JPH02268065A - 画像読取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、所望領域の原稿画像を高速で読取る装置に関
する。

（従来の技術） 従来より、所望領域の原稿画像を読取るには、まず、原
稿画像全体をイメージスキャナで読取り読取りデータを
一旦画像メモリに取り込む。次いで、画像メモリ上で所
望領域を指定して、指定された領域のみの画像データを
外部記憶装置に保存するようにしている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来例によれば、大きなサイズの原
稿画像を読取る場合にあっても、画像全体を画像メモリ
に一旦取込んでから、実際に必要とする所望の領域を外
部記憶装置に保存しているため、画像メモリの容量が膨
大なものとなっていた。

また、特に画像を高密度で読取る場合には、さらに膨大
な画像メモリを必要とするばかりか、画保全体を高密度
で読込むので、不要な部分まで読込んでしまい、画像読
取り高速化が困難であった。

本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり
、その目的はこの種の画像読取りに際し、高速で、かつ
画像メモリの容量低減を図ることにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明の画像読取り装置は
、原稿画像を読取る画像読取り手段と、前記読取り手段
に対して原稿画像を低密度モードで読取るか高密度モー
ドで読取るかを指示する読取りモード指示手段と、 前記画像読取り手段で読取られた原稿画像を表示する表
示手段と、 表示手段上に表示された画像に対して読取り領域を指示
する領域指示手段と、 前記低密度モードが指示された場合には、読取られた原
稿面画像全体を前記表示手段に表示させ、この表示され
た原稿面画像全体に対する読取り領域が指示され、かつ
高密度モードが指示された場合には、原稿画像の読取り
領域を高密度で読取って外部記憶装置に転送する制御手
段と、を具備することを特徴とする。

（作用） 本発明では、先ず原稿画像全体が低密度で読取られて表
示手段上に表示される。

次いで、表示された全体画像から所望の領域が指示され
、かつ高密度の読込みが指示されるとその指示領域が高
密度で読取られて外部記憶装置に保存される。

（実施例） 第１図は本発明が適用された一実施例の構成図である。

同図に示されるように、本実施例装置は、イメージスキ
ャナ１と、低密度イメージ入力制御部２と、高密度イメ
ージ入力制御部３と、低密度イメージ入力指示部４と、
高密度イメージ入力指示部５と、画像メモリ６と、ＣＲ
Ｔデイスプレィ７と、外部記憶装置８とを備えて構成さ
れている。

イメージスキャナ１は、原稿面を低密度（低解像度）ま
たは高密度（高解像度）で走査して原稿面画像を読取る
ものである。

低密度イメージ入力制御部２は、イメージスキャナ１に
対して低密度の読取り制御をするとともに、読取られた
原稿面画像全体を画像メモリ６に書込み制御する。

高密度イメージ入力制御部３は、イメージスキャナ１に
対して高密度の読取り制御をするとともに、読取られた
原稿面画像を画像メモリ６に書込み制御する。

低密度イメード入力指示部４は、オペレータにより外部
人力を受けて低密度イメージ人力制御部２に対して低密
度読取り指令を出力する。

高密度イメージ人力指示部５は、ＣＲＴデイスプレィ７
に表示される低解像度の原稿面画像の領域を指示すると
ともに、高密度イメージ入力制御部３に対して指示領域
部分の高密度読取り指令を出力する。

画像メモリ６は、低密度で読取られた原稿面全体画像デ
ータまたは高密度で読取られた原稿面指示領域画像デー
タをそれぞれ記憶し、これら記憶された画像データはＣ
ＲＴデイスプレィ７に表示される。

外部記憶装置８は、高密度で読取られた原稿面・指示領
域画像データを蓄積・保存するものである。

次に、以上の構成からなる本実施例の作用を第２図のフ
ローチャートに基づいて説明する。

読取り対象となる原稿がセットされると、まず、オペレ
ータの指令に応答して低密度イメージ人力指示部４は低
密度入力指令を低密度イメージ人力制御部２に対して出
力する。

低密度イメージ人力制御部２は、低密度入力指令を受け
るとイメージスキャナ１を低密度モードで制御して原稿
面全体を低密度で読取る（ステップ５ＴＩ）。

低密度で読取られた原稿面全体の画像データは順次画像
メモリ６に蓄積されるとともにＣＲＴ７に表示される（
ステップ５Ｔ２）。

次いで、オペレータはＣＲＴ７に表示された原稿画像を
見て高密度イメージ入力指示部５を介して所望の領域を
指示するとともに、指示領域を高密度で読取るように高
密度イメージ入力制御部３に指令する（ステップ５Ｔ３
）。

そして、高密度イメージで入力制御部３は、指示領域を
高密度で読取るようにイメージスキャナ１を制御する（
ステップ５Ｔ４）。

このようにして、高密度で読取られた指令領域の画像デ
ータは、画像メモリ６を介してＣＲＴ７に表示される。

オペレータが、表示された画像を確認すると、高密度イ
メージ入力制御部３を介してこの画像データを外部記憶
装置８に転送して保存させる（ステップ５Ｔ５）。

従って、本実施例によれば、原稿の所望領域のみを高密
度で読取ることができるので、画像データの読込みが高
速化される。

また、高密度の画像データを少なくできるので１、画像
メモリ６の容量も膨大なものを必要としない。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、高密度の画像デー
タを高速で読込むことができる。

また、高密度の画像データは所望のデータのみを取込む
ので、画像メモリの容量を低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された一実施例の構成図、第２図
は同実施例の作用説明用のフローチャートである。 １・・・イメージスキャナ ２・・・低密度イメージ入力制御部 ３・・・高密度イメージ入力制御部 ４・・・低密度イメージ指示制御部 ５・・・高密度イメージ指示制御部 ６・・・画像メモリ ７・・・ＣＲＴデイスプレィ ８・・・外部記憶装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿画像を読取る画像読取り手段と、 前記読取り手段に対して原稿画像を低密度モードで読取
   るか高密度モードで読取るかを指示する読取りモード指
   示手段と、 前記画像読取り手段で読取られた原稿画像を表示する表
   示手段と、 表示手段上に表示された画像に対して読取り領域を指示
   する領域指示手段と、 前記低密度モードが指示された場合には、読取られた原
   稿面画像全体を前記表示手段に表示させ、この表示され
   た原稿面画像全体に対する読取り領域が指示され、かつ
   高密度モードが指示された場合には、原稿画像の読取り
   領域を高密度で読取って外部記憶装置に転送する制御手
   段と、 を具備することを特徴とする画像読取り装置。