JPS6271586A - パイプのクリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はパイプのクリーニング装置に関するもので、
特に内径が１００　ｍｍ〜ｓ　ｏ　ｏ　ｍｍ程度のやや
大径のパイプのクリーニングに適するものである。

従来の技術 従来例えば米国特許第３．１３９．７０４号明細書ある
いは特開昭５０−１５５２号公報に示されるようにパイ
プ内をクリーニングするため圧縮空気により旋回運動す
る空気流あるいは旋回運動しない空気流を形成して砂等
の研磨材をパイプ内へ通過させる装置が用いられている
。このような装置ではパイプの内径が大きくなるにした
がって多量の圧縮空気と研磨材を要し費用も高価になる
ものである。したがって、この発明の発明者は特願昭５
９−０７４９４０号に示されるかき取装置と研磨装置を
有するパイプのクリーニング装置を提案した。この研磨
装置はかき取装置に連結してパイプ内を移動しながら砂
等の研磨材を圧縮空気により噴出して研磨するようにな
っている。しかしながら、このような研磨装置では研磨
状態を見ながら必要に応じ往復して完全かつ迅速に研磨
することが困難であり、研磨に用いた研磨材や除去され
たパイプ内面の付着物等よりなる粉塵を排出するにはか
き取装置と連結していると都合が悪いものである。

発明が解決しようとする問題点 この発明はパイプ内面を圧縮空気により研磨材を噴出し
てクリーニングしたクリーニング状態を絶えず良好に観
察して必要に応じ逆方向に移動させ繰返し研磨して迅速
かつ完全にクリーニングできるようにし、かつ使用した
研磨材や除去されたパイプ内面の付着物等よシなる粉塵
を効率よく排出することができ、さらに全体としてコン
パクトに構成したパイプのクリーニング装置を提供する
ものである。

問題点を解決するための手段 この発明はパイプのクリーニング装置であって、研磨材
供給用ホースを介して圧縮空気により研磨材を供給して
パイプ内面に向かって噴出させる噴出管を有する研磨装
置と、この研磨装置の噴出管を回転させる電動機と、前
記パイプ内面を研磨装置が研磨した状態を光源により光
を照射して映像信号を外部に連絡するテレビカメラ装置
と、前記研磨に用いた研磨材及び除去されたパイプ内面
の料理物等よりなる粉塵を排出する排出手段とを有する
ものにおいて、前記研磨装置は研磨材供給用ホースが前
方から連結させてあり、前記電動機は研磨装置に続いて
配置し前記噴出管を両端間で軸線位置の変位可能な軸を
介して回転させるようになっており、前記テレビカメラ
装置は前記電動機の後方に尋倫棲傘傘半連結部材を介し
て配置させてあって前記パイプ内の状態を電動機の側に
向かって観察して映像信号を送るテレビカメラを有して
おり、前記排出手段は前記テレビカメラ装置の後方に尋
晴→→４４連結部材を介して配置してテレビカメラ装置
の方向に空気を噴出する噴出部材及びこの噴出部材から
後方に延びて圧縮空気源に接続した排出空気送入用ホー
スで構成してあり、前記パイプのクリーニング装置は研
磨材供給用ホース及び排出空気送入用ホースをそれぞれ
引張ることにより前進及び後退ができるようになってい
ることを特徴とするパイプのクリーニング装置を提供す
るものである。

実施例 以下図面を参照しながらこの発明の一実施例について説
明する。

第１図乃至第６図に示すこの発明の・一実施例において
、９０はクリーニングすることになるパイプで、内面に
錆その他の付着物９１が付着している。パイプ９０の両
端は穴９２．９３によって両側の部分と分離されている
。このパイプは最初に後述するかき取装置で大きい錆こ
ぶ等を除去しておくことが望ましいものであるが、かき
取装置を使用しない場合もある。

ｌＯはクリーニング装置の前端部に配置した研磨装置で
、本体１２を有している。１３はこの本体１２に回転可
能に支持され後方から突出し半径方向に延びて先端を噴
出口１５とした噴出管で、内面は耐摩耗性のゴム部材１
４で覆っである。このようなゴム部材が鋼等に比較して
摩耗しないものである。１６は後端部を本体１２内で噴
出管１３０回転ができるように連結して前方へ長く延び
た圧縮空気により砂等の研磨材を供給する研磨材供給用
ホースである。１７は本体１２に複数個設けた案内部材
で、それぞれ常時２個のつる巻バネ１８により移動可能
に外方へ突出するようになっておシ、中央部に車輪２０
が回転可能に装着しである。したがって、案内部材１７
が外方へ延びて研磨装置１０をほぼ中央に維持できて大
きく傾斜しないようになっている。

２３はフレキシブルシャフト２５を介して前記研磨装置
１０の噴出管１３を毎分１００乃至１５０回転させる可
変速回転の電動機で、ケーシング２６には研磨装置１０
と同様に図示してないつる巻バネによって外方へ突出さ
せるようにした案内部材１７及び車輪２０が設けである
。この電動機はパイプ９０の内面付着物９１の状態によ
り噴出管１３を回転させる回転速度を調節するようにな
っておシ、堅い付着物の場合はゆつくシ回転させかつ小
さい付着物の場合には速く回転させることができる。こ
の電動機２３の制御は外部から無線信号により行うもの
である。７レキシプルシヤフト２５の代りにユニバーサ
ルジヨイントで連結した軸を用いる等両端の軸線位置が
変位できる軸を用いることができる。

３１は電動機２３の後方に複数個の可撓性のある連結部
材となるチェーン３４を介して配置する案内フレームで
、図示のように４個の半円形に外方に突出した細い弾性
金＠陣よシなる湾曲部３２が設けである。３３はこの案
内フレーム３１にワイヤロープ３５を介して引張られて
パイプ９０内の中央に導かれるように連結したテレビカ
メラ装置で、前方を照射する２個の電灯３６及び前方中
央に向かって見たパイプ９０内の研磨した状態の映像信
号を外部へ送るテレビカメラ３７が設けである。このテ
レビカメラ装置３３のケーシング３８にも研磨装置１０
と同様な図示してないつる巻バネにより外方へ突出する
ようにした案内部材Ｉ７及び車＃ｉ２０が設けである。

４０は前記テレビカメラ装置３３の後方に可撓性のある
連結部材となるワイヤロープ４１を介して連結した空気
の噴出部材となる空気噴出管で、後部に連結した排出空
気送入用ホース４２を介して圧縮空気を供給して複数（
２）の噴出口４３から噴出してパイプ９０内のクリーニ
ングに使用した研磨材や除去した付着物等よりなる粉塵
を前方へ送出するようになっている。

特に第６図を参照するとパイプ９０の外部に設置する装
置が示しである。５０は車体５１に支持される研磨材供
給装置で、コンプレッサーにより空気を圧縮しこの圧縮
空気で砂等の研磨材をホース５２よシ送出するようにな
っている。５３は小本５４に支持されるホース巻回装置
で、ホース５２から供給される研磨材を前記研磨装置Ｉ
Ｏに連結したホース１６の巻回された部分へ供給するよ
うになっている。このホース１６はパイプ９０の左端部
に連結した連結管５５を貫通している。

ホース１６を巻取るとこれに連結した研磨装置１０から
ホース４２までを前進させることができかつホース４２
を引張るとホース１６が巻戻されて研磨装置１０等が後
退できるようになっている。

５６は車体５１に設けたウィンチ５７に巻回されるワイ
ヤロープである。６０は車体６１に載置したダストコレ
クターで、連結管５５の上端部にホース６２により連結
してあって、パイプ９０内の研磨に用いた研磨材や除去
した付着物等よシなる粉塵分真空吸引して除去し空気の
みを排出するようになっている。６３は車体６４に載置
して各部分に給電する発電装置である。６５は車体６６
上に設置たコンプレッサーである。６７は車体６６上に
設けてあって前記ホース４２を巻回したホース巻回装置
で、コンプレッサー６５から供給される圧縮空気をホー
ス４２へ送入するようになっている。６８はホース４２
を通過させるようにパイプ９０の後端部に連結した連結
管である。

第７図乃至第９図は前述したクリーニング装置を使用す
る前に必要に応じ行う工程を示すものである。第７図は
図示してないウィンチから巻戻したワイヤ７０の先端に
空気を充満した袋体７１を結んでパイプ９０内へ入れて
一端から例えば空気噴出管４０等を用いて送風し袋体７
１を前進させてワイヤ７０を他端に達しさせる状態が示
しである。との場合連結管５５はパイプ９０の端部から
取外した状態になっており、ここで連結管５５を通って
きた前記ワイヤロープ５６とワイヤ７０を結んで第８図
に示すように逆方向へ引張って、ワイヤロープ５６の端
部を取出すことになる。次に連結管５５をパイプ９０に
連結した状態で第９図に示すようにワイヤロープ５６の
端部に前記案内フレーム３１を介してかき取装置７２を
連結しかつこのかき取装置には前記ホース４２に連結し
た空気噴出管４０を連結して図示の方向に移動させる。

この場合ホース４２から圧縮空気を供給しかつダストコ
レクター６０により吸引して除去された付着物９１をパ
イプ９０内から排出するようになっている。かき取装置
７２は弾性金属板よりなり前方に突出し後方にくぼんで
複数個に分岐した周縁部が全体としてパイプ９０の内面
にほぼ環状に接触して大きい付着物９１をかき取るよう
になっている。次に図示してないが、ホース１６に案内
フレーム３１を介してホース４２に結合した空気噴出管
４０を連結してホース４２を巻回して右へ引張り右端で
第１図に示すように研磨装置１０等を連結する。

第１図に示すこの発明によるクリーニング装置を使用す
るにはホース１６を巻回しながらこのホースを通って研
磨材を圧縮空気によって研磨装置１０へ供給して噴出管
１３よシバイブ９０の内面に向かって噴射させ、かつ外
部から無線により噴射管１３が適当な回転速度になるよ
うに電動機２３を態動させ、さらにホース４２を徐々に
巻戻しながらこのホースから圧縮空気を送入して空気噴
出管４０の噴出口４３から噴出させ、ダストコレクター
６０によりホース６２を介してパイプ９０内の空気や発
生する粉塵を吸引する。この研磨状態はテレビカメラ３
７からの信号を電線４５により外部へ伝達し図示してな
いブラウン管に表示され、研磨状態が不十分な部分があ
る場合にはホース１６．４２を逆方向に移動させて繰返
し研磨して迅速に作業することができる。テレビカメラ
３７からの信号は録画されて工事の依頼者に報告するた
めにも使用できるものである。

発明の効果 この発明は前述したように構成しであるから、テレビカ
メラ装置３３によりパイプ９０の内面のクリーニング状
態を良好に知ることができて研磨材を供給するホース１
６を引張ってクリーニング装置を前進させるとともに圧
縮空気を供給するホース４２を引張って簡単に後退させ
ることができてパイプ９０の内面（７１７，ｆｆｌ速か
？完全なりリーニングができ、クリーニング装置と一体
になって移動する空気噴出管４０から噴出する圧縮空気
により発生する粉塵を効率よく排出でき、かつ全体とし
てコンパクトに構成できるという効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す側面図、第２図は拡
大した寸度で示す研磨装置の正面図、第３図は第２図に
おける３−３断面図、第４図は案内フレームを示す斜視
図、第５図はテレビカメラ装置を拡大した寸度で示す正
面図、第６図はクリーニングするパイプの外部に設置す
る装置を一部切欠いて示す側面図である。第７図はワイ
ヤ通し作業を示す側面図、第８図はワイヤロープを引出
す作業を示す側面図、第９図はかき取作業を示す側面図
である。 １０は研磨装置、１３は噴出管、１６は研磨材供給用ホ
ース、２３は電動機、２５はフレキシブルシャフト、３
１は案内フレーム、３３はテレビカメラ装置、３４はチ
ェーン、３５はワイヤロープ、３６は電灯、３７はテレ
ビカメラ、４０は空気Ｉ質出管、４２は排出空気送入用
ホース、９０はパイプ、９１は付着物。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 パイプのクリーニング装置であつて、研磨材供給用ホー
   スを介して圧縮空気により研磨材を供給してパイプ内面
   に向かつて噴出させる噴出管を有する研磨装置と、この
   研磨装置の噴出管を回転させる電動機と、前記パイプ内
   面を研磨装置が研磨した状態を光源により光を照射して
   映像信号を外部に連絡するテレビカメラ装置と、前記研
   磨に用いた研磨材及び除去されたパイプ内面の付着物等
   よりなる粉塵を排出する排出手段とを有するものにおい
   て、前記研磨装置は研磨材供給用ホースが前方から連結
   させてあり、前記電動機は研磨装置に続いて配置し前記
   噴出管を両端間で軸線位置の変位可能な軸を介して回転
   させるようになつており、前記テレビカメラ装置は前記
   電動機の後方に連結部材を介して配置させてあつて 前記パイプ内の状態を電動機の側に向かつて観察して映
   像信号を送るテレビカメラを有しており、前記排出手段
   は前記テレビカメラ装置の後方に連結部材を介して配置
   してテレビカメ ラ装置の方向に空気を噴出する噴出部材及びこの噴出部
   材から後方に延びて圧縮空気源に接続した排出空気送入
   用ホースで構成してあり、前記パイプのクリーニング装
   置は研磨材供給用ホース及び排出空気送入用ホースをそ
   れぞれ引張ることにより前進及び後退ができるようにな
   つていることを特徴とするパイプのクリーニング装置。