JPS6270987A - 多値画像デ−タの２値化方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 文字画像と文字以外の画像とが混在する多値の画像デー
タを２値化する方式であって、異なる２値化手段によっ
て２値データに変換し、特に画像印刷に際して文字画像
を鮮明に表現するようにするものである。

［産業上の利用分野］ 本発明は文字画像と文字以外の画像とが混在する多値の
画像データを２値化する方式に関するものである。

文字と絵または写真等が混在するカラー画像、あるいは
白黒画像をディジタル信号に変換し、データ処理技術を
用いて、画像の記・億、加工等の処理を行うために、そ
れら画像を構成する画素単位に色および濃度諧調を表現
する複数ピノ１〜のディジタルデータに変換される。

しかし、上記の画像を単色あるいは白黒画像として表現
する場合、例えば白黒で印刷する場合には、これら多値
のデータを白黒を表現するデータ、即ち信号ｒｏｂ、ｒ
ｌＪの２値データに変換する必要を生じる。

このカラー、白黒画像の多値データを２値化して白黒の
画像表現する技術は多々存在するが、画像全体を同しア
ルゴリズムで処理すると、文字とその背面画像が融合し
て文字が判読できなくなる場合がある。

そのために特に画像の白黒印刷に際して、画像の文字を
鮮明に表現する２値化方式が要望されている。

〔従来の技術〕

第３図は多値画像データの２値化方式の従来例の構成ブ
ロック図を示し、多値画像データメモリ１に格納された
画像データは２値化処理部２で２値化され、その２値デ
ータば２値デークメモリ３に格納される。

従来は原画の各画素データは文字であるか否かに係わら
ず、同一のアルゴリズムで２値化されていた。

例えば、通常原画の１画素は２値化された複数の画素に
変換し、色の明度、濃淡は原画素に対応する複数画素に
存在する黒画素、即ち印刷された時には黒ドツトの数で
表現される。

例えば、第２（ａ）図のように赤の１画素は各２個の白
黒画素が千鳥に配置された４画素データに変換される。

　一方、空色の画素は赤と同じ明度であるので、同じく
各２個の白黒画素が隣接して横２列に配置された４画素
として表現される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この場合、各画素データはカラー画像では色の明るさ、
即ち明度に重点をおいて一律に変換されるため、文字と
その背景が同じ明度をもつ場合、文字輪郭が識別し難く
なる。

即ち、細かい形状の情報が文字を判別する上で重要な要
素となるに係わらず、その輪郭が鮮明出ない場合は、文
字としては読み取りにくい。

例えば、第２（ｂ）図のように原画像が赤の文字と空色
の背景で構成されているとする。

この場合、文字と背景の色が異なっているので、原画で
は文字は視覚的に判然と読み取ることができる。

しかし、赤と空色とが上記のパターンでこの原画が白黒
の２値化されると第２（Ｃ）図のように極めて読み取り
難いものとなる。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであって
、文字画像を背景画像から鮮明に読み取ることができる
よう多値画像データを２値化する方式を提供することを
目的としている。

〔問題点を解決するための手段］ 第１図の本発明の多値画像データの２値化方弐の一実施
例の構成ブロック図に示すように、文字以外の画像デー
タに対する、１は多値データメモリ、２は２値化処理部
、３は２値データメモリであり、４．５．６は文字画像
データに対するものである。

７は文字重畳処理部、８は２個画像メモリである。

文字以外の画像と文字画像はそれぞれの処理系を経て文
字重畳処理部７で結合し、１画像の２値データとして２
個画像メモリ８に格納されるよう構成されている。

〔作用〕

２値化の対象となる多値画像データは、文字以外と文字
のみの画像データが多値データメモリ１゜４に分かれて
格納されている。

２値化処理部２．５でそれぞれ異なった２値化処理が実
施され、それぞれの２値データが２値メモリ３．６に格
納される。

文字重畳処理部７は２値データメモリ６の内容を優先し
て２値データメモリ３の内容の文字相当部分を書き換え
、このように２つの２値データを合成して２値画像メモ
リ８に格納する。

〔実施例〕 第１図は本発明の多値画像データの２値化方式の一実施
例の構成ブロック図を示す。

なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

多値データメモリ１には、例えば１６種類の色からなる
カラー画像データが格納され、２値化処理部２で個々の
画素の色別にその明度に応じた２値パターンに変換され
、２値データメモリ３に格納される。

２値化処理部５では文字データであるため、色情報より
も形情報を重視した変換、例えば、色情報に関わらず、
白あるいは黒の均一なパターンに変換することも行われ
る。

また、形情報を強調する変換、例えば文字の各画素はそ
の色の明度に応じた２値パターンに変換し、文字の輪郭
となる周囲の１個または複数の画素を表に示すような文
字の色と異なった明度をもつパターンに変換することも
行われる。

表 第２（ｄ）図は第２（ｂ）図の文字を周囲明度１５、即
ち白で囲んだ図を示す。

このような方式で変換された２値データは、２値データ
メモリ３，６に格納され、それらの内容は、文字重畳処
理部７で合成されて、２値画像メモリに格納される。

また、上記の多値画像メモリーには文字を含む画像、即
ち原画像を格納し、多値画像メモリ４には原画像の文字
画像データを格納して上記と同様の処理を行っても同じ
処理結果を得ることができるのは云うまでもない。

また、文字画像は文字コードとして格納され、２値化処
理されるようにしてもよい。

以上の処理によって文字部分が強調された２値パターン
画像が得られる。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように、本発明によれば、文字と文字以
外の多値画像データを異なる２値化処理を行って画像印
刷に際して文字を鮮明に読み取ることができる２値デー
タを得ることができ、実用的にはきわめて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の多値画像データの２値化方式の構成ブ
ロック図、 第２図は画像変換を説明する図、 第３図は従来例の構成ブロック図である。 図において、 １．４は多値画像データメモリ、 ２．５は２値化処理部、 ３．６は２値データメモリ、 ７は文字重畳処理部、 ８は２値画像メモリである。 ４ｙ１１ＢｇｑｆｉｊｌＩ４４庁１に’ブＯ’−７Ｒ第
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Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　文字画像データを２値化する手段（５）と、文
   字以外の画像データを前記手段と異なる２値化する手段
   （２）と、 前記両手段によって得られた２値データを重畳する文字
   重畳処理部（７）とを備え、 文字を含む多値の画像データを、文字を鮮明に表現する
   ２値の画像データに変換することを特徴とする多値画像
   データの２値化方式。
2. （２）　文字画像の多値データは白の２値データに変換
   する特許請求の範囲第１項記載の多値画像データの２値
   化方式。
3. （３）　文字画像の多値データは黒の２値データに変換
   する特許請求の範囲第１項記載の多値画像データの２値
   化方式。
4. （４）　文字画像の周囲の１個あるいは複数画素を該文
   字画素あるいは文字以外の画像の画素と異なる明度の２
   値データに変換する特許請求の範囲第１項記載の多値画
   像データの２値化方式。