JPH0232579Y2 - - Google Patents

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JPH0232579Y2
JPH0232579Y2 JP14464984U JP14464984U JPH0232579Y2 JP H0232579 Y2 JPH0232579 Y2 JP H0232579Y2 JP 14464984 U JP14464984 U JP 14464984U JP 14464984 U JP14464984 U JP 14464984U JP H0232579 Y2 JPH0232579 Y2 JP H0232579Y2
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JP
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buffer container
handle
base
recess
pair
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JP14464984U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はパーソナルコンピユータなどの被包装
物品を携行するための物品携行装置に関する。本
装置は携行可能な外形及び重量を有する家庭用電
気器具を含むあらゆる種類の被包装物品に適用で
きるものである。
(ロ) 従来の技術 被包装物品を内装する緩衝容器を外装枠体に挿
入してなる物品携行装置は外装枠体に対する緩衝
容器の装着作業が簡単であること、また外装枠体
自体の組立が容易であることなどの利点を有する
反面、携行時に緩衝容器が外装枠体から脱落しな
いようにする手段を必要とすること、又携行を容
易にするための把手を付設することが難しいとい
う欠点がある。実公昭51−15716号公報には前者
の欠点を解消するため緩衝容器の切欠に外装枠体
の突片を嵌合する構成が示されているが、把手を
具備していないため携行性の不便さは解消されて
いない。把手を付設するには、例えば第4図に示
すように外装枠体の外側に2本のひもをかけ渡た
し、このひもの間に把手具を掛けるようにしてい
た。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は外装枠体に対する緩衝容器の装着の簡
便さを害なうことなく、携行時に緩衝容器の脱落
を防止しさらに把手を付けて携行に便なる物品携
行装置を提供しようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の携行物品装置は被包装物品を内装する
緩衝容器と、この緩衝容器を内挿する外装枠体
と、緩衝容器の凹部と外装枠体との間に基台が配
され外装枠体の貫通孔に対して出没自在なる把手
とを備え、この把手を持つて被包装物品を垂下し
たとき上記基台が緩衝容器の凹部に係合して該緩
衝容器の外装枠体からの脱落を阻止するように構
成されていることを特徴とするものである。
(ホ) 作用 外装枠体に対して緩衝容器を挿入する際その挿
入作業を容易にする為、外装枠体の開口部の大き
さは緩衝容器の断面積に比べて少し大きく構成さ
れている。これは携行時、緩衝容器が外装枠体か
ら簡単に抜け落ちてしまうという危険性をともな
う。本考案は緩衝容器の凹部内に把手の基台を収
容した状態で緩衝容器を外装枠体に挿入しうるよ
うにして挿入の操作性を害なわないようにすると
共に、挿入後は外装枠体の貫通孔から把手を突出
させこの把手を持つて緩衝容器を垂下して携行し
うるようにしている。又、この携行時、緩衝容器
の外装枠体からの脱落を防止するように把手の基
台が緩衝容器の凹部に係合するようにされてい
る。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案装置の1実施例の分解斜視図、
第2図は同装置の中央横断面図、第3図は把手を
ひき出した状態の要部拡大断面図である。各図に
おいて、1は緩衝容器、2は外装枠体、3は把手
である。
緩衝容器1は発泡スチロールなどの緩衝材にて
成型され、パソコンなどの家庭用電気器具を含む
被包装物品(図示省略)を内装する物品収容部4
を一対の容器構成部品5,6を衝き合わせて形成
するようにしている。本実施例では2分割可能な
容器構成部品5,6を両者の対向する衝合面を衝
き合わせることにより概略直方体形状に構成する
ようにしている。緩衝容器1は衝合面1aを有す
る1つの外側面(天面)1b上に該衝合面の一部
をとり囲むように凹部7を形成している。即ち、
この凹部7は容器構成部品5,6にそれぞれ備え
る段部7a,7bを衝き合わせて形成され、また
この凹部内に把手3の脚部を逃がす脚逃がし部7
c,7dを備えるようにしている。
外装枠体2は段ボールで枠形に成形されてお
り、開口部2aの広さは緩衝容器1の横断面より
少し大きく形成され、緩衝容器1を外装枠体2に
対して容易に着脱しうるように構成されている。
又、この外装枠体2の長さ2bは緩衝容器1の長
さに略一致するように構成され、緩衝容器1を収
容保護するようにしている。更に、この外装枠体
2には緩衝容器1の凹部7に対向する部分に把手
3の出没を許容する貫通孔2cを備えている。
把手3は基台8と、これに係合する把手部9と
を備えている。基台8は段ボールで、凹部7に嵌
められる大きさに形成されており、外装枠体2に
対する緩衝容器1の挿入方向に沿つて2条の山折
れ線8a,8bを有し、またこの山折れ線にて挟
まれる領域内に一対の脚取付孔8c,8dを備え
ている。把手部9は把手本体部9aと、一対の脚
取付孔7c,7dに対して着脱自在に取付けられ
る一対の脚部9b,9cと、把手本体部9aと各
脚部9b,9cとを連結する弾性変形可能な一対
の連結部9d,9eとを備えている。この把手部
9は基台8に対して、基台8の脚取付孔8c,8
dに脚部9b,9cをそれぞれ連結部9d,9e
の弾性変形を利用して挿入することにより取付け
られる。このように基台8に把手部9を一体化し
てなる把手3を、基台8が凹部7に嵌まりまた基
台8下の脚部9b,9cが脚逃がし部7c,7d
に嵌まるように緩衝容器1にセツトする。次い
で、この把手3をセツトしてなる緩衝容器1を外
装枠体2に矢印10方向から挿入していき第2図
の挿入完了状態にセツトする。この挿入動作の中
間では把手3は外装枠体2の側面2dの内面にて
下方に押し付けられ凹部7内に没した状態にさ
れ、挿入動作に対して小さい抵抗力を与える。し
かし、これは把手3の接触面積が小さくまた圧縮
力も小さいため挿入操作の障害にならない。緩衝
容器1の外装枠体2に対する挿入完了状態では把
手部9の把手本体部9aが貫通孔2cに臨むため
把手部9は少しく弾性復帰され貫通孔3c内に第
2図の如く突出する。把手本体部9aを持つてこ
れを上方に持ち上げると、第3図に誇張して示す
如く、基台8及び該基台に当接する外装枠体2が
何れも少し上方に持ち上げられ、その結果、基台
8が緩衝容器1の凹部7から外れ該緩衝容器1の
矢印11方向への移動を許容してしまうおそれが
ある。しかし、本実施例では外装枠体2の内面と
緩衝容器1の上面との間の距離12が基台8の厚
さ13以上に開いても、2条の山折れ線8a,8
bで実質的な厚さ14を大きくしてこの基台8が
凹部7の内壁に衝突するようにしているので凹部
7から抜け出ることができず緩衝容器1の矢印1
1方向への移動を禁止する。
把手部9の把持を解放すると、把手部9は弾性
復帰されて大略第2図に示す状態に戻る。そのた
め、外装枠体2から緩衝容器1を引き出すよう
に、矢印10方向あるいはその逆方向に該緩衝容
器を押し出すようにすれば、把手部9が少しく凹
部7内側に向けて没し、外装枠体2の外側面2d
の内側にひき込まれ、上述の挿入時とは逆に緩衝
容器1は把手3と共に外装枠体2から分離され
る。
(ト) 考案の効果 本考案は被包装物品を保護する緩衝容器を外装
枠体の開口部から挿入することにより構成され、
緩衝容器の凹部に配備せる把手を外装枠体の貫通
孔から突出させ、この把手を持つて物品を垂下さ
せうるように構成されており、携行時外装枠体か
らの緩衝容器の脱落を把手基台と緩衝容器の凹部
との衝合により阻止するようにしているので、外
装枠体に対する緩衝容器の着脱の容易性を害なう
ことなく、緩衝容器の外装枠体からの脱落を効果
的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の1実施例の分解斜視図、
第2図は同装置の中央横断面図、第3図は把手を
ひき出した状態の要部拡大断面図、第4図は従来
装置の構成斜視図である。 1……緩衝容器、2……外装枠体、3……把
手、7……凹部、8……基台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 緩衝材にて成型され被包装物品を内装する一
    対の容器構成部品を衝き合わせてなり、衝合面
    を有する1つの外側面上に形成されている凹部
    を有する緩衝容器と、該緩衝容器を外装し該緩
    衝容器の前記凹部が対面する側面内に貫通孔を
    有する外装枠体と、前記緩衝容器の前記凹部に
    収容されかつ前記外装枠体の前記側面に対面す
    る基台を有し前記外装枠体の前記貫通孔に対し
    て出没自在に構成されている把手と、を備えて
    なる物品携行装置。 (2) 前記把手はその把手部が前記基台とは別体に
    構成されており、把手本体部と、前記基台に備
    える一対の脚取付孔に着脱される一対の脚部
    と、前記把手本体部と前記各脚部とを連結する
    弾性変形可能な一対の連結部とを備えてなる実
    用新案登録請求の範囲第(1)項記載の物品携行装
    置。 (3) 前記基台は前記把手部の外側に、前記外装枠
    体に対する前記緩衝容器の挿入方向に沿つて延
    在する2条の山折れ線を具備してなるものであ
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項記
    載の物品携行装置。 (4) 前記緩衝容器は前記凹部内に前記把手の前記
    脚部を逃がす脚逃がし部を具備してなるもので
    ある実用新案登録請求の範囲第(2)項記載の物品
    携行装置。
JP14464984U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPH0232579Y2 (ja)

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JPS6159564U JPS6159564U (ja) 1986-04-22
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CN103359350A (zh) * 2013-07-17 2013-10-23 苏州佳世达电通有限公司 一种提把组件及具有该提把组件的包装箱

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JP5917234B2 (ja) * 2012-03-30 2016-05-11 積水化成品工業株式会社 包装装置
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