JPS6271376A - 情報読出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ、複写機、イメージスキャナー等
に用いて好適な情報読出装置に係り、特に、情報が記録
されている情報記録面上の任意領域の情報だけを部分的
に読出すようにした情報読出装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は、この種情報読出装置として、特開昭５９−６
６６５号公報に開示された従来技術による画像読み取り
装置における情報読み取りの一例を示す。

而して、かかる画＠読み取り装置は、情報記録面上の部
分読み取りを可能とするものである。然るに、図中、１
は情報の一例として、例えば各種命令が記録されている
情報記録面を示す。該情報記録面１に記録されている情
報（ま、情報読出装置（図示せず）により読出される。

図中、矢示Ａは、上記情報読出装置の主走査方向であり
、又、矢示Ｂは副走査方向を示し、これら主走査方向Ａ
、副走査方向Ｂは直交している。ここで、上記情報読出
手段は、オペレータ或いはコンピュータ等からの指示に
基づき、副走査方向日へ向け、例えば命令２．３は飛び
越し、命令４は読出すことができるよう情報の部分読出
しが可能となっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来の画像読み取り装置は、以上のよう
に副走査方向已についてのめ情報を読出すべき領域の指
定が可能であり、主走査方向Ａについては、指定が不可
能であり、従って、記録媒体として例えば、原稿中の任
意の矩形領域のみ読み取る場合でも、主走査方向Ａに関
しては、無駄なデータが転送されることを許容しなけれ
ばならないという問題点かあった。

従って、本発明は上記実情に鑑ミてなされたもので、そ
の目的は、情報を読出すべき情報記録面上の領域を副走
査方向だけでなく、主走査方向に対しても指定でき、も
って、情報の効率良い読出しを可能とする情報読出装置
を提供するにある。

し問題点を解決するための手段〕 本発明は、二走査方向（主走査方向及び副走査方向）に
対し、区間をそれぞれ指定することによりこれら区間か
らなる矩形法の領域を情報記録面上に特定する領域入力
手段と、上記領域に該当する情報記録面の情報だけを読
出すよう読出手段を制御する制御手段とを設けたもので
ある。

〔作用〕

制御手段は、領域入力手段により特定された領域に該当
する情報記録面の情報だけを読出すよう読出手段を制御
する。

〔実施例〕

以下に、本考案の実施例を第１図乃至第４図に基づき説
明する。なお、以下の説明では、記録媒体として原稿を
用い、当該原稿に記載された文字等の画像を光学的に読
出すようにした情報読出装置に本発明を通用した場合に
ついて説明する。従来技術と同一要素については同一符
号を付す。

而して、１１は、記録媒体としての原稿に記載されてい
る画信号を光学系（図示せず）を介して光学的に読出す
両信号処理部で、咳両信号処理部１１は上記原稿から読
出したアナログ信号をディジタル信号に変換するように
なっている。−該画信号処理部１１は情報の読出手段と
して機能する。

上記画信号処理部１１からのディジタル信号は指令手段
１２に送出される。該指令手段１２は、上記画信号処理
部１１から送出される主走査方向（第２図中、矢示Ａで
示す）のシリアルデータをパラレルデータに変換するデ
ータ変換部】３と、上記シリアルデータを読出す光学系
又は原稿を副走査方向（第２図中、矢示Ｂで示す）へ移
動させる副走査方向管理部１４とから構成されている。

該副走査方向管理部１４は、パルスモータ駆動部１５を
制御することにより、上記光学系、又は原稿を副走査方
向Ｂへ移動するようになっている。

上記副走査方向管理部１４はオペレーションパネル１６
からの制御信号Ｓに基づき上記パルスモータ駆動部１５
を制御するようになっている。該オペレーションパネル
１６は、情報記録面１上において、情報の読出しを希望
する任意の領域をオペレータが指定する手段であり、こ
の場合、第２図に示す矩形状の領域Ｒを希望するには、
オペレータは上記オペレーションパネル１６に主走査方
向Ａへ区間（Ｘｌ、Ｘ２）を入力し、副走査方向Ｂへは
区間（Ｙｌ、Ｙ２）を入力する。該オペレーションパネ
ル１６は情報記録面１上に、情報の読出しを希望する領
域Ｒを特定する領域入力手段として機能する。これによ
り、上記光学系又は原稿の移動範囲は、情報の読出しに
際し、副走査方向Ｂへは区間（Ｙｌ、Ｙ２）に限定され
る。

１７は主走査方向データ管理部で、該主走査方向データ
管理部１７は主走査方向Ａに対し所定区間、即ち上記区
間（Ｘｌ、Ｘ２）の情報だけを読出すようになっている
。該主走査方向データ管理部１７の構成は第３図に示す
。

第３図において、１８は指令手段１２より送出される基
準データクロツタにより、主走査方向Ａの情報の個数を
カウントするカウンタ、１９゜２０は、オペレーション
パネル１６より指示された（Ｘｉ、Ｘ２）の座標値を格
納するレジスタ、２１は上記カウンタ１８とレジスタ１
９．２０の値とを比較するコンパレータ、２２はコンパ
レータ２１の基準値としてレジスタ１９又はレジスタ２
０のどちらを使用するかを決定するフリップフロップ、
２３は、上記フリップフロップ２２の出力により上記指
令手段１２より送られてくる情報を後段へ送出するかど
うかを制御するゲート回路である。第４図は、上記′８
３図における主走査方向データ管理部１７の動作タイミ
ングを示すものである。

上記指令手段１２の副走査方向管理部１４と、上記主走
査方向データ管理部１７により、情報記録面１の所望領
域の情報だけを読出す制御手段Ｐが構成される。

又、第１図中、２４は主走査方向データ管理部１７より
送られてくる情報をホスｌ計算機へ送る為の制御を実行
するインタフェース部である。

本発明に係る情報読出装置は、このように構成されるが
、次にその作用を説明する。

先ず、情報の読出しを希望する領域Ｒを指定すべく、オ
ペレータがオペレーションパネル１６に（Ｘｉ、Ｘ２．
Ｙｌ、Ｙ２）を入、力する。

すると、主走査方向の（Ｘｌ、Ｘ２）に関しては、主走
査方向データ管理部１７中のレジスフ１９と２０に記憶
される。

然る後、指令手段１２は、副走査方向Ｂの開始値Ｙ１に
なるまでパルスモータ駆動部１５に制御信号を送出する
。上記開始値Ｙ１から、主走査方向Ａに関する画像デー
タの取り込みが開始され、指令部１２を通して、主走査
方向データ管理部１７に送られ、ここで、区間（Ｘｉ、
Ｘ２）のみ情報がインタフェース部２４に送られるよう
に制御される。この制御が副走査方向Ｂの値がＹ２にな
るまで続けられる。

このようにして、第１図に示される原稿中の矩形領域（
ＸＩ、Ｙｌ）、（Ｘ２、Ｙ２）のみを取り出しホスト計
算機に送出されることになる。

なお、上記実施例では、主走査方向への情報制御をホス
ト計算機へのデータ転送前におこなったが、両信号処理
部１１より出力されるシリアルデータに関して実施して
もよい。

さらに、原稿を全て読み取り、−但イメージメモリ上に
展開した後に、任意の部分を切り出すこととしても同様
の効果を得られる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係る情報読出装置は、二走
査方向（主走査方向及び副走査方向）に対し、区間をそ
れぞれ指定することによりこれら区間からなる矩形状の
領域を情報記録面上に特定する領域入力手段と、上記領
域に該当する情報記録面の情報だけを読出すよう読出手
段を制御する制御手段とを設けたので、情報を読出すべ
き領域として副走査方向だけでなく、主走査方向にも特
定することができ、従って、無駄な情報は読出すことが
なく、情報を効率良く読出すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明に係り、第１図は回路構成図
、第２図は情報を読出すべき領域を示すための情報記録
面の平面図、第３図は第１図に示す主走査方向データ管
理部の回路構成図、第４図は信号のタイミングチャート
、第５図は従来技術による情報読出し例を示すための情
報記録面の平面図である。 １・・・・・・情報記録面、１１・・・・・・両信号処
理部（読出手段）、１６・・・・・・オペレーションパ
ネル（領域入力手段）、１５・・・・・・パルスモータ
駆動部、１７・・・・・・主走査方向データ管理部、第
４図 ゲ：−）１１１１１０１ルロ 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　情報が記録される情報記録面を有する記録媒体と、上
   記記録面上を、直交する二走査方向へ走査して上記情報
   を読出す読出手段とを備えた情報読出装置において、 上記二走査方向に対し、区間をそれぞれ指定することに
   よりこれら区間からなる矩形状の領域を上記情報記録面
   上に特定する領域入力手段と、上記領域に該当する情報
   記録面の情報だけを読出すよう上記読出手段を制御する
   制御手段とを設けたことを特徴とする情報読出装置。