JP2556547Y2 - ハンドミキサー - Google Patents

ハンドミキサー

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JP2556547Y2
JP2556547Y2 JP8893092U JP8893092U JP2556547Y2 JP 2556547 Y2 JP2556547 Y2 JP 2556547Y2 JP 8893092 U JP8893092 U JP 8893092U JP 8893092 U JP8893092 U JP 8893092U JP 2556547 Y2 JP2556547 Y2 JP 2556547Y2
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beater
mixer
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丈郎 山本
金悟 川崎
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は調理等において用いら
れるハンドミキサーに関し、特にそのビータの収納構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ミキサー本体と2本のビータとから成る
ハンドミキサーにおいて、各ビータを着脱自在に取付け
得る回転出力部をミキサー本体の下面に設け、上記ビー
タの不使用時にこれを保持するビータスタンドをミキサ
ー本体に設けたものは従来公知である。
【0003】上記従来公知のハンドミキサーにおいて
は、ミキサー本体の下面にビータスタンドの収納凹所を
設け、この収納凹所の一辺にビータスタンドをヒンジに
より開閉自在に取付けてあり、ビータの不使用時にはそ
のビータスタンドをミキサー本体に対して90度の角度
をもつように開放し、開放したビータスタンドの挿入穴
にビータの軸部を挿入し該ビータをミキサー本体の底面
に沿って支持するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、ビータスタンドがミキサー本体の下面に沿って収納
するようにしたハンドミキサーは、その下面を下に向け
てテーブル等の上に置くことができず、またその下面を
壁面や柱に沿わせて掛けることもできないという不便が
ある。このような不便を解消するために、ミキサー本体
の下面の凹所にヒンジによりビータスタンドを取付ける
ようにした上述の構成に代えて、ミキサー本体の側面に
凹所を設け、その凹所にヒンジによりビータスタンドを
取付ける構成にすることが一応考えられる。
【0005】しかし、そのような構成をとるとすると、
ミキサー本体の側面は、デザイン上の観点から傾斜面又
は膨出面になっているのが普通であるので、ヒンジの回
転軸をミキサー本体の下面と直交する方向に設けると、
凹所が深くなりすぎるきらいがある。凹所が深いと、ミ
キサー本体の内部空所が狭くなる不都合が生じると共
に、外観上もミキサー本体の側面とビータスタンドとの
間に大きな段差を生じて美感を損う等の問題を生じる。
【0006】そこで、この考案はビータの収納構造に関
するこのような問題点を解決することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案の第1の手段は、ミキサー本体とビータ
とから成り、該ビータを着脱自在に取付け得る回転出力
部を上記ミキサー本体の下面に設け、上記ビータの不使
用時これを保持するビータスタンドをミキサー本体に設
けてなるハンドミキサーにおいて、上記ビータスタンド
の収納凹所をミキサー本体の下面から一側面にわたって
形成し、該収納凹所に前記ビータスタンドを上記一側面
の方向に引出し得るようスライド自在に収納し、上記ビ
ータスタンドが前記収納凹所から引出された際、ミキサ
ー本体の外部に露出するビータスタンドにビータ軸部の
挿入穴を設けた構成としたものである。
【0008】また、第2の手段は、上記第1の手段のハ
ンドミキサーにおいて、ビータ軸部の挿入穴の軸芯をミ
キサー本体の下面を含む平面に対し、該挿入穴の上端に
至るほど該平面から離れる方向に傾斜せしめた構成とし
たものである。
【0009】
【作用】上記第1の手段に係るハンドミキサーは、ビー
タを収納する際、ビータスタンドをミキサー本体の側面
に引出すと、ビータスタンドが側面に露出するので、そ
の露出した面に設けられた挿入穴にビータの軸部を挿入
することができ、ビータはミキサー本体の側面に沿って
支持される。
【0010】また、第2の手段に係るハンドミキサー
は、ビータ軸部をビータスタンドの挿入穴に挿入する
と、ビータはミキサー本体の下面から離れる方向に傾斜
してミキサー本体の側面に沿って支持される。
【0011】
【実施例】実施例のハンドミキサーは、図1及び図2に
示すように、ミキサー本体1と2本のビータ2とから成
る。ミキサー本体1は、上面にハンドル3が設けられ、
そのハンドル3の近傍にモータスイッチ4及びビータ取
外しボタン5が設けられ、先端面にエア吸入穴10、後
端面にエア抜き穴10’(図3参照)がそれぞれ設けら
れる。また、ミキサー本体1の下面6の先端部分には、
内部の出力軸に通じた穴状の回転出力部7が左右2個所
に設けられる。
【0012】ビータ2の軸部8は、図2の矢印で示すよ
うに上記の回転出力部7に着脱自在に取付けられる。
【0013】上記のミキサー本体1の後端部分におい
て、その下面6と一方の側面9にわたり、ビータスタン
ド11の収納凹所12が設けられ、その収納凹所12に
ビータスタンド11が上記側面9の方向に引出し得るよ
うスライド自在に収納される。
【0014】上記の収納凹所12においては、図3に示
すように、その両側壁にガイドレール13が設けられ、
そのガイドレール13に挾まれた部分の底部に撓み性の
係合爪14が設けられる。
【0015】ビータスタンド11は、図3乃至図6に示
すように、前記の収納凹所12に嵌るように、全体とし
て略L形の形状をなし、ミキサー本体1の下面6の収納
凹所12に嵌る部分の両側面には前記のガイドレール1
3に嵌るガイド溝16が設けられ(図5参照)、また、
前記の係合爪14と対面するように二つの小突起17、
18と比較的大きなストッパー用突起19が設けられ
る。
【0016】上記の小突起17は、ビータスタンド11
を最も深く押込んだ図4の状態において、係合爪14の
内側に接近する位置に設けられ、ビータスタンド11を
収納凹所12から引出す際及び収納凹所12に押込んだ
際に係合爪14に一時的に係合し、ビータスタンド11
に触れている人の指先にクリック感を与える。またもう
一つの小突起18は、ストッパー用突起19の内側に接
近して設けられ、ビータスタンド11の引出しストロー
クが終端近くに達した際及びビータスタンド11を押込
み始める際に係合爪14に係合してクリック感を与え
る。また、ストッパー用突起19はビータスタンド11
の引出しストロークの終端において係合爪14と係合し
て、ビータスタンド11の抜け出しを防止する。
【0017】上記ミキサー本体1の側面9の収納凹所1
2に嵌るビータスタンド11の部分には、ミキサー本体
1の前後の方向に貫通する挿入穴22が下面6から上面
方向に2個所並んで設けられ、各挿入穴22にビータ軸
部8が挿入される。
【0018】上記のビータスタンド11を収納凹所12
の内部に最も深く押込んだ図4の状態において、下面6
側に位置する収納凹所12の先端に指先を挿入するため
の空所23が形成される。
【0019】上記の挿入穴22の軸芯は、図7に示すよ
うに下面6を含む平面25に対し、挿入穴22の前端側
が該平面25から離れる傾向に角度αだけ傾斜してい
る。この角度αは、下面6に近い方の挿入穴22に挿入
したビータ2の攪拌羽根24が前記の平面25に接しな
い程度に設定される。
【0020】また、上記の挿入穴22の軸芯は、図8に
示すように、側面9に接する平面であって、前記の平面
25と直交する平面26に対しても、挿入穴22の前端
側が該平面26から離れる傾向に傾斜している。この場
合の傾斜角βは、ビータ2の攪拌羽根24が該平面26
に接触しない程度に設定される。
【0021】ビータ2はその軸部21の下端部分に小突
起27が設けられ、これにより挿入穴22の前端に係止
される。
【0022】その他、図2において、28は壁面等の突
起に掛けるための係合穴、29はビス穴、31は下面6
の収納凹所12に沿って設けられたリブである。
【0023】実施例のハンドミキサーは以上のごときも
のであり、使用時は、図1に示すように、ビータ2を回
転出力部7に差込んで取付け、ハンドル3を把持し、モ
ータスイッチ4を操作してビータ2を回転させる。
【0024】また収納時は、ビータ取外しボタン5を操
作してビータ2を外す。またミキサー本体1の下面6の
収納凹所12の先端部分に存在する空所23(図4参
照)に指先を掛け、ビータスタンド11を引き出す。ビ
ータスタンド11は二つの小突起17、18が係合爪1
4の下を移動するときに指先にクリック感を与え、突起
19がその係合爪14に係合すると停止する(図6参
照)。この状態でビータスタンド11の側面9から最大
限に引出された状態となり、挿入穴22が現われる。そ
こで、回転出力部7から外したビータ2の軸部8をこの
挿入穴22に差込む。
【0025】そうすると、各ビータ2は図7及び図8に
示すように、2方向に角度α及び角度βをもって傾斜し
てビータスタンド11上に支持収納される。このように
してビータ2を支持収納したハンドミキサーは、図7の
ように、下面6を下向きにして食器棚等に入れたり、或
いは図8のように立てた状態で下面6を壁面等に沿わ
せ、その係合穴28により適当な掛止突起に掛けたりす
ることができる。
【0026】このいずれの場合も、ビータ2が角度αを
もって支持されているので、その攪拌羽根24が食器棚
或いは壁面等に接触することを避けることができる。ま
た、ビータ2は側面に対し角度βをもって支持されてい
るので、ビータスタンド11側方への引出し長さを最小
限におさえることができる。
【0027】
【考案の効果】以上のように、この考案によればビータ
スタンドは、ミキサー本体の下面から側面にわたる範囲
の収納凹所に段差なく収納することができ、該収納凹所
はミキサー本体の平坦な面である下面に設けられるの
で、凹入深さは必要最小限でよく、従ってミキサー本体
の内部空間が狭くならない。またスタンドにより該収納
凹所を段差なく閉塞できるので、美感を損うことがな
い。更にビータはミキサー本体の側方に引出したビータ
スタンドにより支持されるので、ミキサー本体の下面を
下向きにして食器棚等に収納したり、その下面を立てて
壁面等に掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の使用状態の斜視図
【図2】同上の不使用状態の斜視図
【図3】同上の一部分解斜視図
【図4】同上の一部断面図
【図5】同上の図4のX−X線の断面図
【図6】同上のビータスタンドを引出した状態の一部断
面図
【図7】同上の収納状態の側面図
【図8】同上の他の収納状態の背面図
【符号の説明】
1 ミキサー本体 2 ビータ 3 ハンドル 4 モータスイッチ 5 ビータ取外しボタン 6 下面 7 回転出力部 8 軸部 9 側面 10 エア吸入穴 10’ エア抜き穴 11 ビータスタンド 12 収納凹所 13 ガイドレール 14 係合爪 16 ガイド溝 17、18 小突起 19 ストッパー用突起 22 挿入穴 23 空所 24 攪拌羽根 25、26 平面 27 小突起 28 係合穴 29 ビス穴 31 リブ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミキサー本体とビータとから成り、該ビ
    ータを着脱自在に取付け得る回転出力部を上記ミキサー
    本体の下面に設け、上記ビータの不使用時これを保持す
    るビータスタンドをミキサー本体に設けてなるハンドミ
    キサーにおいて、上記ビータスタンドの収納凹所をミキ
    サー本体の下面から一側面にわたって形成し、該収納凹
    所に前記ビータスタンドを上記一側面の方向に引出し得
    るようスライド自在に収納し、上記ビータスタンドが前
    記収納凹所から引出された際、ミキサー本体の外部に露
    出するビータスタンドにビータ軸部の挿入穴を設けたこ
    とを特徴とするハンドミキサー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハンドミキサーにおい
    て、ビータ軸部の挿入穴の軸芯をミキサー本体の下面を
    含む平面に対し、該挿入穴の上端に至るほど該平面から
    離れる方向に傾斜せしめたことを特徴とするハンドミキ
    サー。
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