JPS6273203A - 無反射処理基板およびその製造方法 - Google Patents

無反射処理基板およびその製造方法

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JPS6273203A
JPS6273203A JP60212434A JP21243485A JPS6273203A JP S6273203 A JPS6273203 A JP S6273203A JP 60212434 A JP60212434 A JP 60212434A JP 21243485 A JP21243485 A JP 21243485A JP S6273203 A JPS6273203 A JP S6273203A
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JP
Japan
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substrate
transparent film
etching
film
reflection
Prior art date
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Pending
Application number
JP60212434A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Saito
昭男 斉藤
Mitsuo Nakatani
中谷 光雄
Hiromitsu Kawamura
河村 啓溢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はブラウン管等の製造に用いらfる無反射処理基
板およびその製造方法に関するものである。
〔発明の背景〕
公知のようにフラウン管などでは1表面反射を防止する
必要があるため、従来は多層膜をコーティングすること
によシ目的を達して−た。ところが、多層コーテングで
は膜厚を±20X程度に製造する必要があるばかりでな
く、真空中で蒸着によp成膜しなけ扛ばならないため、
コスト高となり、かつスループットも小さいと云う問題
点があった0 この解決策として、例えは米国特許第2490662号
公報に記載さ扛ているように、珪ふっ化水素酸のシリカ
過飽和水溶液を利用するエツチング方法がある。該方法
はガラス基板を上記水溶液中に浸漬して、アルカリ金属
酸化物等をガラス表面から除去し、多孔質のシリカスケ
ルトンからなる凹凸面をガラス表面に形成するものであ
る。このような方法を使用すt″Lは、低コストで表面
反射を防止することができ、かつスルーグツトも大とな
る。
上記と同様に表面に多孔質の凹凸面を形成する方法は、
その他にいくつかあり5例えば西ドイツ特許第8218
2号に記載さ扛ているヒ酸ナトリウムを用いてエツチン
グする方法、あるいは米国特別第4273826号公報
に記載さrているように、ゾル−グル過程によル多成分
ガラス層を基板上に形成し、該ガラス層をフッ酸により
エツチングする方法婢がある。
ところが、上記のよう々いづnの方法によシ形成した無
反射処理基板でも、膜強度は十分に大でなく、また素手
で取扱う場合には、汚染し易いと云う実用上、極めて不
利な問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記のような従来技術の問題点を解消し、無反
射効果を低減することなく、膜強度が大きく、かつ容易
に汚染しない実用的な無反射処理基板とその製造方法を
提供することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明の無反射処理板は」:1目的を達成するために、
基板表面をエツチングにょ勺凹凸状に形成してなる基板
、または基板表面上に形成した透明膜の表面をエツチン
グにより凹凸状に形成してなる基板において、該凹凸面
−Fに透明膜を一層以上形成したことを%徴とする。
一層、上記無反射処理板の製造方法は、基板表面上また
は該基板表面上に形成した透明膜表面上に適宜の化学処
理によりエツチングを施して凹凸面を形成し、該凹凸面
上に真空蒸着法、スパッタリング法、cvn法等により
透明膜を一層以上形成したことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の冥施例を駒間について股間する。
実施例1 第1図において、同(A)の1はガラス基板で、該基板
1の表面上に同図(B)に示すような凹部と凸部を有す
る凹凸面を形成するには、次に述べる4つの方法のうち
の任意の方法を用いてエッチ/りを施せはよい。すなわ
ち、 (1)ガラス基板1をフッ酸0.5%水溶液中に10分
間浸漬して表面を洗浄した後、30℃で1 mole/
Eの濃度の珪フッ化水素酸のシリカ過飽和水溶液に40
℃で120分間浸漬し、さらに流水洗浄した後に乾燥す
る。
(2)ガラス基板1をアルミニウムイオンを含むヒ酸ナ
トリウム溶液(no 5mole /l )に87℃で
20時間浸漬(〜、ついで蒸留水で2分間、メタノール
で2分間洗浄]−た後に乾燥する。
(3)ガラス基板1に2 Mevでヘリウムイオンを打
込み、66規定水酸化す) IJウム溶液中に60℃で
4分間浸漬すし、ついで、脱イオン水で洗浄彼に乾燥す
る。
(4)ガラス基板1としてアルカリボロンシリケートガ
ラス(B、O,、A/、O,、Na、O)を所定負を含
むガラス)1−用い、600℃で5時間加熱した後に、
酸性フッ化アンモニウムの10%溶液に室温で20分浸
漬する0ついで、蒸留水で30秒間洗浄した後、1規定
硝酸とa 4 mo1θ//配性7ツ化アンモニウム溶
液の混合液に90℃で5分間浸漬する。
さらに、蒸留水で2分間洗浄した彼に乾燥する。
上述し7’(4つの方法のうち、任意の方法でエツチン
グを施したガラス基板1の凹凸面1a上に、真空蒸発法
、スパッタリング法、C’/D法(Chemi−caI
Vapor Deposition)などの任意の方法
により、第1図(C)に示すようにフッ化マグネシウム
あるいは酸化シリコンの透明膜2を形成する。または、
同図(DI K示すように上記ガラス基板1上に酸化シ
リコンの透明膜3を上記の同様にして形成した後。
該酸化シリコン膜5上にさらにフッ化マグネシウムの透
明膜4を形成する。
このようにして製作さnfL第1災施例(無反射処理基
@)の反射率は第1表に示すとおシである〇肢第1表に
は、膜強度の指標として消しゴムでこすった場合、伺回
で剥離するかが示さ扛、また汚染しやすさを、集子で触
nた時の指紋の着き方により斬新して示し几。ま次、前
記透明膜の屈折率は、ガラスの1.5.5より小さく空
気の1.0より大である範囲のうち、1.5〜1.1が
最適でおこと全夾験により確認した。
実施例2 第2図は他の実施例を示したものである0同図(A)に
おいて、10はシリコン基板で、該基板10上にまず同
図(Blに示すガラス層5を形成する0この形成は次の
ようにして行わnる。すなわちテトラエチルシリケー)
 24.5 g、 メトキシエタノール25gおよび1
規定硝酸の混合液’1i−60℃に加熱して冷却稜、ア
ルミニウムトリプトキント電1gを添加(7てかくはん
する。さらに該混合物に硝酸カルシウム4.6g、硝酸
ナトリウム1.1g、塩基性炭酸マグネシウム1.8g
、硝酸10gi水20gに溶解した混合物を添加する。
上記のようにして得ら扛た溶液をシリコン基板10にス
ピン塗布した後、85℃で15分間乾燥し、さらに60
0℃で20分間加熱した後に、750℃で1時間加熱す
ると、前記ガラス層5f形成することができる。その後
、フッ酸12 m/ 、塩酸7.6第1.フルコール(
エタノール:メタノール:イソプロパトル=90:5:
5)112ml!の混合液中で2分間エツチングして上
記ガラス層5上に凹凸面5aを形成し、ついで蒸留水で
洗浄した後に乾燥する。
このような凹凸面5a上に真空蒸着法によシ第2図(C
1に示すように、フッ化マグネシウムまたは酸化シリコ
ンの透明膜2を形成する。一方、同図(D)に示すよう
に、上記と同様にして凹凸面5a上に酸化シリコン膜3
を形成した後、1膜6上に7ツ化マグネシウムの透明膜
4′ft形成する。
このようにして製作さtた第2実施例(無反射処理基板
)の反射率9M強度および汚染【7やすさなどを、前記
第1実施例の場合と同様に【7て求め表にすると、下記
第2表に示すとおりである。上記透明膜の屈折率は、カ
ラスの1.55より小さく空気の1.0よ勺大である範
囲のうち、五8〜1.1が最適であることを東独により
確認した。
第2表 実施例3 第1図に示す基板1と[2てシリコン基板1′を使用し
、水酸化カリウムと、イングロパノールと水とを9 :
 20 : 120 の比で混合した溶液中(75C)
に上記シリコン基板1′を20分間エツチングし、こ扛
によって得らn次ンリコン基板1′に真空蒸着法により
同図(D)に示すように酸化チタン3を形成し、この酸
化チタン5′上に弗化マグネシウム4を形成してシリコ
ン基板1′を得た。
このシリコン基板1′の反射率は蒸着前のものと同等の
約5チであった。
なお、凹凸面上に形成する透明膜は以上述べたものに限
定さnるものでなく、屈折率がシリコン五8よりも小さ
く空気1.0よりも大きいものならはどtでも差支えな
い、また成膜方法は真空蒸着法に限定さ扛るものでなく
、スパッタi、CVD法などでもよい、さらに本実施例
では2層を使用したか3以上の積層でも差支えない0 以上述べ′fc谷夾施例で形成さfる透明膜の膜厚は凹
凸の大きさにより100〜10,0OOAであることが
望ましい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によ扛は%膜強贋が大きく
、かつ容易に汚染しない無反射処理基板を低コストで、
しかもスルー7”ット大で得らするので、表面反射の低
減さrしたブラウン管等を安価に製造することか可能で
おる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係わる無反射処理基板の
製造方法の実施例を示す説明図である。 1・・・ガラス基板、1’、10・・・シリコン基板、
1a。 5a・・・凹凸面、2.5・・・酸化シリコン膜、3′
・・・酸化チタン、4・・・フッ化マグネシウム膜、5
・・・ガラス層。 代理人弁理士 小 川 勝 男(゛ゝ 蔦1圀 冨20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板表面をエッチングにより凹凸状に形成してなる
    基板、または基板表面上に形成した透明膜の表面をエッ
    チングにより凹凸状に形成してなる基板において、該凹
    凸面上に透明膜を一層以上形成したことを特徴とする無
    反射処理基板。 2、上記基板としてガラス基板を用い、該基板に設けた
    凹凸面上に屈折率を1.1〜1.5に設定した透明膜を
    形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    無反射処理基板。 3、上記基板としてシリコン基板を用い、該基板に設け
    た凹凸面上に屈折率を1.1〜3.8に設定した透明膜
    を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の無反射処理基板。 4、上記基板上または該基板上の透明膜上の凹面面上に
    形成された透明膜の膜厚を100〜10,000Åに設
    定したことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のうち任意の1項記載の無反射処理基板。 5、基板表面をエッチングにより凹凸状に形成してなる
    基板、または基板表面上に形成した透明膜の表面をエッ
    チングにより凹凸状に形成してなる基板において、前記
    エッチングを適宜の化学処理により行って凹凸面を形成
    し、該凹凸面上に真空蒸着法、スパッタリング法、CV
    D法等により透明膜を一層以上形成したことを特徴とす
    る無反射処理基板の製造方法。
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