詳細に説明することにする。
第1図は本発明一実施例の構成説明断面図、第2図は
第1図の要部拡大斜視図である。第3図及び第4図に示
した従来技術と同一構成部分には同一の番号を付し、そ
の説明を一部省略する。
まず第1図を参照すると、36は図示しない駆動手段に
より回転駆動される駆動ローラ、38,40,42は従動ロール
であり、駆動ローラ36及び従動ロール38,40,42には複数
の孔44aの形成された無端状のベルト44が複数本巻回さ
れている。46は図示しない筐体に固着され、複数の通風
口を有する保持部材であり、保持部材46の上側にはベル
ト44のたるみを支持するとともに、トナー吸引のダクト
の一部の役割をなすベルト支持部材48が取付けられてい
る。保持部材46の下側には吸引ファン50が設けられてお
り、この吸引ファン50には図示しないフィルタを有する
ダクトが取付けられ、複写機本体の外に通じている。運
転中は、吸引ファン50が回転しており、ベルト44に形成
された孔44a等を通じて矢印C方向に空気が流れ、感光
体ドラム10に形成されたトナー像が転写され、剥離爪18
により剥離された用紙12は、ベルト44上に吸着されて先
へ搬送されるようになっている。
次に第2図を参照すると、ベルト44が巻回された従動
ロール40は保持部材46に取付けられた支承部材47により
回動自在に支承されており、従動ロール40の下側には、
その一端部と中間部が支承部材47に回動自在に支承され
た回転軸52と一体的に回転するブラシ回転用ロール54が
当接して設けられている。ブラシ回転用ロール54の回転
軸52上には複数の剥離爪18に対応して複数の回転ブラシ
56が一体的に回転するように取付けられており、ブラシ
回転用ロール54の径は回転ブラシ56の回転速度を上げる
ため、従動ローラ40よりも小さく形成されている。58は
その一端が回転ブラシ56に接触し、他端が保持部材46に
取付けられたブラシ清掃爪であり、60は回転ブラシ56の
回転及びブラシ清掃爪58の接触により掻き落されたトナ
ーが飛散しないようにするためのカバーである。
然して、用紙12の剥離終了後、剥離爪18は矢印B方向
に回転され、その先端が回転ブラシ56に接触し、その先
端に付着したトナーは回転ブラシ56により清掃され、回
転ブラシ56に保持される。回転ブラシ56に保持されたト
ナーはブラシ清掃爪58により回転ブラシ56から掻き落さ
れ、このとき吸引ファン50により空気が矢印D方向に流
れているので、これとともに、トナーが吸引され、保持
部材46とベルト支持部材48で形成されるダクトを通って
流れていく。このトナーはフィルタ(図示せず)により
濾過され、必要に応じてこのフィルタが交換されるよう
になっている。
本実施例によれば、回転ブラシ56は常にトナーの付着
が少ない状態で使用することができるとともに、回転ブ
ラシ56の回転速度が速いので、剥離爪18の清掃が十分に
行え、用紙12に爪痕を残すことが少なくなる。回転ブラ
シ56に保持されたトナーはブラシ清掃爪58により掻き落
されるが、回転ブラシ56にはカバー60が取付けられてい
るのでトナーは飛散せず、さらに吸引ファン50による空
気の流れとともに吸引されて所定の箇所に溜められるの
で、複写機内部が汚れることも少ない。さらに、複数の
剥離爪18に対応して複数の回転ブラシ56が設けられてい
るので、複数の回転ブラシのうち汚れの多いものを交換
すれば良く、第3図及び第4図に示した従来技術のよう
に回転ブラシ全体を取替える必要がなくランニングコス
トも安くすることができる。
発明の効果 本発明は以上詳述したように構成したので、トナーの
付着の少ない回転ブラシにより、剥離爪が清掃され、十
分に清掃された剥離爪で用紙を剥離することができる。
これにより、用紙に爪痕を残すことがなく、さらに回転
ブラシの交換頻度も少なくすることができるという効果
を奏する。
さらに、回転ブラシから掻き落したトナーは吸引手段
により吸引されるので、トナーが飛散して用紙の裏面を
汚したり、搬送ベルトやその他の箇所を汚すことも少な
くすることができるという効果を奏する。加えて、吸引
手段は用紙の搬送ベルトへの吸着と掻き落としたトナー
の吸引を兼務しているので、別々に吸引するのと比較し
てその構成が簡略であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の構成説明断面図、 第2図は第1図の要部拡大斜視図、 第3図は従来技術の構成説明図、 第4図は第3図の要部拡大斜視図である。 10……感光体ドラム、12……用紙、14……転写コロトロ
ン、16……剥離コロトロン、18……剥離爪、36……駆動
ローラ、38,40,42……従動ロール、44……ベルト、50…
…吸引ファン、54……ブラシ回転用ロール、56……回転
ブラシ、58……ブラシ清掃爪、60……カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 正孝 埼玉県岩槻市大字岩槻1275番地 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (56)参考文献 特開 昭59−193477(JP,A) 特開 昭51−72437(JP,A) 特開 昭61−95378(JP,A) 実開 昭54−8450(JP,U) 実開 昭60−181764(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に密着した用紙を該感光体より剥離
    する剥離爪と、該剥離爪先端部を清掃する回転ブラシを
    有する画像形成装置の用紙剥離装置において、 駆動ローラ及び従動ロールに複数の孔を有する無端状の
    ベルトを巻回してなる用紙搬送手段と、 前記回転ブラシに接触して該回転ブラシに付着したトナ
    ーを掻き落とすブラシ清掃爪と、 前記感光体から前記剥離爪により剥離された用紙を前記
    ベルトに吸着させるとともに、前記ブラシ清掃爪により
    前記回転ブラシから掻き落とされたトナーを吸引するよ
    う空気の流れを生成する単一の吸引ファンからなる吸引
    手段と、 前記回転ブラシを包囲するカバーと、 を具備したことを特徴とする画像形成装置の用紙剥離装
    置。
JP63007494A 1988-01-19 1988-01-19 画像形成装置の用紙剥離装置 Expired - Lifetime JP2725264B2 (ja)

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JPH01185583A JPH01185583A (ja) 1989-07-25
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19625963C1 (de) * 1996-06-28 1997-06-12 Agfa Gevaert Ag Vorrichtung und Verfahren zum Handhaben von lichtempfindlichen, blattförmigen Schichtträgern

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL179517C (nl) * 1974-11-18 1986-09-16 Oce Van Der Grinten N V P A Oc Inrichting voor het elektrostatisch overdragen van een poederbeeld vanaf een drager naar een ontvangstmateriaal.
JPS614932Y2 (ja) * 1977-06-21 1986-02-15
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JPS60181764U (ja) * 1984-05-14 1985-12-03 シャープ株式会社 転写式複写機の分離爪クリ−ニング装置
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JPH01185583A (ja) 1989-07-25

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