JPS6270802A - 偏光膜 - Google Patents

偏光膜

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JPS6270802A
JPS6270802A JP61040924A JP4092486A JPS6270802A JP S6270802 A JPS6270802 A JP S6270802A JP 61040924 A JP61040924 A JP 61040924A JP 4092486 A JP4092486 A JP 4092486A JP S6270802 A JPS6270802 A JP S6270802A
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JP
Japan
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polarizing film
iodine
neutral color
dye
film
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JP61040924A
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Takuzo Okumura
奥村 拓造
Toyokazu Okada
岡田 豊和
Hitoshi Kikui
菊井 仁
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • G02B5/3025Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
    • G02B5/3033Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state in the form of a thin sheet or foil, e.g. Polaroid
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はよう素と二色性染料を偏光素子として使用した
中性色の高性能偏光膜に関するものである。
〈従来技術と問題点〉 現在、偏光膜は延伸配向したポリビニルアルコール又は
その誘導体あるいは、ぼり塩化ビニルフィルムの脱塩酸
又はポリビニルアルコール系フィルムの脱水によりポリ
エンを生成して配向せしめたポリエン系のフィルムに偏
光素子としてよう素や二色性染料を吸着せしめて製造す
るのが一般的である。
偏光膜の性能としては単体透過率が大きく偏光度が大き
いもので、かついずれも400〜700 nmの可視光
線全波長域において均一な値を示すものがのぞましい。
このうち偏光素子としてよう素を用いた偏光膜1こつい
ては、染色度を上げた場合(すなわち単体透過率が小さ
い場合)は400〜700nmの可視光線の全波長域に
おいて均一な光線透過率を示しく中性色であること)、
かつ比較的均一で高偏光度を示す。しかし染色度を下げ
た場合(すなわち単体透過率が大きい場合)は400〜
700 nmの可視光線の全波長域において均一な光線
透過率を示さず(中性色でなくなる)、かつ〕−光度も
低(なり、波址依存性がでてくる。この場合、400〜
500nmの低波長側および600〜700nmの高波
長測の吸収特性、第4光特性が悪くなる。すなわち、こ
れらの場合低波長側および菌波長側ζこおいて単体透過
率は他の波長域よりも上昇し、逆1こ1目光度は低下す
る。
また、偏光素子として二色性染料を用いた偏光膜は、染
色度に関係なり400〜700 nmの可視光線全波長
域において、光線透過率が一定でなく、又偏光度も一定
でなく波長依存性がある。
〈問題解決の手段〉 本発明者らは、これらの状況に鑑み、鋭意検討した結果
、偏光素子としてよう素の他に二色性染料を混成して高
分子フィルムに吸呑・配向させることにより中性色の高
性能偏光膜が得られることを見い出し、本発明に至った
ものである。
すなわち、本発明は偏光素子としてよう素と特定の有機
系直接染料、すなわち 400〜700 nmの可視光
線波長域のうち低波長側)こ吸収特性、偏光特性を有し
、高分子フィルムに吸着配向させたとき、遷移モーメン
トのむきがよう素のそれと実質的に同一になる有穢系直
接染料および/又は高波長測に吸収特性、偏光特性を有
し、高分子フィルムによう素と共に吸着配向させたとき
、遷移モーメントのむきがよう素のそれと実質的に同一
になる有機系直接染料を混合して又はそれぞれ単独に親
水性超分子フィルムに吸着・配向させ1なる中性色の高
性能偏光膜に関するものであり、その目的とするところ
は、400〜700 nmの可視光線波長域において、
中性色で単体透過率が大きく、かつ高い偏光度を有する
高性能な偏光膜を提供することにある。
本発明に用いる有機系直接染料としては二色性比が高く
、400〜700 nmの可視光線波長域のうち低波長
側又は高波長測において吸収特性及び偏光特性を示し、
さらに高分子フィルムによう累と共(こ吸着配向させた
とき遷移モーメントのむきがよう素のそれと実質的に1
4−になり、かつ池の波長域では偏光特性及び吸収特性
を出来るだけ示さないものが望ましい。これらの性能を
有するものであればどんな有憐系ll!接染料のなかか
ら選定してもよいが一般1ζはアゾ系染料のなかから選
択される。
本発明に用いられる低波長側に吸収特性および偏光特性
を有する有機系直接染料としては、カラーインデックス
ジェネリックネーム(C、I 、 Generic N
ame )  と商品名にてあられして シー・アイ畳ダイレクト イエロー 12(C、I 、
 L)irect Yellow 12 ・−−−−−
クリソ7 s、 二ン) シー・アイ・ダイレクト ブラウン 228(C、I 
、 Direct Brown 228 =ダイレクト
ブラウン MA) シー・アイ・ダイレクト イエロー 44(C、I 、
 Direct Yellow 44  =−ダイレク
トファースト イエロー GC) シー・アイ−ダイレクト イエロー 29(C、I 、
 L)irect Yellow 29 == :xミ
ライトスブラ イエロー BC) シー・アイ・ダイレクト ブラウン 106(C、I 
、 Direct Brown 106−−・−xミラ
イトスブラ ブラウン G) シー・アイ・ダイレクト イエロー 142(C、I 
、 Direct Yellow 142 ・・−・−
スミライト イエロー GR) シー・アイ・ダイレクト オレンジ 26(C,I 、
 Direct Orange  26  ・−・−ダ
イレクト ファースト オレンジ S) シー・アイ・ダイレクト オレンジ 107(C、I 
、 Direct Orange 107 ・−・−・
−Xミライトスプラ オレンジ GD) などがあり、なかでもイエロー系の二色性染料は最も低
波長域に吸収特性、偏光特性を有するものであり、本発
明においては特に有用である。さらにイエロー系の二色
性染料のなカテも C,I、 Direct Yell
ow 12 は本発明においては特に有用である。
シー・アイ・ダイレクト ブルー 202(C、I 、
 Direct Blue 202−−スミライトスブ
ラ ブルー 3GS) シー・アイ・ダイレクト ブルー 1 (C、I 、 Direct Blue 1 =ダイレ
クト スカイ ブルー 6B) シー・アイ・ダイレクト ブルー 168(C、1、D
irect Blue 168 =ダイレクトカッパー
 ブルー 2B) シー・アイ・ダイレクト ブルー 71(C、I 、 
Direct Blue 71−・・・・−xミライト
ブルー BRR) シー・アイ・ダイレクト ブルー 78(C,I 、 
Direct Blue  7B−−曲スt ライトス
ブラ ブルーG) などがあり、なかでも特にC,1,DirectBlu
e  202  はより高波長測に吸収特性、偏、光特
性を有するものであり、本発明において上を適切に選定
し、よう素とともに使用することによって、中性色で単
体透過率が大きく、かつ高い偏光度を有する高性能な偏
光膜が得られる。低波長側あるいは高波長測のいずれか
一方に有効な染料を用いることも有効ではあるが、中性
色で単体透過率が大きく、かつ最大偏光度と最小偏光度
の差が10%以下であって高い偏光度を有する偏光膜を
得るためには低波長側に有効な染f−1および高波長測
(こ有効な染料の両方を混成する方がより好ましい方法
である。
より具体的に本発明に適したよう素と染料の好ましい組
合せを示せば、よう素とC,I。
Direct Yellow 12、よう素とC,1,
DirectBlue 202、よう素とC、I 、 
Direct Yellow12#ヨびC,I 、 D
irect Blue 202、よう素と C01,D
irect Yellow 29およびC,I。
Direct Blue 1  などがあげられる。
本発明で用いる篩分子フィルムは、ポリビニルアルコー
ルおよびその誘導体、これらをエチレン、プロピレンな
どのオレフィンやクロトン酸、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸等で変性したもの、EVAdjBFjC
エチレン−ビニルアセテート樹脂)、ケン化EVAU 
1jil’ sナイロン&J脂、ポリエステル樹脂等か
らなるものが利用される。なかでもポリビニルアルコー
ルおよびその誘導体からなるフィルムは染料が吸着・配
向しやすいので本発明には特に有用な高分子フィルムで
ある。
本発明においてよう素および有機系直接染料を高分子フ
ィルムに吸着・配向させる方法としては、水中によう素
および峰有截系直接染料を溶解し、高分子フィルムを染
色する方法が一般的に採用できる。このとき、よう素お
よび有機系直接染料を同時に溶解して一体として染色す
る方法のみでなく、よう素で染色したあと有機系直接染
料で染色する方法でも、あるいは有機系直接染料で染色
したあとよう素で染色する方法でも、いずれの方法を用
いてもよい。高分子フィルムに吸着されたよう素および
二色性染料の配向は、吸着前または後に該フィルムを配
向することによって行なわれる。ポリビニルアルコール
又はその誘導体からなるフィルムを延伸する方法として
は、湿式法にておこなう方法、乾式法にて圧縮延伸をお
こなう方法、乾式法にて引張り延伸をおこなう方法のい
ずれの方法を用いておこなってもよい。
高分子フィルムによう素および有機系直接染料を吸着・
配向させたあとで、必要に応じてホウ酸処理等の後処理
を実施すると一層効果的である。ホウ酸処理により、偏
光膜の光線透過率と偏光度が向上する。ホウ酸処理の条
件としては、用いる誦分子フィルムの種類、有機系直接
染料の]類によって異なるが、一般的にはホウ酸濃度と
しては1〜15%、好ましくは5〜1096、また処理
温度としては80〜80℃、好ましくは50〜75℃の
範凹にあることがのぞましい。ホウ酸濃度が1%以下、
温度が30℃以下の場合は処理効果が小さく、また、ホ
ウ酸濃度が15%以上、温度80℃以上の場合は偏光膜
がもろくなり好ましくない。さらに必要に応じて、カチ
オン系高分子化合物を含む水溶液でフィックス処理を併
用しておこなってもよい。
またこのようにして得られた偏光膜は、その片面あるい
は両面に光学的透明感と4械的強度に優れた保護膜を貼
合して、偏光板として使用される。
保α膜を形成する材料としては、従来から使用されてい
るセルロースアセテート系フィルム、アクリル系フィル
ムの他、4フッ化エチレン−6フツ化プロピレン系共重
合体等のフッ素系フィルム、ポリエステルFfIJII
i7やポリオレフィン樹脂あるいはポリアミド系樹脂か
らなるフィルムの無配向あるいは一軸に延伸配向処理し
たフィルム等が用いられる。
〈実施例〉 以下実施例により本発明をさらに詳細:こ説明するが、
これらは例示的なものであり、これらに限定されるもの
ではない。
なお、本発明における偏光度とは偏光膜あるいは偏光板
を2枚準備しこの2枚の偏光板を重ね合せた状態で先縁
透過率曲線を測定しく測定器:島津製作所U V −2
10分光光度計)、以下の式により求めた値である。
ここでHllは2枚のサンプルの重ね合せ時において偏
光膜の配向方向が同一方向になるよう1こ重ね合せた状
態で測定した値(平行透過率と呼ばれている)であり、
H上は2枚のサンプルの重ね合せ時において偏光膜の配
向方向が互いに直交する方向になるように重ね合せた状
態で測定した値(直交透過率と呼ばれている)である。
実施例1 厚さ76μのポリビニルアルコールフィルム(クラレビ
ニロン■# 7500 )を縦−軸に4倍の延伸を施し
、偏光膜基材とした。
このPVAフィルムを緊張状態に保ったまま、クリソ7
 z ニン(C,I 、 Direct Yellow
12、住友化学工業社製)0.6JI、無水芒硝4.0
F、水2000 、SFからなる28℃の液(染色液A
)に約60秒間浸漬したあと、ようgto、plよう化
カリウム150F、水8800 /からなる28℃の液
(染色液B)に約80秒間浸漬した。さらにホウ酸15
0 Ji。
水2000 /からなる65℃の液に約200秒間浸漬
したあと、20℃の水で2分間洗浄をおこない偏光膜を
得た。この偏光膜は400〜700 nmの可視光線波
長域において中性色を示し、この波長域における平均の
単体透過率は45%であり、平均の偏光度は96%であ
った。
比較例1 染色液Aに浸漬しない以外は実施例1と全く同様に実施
し、偏光膜を得た。この偏光膜の400〜700 nm
の可視光線波長域における平均の単体透過率は48%で
あり、平均の偏光度は94%であった。
実施例2 実施例1と同様の偏光膜基材を緊張状態に保ったまま、
クリソフェニン(C,I 。
Direct Yellow  12、住友化学工業社
製)0.6/、スミライト スブラ ブルーgGs(C
,I 、 Direct Blue 202、住友化学
工業社製)1.2#1無水芒硝10F、水2000.F
からなる28℃の液(染色液A)に約60秒間没r* 
L、なあと、よう素10/、よう化カリウム150.F
、水2000 、Fからなる28℃の液(染色液B)に
約20秒間浸漬した。
さら(こホウ酸1501 s水2000 、fからなる
65℃の液に約200秒間浸漬したあと20℃の水で2
分間洗浄をおこない、偏光膜を得た。仁の偏光膜は40
0〜700 nmの可視光線波長域において中性色を示
し、この波長域における平均の単体透過率は47%であ
り、平均の偏光度は94%であった。
比較例2 染色H,Aに浸漬しない以外は実施例2と全く同様に実
施し、偏光膜を得た。この偏光膜の400〜700 n
mの可視光線波長域における平均の単体透過率は45%
であり、平均の偏光度は90%であった。
実施例8 実施例1と同様の偏光膜基材を緊張状態に保ったまま、
スミライト スブラ ブルー8 G S (C,I 、
 Direct Blue 202、住友化学工業社製
)1.2ji、無水芒硝71.水2000 Fからなる
28℃の液(染色′H,A)に約60秒間浸漬したあと
、ようA10#。
よう化カリウム150 li、水2000 Iiからな
る28℃の液(染色液B)に約80秒間浸漬した。さら
にホウ酸150.F、水20001からなる66℃の液
に約200秒間浸漬したあと、20℃の水で2分間洗浄
をおこない偏光膜を得た。この偏光膜は400〜7QQ
nmの可視光線波長域において中性色を示し、この波長
域における平均の単体透過率は46%であり、平均の偏
光度は98%であった。
比較例8 染色液Aに浸漬しない以外は実施例8と全く同様に実施
し偏光膜を得た。この偏光膜の400〜7QQ nmに
おける可視光線波長域における平均の単体透過率は45
%であり、平均の偏光度は91%であった。
実施例4 実施例1.2および8で得た偏光膜を 100℃で1時間乾燥したあと、その両面に圧延法によ
り縦−軸に7倍の延伸を施した厚み80μの高密度ポリ
エチレンフィルムをウレタン系接摺剤を用いて貼合した
。こうしてイυられた偏光板の初期性能を測定したのち
60℃、90%RHの恒温恒湿構内に500時間放置し
た。テスト後の偏光性能を表1に示すが、初期性能から
の低下はほとんどなかった。
実施例5 実施例4で得た残りの偏光板の初期性能を測定したあと
80℃の乾燥器内に500時間放置した。テスト後の偏
光性能を表1に示すが初期性能からの低下はほとんどな
かった。
〈発明の効果〉 このようにして得られた高性能な偏光膜は、従来のよう
素糸偏光膜に比べて400〜700nmの可視光線波長
域における平均の単体透過率が大きく、かつ中性色であ
り、さらに偏光度の低下もなく、高い偏光度を有するの
で液晶テレビをはじめとする液晶表示体の用途やCR′
rフィルターをはじめとする光学用途に好適である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二色性色素として(A)よう素の他に、(B)可
    視光線波長域のうち低波長側に吸収特性及び偏光特性を
    有する二色性染料および/又は(C)可視光線波長域の
    うち高波長測に吸収特性及び偏光特性を有する二色性染
    料を高分子フィルムに吸着、配向させてなる中性色の高
    性能偏光膜。
  2. (2)400〜500nmに主な吸収波長帯をもち、高
    分子フィルムによう素と共に吸着配向させたとき、遷移
    モーメントのむきがよう素のそれと実質的に同一になる
    二色性染料を用いることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の中性色の高性能偏光膜。
  3. (3)該二色性染料としてイエロー系の染料を用いるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の中性色の高
    性能偏光膜。
  4. (4)該二色性染料としてシー・アイ・ダイレクト イ
    エロー 12を用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の中性色の高性能偏光膜。
  5. (5)600〜700nmに主な吸収波長帯をもち、高
    分子フィルムによう素と共に吸着配向させたとき、遷移
    モーメントのむきがよう素のそれと実質的に同一になる
    二色性染料を用いることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の中性色の高性能偏光膜。
  6. (6)該二色性染料としてブルー系の染料を用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の中性色の高性
    能偏光膜。
  7. (7)該二色性染料としてシー・アイ・ダイレクト ブ
    ルー 202を用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載の中性色の高性能偏光膜。
  8. (8)各々400〜700nmおよび600〜700n
    mに主な吸収波長帯をもち、高分子フィルムによう素と
    共に吸着配向させたとき、遷移モーメントのむきがよう
    素のそれと実質的に同一になる2種以上の二色性染料を
    用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の中
    性色の高性能偏光膜。
  9. (9)該二色性染料としてイエロー系の染料およびブル
    ー系の染料を用いることを特徴とする特許請求の範囲第
    8項記載の中性色の高性能偏光膜。
  10. (10)該二色性染料としてシー・アイ・ダイレクト 
    イエロー 12およびシー・アイ・ダイレクト ブルー
     202を用いることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項記載の中性色の高性能偏光膜。
  11. (11)高分子フィルムがポリビニルアルコールまたは
    その誘導体からなるフィルムである特許請求の範囲第1
    項記載の中性色の高性能偏光膜。
  12. (12)偏光膜の片面もしくは両面に保護膜として圧延
    法により一軸延伸された高密度ポリエチレンフィルム又
    はポリプロピレンフィルムを貼合したものである特許請
    求の範囲第1項記載の中性色の高性能偏光膜。
JP61040924A 1985-02-26 1986-02-25 偏光膜 Pending JPS6270802A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP3685585 1985-02-26
JP60-36855 1985-02-26

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US (2) US4803014A (ja)
EP (1) EP0214304B1 (ja)
JP (1) JPS6270802A (ja)
DE (1) DE3689826T2 (ja)
WO (1) WO1986004998A1 (ja)

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