JPS627364A - リニアパルスモ−タの磁極構造 - Google Patents

リニアパルスモ−タの磁極構造

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JPS627364A
JPS627364A JP14419285A JP14419285A JPS627364A JP S627364 A JPS627364 A JP S627364A JP 14419285 A JP14419285 A JP 14419285A JP 14419285 A JP14419285 A JP 14419285A JP S627364 A JPS627364 A JP S627364A
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JP
Japan
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pole
teeth
scale
magnetic
pitch
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Pending
Application number
JP14419285A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyoshi Maruyama
利喜 丸山
Hiroshi Nakagawa
洋 中川
Masaaki Narihisa
雅章 成久
Yutaka Maeda
豊 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フロッピィディスク装置のヘッド特に、電
流が印加されていない状態で外部から衝撃が加わった場
合にも、スライダ等の停止位置を保持できるようにした
リニアパルスモータの磁極構造に関する。
[従来の技術] 近年、OA(オフィス オートメーション)化が盛んと
なり、その記憶装置としてフロッピィディスク装置が広
く用いられている。これらのフロッピィディスク装置の
ヘッド駆動にはリニアパルスモータが多用され、その小
型化、低廉化および薄型化が強く要請されている。そこ
で、本出願人は先に、特願昭59−60364号等にお
いて、上記要請を達成するリニアパルスモータを提案し
た。
第4図〜第5図は、上記提案に係るリニアパルスモータ
と同種類のリニアパルスモータの構成例を示す図である
。図において、1は軟鋼などからなるスケール、2はス
ライダであり、スケールlの上面には、2条の櫛歯状の
スケール歯1aSlbが形成され、これらのスケール歯
1 a、 1 bは、相一方、スライダ2は、マグネッ
ト3a、3bと電磁石との相互作用によって、磁束の強
くなる磁極を順次切り替えてスケール歯1 a、 l 
b上をステップ状に往復動するものであり、以下の構成
からなっている。
まず、スケール歯1aの上側には、このスケール歯1a
と対向する4つの磁極11a、12a、L 3a。
!4aを有するヨーク10aが配置されるとともに、ス
ケール歯1bの上側には、このスケール歯1bと対向す
る磁極1 lb、12b、13b、l 4b(ただし、
12b、13b、14bは図示されていない)を有する
ヨークiobが配置され、ヨーク10aとIObとが非
磁性体のスペーサ5を介して一体にされている。そして
、磁極11a、llbにはコイルllcが巻回され、以
下同様に、磁極12a、12b、磁極13a、13b、
磁極14a、14bにはコイル12c。
13c、14cがそれぞれ巻回されている。
また、ヨーク10a、10bの上面には、非磁性体のス
ペーサ6を挾む形で、マグネット3a、3bが固定され
、マグネット3a、3bの上面には磁路を形成するバッ
クプレート7が固定されている。
このような構成において、コイルllc〜14cが励磁
されていない状態にあっては、マグネット3a、3bの
作用によって磁路が形成され、この磁路は、マグネット
3a→バツクプレート7→マグネツト3b→ヨーク10
b→磁極11.b〜14b→エアギャップ→スケール歯
1b→スケール(→スケール歯1a→エアギャップ→磁
極1’ Ia−14a−+ ’ヨーク10a−マグネッ
ト3aを巡回する。従って、スケール歯1aと磁極11
a〜14aの間およびスケール歯1bと磁極11b−+
4bの間には、逆方向の磁束が発生する。
次に、コイルllc〜14cを、第5図に示すように順
次励磁すると、コイルlie〜14cによる磁束とマグ
ネット3 a、 3 bによる磁束とが互いに強め合っ
たり、打ち消し合ったりして、同図(a)では磁極11
a、12bがスケール歯1 a、 l bの真上に移動
し、以下、磁極13a、14b、磁極12a。
11b、磁極14a、13bがスケール歯1 a、 1
 bの真上に移動する(同図(b)〜(d乃。こうして
、スライダ2がスケールlの上をステップ上に移動する
[発明が解決しようとする問題点] 上述したリニアパルスモータは、ダイレクト駆動である
ため、回転型パルスモータに比較して、部品点数も少な
く、かつ騒音も少ない等の長所を有しているが、これを
フロッピィディスク装置のヘッド駆動に使用した場合、
次のような問題がある。
すなわち、フロッピィディスク装置、特に電源に電池を
使用したフロッピィディスク装置にあっては、ヘッド駆
動時(シーク時)にのみリニアパルスモータに電流を供
給して、無駄な?4流を流さないように構成することが
望まれている。然るに、上記リニアパルスモータに電流
を供給しない状態においては、スライダ2を一定の位置
に保持する力が弱いために、僅かの衝撃によってヘッド
の位置がずれてしまい、以後のヘッド駆動動作が正常に
行えなくなってしまうという問題があった。
以下、第6図〜第8図を参照して、この問題について詳
述する。
コイルllc〜14cを励磁しないときには、上述した
磁路が形成される。@極11aにのみ注目すると、磁極
11aによって発生する推力Flaは、スケール歯1a
のピッチPを周期とする周期関数となり、第6図の位置
(第7図のx=x、)では推力Flaが0となる。また
、磁極12a、I 3a、14aは、磁極11aを基準
にπ、π/2.3π/2だけ、スケール歯1aとの位相
がずれているため、これらの磁極12a、13a、l 
4aによる推力F2a。
F3a、F4aもまた、上記位相分ずれることになる。
同様に、磁極11b〜+4bによって発生する推力Fl
b−F4bは、推力Fla=F4aと各々πだけ位相が
ずれている。これは、スケール歯1bがスケール歯1a
とπだけ位相がずれているためである。
次に、推力が正弦波のときと、そうでないときとにつき
、推力の総和を求めてみる。
(a)推力が正弦波分布する場合。
変位Xに対して推力Fが正弦波分布すると仮定すると、
各磁極+1a〜14bに発生する推力は次の式で表され
る。
F 1a=F 2b=−Fosin(2πx/P)F2
a=F 1b=−Fosin(2πx/P+π)F 3
a=F 4b=−Fosin(2πx/P +rr/ 
2)F4a=F3b=−Fosin(2zx/P+3y
r/2)第7図は、これらの式をグラフに示したもので
ある。そして、スライダ2に働く推力Fは、これらの総
和であり、これは零となる。
(b)推力分布に歪がある場合。
推力分布に歪がある場合は、第8図のようになり、各相
の推力分布波形が等しい場合には、4N次(Nは整数)
の高調波のみが残ることになる。これがいわゆるディテ
ント推力であり、第8図では符号Fdlで示した。これ
らの波形歪は磁極の磁気飽和、歯の形状などによって影
響されるが、大きな歪は望めないため、ディテント推力
Fdlもそれほど大きな値にはならない。
以上述べたところから明らかなように、コイル11c=
14cを励磁しない場合、スライダ2の停止位置保持力
は極めて弱く、衝撃などににって容易に位置ずれを起こ
してしまう。このため、従来は、電磁ブレーキなどによ
って、スライダ2にブレーキをかけるなどの手段をとっ
ていたが、この電磁ブレーキを作動させるためには電源
が必要であった。
この発明は、このような背景の下になされたもので、コ
イルに電流が供給されていない状態にあっても、衝撃に
対する強い停止位置保持力を有するリニアパルスモータ
の磁極構造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するためにこの発明は、スケール歯に
対向しかつこのスケール歯のピッチの整数分の1のピッ
チを有する極歯を持つ補極を1次側磁束発生手段に設け
たことを特徴とする。
[作用 ] 上記構成によれば、スケール歯と補極の極歯の間に生じ
る磁束の作用によって、停止位置保持力が増し、ブレー
キなどの補助手段か要らなくなる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明の第1実施例の構成を示すしので、
この図において、21は補極である。補極21は、スラ
イダ2の一側に延長されたバックプレート7、マグネッ
ト3a、3bおよびスペーサ6の下側に位置し、マグネ
ット3aの下面に固定されたヨーク22aと、マグネッ
ト3bの下面に固定されたヨーク22bと、これらのヨ
ーク22a。
22b間に介装された非磁性体のスペーサ23とからな
り、ヨーク22a、22bの下面には、ピッチがP/4
(Pはスケール歯1 a、 1 bのピッチ)の極歯2
5a、25bが形成され、スケール歯1 a、 l b
と対向している。この場合、l相励磁の安定点(第1図
(a)の位置)において、極歯25a、25bの溝中心
がスケール歯1 a、 1 bの中心と一致するように
補極21が配置されている。
このような構成によれば、マグネット3a、3bの作用
によって磁路が形成され、この磁路は、マグネット3a
→バツクプレート7−マグネット3 b→ヨーク22b
−極歯25b→エアギヤツプ→スケール歯1b→スケー
ル1→スケール歯1a→エアギヤツプ→極歯25a→ヨ
ーク22a→マグネツト3aを巡回する。従って、スケ
ール歯1aと極歯25aの間およびスケール歯1bと極
歯25bの間には、逆方向の磁束が発生する。
これらの磁束によるディテント推力Fd2は、周期がP
/4となり、第3図に示すように、磁極11a=14b
によるディテント推力F’dlと重畳され、ディテント
推力Fdを生じる。こうして、補極21によってディテ
ント推力が増し、従って、コイルlie〜14cが励磁
されていないときの停止位置保持力も増加し、所期の目
的を達成することができる。
第2図は、この発明の第2実施例の構成を示す図である
。この図において、31は、上記補極21とほぼ同様の
構成を有する補極である。この補極31が補極21と異
なる点は、ヨーク32a、32bの下面に形成され、ス
ケール歯1 a、 1 bと対向する極歯35a、35
bのピッチがP/2であり、l相励磁の安定点(第2図
(a)の位置)において、極歯35bの溝中心がスケー
ル歯1bの中心と一致し、かっ、極歯1aと極歯1bの
位相がP/4ずれている点である。
この場合も、第3図に示すディテント推力Fdが発生し
、停止位置保持力が増加することは第1実施例の場合と
同様である。
なお、上記各実施例はl相励磁で使用する場合を例とし
て説明したか、2相励磁の場合は、上記の位置よりP/
8だけ補極をずらすことが必要である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、スケール歯のピッチ
の1/2Nのピッチを有する極歯を持っ補極を設けたの
で、スライダの停止位置保持力を増加させることができ
る。
また、従来の電磁ブレーキのように外部電源を必要とせ
ず、その応答遅れを考慮する必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例によるりニアパルスモー
タの磁極構造を示すもので、同図(a)は側面図、(b
)は(a)のA−A線断面図である。第2図はこの発明
の第2実施例によろリニアパルスモータの磁極構造を示
すもので、同図(a)は側面図、(b)は(a)のB−
B線断面図である。第3図は上記第1実施例によるディ
テント推力を説明するための図、第4図は従来のリニア
パルスモータの構成を示す分解斜視図、第5図は同リニ
アパルスモータの動作を説明するための側面図、第6図
〜第8図は同リニアパルスモータにおけるディテント推
力を説明するための図である。 1・・・・・・スケール、la、lb・・・・・・スケ
ール歯、2・・・・・・スライダ(1次側磁束発生手段
)、lla〜14a・・・・・・磁極、21.3+・・
・・・・補極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の磁極を有する1次側磁束発生手段と、前記磁極に
    対向する面に一定のピッチでスケール歯が形成された2
    次側スケールとを備え、前記磁極と前記スケール歯との
    間に作用する磁気吸引力によって、前記1次側磁束発生
    手段または前記2次側スケールの一方を歩進させるよう
    にしたリニアパルスモータにおいて、前記スケール歯に
    対向しかつこのスケール歯のピッチの整数分の1のピッ
    チを有する極歯を持つ補極を前記1次側磁束発生手段に
    設けたことを特徴とするリニアパルスモータの磁極構造
JP14419285A 1985-07-01 1985-07-01 リニアパルスモ−タの磁極構造 Pending JPS627364A (ja)

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