JPH0654709A - 彫刻刀ケース - Google Patents

彫刻刀ケース

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Publication number
JPH0654709A
JPH0654709A JP23644492A JP23644492A JPH0654709A JP H0654709 A JPH0654709 A JP H0654709A JP 23644492 A JP23644492 A JP 23644492A JP 23644492 A JP23644492 A JP 23644492A JP H0654709 A JPH0654709 A JP H0654709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chisel
lid
case
case body
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP23644492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Nishimura
昌彦 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GINCHIYOU SANGYO KK
Original Assignee
GINCHIYOU SANGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by GINCHIYOU SANGYO KK filed Critical GINCHIYOU SANGYO KK
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Publication of JPH0654709A publication Critical patent/JPH0654709A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開口を下側にして蓋体が不用意に開いたとき
に、彫刻刀を落下させることなく、蓋体内に受止められ
るようにする。 【構成】 ケース本体1の後端開口9に左右両側壁1
3,13からケース本体1に沿って平行に突出する支持
片15,15を設け、前記左右両側壁13,13と各支
持片15,15間に亘りそれぞれ長孔16,16を開設
し、一方前記蓋体21の左右両側壁22,22にそれぞ
れ突片23,23を設け、該各突片23,23の内側に
前記各長孔16,16に嵌入する突子24,24を設
け、該各突子24,24を各長孔16,16内でスライ
ドさせると共にその後端位置で蓋体21を回動させて前
記各彫刻刀2,2…をケース本体1内に自在に出し入れ
できる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に学童等が使用する
彫刻刀を複数本並べて収容する彫刻刀ケースに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の彫刻刀ケースとしては、
例えば実公平4−2568号公報に開示されるものがあ
る。該彫刻刀ケースは、一端開口から彫刻刀を挿入して
収容する収納用空胴部を複数個横に引き揃えて並べた状
態に形成される筒状の包持部と、前記開口に開閉可能に
被さる蓋とからなる。更に詳しくは、前記一端開口の下
側縁にヒンジ部を設けて蓋を連接し、該ヒンジ部を中心
として蓋を回動自在になすと共に、前記開口の上側縁に
係合部を設け、該係合部により蓋が不用意に開かないよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記彫
刻刀ケースでは、仮に係合部が外れ、しかも開口側が下
に傾くと蓋が下方へ回動して開口が開き、収容されてい
た彫刻刀が不用意に抜け落ちるおそれがある。そして、
床面に落下した彫刻刀が散乱して周囲の人を傷つけると
いう危険性が未だ解決されていない。そこで、本発明は
上記課題に鑑みなされたもので、ケース本体が傾き不用
意に開蓋された状態であっても、決っして彫刻刀が抜け
落ちることのないようにした彫刻刀ケースを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の彫刻刀ケースは、先端を閉塞し後端を開口
する扁平状のケース本体と、該後端開口に開閉自在に被
着される蓋体とよりなり、前記ケース本体内には複数の
彫刻刀の柄部を横に並べ且つ後端部が一部前記開口から
突出して収容される柄収容部を形成すると共にケース本
体の先端側に各彫刻刀の刃部が収容される刃収容部を連
接して形成した彫刻刀ケースにおいて、前記ケース本体
の後端開口に左右両側壁からケース本体に沿って平行に
突出する支持片を設け、前記左右両側壁と各支持片間に
亘りそれぞれ長孔を開設し、一方前記蓋体の左右両側壁
にそれぞれ突片を設け、該各突片の内側に前記各長孔に
嵌入する突子を設け、該各突子を各長孔内でスライドさ
せると共にその後端位置で蓋体を回動させて前記各彫刻
刀を自在に出し入れできるようにした構成からなる。
【0005】
【作用】蓋体の係合が外れ、しかも開口側が下方になる
ようケース本体が傾斜して不用意に開口が開いても、蓋
体両側の突子がケース本体に沿って設けた両長孔間をス
ライドするので、蓋体は直に回動することなくケース本
体と平行に下がり、抜け出る各彫刻刀は柄の下端部が蓋
体内に受け止められることとなる。これにより各彫刻刀
が床面に落下するのを防止する。
【0006】
【実施例】以下に本発明に係る彫刻刀の一実施例を図面
と共に説明する。図において1は先端を閉塞し後端を開
口9してなり、彫刻刀2を複数本横に並べて収容できる
大きさの扁平状筒体により形成されたケース本体であ
り、彫刻刀2の柄部2aの部分を収容する柄収容部3の
内部は図2及び図3に示すように幅方向に等間隔に区画
壁4を設けて区画し、この柄収容部3の先に各彫刻刀2
の刃部2bが挿通される隙間5aを残した仕切壁5を介
して刃収容部6を連設し、該刃収容部6の先寄りに刃先
を保護するスポンジ体7を装填している。また、この刃
収容部6の上面は各彫刻刀2の刃部2bの形状が外から
認識できるように透明な覗板8が設けられている。ま
た、前記柄収容部2の開口9端寄り位置で天板10及び
底板11の夫々内面に、図3に示すように彫刻刀2の柄
部2aをがたつきなしに保持させる保持孔12を形成し
ている。
【0007】ケース本体1の開口9端部には左右側壁1
3,13を夫々図4に示すように横U字形に窪ませ窪み
部14,14を設けると共に、左右側壁13,13をそ
のままケース体1に沿って外方へ平行に突出させ支持片
15,15を設け、前記窪み部14,14と該各支持片
15,15間に亘りそれぞれケース本体1と平行な長孔
16,16を開設する。さらに、該各長孔16,16の
後端上部に切込み凹部17,17を連設している。さら
に、ケース本体1の開口端縁沿いで天板10と底板11
の夫々表面側に段部19,19´を設けると共に、これ
らの段部19,19に接するように天板10及び底板1
1の表面に対向位置させて掛止凹部20を形成してい
る。
【0008】21はケース本体1の開口9を開閉自在に
閉塞させる蓋体であり、該蓋体21はケース本体1と同
じ大きさで扁平状筒体よりなる。該蓋体21の左右側壁
22,22の先端に前記ケース本体1の左右側壁13,
13に設けた窪み部14,14に嵌合する突片23,2
3を突設すると共に、該各突片23,23の内側先端寄
りに前記各長孔16,16に嵌入し、該各長孔16,1
6に沿ってスライドする突子24,24を設ける。さら
に、蓋体21の開口9a縁沿いで天板10aと底板11
aの夫々内側に前記段部19,19´に合致する段部2
5,25´を形成している。また、各彫刻刀2,2…の
後端部はその一部が開口9より後方へ突出して収納され
るようにしているが、蓋体21の突子24,24が長孔
16,16内をスライドしている間は蓋体21が彫刻刀
2,2…に邪魔され回動不可能であり、突子24,24
が長孔16,16の後端部にきた時、蓋体21の開口9
aが各彫刻刀2,2…の後端より外方に位置し蓋体21
が各彫刻刀2,2…に邪魔されずに回動し得るようにし
ている。
【0009】このように形成した蓋体21は、各突片2
3,23に設けた突子24,24をケース本体1の長孔
16,16内をスライドさせ、ケース本体1に押付ける
ことで段部19,19´と段部25,25´が互いにき
つく重合した状態となり、開口9を閉塞させる。
【0010】そこで、ケース本体1の開口9を閉塞して
いる状態の蓋体21を、使用に当たり開蓋させるには、
一方の手でケース本体1を掴み、他方の手の二本の指の
爪先を前記掛止凹部20,20に掛けて、他方へ手を引
離すように夫々力を入れると、各段部19,25と段部
19´,25´の重合が外れる。ついで各突子24,2
4が各長孔16,16の後端にきたときに各突子24を
切込み凹部17,17に誘導し蓋体21を回動してやれ
ば、突子24,24を支点にして蓋体21をケース本体
1に対し略直交状に起立させることができ、図4のよう
にケース本体1を開口9側を高くした傾斜状にて机上等
に置いて、彫刻刀2,2…を出し入れし易い状態に静止
させることができる。また、ケース本体1の先端部に
は、覗板8が設けられているので、どの角度からも内部
の各彫刻刀2,2…の刃部2bが見え、所望の彫刻刀2
を容易に抜き出すことができる。しかも、各突子24,
24は蓋体21が起立した状態で、切込み凹部17,1
7に係止されケース本体1より蓋体21が外れることは
ないので、蓋体21はケース本体1に対して起立した状
態で安定するため使用に際して彫刻刀の出し入れが自在
である。
【0011】しかして、本発明の彫刻刀ケースにおいて
は、ケース本体1より蓋体21の係合が外れ、しかも開
口9側が下方になるようケース本体1が傾斜して不用意
に開口9が開いても、両側突子24,24がケース本体
1に沿って設けた両長孔16,16内をスライドする間
は、蓋体21が各彫刻刀2,2…の柄部2aに邪魔され
回動することはなく、ケース本体1と平行に下がるの
で、抜け出る各彫刻刀2,2…は柄部2aの下端部が蓋
体21内に受け止められることになる。
【0012】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の彫刻刀ケー
スは、蓋体に設けた突子がケース本体に設けた長孔をス
ライドする間は、蓋体が彫刻刀に邪魔されて回動するこ
とはないので、ケース本体の開口側を下側にして斜けた
としても、各彫刻刀はすべて蓋体内に受け止められ無用
に床面上に落下して散乱し、回りの人を傷つけるといっ
た危険は全くなくなると共に使用する際にはケース本体
の開口側が高くなっているので各彫刻刀は取り出し易す
いという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】彫刻刀ケースの外観斜視図。
【図2】図1のAーA線断面図。
【図3】図1のBーB線断面図。
【図4】開蓋した蓋体を起立させた状態の斜視図。
【図5】蓋体を開蓋させる状態の斜視図。
【図6】蓋体を回動して起立した使用状態を示す斜視
図。
【図7】ケース本体を開口側を下側にして下傾した状態
を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 彫刻刀 2a 柄部 2b 刃部 3 柄収容部 6 刃収容部 9 開口 13,13 左右側壁 15,15 支持片 16,16 長孔 21 蓋体 23,23 突片 24,24 突子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端を閉塞し後端を開口する扁平状のケ
    ース本体と、該後端開口に開閉自在に被着される蓋体と
    よりなり、前記ケース本体内には複数の彫刻刀の柄部を
    横に並べ且つ後端部が一部前記開口から突出して収容さ
    れる柄収容部を形成すると共にケース本体の先端側に各
    彫刻刀の刃部が収容される刃収容部を連接して形成した
    彫刻刀ケースにおいて、 前記ケース本体の後端開口に左右両側壁からケース本体
    に沿って平行に突出する支持片を設け、前記左右両側壁
    と各支持片間に亘りそれぞれ長孔を開設し、一方前記蓋
    体の左右両側壁にそれぞれ突片を設け、該各突片の内側
    に前記各長孔に嵌入する突子を設け、該各突子を各長孔
    内でスライドさせると共にその後端位置で蓋体を回動さ
    せて前記各彫刻刀を自在に出し入れできるようにしたこ
    とを特徴とする彫刻刀ケース。
JP23644492A 1992-08-11 1992-08-11 彫刻刀ケース Pending JPH0654709A (ja)

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JP23644492A JPH0654709A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 彫刻刀ケース

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JP23644492A JPH0654709A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 彫刻刀ケース

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Family

ID=17000846

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JP23644492A Pending JPH0654709A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 彫刻刀ケース

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JP (1) JPH0654709A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723598U (ja) * 1994-08-19 1995-05-02 株式会社文溪堂 彫刻刀の収納ケース
JP2005334391A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Nanami:Kk 彫刻刀ケース
KR100989988B1 (ko) * 2010-03-03 2010-10-26 박정규 펜 꽂이 겸용 팬시 필기구 케이스
KR101430520B1 (ko) * 2012-11-02 2014-08-21 한상우 연필꽂이 겸용 필통

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