JPS627248Y2 - - Google Patents

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JPS627248Y2
JPS627248Y2 JP10196683U JP10196683U JPS627248Y2 JP S627248 Y2 JPS627248 Y2 JP S627248Y2 JP 10196683 U JP10196683 U JP 10196683U JP 10196683 U JP10196683 U JP 10196683U JP S627248 Y2 JPS627248 Y2 JP S627248Y2
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JP
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knife
storage body
sink
wall
insertion opening
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JP10196683U
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JPS609443U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、台所などにおいて用いられる包丁を
格納するための装置に関する。
背景技術 典型的な先行技術は第1図に示されている。流
し台1の観音開き状の扉2の内面には、包丁3を
格納する包丁格納装置4が取付けられている。こ
の包丁格納装置4は、包丁3の刃5を挿入する挿
入口6を有する。
このような先行技術では、包丁3の刃5を挿入
口6に入れそこなうと、包丁3が床に落下し、足
などを傷つけることになり危険である。また幼児
が扉2を開いたときに、包丁3を取出すことがで
き、この点でもまた危険である。
この先行技術の他の問題は、使い勝手に関す
る。調理中に包丁3を格納するには、扉2をその
たびごとに開ねばならず、したがつて面倒であ
る。その結果、調理中には、包丁3を流し台1の
天板1a上に放置することになる。このように包
丁3を格納するための使い勝手が悪い。包丁3を
流し台1の上部に放置した状態では、包丁3が落
下するおそれがあり、また手が不用意にふれるこ
とになつて危険である。
目 的 本考案の目的は、安全性が向上され、しかも使
い勝手が向上された包丁格納装置を提供すること
である。
実施例 第2図は、本考案の一実施例の斜視図である。
流し台11には、シンク12が設けられており、
水栓13からの水を使用することができる。この
流し台11の上方で、かつ背後側の壁14には、
棚15が設けられる。この棚15は、側板16,
17と、底18とを有する。棚15の下部付近に
は、本考案に従う包丁格納装置19が設けられ
る。
第3図は包丁格納装置19の調理時の使用状態
を示す斜視図であり、第4図は調理終了後におけ
る包丁3の格納状態を示す斜視図である。包丁格
納装置19の格納体27は、前板20と側板2
1,22と、背板23と、上部に設けられた保持
部材24とを含む。保持部材24には、包丁3の
刃5が挿入される挿入口25が、前板20の幅方
向(すなわち壁14に沿つて左右方向)に沿つて
細長く形成されている。この挿入口25の幅d
は、包丁3の把手26の外径d1よりも小さく形
成されており、したがつて刃5を挿入口25に挿
入した状態では、柄26の下端面は保持部材24
の上面に当接して保持される。こうして包丁3を
格納する格納体27が構成される。格納体27の
一側板22は、壁14の固定位置に設けられた基
材37に、ブラケツト28によつてピン29のま
わりに角変位可能に取付けられる。ピン29は、
横に延びる水平軸線を有する。他側板21も同様
に構成される。
前板20の下端部は、背板23よりも下方に延
在してストツパ30を構成する。このストツパ3
0は、格納体27が第3図示のように傾斜して包
丁3が斜め上向きの姿勢(すなわち格納体27に
形成されている挿入口25が手前側で斜め上向き
に臨んだ姿勢)となつている状態において、基材
37に当接し、その格納体27の姿勢を保持す
る。
背板23の上部は保持部材24よりも上方に突
出した係止片31となつている。この係止片31
は、基材37の上部に設けられている係止部材3
2の係止溝33に、その係止部材32の弾発力に
よつて嵌り込んで係止することができる。こうし
て、包丁3は、第4図に示されるように鉛直の姿
勢に保たれ、このとき挿入口25は直上方に臨ん
でいる。
前板20には、通気口34が形成されている。
また格納体27の下部は、下方に開放している。
したがつて格納体27内は通気性が良好である。
基材37は、取付孔38を挿通するねじ39によ
つて、棚15の背後側の壁14に固定される。
棚15の底板18には切欠き41が形成されて
おり、この切欠き41に基材37および格納体2
7が下方に突出して配置される。これによつて格
納体27に格納されている包丁3の水滴は底板1
8をぬらすことなく、流し台11のシンク12内
に流れ込むことができる。したがつて周囲が水で
汚損されることが防がれる。格納体27の上部に
は、立上り部46が形成される。この立上り部4
6は、挿入口25よりも手前側に形成されてお
り、上方に突出しかつ挿入口25に沿つて左右に
延びる。格納体27が第4図に示される姿勢とな
つているとき、この立上り部46に手を掛けて手
前に引くことによつて格納体27を第3図で示さ
れる斜めの姿勢とすることができ、操作性が向上
される。包丁3の刃5を挿入口5に挿入する際に
は、第3図の姿勢においてその刃5を立上り部4
6に沿つて移動し、こうして容易にかつ確実に刃
5を挿入口25に挿入することが可能である。
第5図1は、流し台11において調理を行なう
ときの状態を示す。棚15の上部には、水平軸線
まわりに巻取られて収納可能ないわゆるシヤツタ
ー状の扉43が設けられている。この扉43は、
上方に巻取られて棚15が開かれている。係止片
31は、係止溝33から離脱して、第3図示のよ
うに傾斜した状態となつており、格納体27は、
流し台11において調理をする調理者44に向け
て延びている。したがつて包丁3の柄26は、手
前側にあり、その包丁3を格納体27から取出し
たり、また格納したりすることが容易である。し
たがつて本件包丁格納装置19の使い勝手が良好
であり、流し台11の上部に包丁3を放置するこ
とが避けられ、安全である。しかも、包丁3を格
納する際に、刃5を挿入口25から誤つて挿入で
きなかつたときにおいて、その包丁3は流し台1
1の上部に落下し、あるいは背板23上に受けら
れる。したがつて包丁3が床に落下することが防
がれ安全である。
調理などを行なわないときには、第5図2のよ
うに扉43を垂下して棚15を塞いでおく。この
とき格納体27および包丁3は、第4図にも示さ
れるように、鉛直の姿勢となつている。包丁格納
装置19は、流し台11の上方で、棚15内にあ
るので、幼児などが包丁3を取出すことはでき
ず、したがつて安全である。
格納体27および基材37は、合成樹脂材料な
どによつて、一体的にそれぞれ成形されてもよ
い。
挿入口25は、上述の実施例では、一直線状に
延在しているけれども、本考案の他の実施例とし
て各包丁ごとに個別的に挿入口が設けられてもよ
い。
効 果 本考案によれば、次の効果が達成される。
格納体27は、流し台11の背後側で上下に延
びる壁14に取付けられているので、格納体27
に包丁を格納する際に、万一、包丁を落下して
も、その包丁は流し台11上に落下することにな
り、床面に落下することが防がれる。そのため安
全性が向上される。
しかも格納体27が流し台11の上方にあるの
で、幼児などが包丁を取出すことがなく、この点
でもまた安全である。
格納体27は、包丁の挿入口25が直上方に臨
んだ姿勢に保たれ、あるいはまたこの挿入口25
が直上方に臨んだ姿勢を解除してストツパ30が
壁14(前述の実施例では基材37を介して壁1
4)に当接して、挿入口25が手前側で斜め上向
きに臨んだ姿勢に保たれる。これによつて包丁3
を使用する操作が簡単であり、前述の第1図に関
連して述べたように包丁3の使用のたびに扉2を
開く必要がなく、使い勝手が向上される。しかも
またこのように本考案の包丁格納装置の使い勝手
が向上されることによつて、包丁3を流し台1の
上部に放置することが防がれ、これによつてもま
た安全性が向上される。
さらにまた本考案では、ストツパ30は格納体
27の手前側の下部に設けられており、このスト
ツパ30は格納体27の背後側の下部よりも下方
に延在しており、このようにして簡単な構成で挿
入口25が手前側で斜め上向き臨んだ姿勢で格納
体27を保持することができる。こうして本考案
の構成を簡略化することができ、長期間にわたる
故障のない使用が可能となる。
本考案では、立上り部46が格納体27の上部
でかつ挿入口25よりも手前側に形成されてお
り、この立上り部46が上部に突出し、挿入口2
5に沿つて左右に延びる。したがつて挿入口25
が直上方に臨んだ姿勢で、格納体27が保持され
ている状態から包丁3を使用するために、挿入口
25が手前側で斜め上向きに臨んだ姿勢となるよ
うにするために、その立上り部46に手を掛けて
その立上り部46を手前に引く操作を行なえばよ
く、したがつて操作性が向上される。
しかもまたこの立上り部46は、上述のように
上方に突出して挿入口25に沿つて左右に延びる
ので、包丁3の刃5を挿入口25に挿入する際
に、その刃5を立上り部46に沿つて移動して挿
入口25に容易にかつ確実に挿入することができ
るようになる。このことによつてもまた、操作性
が向上されるとともに安全性が向上される。たと
え包丁3の刃5を挿入口25に挿入し損なつて
も、包丁3は上述のように流し台1の上部に落下
し、あるいはまた斜めの姿勢になつている格納体
27の上部に落下するので、安全性が確保され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の斜視図、第2図は本考案の
一実施例の包丁格納装置19を備えた流し台11
付近の斜視図、第3図は包丁格納装置19を使用
するときの状態を示す斜視図、第4図は包丁格納
装置19の不使用時における状態を示す斜視図、
第5図は流し台11において包丁3を使用すると
きの状態を説明するための断面図である。 11……流し台、15……棚、19……包丁格
納装置、20……前板、21,22……側板、2
3……背板、27……格納体、30……ストツ
パ、31……係止片、32……係止部材、33…
…係止溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 流し台11の背後側で上下に延びる壁14に
    流し台11の上方で取付けられる格納体27で
    あつて、 格納体27の上部に、包丁3の刃5が挿入さ
    れる挿入口25を有し、この挿入口25は包丁
    3の柄26の外径d1よりも小さい幅dを有
    し、かつ壁14に沿つて左右に細長く延びてお
    り、 格納体27の側部は、下部でかつその側部の
    背後側で水平軸線を有するピン29によつて角
    変位可能にして、壁14に取付けられる、その
    ような格納体27と、 (b) 格納体27の手前側の下部に設けられ、格納
    体27の背後側の下部よりも下方に延在し、こ
    れによつて格納体27に形成されている前記挿
    入口25が手前側で斜め上向きに臨んだ姿勢
    で、前記壁14に当接するストツパ30と、 (c) 格納体27の上部でかつ挿入口25よりも手
    前側に形成され、上方に突出しており、挿入口
    25に沿つて左右に延びる立上り部46と、 (d) 格納体27を挿入口25が直上方に臨んだ姿
    勢に保ち、かつこの挿入口25が直上方に臨ん
    だ姿勢を解除して格納体27を角変位可能な状
    態とするための手段31,32,33とを含む
    ことを特徴とする包丁格納装置。
JP10196683U 1983-06-30 1983-06-30 包丁格納装置 Granted JPS609443U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10196683U JPS609443U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 包丁格納装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10196683U JPS609443U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 包丁格納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS609443U JPS609443U (ja) 1985-01-23
JPS627248Y2 true JPS627248Y2 (ja) 1987-02-19

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ID=30240560

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JP10196683U Granted JPS609443U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 包丁格納装置

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JPS609443U (ja) 1985-01-23

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