JP2005334391A - 彫刻刀ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 学童等が安心して楽しく使用することができる彫刻刀を提供する。
【解決手段】 ケース本体の一側に設けた彫刻刀の取り出し口の下端縁と、この取出し口に合致し、取り出し口から突出する彫刻刀の柄を被覆する蓋体の開口部の下端縁とを、蓋体がケース本体の下方へ開放し得るように軸着すると共に、この軸部に開放方向に付勢するばねを装着し、且つケース本体の取り出し口と蓋体の開口部との天板をラッチ機構により連結してなり、上記ラッチ機構を外すと、蓋体がケース本体の下側に自動的に回動する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、学童や一般人が使用する彫刻刀ケースに関するものである。
学童等が使用する彫刻刀ケースとしては、ケース本体の一側に設けた彫刻刀の取り出し口に蝶着した蓋体をケース本体の下側に折り返して使用するものが実開平1−161621号公報に開示されている。
この彫刻刀ケースは、ケース本体の一側が蓋体により持ち上げられた状態となり、ケース内の彫刻刀の出し入れが容易である。しかし蓋体を開放する場合、ケース本体と蓋体とを両手で持ち、蓋体をケース本体の下側に折り返して机上に置かなければならないので、取り扱いが不便であり、取り扱い中にケース本体内の彫刻刀を誤って落下させ、足等に怪我をする虞がある。
実開平1−161621号公報
本発明が解決しようとする課題は、学童や一般人に扱い易くて怪我をすることのない彫刻刀ケースを提供することである。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、ケース本体の一側に設けた彫刻刀の取り出し口の下端縁と、この取出し口に合致し、取り出し口から突出する彫刻刀の柄を被覆する蓋体の開口部の下端縁とを、蓋体がケース本体の下方へ開放し得るように軸着すると共に、この軸部に開放方向に付勢するばねを装着し、且つケース本体の取り出し口と蓋体の開口部との天板をラッチ機構により連結したことを特徴としている。
この発明に係る彫刻刀ケースを机上に置き、ケース本体と蓋体とを連結したラッチ機構を外すと、蓋体は軸部に設けたばねの弾発力により、軸部を中心に回動してケース本体の下側に回り込み、彫刻刀の取り出し口側を持ち上げてケース本体を傾斜させ、彫刻刀を取り出し口から斜め上向きに突出させる。また開口したケース本体と蓋体とを両手で持ち、ばねの弾発力に抗して回動させ、取り出し口に蓋体の開口部を合致させると、ケース本体と蓋体はラッチ機構により連結されて彫刻刀は被覆される。
請求項2の発明は、上記請求項1の発明における軸部に、ばねの弾発力を緩衝するオイルダンパーを装着したことを特徴としている。
この発明に係る彫刻刀ケースを机上に置いてラッチ機構を外すと、蓋体はオイルダンパーにより緩衝されたばねの弾発力により、軸部を中心に緩やかに回動して彫刻刀の取り出し口側を持ち上げ、彫刻刀を斜め上向きに突出させる。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の発明におけるラッチ機構を、可撓性を有するケース本体の天板の中央部より取り出し口の前方に突設した支持片と、蓋体の開口部に突設した係止部とにより形成し、上記支持部の凹部に係止部を着脱自在に係合させたことを特徴としている。
この発明に係る彫刻刀ケースは、ケース本体の可撓性を有する天板を押し下げると、天板から突出した支持部凹部から蓋体に設けた係止部が離脱してラッチ機構が外れ、蓋体は軸部に設けたばねの弾発力によりケース本体の下側に回動し、開口した取り出し口から彫刻刀を突出させる。また開口したケース本体と蓋体とを両手で持ち、ばねの弾発力に抗して回動させ、取り出し口に蓋体の開口部を合致させると蓋体の係止部が支持部の凹部に係合してラッチ機構が閉じ、ケース本体と蓋体は連結され、彫刻刀は被覆される。
本発明に係る請求項1〜3の彫刻刀ケースは、机上に置いてラッチ機構を外すと、軸部に設けたばねの弾発力により蓋体が開放方向に自動的に回動してケース本体の下側に入り込み、ケース本体を傾斜させて彫刻刀の取り出し口を上向きに開口させるから、彫刻刀の出し入れが容易である。しかも蓋体の開放動作が机上に置いた状態で自動的に行われるため、誤ってケース本体から彫刻刀を滑り落として足等に怪我をすることがない。また学童等に十分に興味を抱かせることができる。
請求項2の彫刻刀ケースは、軸部に設けたオイルダンパーにより、ばねの弾発力が緩衝され、蓋体の開放が滑らかに且つ静かになり、その動きの面白味と相俟って取り扱いが安全であるから、幼児や低学年の児童用としても適切である。
請求項3の彫刻刀ケースは、天板の可撓性を利用して支持部の凹部から係止部を離脱し、蓋体を開放するものであるから、リッチ機構が極めて簡単であり、低コストの彫刻刀を学童等に提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜6を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る彫刻刀ケースの平面図、図2は同上側面図、図3はラッチ機構を示す縦断面図、図4は蓋体の開放状態の縦断面図、図5は図4に示すA−A線の断面図、図6はオイルダンパーの縦断面図である。
符号1はケース本体であり、その一側には彫刻刀2の取り出し口3を設け、内部には複数本の彫刻刀2を分離して収納するための仕切り板4、及び支持板5を形成している。また符号6はケース本体1の取り出し口3に合致する開口部7を有する蓋体である。
上記ケース本体1における取り出し口3の下端縁と、蓋体6における開口部7の下端縁とを、蓋体6がケース本体1の下側へ開放し得るようにオイルダンパー8を用いて軸着している。
上記オイルダンパー8は、図6に示すように、外側に突軸9を設けた外筒10と、その内側に回動自在に嵌合し且つ外側に突軸11を設けた内筒12とにより筒軸13を形成し、この筒軸13内にコイルばね14を収容してその一端を外筒10に、他端を内筒12に固定すると共に筒軸13内にオイルを充填している。
このように構成されたオイルダンパー8をケース本体1における取り出し口3の下端縁の左右に固定し、オイルダンパー8間に、蓋体6における開口部7の下端縁に突設した連結軸15を嵌入し、この連結軸15の両端に設けた凹部16に前記内筒12の突軸11を嵌着し、ケース本体1に蓋体6を軸着している。
ケース本体1の取り出し口3と蓋体6の開口部7との近傍には、図3に示すようにラッチ機構Rを形成している。このラッチ機構Rは、ケース本体1の可撓性を有する天板17上に押圧部18を設け、天板17の下面中央部より取り出し口3の前方に支持片19を突設し、この支持片19に穿設した縦孔よりなる凹部20に、蓋体6における開口部7の下面に突設した係止部21を着脱自在に係合することにより、蓋体6の開放を阻止している。
上記のように構成した彫刻刀ケース内に彫刻刀2を収容し、図3に矢印Yで示すようにケース本体1の押圧部18を押して天板17を変形させ、支持片19を下降させると、支持片19の凹部20から蓋体6の係止部21が離脱する。ラッチ機構Rが外れると、蓋体6は軸部におけるコイルばね14の弾発力により、緩やかに回動して図4に示すようにケース本体1の下側に回り込んでケース本体1を傾斜させる。そのため彫刻刀2の柄は取り出し口3から斜め上方に突出する。この状態において、蓋体6をコイルばね14に抗して手動にて回動させ、係止部21を凹部20に係合すれば、蓋体6の開放が阻止され、図1及び図2の状態が維持される。
上記実施形態では、取出し口3の下端縁の左右にオイルダンパー8を固定し、開口部7の下端縁の中央部に連結軸15を設けたが、取り出し口3の下端縁の左右に連結軸15を固定し、開口部7の下端縁の中央部にオイルダンパー8を固定して軸部を形成することもある。また適切な弾発力のばねを枢軸に外装し、その一端をケース本体1側に、他端を蓋体6側に固定することにより、オイルダンパーを省略した軸部を形成することもある。
上記実施形態のリッチ機構Rは、ケース本体1側の支持片19の凹部20に蓋体6側の係止部21を係合することにより、取り出し口3の開口部7による密閉状態を維持するようにしたが、上記支持片19に係止部を突設し、この係止部を蓋体6側に設けた凹部に係合するように形成することもある。
本発明に係る彫刻刀ケースの実施の形態を示す平面図である。 同上実施の形態の側面図である。 同上実施の形態におけるラッチ機構を示す縦断面図である。 同上実施の形態における蓋体の開放状態の縦断面図である。 図4に示すA−A線の断面図である。 同上実施の形態におけるオイルダンパーの縦断面図である。
符号の説明
1 ケース本体
2 彫刻刀
3 取り出し口
4 仕切り版
5 支持板
6 蓋 体
7 開口部
8 オイルダンパー
9 突 軸
10 外 筒
11 突 軸
12 内 筒
13 筒 軸
14 コイルばね
15 連結軸
16 凹 部
R ラッチ機構
17 天 板
18 押圧部
19 支持片
20 凹 部
21 係止部
22 蓋体押さえ板

Claims (3)

  1. ケース本体の一側に設けた彫刻刀の取り出し口の下端縁と、この取出し口に合致し、取り出し口から突出する彫刻刀の柄を被覆する蓋体の開口部の下端縁とを、蓋体がケース本体の下方へ開放し得るように軸着すると共に、この軸部に開放方向に付勢するばねを装着し、且つケース本体の取り出し口と蓋体の開口部との天板をラッチ機構により連結したことを特徴とする彫刻刀ケース。
  2. 軸部に、ばねの弾発力を緩衝するオイルダンパーを装着したことを特徴とする請求項1記載の彫刻刀ケース。
  3. ラッチ機構を、可撓性を有するケース本体の天板の中央部より取り出し口の前方に突設した支持片と、蓋体の開口部に突設した係止部とにより形成し、上記支持部の凹部に係止部を着脱自在に係合させたことを特徴とする請求項1又は2記載の彫刻刀ケース。
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