JPS6270400A - ガン関連抗原特異的ヒト免疫グロブリン生産性ヒト/ヒトハイブリド−マ及びその生産する抗体 - Google Patents

ガン関連抗原特異的ヒト免疫グロブリン生産性ヒト/ヒトハイブリド−マ及びその生産する抗体

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JPS6270400A
JPS6270400A JP60210310A JP21031085A JPS6270400A JP S6270400 A JPS6270400 A JP S6270400A JP 60210310 A JP60210310 A JP 60210310A JP 21031085 A JP21031085 A JP 21031085A JP S6270400 A JPS6270400 A JP S6270400A
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human
cells
immunoglobulin
hybridoma
cell
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Hideaki Hagiwara
秀昭 萩原
Yasuyuki Aozuka
康幸 青塚
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明t1、免疫グロブリン生産能を有するヒトB−セ
ルと免疫グロブリン生増能を実質的に欠損しているヒト
B−セルとの新しいタイプのヒト/ヒト融合細胞クロー
ン、それらが生産した抗原特異的ヒト免疫グロブリン、
更にtit該ヒト免疫グロブリンの製法に関する。
更に詳L−<は、本発明はヒト胃癌患者のヒトB−セル
とヒトリンパ芽球細胞株のサブクローンとのヒト/ヒト
融合細胞株で千−って抗原特異的ヒト免疫グロブリン生
産能を有するヒト/ヒトハイブリドーマに関する。本発
明i、t i!た、核ヒト/ヒト融合細胞株が生産した
抗原特異的ヒト免疫グロブリンにも関する。
更に本発明け、核ヒト/ヒト融合細胞株を培地に培養[
7、その培養物より抗原特異的ヒト免疫グロブリンを採
取することを特徴とする特許ヒト免疫グロブリンの製法
にも関する。
該抗原特異的免疫グロブリンは、例えばヒト肺癌、胃癌
、脳腫瘍、悪性黒色.llI′Ii′frどの予防、治
療、診断の如き医学及び薬学分野生化学的試薬、生体高
分子の精製試薬などの薬理学分野、癌抗原の精製などの
生化学分野の研究等の広い分野において有用である。
従来、癌その他の抗卯によって感作さねたマウスBーセ
ルと骨髄性白血病(my e l oma )マウスか
らのマウスI)一セルとの融合細胞をマウス体外で形成
L,  }−:”t+’+F,tΔ原に対するマウス免
疫グロブリン生産能を有し、目つ自己増殖性を崩ずるマ
ウス/マウス融合細胞を形成した報告は知られている〔
例えば、ケ− シー ●ジー、ミルスタイン−シー、ネ
イチャ” (K’t;hlttr G, 、 Aftl
stein C, 。
ua.ture)、256,495(1975)lディ
ボールド・イ− ・ジー,ロイド・ケー・オー,リー●
エル●テイー・シー,イケダ・エイチ,エットゲン●エ
イチ参エフ,オールド●エル#エイ。
プ。シーディング オブ ナショナル アカデミイ オ
ブ サイエンス オブ ザ ユナイテッドステート オ
ブ アメリカ(1)ippold, E, G, 。
Lloyd, K.O, 、 IA, L.T,C, 
、 Ikeda 、 H.。
Oettgen, B, F, & Old, L, 
 J, 、 Proc, Nat。
Acad.  Sct,  U,  S,  イ。)、
77,6B4(1980)1等〕。
又、抗原によって感作されたヒトB−セルと骨髄性白血
病マウスからのマウスBーセルとの融合細胞を体外で形
成シ7、上記抗原に対するヒト免疫グロブリン生産能を
有[7目一つ自己増殖+′1を南するヒト/マウス融合
細胞を形成した報告も知られている〔例えばシュローム
―ジエイ,ワンダーリツヒ・デイー,アンド テラモト
●ワイ●エイ プロシーディング オプ ナショナル 
アカデミイオブ サイエンス オブ ザ ユナイテツド
 ステート オブ アメリカ(、Schlom /, 
、 Wunder−rtCh P. 、 and Tg
ramoto Y, H4. 、 Proo.Nat。
ACad,  Sci, 、 U.S, A. ) 、
 7 7 ( 1 1 ) s6841 (1980)
)。
j〜か1,々から、ヒト免疫グロブリン生産能を有する
融合細胞を取得しようという上記後者の試みにおいては
、経時的に染色体欠落を伴い、前記ヒト免疫グロブリン
生産能が、経時的に喪失し、免疫グロブリン生産能が極
めて不安定である致命的な欠陥を有する。
ヒト免疫グロブリン生産能を有するヒト/ヒト融合細胞
を形成する試みと;〜で、抗原として・・シカ●ビール
ス又はハブテン(hapten) [: 2 、 4 
−ジニトロフェニル〕によって感作されたヒトB−セル
をドナーとして使用1〜、こねと骨髄性白血病患者から
のヒト免疫グロブリン生産能を有するセルライン(ヒト
B−セル,親株)との融合細胞をヒト体外で形成し、上
記抗原に対するヒト免疫グロブリン生産能を有し、旧つ
自己増殖性を有するヒト/ヒト融合細胞を形成した報告
が知られている〔例えば、クロツチェψシー・エム,ラ
イネンバツハ●エイ,ホール●ダブリュ,ステブレスキ
ーΦゼット,コブロウスキー・エイチ,ネイチャ− (
Croce, C, M, 、 Linnenbach
, A. 、 Hall。
W, 、 Stgplewski, Z & Kopr
owakt, Fl.。
Nature, 2 8 8 、 4 8 8 ( 1
 9 8 0 ) jオルソン、エル,カプラン.エイ
チ争エス,ブロシーfイング オブ ナショナル アカ
デミイ オブ サイエンス オブ ザ ユナイテッド 
ステートオブ アメリカ( Olgson, L st
 Kaplan, H, 、5. 。
proa, Nat, Aca.d. Sci.If,
 S,A.) 、 ? (9 ) 。
 6 一 5429 (1980) 1等〕。
しか17ながら、上述の方法V61マウスマウスでは、
マウスの免疫グロブリンを作製−する方法であり、マウ
ス/ヒトハイブリドーマでtl、マウス由来の生産物が
細胞J’?i 曾中に生成さJすることけ避目られ々い
。ヒト染色体の欠失に伴うヒト免疫グロブリン生産の消
失が起こる場合もある。そこでヒト/ヒト融合細胞かr
〕採取されるヒト型免疫グロブリンの生産が望まれる理
由である。しかしガがら、上記のヒト7/ヒトハイブリ
ドーマから生産さJするヒト免疫グロブリンの報告、癌
細胞に対″′する結合の記載は々い。
本発明者等の一人によって、ヒト子宮癌患者のヒト/(
−セルとヒトリンパ芽球細胞株のサブクローンとのヒト
/ヒト融合細胞株で夕〕って抗原特異的ヒト免疫グロブ
リン生産能を有するヒト/ヒトハイブリドーマが創造さ
れた(特開昭59−137497号)。そして、子宮頚
部偏平上皮癌細胞、該細胞由来の株化1tffl 胞H
e l a及びCa5kiに対し、iE 常4R維芽細
胞(Irl I −38)に対−する結合JJに1L1
.てより強い結合力を示したことが報告された。
E7かj〜ながら、ヒト肺癌、胃癌、脳!1−ド瘍細胞
などへの結合性に関しては言及してい々い。
本発明者等は、ヒト7/ヒトハイブリドーマの創製研究
を行ってきた。その結果、ヒト胃癌患者のヒトI3−セ
ルとヒトリンパ芽球細胞株のサブクローンとのヒト/に
ト融合細胞株であって、抗原特異的ヒト免疫グ「Jプリ
ン生産能を有するヒト/ヒトハイブリドーマの創製に成
功した。
更に、本発明のヒト/ヒトハイブリドーマが生産−する
免疫グロブリンは胃・癌のみ表らず、その発生の起源の
異々る肺癌細胞に対[7て結合力を有1〜、たとえばヒ
ト株化細胞、A s 49 (肺癌)に対して結合力を
有し、とくにこの株化細胞の分子叫約37、000の抗
啄に特異的に結合することがわかった。さらに又、肺癌
、胃癌、rjf4B4瘍、悪性黒色腫に共通であること
のわかった分子fi37.ooOの共通抗原に同様に特
異的に結合するという新たな知見を得た。
本発明の該ヒト/ヒトバイブリド−マは、ヒト胃癌患者
のヒトIJ−セルの免疫学的形質を有し7目。
つそのような形質を安定V(持Lk!”ぺし得ること及
び該ヒト/ヒトバイブリド−マリ、ヒト免疫グロブリン
G(IgG)生産能を有L7目つ生産されたこれら抗体
はヒト肺癌細胞、胃癌細胞、悪性黒色腫細胞に結合性を
示す抗原特異的モノクローナル抗体であることを発見]
−汀つそのような抗原特異的ヒト免疫グロブリンの製造
に成功した。
又更に、上記の新しいタイプのヒト/ヒトハイブリドー
マは、ヒト胃癌患者のヒトB−セルを含侑するヒト細胞
群とヒトリンパ芽球細胞株のサブクローン〔ヒトB−セ
ル〕を含有するヒト細胞群とを、人間の体外で融合して
ヒトB−セルとヒトB−セルとの融合細胞を産生し2、
常法のH,AT培地中で培養して融合細胞クローンを取
得することにより産生できるととを発見し−[1つ子の
よう寿手法で上記ヒト/ヒトハイブリドーマ(たとえば
、SLNF10)を創製することに成功した。
−〇 − 従って、本発明の目的はヒト胃癌患者のヒト B−セル
とヒトリンパ芽球細胞株のサブクローン〔ヒトB−セル
〕とのヒト/ヒト融合細胞株であって、抗原特異的ヒト
免疫グロブリン生産能を南するヒト/ヒトハイブリドー
マを提供するにある。
本発明の他の目的は、」−記ヒト/ヒトハイブリドーマ
な用いて、ヒト肺癌細胞、胃癌細胞、悪性黒色腫細胞、
脳腫瘍などに結合性を示す癌関連抗原特異的ヒト免疫グ
ロブリン(モノクローナル抗体)を製造する方法及び該
ヒト免疫グロブリンを提供するにある。
本発明の、上記目的及び更に多くの目的ならびに利点は
、以下の記載から一層明らかとなるであろう。
本発明のヒト/ヒトハイブリドーマはヒト胃癌患者のヒ
トB−セルたとえば該患者の血中リンパ節、牌臓、骨髄
などから得ることのできるヒトB−セルとヒトリンパ芽
球細胞株のサブクロー/〔ヒトB−セル〕、たとえばU
CT29−6株(ATCC(1?L8061:微工研寄
託拒否通−l 〇 − 融合細胞株であって、ヒト肺癌細胞、胃癌細胞、悪性黒
色腫細胞、脳腫瘍などに結合性を示す抗原特異的ヒト免
疫グロブリン生産能(モノクローナル抗体生産能)を有
する。
本発明者の研究により、ヒト胃癌患者のヒト I)−セ
ルを用い、これを免疫グロブリン生産能を実質的に欠損
しているヒト IJンパ芽球細胞株のサブクローン〔ヒ
トB−セル〕と人間の体外で融合させ、胃癌、肺癌、悪
性黒色腫細胞などの噛関連抗原に特異的に結合するヒト
免疫グロブリン生産能を有するヒト/′ヒトハイグリド
ーマが初めて産生された。
との融合細胞を産生する融合操作それ自体は、公知の如
何なる方法で行ってもよい。例えば、融合操作は液媒中
で融合促進剤の存在ドに、ヒト胃癌患者のヒトB−セル
とeト′す゛ンバ芽球細胞株のサブクローン〔ヒトB−
セル〕とを接触させることにより行うととができる。と
のような融合方法の例と1−2では、仙台ビールス(H
TIJ)、ポリエチレングリコールなどの融合促進剤を
用いる方法や高電圧で電気的に融合する方法などを例示
するととができる。
例えば、水性媒体中、上記例示の如き融合促進剤の存在
下、所望によりおだやかな攪拌を加乏て系を均一にL2
、次いで、前記ヒト B−セルの1ケと前記−リ゛ブク
ローン(ヒトB−セル)の1ケから成る融合細胞が産生
される時間、たとえば数分間のオーダーで静置すること
によh1所望の融合細胞が産生できる。液媒の例と17
では、水、生理食塩水、5チジメチルスルホキシド水溶
液、5チグリセロール水溶液々どを例示することができ
る。
所望の融合細胞が産生された系を、例えば、遠心分離し
て細胞群を採取1−、− 、再び適当な培地に、たと對
げlOチ仔牛血清含有RPMI−1640液体培地中に
前記例示の如き試薬を加オ、採取し5た該細胞群を分散
させ、との分散液を例えばマイクロ−タイター中プレー
トの穴に、夫々、一定量づつ分取注入し2、例えば、5
チCO1の存在下、37℃で培養を行うことができろ。
各穴中の培養液を例えば3[1毎に新しい培養液と取り
かえ、例えば2週間培養を続けたのち、顕微鐘ドで一合
細胞の有無を調べ、コロニーの認められた試別の培養液
を採取し7、ヒト免1’fグロブリンの有無を例えび1
2Bを用いたラジオ・イムノ・アッセイ酵素抗体法によ
り検出することができる。
このようにして、ヒト免疫グロブリンの生産の認められ
たコロニーを、新しい培養液に移して培養し、融合細胞
を増殖させることにより融合細胞クローンを取得するこ
とができる。更に、必要に応じてザブ・クローニングし
て、所望のヒト背痛、肺癌、悪性黒色腫などの癌関連抗
原に特異的に結合するヒト免疫グロブリン生産性クロー
ンを得るととができる。
この態様の実施に際しては例えば下記文献により公知の
手法を利用することができる。〔グラツシイ・エム會シ
ー、ハンドレイ・エイチ譬エイチ。
ハギワラ拳エイチ、アンド ロイストン・アイ。
プロシーディング オシ ナショナル ア力デミイ オ
シ サイエンス オシ ザ ユナイテッドステート オ
シ アメリカ(Glαssy、 M、(、’、 。
Handley、 、H,H,、Ilagtwara、
 Hland Royston。
1、 、 proc、 Nat、 Acado、Sci
、 U、 、5. A、 ) 。
80.6327.(1983)〕。
たとえば、上記文献に記載の手法を利用して健康なヒト
牌臓からパイオシシー(Biop8tt)により、リン
パ芽球、骨髄性白血病患者のリンパ球などの如きリンパ
系細胞をとり、その中の免疫グロブリン生産能を実質的
に有1〜ないBモル9フフ培地中では死滅する感受性を
有するヒトB−セルを得ることができる。例えば後記実
施例で利用したヒトBセルUCT29−6は上記リンパ
芽球を用いて6−チオグアニン含有槁地で培養して得る
ことができる。
前述の手法により、ヒト胃癌患者のヒl− B−セルと
ヒドリ/バ芽球細胞株のサブクローン〔ヒト57微寄文
第664号〕から産生された抗原特異的免疫グロブリン
生産性ヒト/ヒトハイブリドーマ(tiuman Il
ybridoma) Sl、 N F 10 〔倣工研
寄託受託tlj否通知釘通知番Q:l’t O微′J文
第B97号〕の細胞生化学的性質を以下に示す。
ヒトヒトハイブリドーマS1.NFlO(1)  ヒト
免疫グロブリンG (I Q G )分泌(生産)、(
2)倍加時間(ダブリング−タイム)約30時間、(3
B) N A含Vが正常ヒト IJンバ球の約2倍、た
とえば2〜25倍、 (4)上記(1)のIgGはヒト株化細胞Δ549(肺
癌)に対し7て結合性を7ドす、 (5)組織適合性抗原B L Aとし7てA10をもつ
更に、−ヒ目己ヒト/ヒトへイブリドーマS L # 
Floは、 (6)  II A T選択培地(ヒボキサンチン、ア
ミノブチリン、チンン含有培地)中で分裂増殖可能であ
る。
尚、相対DNA含址(iE常ヒトリンパ球のTUNA含
量に対する比率)は、ハイブリドーマを70ビジュウム
−アイオダイドで染色したのち、Cytofluor。
メーターで分離分析する方法によって決定されに0本゛
竜明の抗原特異的ヒト免疫グロブリンV1、ヒト胃癌患
者のヒトB−セルとヒトリンパ芽球細胞株のサブクロー
ン〔ヒトB−セル〕トのヒト/ヒト融合細胞株であって
抗原特異的ヒト免疫グロブリン生産能を有する細胞株を
培地に培養し、その培イr物より抗原特異的ヒト免疫グ
ロブリンを採取するととにより製造できる。
例えば前述のようにして産生できるヒト/ヒトハイブリ
ドーマを適当な培地、たとえば101仔牛血清含有R1
)Aft −1640培地で培養し、培養液を採取する
ことによりヒト胃癌、肺癌、悪性黒色腫のガン関連抗原
に特異的に結合する免疫グロブリン含有物質を得ること
ができる。更に、所望により精製して精製免疫グロブリ
ンとすることもできる。精製はたとえば、硫安分画法、
アフィニティークロマトグラフィー、ゲル濾過、イオン
交換クロマトグラフィー、電気泳動法などの如き生体液
から免疫グロブリンを採取、精製する際に利用できると
同様な′ffl製手段を利用する乙とができる。
本発明によれば、前述した融合細胞クローン又はその培
養液からヒト胃癌、肺癌、悪性黒e +tBiのガン関
連抗原に特異的に結合するヒト免疫グロブリン含有物質
又は該免疫グロブリンを取得するに際し、抗原性組織(
例えば癌組織)を一度、免疫物質生産能を欠如するか若
しくは極めて弱い生体例えばヌード・マウス(nuda
 mouse)等に植えつけ組織を維持1〜だ後、その
組織に対して成いは、培養系にもどされた組織に対して
反応するヒト免疫グロブリン(抗体)を探し出し、これ
を分離するのが有利である。
上記ヒト/ヒトハイブリドーマの培替に利用できる培地
の他の例としては、10優ウシ胎児血清含有RPMI−
1640培地、I)u、 l b e c o培地及び
II A M培地の三者混合培地(混合比2:1:1)
であるRDF培地、及びトランスフェリン、インシュリ
ン、亜セレン酸ナトリウム、エタノールアミンならびに
β−メルブトエタノール添加のRr)F培地などを例示
することができる。又、培養条件としては、たとえば5
54co、の存在下、37℃の条件を例示できる。
上述のようにして得ることのできる本発明のガン関連抗
原特異的ヒト免疫グロブリンの例として、1前述したヒ
ト/ヒトハイブリドーマSLNF10を用いて得られる
本発明グロブリ/を例示できる。
その特性を以下に示す。ヒト/ヒトハイブリドーマ、S
LNF10の生産するガン関連抗原特異的ヒト免疫グロ
ブリン: 0) ヒト免疫グロブリンG(IgG)でおって、(ロ
)ヒト株化細胞、(549(肺癌)に対して結合力を有
し、この株化細胞の分子量約37.000の抗原に特異
的に結合する。ヒト株化細胞G−361(悪性黒色腫)
、ヒト株化細胞AGE(胃癌)彦とに対しても結合力を
示し、これら細胞の分子量約37.000の共通抗原に
特異的に結合する。
(ハ)H鎖(heavy chain)及びL鎖(Hg
ht chain)より成り、分子量が約15万である
上記ヒト株化細胞A549(肺癌)は、ATCCCCL
−185として、又は、ヒト株化細胞G−361は、A
TCCCRL−1424としてATCC(アメリカン参
タイプ争カルチャーΦコレクション)から自由に入手す
るととができる。
本発明の抗原特異的ヒト免疫グロブリンはたとえばヒト
肺癌、胃癌、脳腫瘍、悪性黒色腫の如き、ヒト癌への作
用抗体或い壷−jそれ自体の作用でと、れら癌細胞の増
殖抑制、癌細胞のタヒ滅を行わせたり、ヒト体外で量産
されたとれらの癌組織認識抗体に補体もl〜くけ、T−
IJンバ球の助けをかりて癌細胞の増殖抑制や癌細胞死
滅のはたらきをさせたりするととができる。更にまた、
ヒト体外で神意された癌特異的抗体をキャリアーとして
利用して例えば化学療法剤結合−ヒト・モノクローナル
抗体、インターフェロン結合−ヒトモノクローナル抗体
、高分子青素結合−ヒト・モノクローナル抗体、薬物入
りリボゾーム結合−ヒト・モノクローナル抗体などの形
で癌細胞の増殖抑制や死滅のtまたらきをさせたりする
のに有用である。オた、本発明方法で得られるヒト・モ
ノクローナル抗体をキャリアーとして利用し、とれに放
射線感受性物質を結合させて、獣者に投与し、癌細胞に
選択的に集まる性質を利用【7て患部を検知し放射線療
法に利用すると−とができる。とのよう々癌に対する利
用に際しては、ヒト・モノクローナル抗体として完全な
抗体を用いてもよいし、抗体を化学的な手法で特異的抗
原認識部位を含すより小さな分子に切断して用いたり、
痩け、そのような小さな分子もしくけ特異的抗原認識部
位のみを池の抗体の非特異的抗原認識部分と結合させて
、より有効性のある修飾ヒト−モノクロナル抗体を化学
的手法で創製し7て用いることもできる。
以下、実施例により、本発明方法実施の数例をさらに詳
しく述べる。
実施例1 胃癌騒音から手術の際に癌組織周辺のリンパ節を入手し
た。リンパ節を71サミで細かく切りきざみ、内部のリ
ンパ球を培地R1)F (R7’A/B640:DME
:F−12=2:1:1)中に分散させ、続いて2重の
ガーゼを用いて、濾過を行い、脂肪層を除いた後に、P
液中の細胞(リン・く球〉80チ)を遠心法によって集
める〔ヒトB−セルドナーを含むヒトリンパ球分画(ド
ナ−H−セル)〕。
その後、このリンパ球分画を20%牛脂児血清および、
10fJジメチルスルホオキサイド(,1) Af S
o )を含むR7) F培地中で凍結(−130℃)1
7、細胞融合を行う日まで保存12だ。
ドナーリンパ球と免疫グロブリン生産能を実質的(r(
欠損している親ヒトB−セル(UC729−6)のそれ
ぞれをZ2X10・および4.4X10’個混合し、3
5チポリエチレングリコール1500の存在下に融合を
完了させる。その後、100GB0分間の遠心処理を行
ってポリエチレングリコールを除き、新たに、10チ牛
脂児血清および、ヒボキナンチン、ア建ノブテリン、チ
ミジン(lTAT)を含むRDF培地を加える。この細
胞群を含む培養液200μt(この中には6X10’個
のセルを含む)づつを96個の穴をもつミクロプレート
に分注し、約2週間、37℃、59gC0□条件下のイ
ンキュベーターで培養した。この間、HAT及びtOW
牛脂児血清を含むRDF培地を3日に1度交換した。親
B−セル(U(?729−6)はアミ7ノプテリン存在
ではヒポキサンホスホリボシールトランスフェラーゼを
欠損しているだめ、生きることが出来ない。またリン/
4球は通常の培地たとえばRDF+LO%牛脂児血清中
では永続的に増殖[7生きのびることができない。よっ
てHATを含む培地で永続的に増殖した細胞はリンノ(
球と親B−セルの融合した細胞である。2週間培養の後
、ミクロプレートの96個の穴の中に2個の〕蔦イブリ
ドーマのサブクローンが見られた。とのうちの1個のノ
蔦イブリドーマサブクローンは更に、クローン化され、
SLNFxoと命名された。これが、ハイブリドーマで
あることをさらに確認するために細胞内、I)NA含量
を調べた。その方法を以下に説明する。
遠心管の中に培養細胞液を入れ遠心処理により上清を除
去する。70チエタノール溶液で30分以上固定を行う
。遠心処理により上清を除き、RNA分解酵素(RNα
δ−)溶液を加え、静かに振盪し、RNAを分解する。
37℃で30分間反応させた後、再び蒸留水で2度洗浄
する。プロビデイウムイオダイ)” (P I )をJ
lllえ、室温で20分間、染色した後、さらに蒸留水
で2度洗浄する。
蒸留水で再希釈1〜、セルソー ターを用いて分析した
結果、SLNFxoには親ヒトBセル(U C729−
61の2倍喰のI) N ANMが認められた。
また市販のII L Aタイピング−キラl−(TY’
PINGKIT)  [ヘキスト社製]を用いて、SL
NF10のHL Aタイプを調べた結果、親B−セル(
U C729−61に卵、られないタイプA10が検出
され、これはドナーリンパ球由来のものと思わJする。
決定した。5 L N F loのHr、 、(タイプ
1求、イ81、.4  .4   BB    B  
 8w4 8w61XI(l  為    l  蔦 
   飄丁 )46Mであった。以l二の結果より、S
LNF10は/・イブリドーマであることが確認された
このSl、NFloがヒト免疫グロブリン(Hulct
)を産出していることを酵素抗体法を用いて確めた。
以下、その方法を説明する。
ミクロタイタープレートの中に抗ヒト免疫グロブリン抗
体を滴下〔50μ/)L、、37℃で1時間プレートに
吸着させる。03チのゼラチンを含む107B邊JT)
B、S(ゼラチン緩衝液)で3回洗浄した後、1チ牛血
清アルブミン溶液を滴下(200μlH,,37℃で1
時間吸着させる。
ゼラチン緩衝液で3回洗浄し、未吸着のものを除去する
。次に検液(培養上清)を滴下(50μl)して、37
℃で1時間反応後、ゼラチン緩衝液で3回洗浄する。ペ
ルオキシダーゼ結合ヤギ抗ヒトIQ抗体を滴下(50μ
mりシて、37℃で30分間反応させ、培th清中のヒ
トIgと結合させる(酵素抗体法)。ゼラチン緩衝液で
3回洗浄後、過酸化水素とO−フェニレンジアミンを含
む基質溶液を加え、暗室でIo分間反応させる。5N−
B、SO,(saμl)を加えて反応をB−める。もし
ミクロプレートHにペルオキシダーゼ結合ヤギ抗ヒトI
g抗体が残っている場合、す々わちそれに結合されるヒ
トIgが残っている場合には490nmに吸収をもつ哉
色の基質反応物が生産される。
との曖を吸光度語を用いて測定し、ハイブリドーマ培養
−上清中に含まれるヒトIgの叶を知る。ハイプリドー
マ培養土清中にヒトIgが存在しない場合には、ペルオ
キシダーゼ結合ヤギ抗ヒt−1rt抗体は洗浄の段階で
洗いIIf、される。
以−Lの測定方法を用いた結果S1.NF’1OVFヒ
トIgGを生産していることがわか1)だ(ドナーIノ
ーセルと同形質のIv)。
2週間後にSLNF10を24個の穴をもつミクロプレ
ート(2m//穴)に植え加えた後、さらに1週間培養
を続けた。融合後3週間目に、jΔ養液の上清を採取、
神々の株化細胞を標的細胞と17でヒトハイブリドーマ
から生産されるIQの特朕性を調べた(一定の形質をも
つrg又は特定の形質をもつIg)。そのブJ法を以下
に説明する。
ヒトの種々の株化培養細胞(これらはA T CCより
人手nJ能)を/′)F培地(DAfE: F−12=
1:IN’こ10チ牛脂児血清を加えた培地で培養する
。細胞の数が5X10’〜lXl0’になった段階で、
トリプシンを用いて細胞をシャーシ/の底面から剥が1
7、遠心法を用いて細胞を集め、培地でよく洗浄する。
96個の穴をもつミクロタイタープレートの各穴に細胞
を一定数(10”/1ooμl)ずつ分注し、37℃で
1晩、プレートに吸着させる。次に、3チグルタルアル
デヒド溶液を滴下(50μl)し2.37℃で20分間
、細胞の固定を行う。遠心法(200(7z 10分間
)で細胞をおと]〜、ゼラチン緩衝Wjで3回洗浄した
後、1チ牛血清アルブミン溶液を滴下(200μl)し
、37℃で1時間プレートに吸着させる。
ゼラチン緩衝液で3回洗浄し、未吸着のものを除去する
。その後、検液(培養上清)を細胞の上に滴下(50μ
J)L、37℃で1時間反応させ、ゼラチン緩衝液で3
回洗浄する。続いてペルオキシダーゼ結合抗ヒトB7抗
体を滴下(50μl)し、37℃で30分間反応させる
。ゼラチン緩衝液で3回洗浄を行”りた後、先述の酵素
抗体法で述べた方法によって細胞に結合する培養液中の
ヒトIgの量を測定する。
以上の方法によって、SLNFloのIgGの標的細胞
特異性をそれぞれ調べだ結果、Sl、NFIO培養液中
のIQGは胃癌由来の株化細胞−4G Sに対して結合
力を・−自しており、本発明者の検討に1れげ胃癌B外
の株化細胞であるG−361(悪性黒色間)、7154
9(肺癌)に対1.でも結合部を有する。
すなわち、ドナーIt−セルは体内に胃癌をもつ患者か
ら採取さJまたものであるので、細胞融FN ’iノ、
:によってイ乍り出された自己増殖性をもつハイプリド
ーマのクローンからを1ドナーB−セルと同形質のかつ
特電の抗原結合部位をもつモノクロナール(学−)抗体
を生産L2ているととを示(−ている。
約3週間後に、ハイブリドー−7の17% )lhから
IlATを除きR1)F+10チ牛脂児血清でFA 棹
、倍加時間24時間で、Sl、NFloけ1X10”l
固/ me細胞が培地で生育する特約1μg/raI!
の閘でヒトIgGを生産し2続けている。
ハイブリドーマの多E辻培養液を70≠の硫nrrンモ
ニウム沈殿させ、粗rg分画を集めた。得られだ沈殿を
生理俣塩水に溶かI、、IrtG6寸プロティン1ノを
結合させたセフ了ロースを用いてアフイニテイクロマト
グラフイーの手法で精製さシまた。
収率しtFl、NFloの培養蹄Bから1■のIQGが
得ら′FLだ。これらのアフイニデイクロマトグラフイ
を用いて精製(7たIσ標晶をSl) S−電気泳動法
で分析し、た−結果、ヒトIσと同形質σ)分子量15
万のI Q Gを生産していることが確められた。
また、市販の’rAヒトIgG血清を用いて、SZ、N
 F’10の1−BするI gG(d02タイプである
ととが確めらねた。
実施例2 実施例1において得られた)・イブリドーマ、’;LN
F10の25代継代株(20チ牛脂リ一、血清、10チ
I)M SO金含有 7) F培地中に一192℃で凍
結保存せるもの)をM伸し、lOチ牛脂児血清含治RI
) P’培地へ移[7、遠心分離(s o o r、p
、 rn、 。
5分間)して、沈降させた細胞を10%牛口h1品而清
含有R1) F培地に分散させ、細胞懸濁液をルー製す
る。別に予じめ、牛血清アルブミン、ヒト)ランスフェ
リン、インシュリン(仔牛)、曲ヒレン酸ナトリウム、
エタノールアミン′、β−メルカプトエタノール含有R
1)F培地約61を調製しておく。この陪池へ上記細胞
懸濁液を細胞濃度lXl0’〜5X10’程1#′にな
るように加え均一に分散さす、回転培養ビン(ローラー
ボトル、径約12cm円筒部長さ約50cm ) l 
O−、rドに約60 fl mlずつ分注し、5%CO
,条件下のインキュベー ター中で回転培滲を行なう(
37°C,約2 / 3 r、p、 m、’ )。
約6 R3間の培養で細胞濃度約lXl0@に達した培
養液を遠心分離l−で細胞を除き、培塗液約61を得た
。こねを吸引濾過(P紙人131)I、、炉液を更に1
.2〜5.0μmのミクロフィル、ターで精密濾過して
、炉液約67を得た。これに硫安を加え、70チ飽和溶
液とな[7、沈殿を遠心分離17、粗免疫グロブリンI
gG含有物を得た。同様にしてSLAM”10 30代
継代株、35代継代株より粗免疫グロブリンIgG含有
物を分酸し、合計的181の培養液中より粗免疫グロブ
リン含有物を収得した。これを10mMリン酸緩衝液(
pBS。
p B7.0 )約200m/に溶解し、ν過後、p液
を10 mAf  p Z? Sに対して透析を行い(
24時間×2回)、透析内液的200m+!を得だ(免
疫グロブリン含有透析液)。別にプロティンAを結合さ
セfrcNB r−活性化セファロース−4Bゲル(B
ed容積30 ml )充填カラムを謂製し7ておき、
LOmAf  P、BSを流し洗浄と平衡化をする。こ
れに−上記透析内液をゆっくりと添加し、IgGを吸着
させ、吸着カラムをLOmAf  pus約300m1
で洗浄する。次いで!L 5 Mkfgc l、含有1
0n* M  P B S約4Qmtを用いて溶出させ
た。溶出液のチェックは280nmにおける吸光度の測
定により行った。有効画分は3.5 M  、、MgC
l、溶出区分に集中した。これを集めて3Qi1!のI
gO含有画分を得だ。これを予じめ調製せるセファデッ
クスG−25ゲル(ベッド容積150m/)充填カラム
へ流し、10 mM IJン酸緩衝液で溶出させ、脱塩
させた精製1(IG金含有分約3Qmlを得た。
この液を試料として5l)S−PAGE(ポリアクリル
アミドゲル電気泳動法)にかけた。ヒトI g O(C
appe1社製)を標準品とし、標準蛋白質として、フ
ォスフォリラーゼb (分子@ 94000)、アルブ
ミン(分子B67000)、卵白アA/ 7’ i−3
〇 − ン(分子1t43000)、カルボニックアンヒドラー
ゼ(分子址3oooo)、)リブシンインヒビター(分
子…20100)、α−ラクトアルブミン(分子昭−1
4400)を用いた(いずれもファルマシアファインケ
ミカル社製)。
上記で得た電気線BBシIV」、試料中にt−を標準品
ヒト 10 Gのバンドと一致する2本のバンド〔JI
釦(heavy chain)及びL鎖(Hght c
hain) )のみを示した。また標準蛋白質と対B1
して分子用約150000のIgGが存在するととがわ
かつた。
十8[し梢製1gG合有液中の蛋白質の合計をLowr
 y法により、ヒト I Q G (Cαppe 1社
製)を用いて作成1−また検徊線より求めノこ結果的1
8〜でおった。
即ちハイプリドーマSLNFIO株の25〜35代絆代
株の培養液181よりヒトI g Gが約18■産生し
たことを示し、培養液B当ね1lilpのヒトIgGを
産生°すると、とがわかる。どのことは本ハイブリドー
マS1. # F 10 &:j継代椿養を行っても、
IgGの産生には変動ががいととを示している。
実施例3 実施例1において得られたノ・イブリドーマSLNF1
0が生産するモノクロナール(単一)抗体(精製品)の
認識する抗原は癌細胞抽出液の中に存在するトトカウエ
スタンブロツテイング法によって確認された。その方法
を以下に説明する。
ヒト肺癌由来の株化細胞A349及びヒト悪性黒色腫由
来の株化細胞G−361を1(l牛胎児血清を含む1)
F培地<DuE:p−t 2=1 : t )にて培養
する。適当細胞数増殖l〜だところで、細胞を剥離回収
し、遠心法により細胞沈殿を集める。
沈殿ヲ1 m AI  P M S F (フェニルメ
チルスルホニルフルオリド、蛋白質分解酵素阻害剤)含
有LOmAI+)ン酸緩衝液中に懸濁し、粉砕器を用い
て細胞を破砕する。遠心分^trを行い、得た一L清の
一部を5−20%の濃度勾配をかけだS 7) S−p
 A G E (ポリアクリルアミドゲル電気泳動法)
に供する。泳耐1終了後、直ちにゲル上に蛋白質吸着能
の高いフルオロカーボン系膜を重ね、ゲル中の蛋白質を
電気泳動的に膜上に移動させる。膜をゲルより剥し、3
チ牛血清アルブミン溶液(BEイ)中にて、ゆるやかに
1時間振盪することにより、膜上に残存するタンパク吸
着部分を消失させる。
次に10mM PBSで洗浄し、過剰ノB S Aを除
去した後、アフイニテイクロマトグラフイにより精製し
たI gG (S LNF 10産出)と室温で16時
間反応させる。その後10mAf  PBSでよく洗浄
し、ペルオキシダーゼ結合ヤギ抗ヒトIQG抗体ど室温
で、1時間反応させる。1゜mM  PFJ、Sで洗浄
後、ペルオキシダーゼの基質溶液(5mlエタノール、
15η4−クロロ、1−ナフトール、25x/クエン酸
緩衝液、6μl過酸化水素)と室温で、20分間反応さ
せる。この方法により、ペルオキシダーゼ結合ヤギ抗ヒ
ト IQG抗体が残存する場合、つまり、SLNF10
が産生するモノクロナール抗体(Sl、N−IQG)に
より認識される抗原が存在する場合、青いバンドとして
検出される。
以−Lの測定方法を用いた結果AB49、G−361に
ついては両者とも分子i137000の単一 33− 一分子が検出された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒト胃癌患者のヒトB−セルとヒトリンパ芽球細胞
    株のサブクローンとのヒト/ヒト融合細胞株が生産した
    抗原特異的ヒト免疫グロブリン。 2、ヒト/ヒトハイブリドーマSLNF10である細胞
    株が生産した特許請求の範囲第1項記載の抗原特異的ヒ
    ト免疫グロブリン。 3、該免疫グロブリンが、 (イ)ヒト免疫グロブリンG(IgG)であつて、(ロ
    )ヒト株化細胞A549(肺癌)に対して結合力を有し
    、この株化細胞の分子量約37,000の抗原に特異的
    に結合する、 の生化学的性質を有し、ヒト/ヒトハイブリドーマSL
    NF10が生産したものである特許請求の範囲第1項記
    載の抗原特異的ヒト免疫グロブリン。 4、ヒト胃癌患者のヒトB−セルとヒトリンパ芽球細胞
    株のサブクローンとのヒト/ヒト融合細胞株であつて、
    抗原特異的ヒト免疫グロブリン生産能を有するヒト/ヒ
    トハイブリドーマ。 5、ヒト/ヒトハイブリドーマSLNF10である特許
    請求の範囲第4項記載のヒト/ヒトハイブリドーマ。 6、下記(1)〜(5) (1)ヒト免疫グロブリンG(IgG)分泌(生産)、
    (2)倍加時間(ダブリング・タイム)約30時間、(
    3)DNA含量が正常ヒトリンパ球の約2倍、(4)上
    記(1)のIgGはヒト株化細胞A549(肺癌)に対
    して結合性を示す、 (5)組織適合抗原HLAとしてA10を持つ、の細胞
    生化学的性質を有する特許請求の範囲第4項もしくは第
    5項記載のヒト/ヒトハイブリドーマ。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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