JPS6270266A - 切削工具用複合焼結体の製造方法 - Google Patents
切削工具用複合焼結体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6270266A JPS6270266A JP60208394A JP20839485A JPS6270266A JP S6270266 A JPS6270266 A JP S6270266A JP 60208394 A JP60208394 A JP 60208394A JP 20839485 A JP20839485 A JP 20839485A JP S6270266 A JPS6270266 A JP S6270266A
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- JP
- Japan
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- sintered body
- sintering
- production
- composite sintered
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、切削工具の製造法に好適に利用されるほか、
工/ジン部品、高温構造材料、線引きダイス等の製造法
にも利用され得る。
工/ジン部品、高温構造材料、線引きダイス等の製造法
にも利用され得る。
「従来の技術」
S i zNa焼結体は高靭性で耐熱衝撃性に優れてい
ることから耐熱合金にかわる構造材料や切削工具に使用
され始めている。5isN4は共有結合性の高い難焼結
材料であるため種々の焼結法によって緻密化が試められ
ている。代表的な焼結法として反応焼結法、普通焼結法
及びホットプレス法が知られているが、反応焼結法では
相対密度85%が限度であり高強度のものは得られず、
後二者では高温で特性が劣化する難点があった。そこで
反応焼結体を更に緻密化するため金属S1に焼結助剤を
添加して反応焼結後ホットプレスする方法(特表昭59
−501628号公報)や、813N4焼結体の高温特
性改善のため5lsNa中にSICのウィスカーと呼ば
れるひけ結晶を分散させる方法(窯業協会誌91 (1
1’) 198B 、 491 )が提案された。
ることから耐熱合金にかわる構造材料や切削工具に使用
され始めている。5isN4は共有結合性の高い難焼結
材料であるため種々の焼結法によって緻密化が試められ
ている。代表的な焼結法として反応焼結法、普通焼結法
及びホットプレス法が知られているが、反応焼結法では
相対密度85%が限度であり高強度のものは得られず、
後二者では高温で特性が劣化する難点があった。そこで
反応焼結体を更に緻密化するため金属S1に焼結助剤を
添加して反応焼結後ホットプレスする方法(特表昭59
−501628号公報)や、813N4焼結体の高温特
性改善のため5lsNa中にSICのウィスカーと呼ば
れるひけ結晶を分散させる方法(窯業協会誌91 (1
1’) 198B 、 491 )が提案された。
「発明が解決しようとする問題点」
しかし、特表昭59−501628号公報記載の方法で
は焼結助剤添加により高温特性の劣化を招来し、SiC
ウィスカーを分散させる方法では焼結困難とな9室温に
おける特性もあt#)良くなかった。従って鋳鉄を高速
切削する場合のように刃先が高温になる切削加工に従来
の51mNa系工具を用するとその寿命がA1203−
Tic系工具よシも短かくなるという問題点があっ九
。
は焼結助剤添加により高温特性の劣化を招来し、SiC
ウィスカーを分散させる方法では焼結困難とな9室温に
おける特性もあt#)良くなかった。従って鋳鉄を高速
切削する場合のように刃先が高温になる切削加工に従来
の51mNa系工具を用するとその寿命がA1203−
Tic系工具よシも短かくなるという問題点があっ九
。
本発明は上記問題点を解決し、従来の5isNa系工具
やAlzOs −Tic系工具よυも高温強度及び耐摩
耗性に優れた複合焼結体の製造法を提供することを目的
とする。
やAlzOs −Tic系工具よυも高温強度及び耐摩
耗性に優れた複合焼結体の製造法を提供することを目的
とする。
「問題点を解決するだめの手段」
その手段は、S1粉末60〜90重量係及び焼結助剤4
0〜10′ILitチよりなる混合物40〜95体積チ
に対し、SICウィスカー60〜5体積チを添加し成形
し、Si粉末を窒化後、焼結するところにある。
0〜10′ILitチよりなる混合物40〜95体積チ
に対し、SICウィスカー60〜5体積チを添加し成形
し、Si粉末を窒化後、焼結するところにある。
「作用」
焼結助剤は、窒化により生成したS i s N4の焼
結を促進し緻密化するものであるが、その含有量がSi
Cウィスカーを除く原料中10重量%に満たないと緻密
化せず、40重量%を超えると高温特性を劣化させるこ
とからその含有量を40〜10重量%に限定した。焼結
助剤の種類はAl2O3+ AIN + Y*Os +
MgO+ Zr0z及び希土類元素の酸化物のうち、
一種以上が望ましく 、A1rQ/Y2O3モル比’A
−8のAlzOs 、YzOs混合物が好適である。
結を促進し緻密化するものであるが、その含有量がSi
Cウィスカーを除く原料中10重量%に満たないと緻密
化せず、40重量%を超えると高温特性を劣化させるこ
とからその含有量を40〜10重量%に限定した。焼結
助剤の種類はAl2O3+ AIN + Y*Os +
MgO+ Zr0z及び希土類元素の酸化物のうち、
一種以上が望ましく 、A1rQ/Y2O3モル比’A
−8のAlzOs 、YzOs混合物が好適である。
Si粉末は窒化によりS i s N4に変化するが、
この際成形体の相対密度が75チ程度にまで達すること
からS i s NaとSiCウィスカーとの混合物の
相対密度が55チ程度にしか達しないのと異なり、焼結
時の収縮変形がほとんど生じないうえ、密接した5is
Na同志が焼結することから焼結し易くなる。窒化は1
100〜1400℃の9素気流中又は窒素、水素及び不
活性ガスの混合気流中で行われる。
この際成形体の相対密度が75チ程度にまで達すること
からS i s NaとSiCウィスカーとの混合物の
相対密度が55チ程度にしか達しないのと異なり、焼結
時の収縮変形がほとんど生じないうえ、密接した5is
Na同志が焼結することから焼結し易くなる。窒化は1
100〜1400℃の9素気流中又は窒素、水素及び不
活性ガスの混合気流中で行われる。
SiCウィスカーとは直径0.1〜L、SμmのSiC
のひげ結晶をいい、焼結助剤の添加により粒界相に生じ
たガラス層が高温で軟化してもSi3N4粒子間をつな
ぎ止めることにより焼結体の高温特性の劣化を防止する
ほか、SICウィスカー同志のからみ合いKよって成形
体中に多数の開気孔を生ぜしめて窒化時の窒素拡散を容
易にし窒化を促進する。この開気孔はSiがS i s
N4に窒化される時の体積膨張や5isN4の気相拡散
により小さくなるので、焼結体の強度に悪影#を及ぼす
ことはない。SiCウィスカーは、成形体中の添加量が
5体積チに満たないと上記作用に乏しく、60体積チを
超えると成形、緻密化共に困難となるのでその添加量を
60〜5体積チに限定した。
のひげ結晶をいい、焼結助剤の添加により粒界相に生じ
たガラス層が高温で軟化してもSi3N4粒子間をつな
ぎ止めることにより焼結体の高温特性の劣化を防止する
ほか、SICウィスカー同志のからみ合いKよって成形
体中に多数の開気孔を生ぜしめて窒化時の窒素拡散を容
易にし窒化を促進する。この開気孔はSiがS i s
N4に窒化される時の体積膨張や5isN4の気相拡散
により小さくなるので、焼結体の強度に悪影#を及ぼす
ことはない。SiCウィスカーは、成形体中の添加量が
5体積チに満たないと上記作用に乏しく、60体積チを
超えると成形、緻密化共に困難となるのでその添加量を
60〜5体積チに限定した。
焼結は5〜200気圧の窒素中湿度1700〜2000
℃のガス圧焼結又ハ100〜500気圧のカーボンモー
ルド中温度1600〜1900℃のホットプレスにて行
われる。
℃のガス圧焼結又ハ100〜500気圧のカーボンモー
ルド中温度1600〜1900℃のホットプレスにて行
われる。
「実施例」
350メツシュ通過の純度99重i%のSi粉末、平均
粒径0.6μm、純度99.9重量%のα−A1203
、平均粒径1μm、純度99重量%のY2O3及びSi
Cウィスカーを第1表の成形体組成となるように混合し
、1ton/ai!で金凰ブレス成形し窒素気流中18
00℃で窒化し、次いで300気圧のカーボンモールド
中1800℃、200 Kt/cnlでホントプレスす
ることによって焼結体&1〜ム11を製造した。焼結体
ム1〜ム11について相対密度、抗折強度及び逃げ面摩
耗VBを測定した結果を第1表に示す。なお、抗折強度
は焼結体を大気中1200℃で5分保持した後、JIs
規格R1601に従って8点曲げ強さを測定し、試料1
0個の平均値を示した。VBは焼結体を5NGN482
形状に研摩した後、第2表に示す条件で切削して測定し
た。
粒径0.6μm、純度99.9重量%のα−A1203
、平均粒径1μm、純度99重量%のY2O3及びSi
Cウィスカーを第1表の成形体組成となるように混合し
、1ton/ai!で金凰ブレス成形し窒素気流中18
00℃で窒化し、次いで300気圧のカーボンモールド
中1800℃、200 Kt/cnlでホントプレスす
ることによって焼結体&1〜ム11を製造した。焼結体
ム1〜ム11について相対密度、抗折強度及び逃げ面摩
耗VBを測定した結果を第1表に示す。なお、抗折強度
は焼結体を大気中1200℃で5分保持した後、JIs
規格R1601に従って8点曲げ強さを測定し、試料1
0個の平均値を示した。VBは焼結体を5NGN482
形状に研摩した後、第2表に示す条件で切削して測定し
た。
第 2 表
第1表かられかるように、本発明範囲内の焼結体は本発
明範囲外の焼結体よりも1200℃における抗折強度が
高く、逃げ面摩耗VBの小さいものであった。
明範囲外の焼結体よりも1200℃における抗折強度が
高く、逃げ面摩耗VBの小さいものであった。
比較のために市販のA120a −TiC系について焼
結体J1&1〜ム11と同一条件で特性を測定したとこ
ろ、1200℃での抗折強度は45−/−で、切削試験
では欠損した。
結体J1&1〜ム11と同一条件で特性を測定したとこ
ろ、1200℃での抗折強度は45−/−で、切削試験
では欠損した。
「発明の効果」
以上のように、本発明製造法によれば、高温強度、耐摩
耗性に優れた複合焼結体を得ることができる。
耗性に優れた複合焼結体を得ることができる。
Claims (1)
- Si粉末60〜90重量%及び焼結助剤40〜10重
量%よりなる混合物40〜95体積%に対し、SiCウ
ィスカー60〜5体積%を添加し成形し、Si粉末を窒
化後、焼結することを特徴とする複合焼結体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60208394A JPS6270266A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 切削工具用複合焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60208394A JPS6270266A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 切削工具用複合焼結体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270266A true JPS6270266A (ja) | 1987-03-31 |
JPH0585506B2 JPH0585506B2 (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=16555529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60208394A Granted JPS6270266A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 切削工具用複合焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270266A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6487570A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-31 | Kyocera Corp | Production of silicon nitride-based composite sintered body |
JPS6487571A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-31 | Kyocera Corp | Production of silicon nitride-based composite sintered body |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5930770A (ja) * | 1982-08-12 | 1984-02-18 | 工業技術院長 | SiC−Si↓3N↓4系焼結複合セラミクス |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP60208394A patent/JPS6270266A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5930770A (ja) * | 1982-08-12 | 1984-02-18 | 工業技術院長 | SiC−Si↓3N↓4系焼結複合セラミクス |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6487570A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-31 | Kyocera Corp | Production of silicon nitride-based composite sintered body |
JPS6487571A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-31 | Kyocera Corp | Production of silicon nitride-based composite sintered body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585506B2 (ja) | 1993-12-07 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |