JPH0349680Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0349680Y2
JPH0349680Y2 JP1987017614U JP1761487U JPH0349680Y2 JP H0349680 Y2 JPH0349680 Y2 JP H0349680Y2 JP 1987017614 U JP1987017614 U JP 1987017614U JP 1761487 U JP1761487 U JP 1761487U JP H0349680 Y2 JPH0349680 Y2 JP H0349680Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron
case body
belt
base
heat shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987017614U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63126000U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987017614U priority Critical patent/JPH0349680Y2/ja
Publication of JPS63126000U publication Critical patent/JPS63126000U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0349680Y2 publication Critical patent/JPH0349680Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Irons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、アイロン収納ケースに関する。
(従来の技術) 一般にアイロンは、使用後もかなりの時間高温
状態が続くので、使用後しばらくは放置されるこ
とが多い。そのため、幼児などが誤つてアイロン
に触れて、火傷をする危険がある。そこで、使用
後の高温状態のままアイロンを収納可能な耐熱構
造を有するアイロン収納ケースが使用されてい
る。そして、従来のこの種のアイロン収納ケース
は、例えば、実開昭56−69298号公報に記載され
ているように、アイロンを自立状態にしてベース
部に前側から保護カバーを嵌合してこの保護カバ
ーにてベース部を覆うようにした構造が知られて
いる。
また、実開昭61−96896号公報に記載されてい
るように、アイロンを収納するケース本体に、蓋
体を開閉自在に取付け、アイロンのベースが対向
する部分に遮熱板を取付けるとともに、持ち運び
用の把手を設けた構造が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述の実開昭56−69298号公報に記載されてい
る構造では、アイロンを自立状態にしなければ、
保護カバーを保持できず、保護カバーを装着した
状態でアイロンの把手部を持つて持ち運びできる
としても、保護カバーをアイロンに固定する手段
がなく、アイロンの自立状態以外では保護カバー
はアイロンから分離され、高温状態のベース部が
露出される危険性がある問題を有している。
また、実開昭61−96896号公報に記載されてい
る構造では、ケース本体に蓋体および把手を設け
ているため、部品点数が多く、高価なものになる
とともに、アイロン自体が比較的重いからアイロ
ン収納ケースはなるべく軽量化することが望まし
いにもかかわらず、全体が大型となり、重量が増
す問があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、
ベルトにてケース本体にアイロンを保持すること
ができ手軽に持ち運ぶことができ、しかも、ベル
トの取付けが容易にでき、小型軽量でかつ安価な
アイロン収納ケースを提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のアイロン収納ケースは、把手部を上部
に有するアイロンを水平状態に収納する上面を開
口したケース本体内に、アイロンのベースに対向
するほぼ全面を覆う遮熱板を設け、上記ケース本
体にアイロンを締着するベルトを設け、そして、
上記ベルトの基端部において、ベルトに形成され
た位置決め孔を上記ケース本体上に突設された位
置決め突部に係合するとともに、この位置決め突
部の両側部におけるベルトを上記遮熱板の下面に
突設された一対の固定突部でケース本体上に押圧
固定したものである。
(作用) 本考案のアイロン収納ケースでは、上面を開口
したケース本体内にアイロンを水平状態に収納す
るとともに、このアイロンをベルトによりケース
本体に締着し、アイロンの把手部を持つてアイロ
ンをケース本体に収納した状態で持ち運ぶ。そし
て、この収納状態においては、アイロンのベース
を覆う遮熱板により、ケース本体に対するベース
の熱が遮熱される。また、ベルトの基端部は、位
置決め孔をケース本体上の位置決め突部に係合す
るとともに、その両側部が遮熱板の下面に突設し
た固定突部で押圧固定され、強固に固定支持され
ている。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図および第2図において、1はアイロン
で、このアイロン1は、本体部2の下部にヒータ
を内蔵したベース3を有しているとともに、本体
部2の上部に把手部4を有しており、かつ、本体
部2の後上部から電源コード5が引出され、この
電源コード5の先端に電源プラグ6が接続されて
いる。
11は上記アイロン1が収納されるアイロン収
納ケースである。このアイロン収納ケース11は
第1図ないし第3図に示すように、ケース本体1
2を有し、このケース本体12は、例えば、ポリ
プロピレン樹脂またはABS樹脂などの熱可塑性
合成樹脂により、上面を開口した函形状で、か
つ、少なくともアイロン1の下部のベース3を覆
う形状および大きさに形成されており、アイロン
1が水平状態で収納される。また、このケース本
体12には底面の前後両側部に脚体13が膨出形
成されているとともに、底面に通気孔14が形成
され、さらに、このケース本体12の底面の前後
中央部に取付孔15が穿設されている。また、こ
のケース本体12の後部に隔壁16を介してケー
ス本体12と同幅の収納部17が連設され、この
収納部17は中間仕切壁18によつて電源コード
収納部19と付属部品収納部20とに区画されて
いる。この電源コード収納部19は付属部品収納
部20より大きく形成されている。
上記ケース本体12内の下部に遮熱板21が取
付けられており、この遮熱板21は、フエノール
樹脂などの耐熱性合成樹脂により、上面を開口し
た薄い函形状で、かつ、アイロン1のベース3に
対向する上記ケース本体12の全内周を覆う形状
および大きさに形成されている。また、この遮熱
板21には底面の中間両側部に脚部22が突設さ
れているとともに、底面の前後中央部に上記ケー
ス本体12の取付孔15に対向するボス部23が
設けられている。
また、前記遮熱板21には、上面の前端部およ
び後方両側部にアイロン1のベース3の下面に当
接される受体24,25が固定されている。この
受体24,25は弾性および耐熱性を有するシリ
コーンゴムなどにより形成されている。さらに、
この遮熱板21の後端両側部には、アイロン1の
ベース3の後端部が支持される支持片26が突設
されている。そして、この遮熱板21は上記ケー
ス本体12内に嵌着され、脚部22により遮熱板
21の下面とケース本体12の内底面との間に間
隙を保持した状態で、取付孔15からボス部23
に螺合したねじ27により固定されている。
31はベルトで、弾性および耐熱性を有するシ
リコーンゴムなどにより形成され、上記ケース本
体12にアイロン1を締着するものである。この
ベルト31はその基端部が上記ケース本体12の
上面の中間一側部に固定されて、ケース本体12
と遮熱板21との一側間から外方に導出され、か
つ、先端にロツク具32が取付けられ、このロツ
ク具32はケース本体12の他側部における外壁
部に設けられた係止体33に着脱自在に係止され
る。
つぎに、上記ベルト31の基端部の取付構造を
第3図ないし第5図により説明する。
上記ベルト31の基端部にはその幅方向にスリ
ツト状の位置決め孔35が形成されている。一
方、上記ケース本体12の底面一側部上には後端
を開口した倒L字形の支持枠36およびこの支持
枠36と一側壁との間に上記位置決め孔35に係
合される板状の位置決め突部37が突設されてい
る。また、上記遮熱板21の下面には上記位置決
め突部37の両側部に位置する部分に一対の固定
突部38が突設されているとともに、この固定突
部38の外側壁部の外面にベルトガイド凹部39
が形成されている。
そして、ベルト31の基端部の固定に当つて
は、ベルト31の内端を支持枠36の下部に挿入
するとともに、ベルト31の位置決め孔35を位
置決め突部37に挿入係合する。ついで、遮熱板
21をケース本体12内に嵌合してねじ27で固
定すると、遮熱板21の一対の固定突部38がベ
ルト31を位置決め突部37の両側部においてケ
ース本体12上に押圧固定する。これとともに、
ベルト31をベルトガイド凹部39を通して外方
に引出す。このようにして、ベルト31の基端部
はケース本体12に遮熱板21を取付けると同時
に固定され、しかも、ケース本体12の位置決め
突部37に差し込んだベルト31の位置決め孔3
5の両側部を遮熱板21の一対の固定突部38で
押圧固定しているので、取付強度が高く、ベルト
31が強く引張られるようなことがあつても、位
置決め孔35部分より切れるようなことはない。
つぎに、上記ベルト31の先端部のロツク具3
2と係止体33とを第6図ないし第8図について
説明する。
上記ベルト31の先端部にはほぼL字状の肉厚
部40が一体に設けられている。一方、上記ロツ
ク具32は弾性を有するポリアセタール樹脂等か
らなり、板状の枠体41の内部に下端を連結した
ロツク板42がやや外方に傾斜した状態で一体に
設けられ、このロツク板42の中間部に断面三角
形状のロツク爪43が突設されているとともに、
ロツク板42の上端部に押動部44が設けられて
いる。また、上記枠体41の上端内側部に角穴4
5を有する止め枠46が設けられている。そし
て、ロツク具32の角穴45に、ケース本体12
に固定する前のベルト31をその基端部から挿入
すると、先端部の肉厚部40が止め枠46に係合
され、ベルト31にロツク具32が容易に取付け
られる。
また、上記ケース本体12の他側壁の外面に設
けた係止体33は、上面に挿入口47を形成した
支枠48が設けられ、この支枠48の外面に上部
に係止片49を残して開口部50が形成されてい
る。
そうして、ロツク具32を係止体33の支枠4
8における挿入口47に差し込むと、ロツク板4
2のロツク爪43が弾性的にたわみつつ挿入さ
れ、開口部50においてロツク板42が外方に弾
力的に復帰し、ロツク爪43が係止片49の下端
に係合し、ロツクされる。また、ロツクを解除す
る場合は、押動部44を内方に押動し、ロツク爪
43を係止片49から外して、ロツク具32を上
方に抜き出せばよい。
上記のような構成において、使用後のアイロン
1をケース本体12内に収納し、アイロン1の把
手部4の下方の本体部2にベルト31を掛けて、
このベルト31の先端のロツク具32をケース本
体12の係止体33に係合する。このとき、アイ
ロン1は、弾性を有する受体24,25上に支持
され、若干沈み込ませることができるので、ベル
ト31のロツク具32を係止体33に楽に係合さ
せることができる。また、電源コード5をまとめ
て収納部17の電源コード収納部19内に収納す
るとともに、アイロン1の使用時に用いられるス
プレーなどの付属部品8を付属部品収納部20内
に収納する。この際、電源コード収納部19は付
属部品収納部20より大きく形成されているた
め、電源コード5が多少乱雑に束ねられた状態で
も容易に収納することができる。
そして、ベルト31によりアイロン1がケース
本体12に締着されるので、このケース本体12
の上面の開口より突出したアイロン1の把手部4
を持つて、このアイロン1をケース本体12に収
納したまま手軽に持ち運ぶことができる。しか
も、アイロン1のベース3の先端部が受体24上
に支持されているとともに、アイロン1のベース
3の後部が支持片26上に当接しているので、ア
イロン1のケース本体12への固定状態がより確
実なものになり、持ち運ぶとき、ケース本体12
に対してアイロン1の上側が持ち上がつたり、左
右にゆれたりすることがない。
もちろん、アイロン1のベース3は、遮熱板2
1およびケース本体12により覆われているの
で、熱しているベース3に触れて火傷するような
ことはない。しかも、アイロン1のベース3に直
接当接しているのは耐熱性を有するシリコーンゴ
ムなどからなる受体24,25であり、かつ、耐
熱性を有する遮熱板21がケース本体12のベー
ス3に対向する部分をすべて覆つているので、ケ
ース本体12もベース3の熱から保護され、熱変
形してしまうことはない。
上記構成によれば、アイロン1の必要な部分す
なわち熱くなる部分のみを覆うので、ケース本体
12を小さくできる。したがつて、アイロン1の
使用時、アイロン収納ケース11が邪魔になるこ
とがないとともに、軽量で持ち運びも容易であ
る。また、成形用の合成樹脂材料の量も、従来の
アイロン収納ケースの1/3〜1/2程度になる
ので、安価にできる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、遮熱板を内蔵し上面を開口し
たケース本体に把手部を有するアイロンを収納
し、このアイロンをベルトによりケース本体に締
着するので、アイロンの把手部を持つて、アイロ
ンをケース本体に収納した状態で手軽に持ち運ぶ
ことができ、この持ち運び時にはケース本体内の
遮熱板にてアイロンのベースのほぼ全周が覆わ
れ、安全性が高められ、さらに、この持ち運び
時、または転倒時などに、ケース本体はアイロン
から外れることもなく、安全性が高められる。さ
らに、ベルトの基端部においては、ケース本体の
位置決め突部に差し込んだベルトの位置決め孔の
両側部を遮熱板の一対の固定突部で押圧固定して
いるので、取付強度が高く、ベルトが強く引張ら
れるようなことがあつても、位置決め孔部分より
切れるようなことはなく、安全に使用することが
できる。また、ケース本体に蓋体および把手を設
けていないので、小型軽量化できるとともに、安
価にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアイロン収納ケースの一実施
例を示す断面図、第2図はその斜視図、第3図は
その分解斜視図、第4図はベルトの基端部の固定
部を示す断面図、第5図はその一部の斜視図、第
6図および第7図はベルトのロツク具および係止
体を示す斜視図、第8図はその断面図である。 1……アイロン、3……ベース、4……把手
部、11……アイロン収納ケース、12……ケー
ス本体、21……遮熱板、31……ベルト、35
……位置決め孔、37……位置決め突部、38…
…固定突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 把手部を上部に有するアイロンを水平状態に
    収納する上面を開口したケース本体と、 このケース本体内に設けられアイロンのベー
    スに対向するほぼ全面を覆う遮熱板と、 基端部が上記ケース本体に固定され上記ケー
    ス本体にアイロンを締着するベルトとを備え、 上記ベルトの基端部において、ベルトに形成
    された位置決め孔を上記ケース本体上に突設さ
    れた位置決め突部に係合するとともに、この位
    置決め突部の両側部におけるベルトを上記遮熱
    板の下面に突設された一対の固定突部でケース
    本体上に押圧固定した ことを特徴とするアイロン収納ケース。 (2) 遮熱板は、アイロンのベースに当接される弾
    性および耐熱性のある受体を有することを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のア
    イロン収納ケース。
JP1987017614U 1987-02-09 1987-02-09 Expired JPH0349680Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987017614U JPH0349680Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987017614U JPH0349680Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63126000U JPS63126000U (ja) 1988-08-17
JPH0349680Y2 true JPH0349680Y2 (ja) 1991-10-23

Family

ID=30810530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987017614U Expired JPH0349680Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0349680Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669298U (ja) * 1979-10-30 1981-06-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63126000U (ja) 1988-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5948003A (en) Pacifier clip and cover
GB2199886A (en) Removable clip for portable equipment
US6786332B1 (en) Protective holder for a remote control
US5634675A (en) Latch for battery compartment
US5396557A (en) Hygienic telephone pad and dispenser apparatus
JPH0349680Y2 (ja)
JPH0349679Y2 (ja)
US20180279802A1 (en) Diaper Changing Assistance Device
JPH0232579Y2 (ja)
JP4518483B2 (ja) キッチン台
KR200487815Y1 (ko) 선풍기 보관용 커버
JPS5835827Y2 (ja) 電気機器の扉装置
JPH0728362Y2 (ja) 引出し用簡易ロック装置
JPS6336991Y2 (ja)
KR102295890B1 (ko) 소형 전자제품 포터블 케이스
JPH0230595Y2 (ja)
KR830002377Y1 (ko) 비 누 갑
JP2000128204A (ja) 蓋付き注出キャップ
JPS583554Y2 (ja) 筆入れ
JP2507955Y2 (ja) ロッカ―用傘立て装置
JP2545881Y2 (ja) プラスチックケース
JPS587593Y2 (ja) 支持具
JP3102904U6 (ja) 乳首とおしゃぶりシールドとを備えたおしゃぶりを格納するための容器
JP3102904U (ja) 乳首とおしゃぶりシールドとを備えたおしゃぶりを格納するための容器
JP3040605U (ja) スーツケースなどの提げ手の取り付け構造