JPS6268787A - 熱転写記録シ−ト - Google Patents
熱転写記録シ−トInfo
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- JPS6268787A JPS6268787A JP60209113A JP20911385A JPS6268787A JP S6268787 A JPS6268787 A JP S6268787A JP 60209113 A JP60209113 A JP 60209113A JP 20911385 A JP20911385 A JP 20911385A JP S6268787 A JPS6268787 A JP S6268787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid particles
- ink
- hot
- ink material
- layer
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38207—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
27、一
本発明は、サーマル記録ヘッド等を利用して連続階調で
単色画像やフルカラー画像を転写記録するのに有用な熱
転写記録シートの改良に関するものである。
単色画像やフルカラー画像を転写記録するのに有用な熱
転写記録シートの改良に関するものである。
従来の技術
従来の熱転写記録シートをプラテン、記録媒体。
記録ヘッドと共に第2図に理想化して示す。ここで10
0は熱転写記録シート、11oはシート状の耐熱性基体
、120はホットメルトバインダ材121と色材122
から成るインク材料、123は単位記録画素当り単数乃
至は複数個設置される固体粒子である。
0は熱転写記録シート、11oはシート状の耐熱性基体
、120はホットメルトバインダ材121と色材122
から成るインク材料、123は単位記録画素当り単数乃
至は複数個設置される固体粒子である。
固体粒子123の融点(乃至は軟化点)はバインダ材1
21よりも高く選ばれる。その粒径φはインク材料層1
20の厚さ1以上に選ばれ、インク材料層120と共に
熱転写層130が構成される。
21よりも高く選ばれる。その粒径φはインク材料層1
20の厚さ1以上に選ばれ、インク材料層120と共に
熱転写層130が構成される。
400は記録プラテン610による押圧、610は発熱
抵抗素子512を有するサーマル記録ヘッドである。
抵抗素子512を有するサーマル記録ヘッドである。
サーマル記録ヘッド510の発熱抵抗素子6123へ−
7 を通電発熱させ、昇温記録制御すると基体裏面110b
、基体110を介して熱転写層130が加熱される。そ
の加熱量に応じて基体表面110a側からホットメルN
J’121が溶融し、したがって粘性が減少した溶融イ
ンク材料140aを生じる。また、固体粒子123も加
熱され、その外温に」:って固体粒子の埋設表面123
aに隣接して溶融インク材料140bを生じる。これら
インク材料120の溶融に伴なうインク材料140a。
7 を通電発熱させ、昇温記録制御すると基体裏面110b
、基体110を介して熱転写層130が加熱される。そ
の加熱量に応じて基体表面110a側からホットメルN
J’121が溶融し、したがって粘性が減少した溶融イ
ンク材料140aを生じる。また、固体粒子123も加
熱され、その外温に」:って固体粒子の埋設表面123
aに隣接して溶融インク材料140bを生じる。これら
インク材料120の溶融に伴なうインク材料140a。
140bの熱膨張、プラテン610による押圧4oO1
毛管現象等によって、低粘度の溶融インク材料140b
、 140aは固体粒子123の埋設表面123a
、露出表面123bに沿・て記録媒体表面20Oa側へ
矢印150の如く浸透して、媒体200に転写固化する
。
毛管現象等によって、低粘度の溶融インク材料140b
、 140aは固体粒子123の埋設表面123a
、露出表面123bに沿・て記録媒体表面20Oa側へ
矢印150の如く浸透して、媒体200に転写固化する
。
−1,j温記録制阿が終り、記録シート100から記録
媒体200を剥がすと、固体粒子123は表面123a
、123bに未浸透の溶融インク材料140& 、1
40bの一部を付着した状態で、記録媒体表面200
a、へ固着転写さ扛る。これらの溶融インク浸透15Q
、及び固体粒子123に伺着しての溶融インクの記録媒
体2o○への転写量は、溶融インク材料140a、14
0bの量、即ち発熱抵抗素子512の加熱量に対応して
増加するから、素子612に印加さgる信号パルス幅、
印加電力、発熱回数等に依存して連続階調の転写記録が
得られることになる○ 従来の他の熱転写記録シートの構成を第3図に示す。第
3図は、第2図に対応して熱転写記録シートが示されて
いる。ここで、固体粒子123は、高分子材料被覆12
4におおわれて複合固体粒子125を形成する。固体粒
子123は高分子材料被覆124によって粒子表面の凹
凸性が減少し、粒形もより球形に近くなりその均一性も
改良され、溶融インク浸透が容易になるため、連続階調
性。
媒体200を剥がすと、固体粒子123は表面123a
、123bに未浸透の溶融インク材料140& 、1
40bの一部を付着した状態で、記録媒体表面200
a、へ固着転写さ扛る。これらの溶融インク浸透15Q
、及び固体粒子123に伺着しての溶融インクの記録媒
体2o○への転写量は、溶融インク材料140a、14
0bの量、即ち発熱抵抗素子512の加熱量に対応して
増加するから、素子612に印加さgる信号パルス幅、
印加電力、発熱回数等に依存して連続階調の転写記録が
得られることになる○ 従来の他の熱転写記録シートの構成を第3図に示す。第
3図は、第2図に対応して熱転写記録シートが示されて
いる。ここで、固体粒子123は、高分子材料被覆12
4におおわれて複合固体粒子125を形成する。固体粒
子123は高分子材料被覆124によって粒子表面の凹
凸性が減少し、粒形もより球形に近くなりその均一性も
改良され、溶融インク浸透が容易になるため、連続階調
性。
記録感度、記録画像品質が良好となる。
被覆高分子材料124を、低融点(軟化点)のホ、/)
メルト材で構成するとバインダ材料121の溶融に先立
って、4′A′#′4124が溶融し、固体粒子123
の表面には低粘性化材料が存在すること5 べ− になり、固体粒子123表面を介しての溶融インク材料
の浸透160をより滑らかにし、高感度転写記録に有効
である。低融点(軟化点)のホットメルト材と1〜では
例えば低分子量ポリエチレン。
メルト材で構成するとバインダ材料121の溶融に先立
って、4′A′#′4124が溶融し、固体粒子123
の表面には低粘性化材料が存在すること5 べ− になり、固体粒子123表面を介しての溶融インク材料
の浸透160をより滑らかにし、高感度転写記録に有効
である。低融点(軟化点)のホットメルト材と1〜では
例えば低分子量ポリエチレン。
低分子量ポリスチレンなどの有機樹脂、固形パラフィン
やマイクロクリスタリンワックス等のワックス類が使用
できる。
やマイクロクリスタリンワックス等のワックス類が使用
できる。
発明が解決しようとする問題点
このような熱転写記録シートにおいて、第3図の従来例
の場合は、固体粒子123に高分子材料被覆124をつ
ける工程が必要であり、その形状・粒径を均一化する技
術が必要である。この均一化が不十分な場合は、階調特
性等が劣下する。又、第2.用3図の場合、固体粒子1
23と基体110の間に色材121等を含んだインク材
料120が介在することが多く、又、第3図の場合は、
さらに高分子材料被覆124が必ず介在する。従って、
熱伝導性の良い固体粒子123に、基体110から熱を
伝える時、それらが障害となって伝熱効率を下げる結果
となり、転写感度が下がる。
の場合は、固体粒子123に高分子材料被覆124をつ
ける工程が必要であり、その形状・粒径を均一化する技
術が必要である。この均一化が不十分な場合は、階調特
性等が劣下する。又、第2.用3図の場合、固体粒子1
23と基体110の間に色材121等を含んだインク材
料120が介在することが多く、又、第3図の場合は、
さらに高分子材料被覆124が必ず介在する。従って、
熱伝導性の良い固体粒子123に、基体110から熱を
伝える時、それらが障害となって伝熱効率を下げる結果
となり、転写感度が下がる。
6へ−1
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、熱転写記
録シートの改良を目的としている。
録シートの改良を目的としている。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記の問題を解決するため、インク材料層と
基体の間に、インク材料の構成成分であるバインダ材料
よりも低い融点乃至は軟化点を有するホットメルト材料
と、バインダ材料よりも高い融点乃至は軟化点を有する
固体粒子とよpなる中間層を設けるものである。
基体の間に、インク材料の構成成分であるバインダ材料
よりも低い融点乃至は軟化点を有するホットメルト材料
と、バインダ材料よりも高い融点乃至は軟化点を有する
固体粒子とよpなる中間層を設けるものである。
作用
このような構成にすることによって、中間層内の固体粒
子表面のホットメルト・材料が加熱時に溶融し、固体粒
子表面を介しての溶融インク材料の浸透、転写が一層滑
らかに且つ効果的に行える。
子表面のホットメルト・材料が加熱時に溶融し、固体粒
子表面を介しての溶融インク材料の浸透、転写が一層滑
らかに且つ効果的に行える。
従って、階調特性、記録画像品質の改善が行える。
さらにまた、基体と固体粒子の間にホットメルト材料、
インク材料等が介在することがほとんどなくなるため、
固体粒子に基体から熱を伝える際の7 へ−7゛ 第1図は、本発明にかかる熱転写記録シートの一実施例
の部分断面図である。第1図は、第2図。
インク材料等が介在することがほとんどなくなるため、
固体粒子に基体から熱を伝える際の7 へ−7゛ 第1図は、本発明にかかる熱転写記録シートの一実施例
の部分断面図である。第1図は、第2図。
第3図に対応して熱転写記録シートが示されている。
110は、例えば厚さが4〜16μm程度のポリエチレ
ンテレフタレート(PET )フィルムやコンデンサ紙
などのシート状の耐熱性基体、120はインク材料層で
、例えば石油樹脂などの有機樹脂、ギャンデリラワック
ス等のワックス類などを含む融点(乃至は軟化点)が7
0〜150°C程度のホットメルト材刺を含むバインダ
材121に、通常の印刷インクや塗料に用いられる染料
や顔料などの着色色材122を10〜50重量係程度混
入1〜だインク材料で、サーマル記録ヘッドによって、
その粘性が減少側脚され、記録媒体への転写性が伺−リ
される関係にある。
ンテレフタレート(PET )フィルムやコンデンサ紙
などのシート状の耐熱性基体、120はインク材料層で
、例えば石油樹脂などの有機樹脂、ギャンデリラワック
ス等のワックス類などを含む融点(乃至は軟化点)が7
0〜150°C程度のホットメルト材刺を含むバインダ
材121に、通常の印刷インクや塗料に用いられる染料
や顔料などの着色色材122を10〜50重量係程度混
入1〜だインク材料で、サーマル記録ヘッドによって、
その粘性が減少側脚され、記録媒体への転写性が伺−リ
される関係にある。
127は中間層で、固体粒子123とホットメルト材1
26とよりなる。固体粒子123の平均粒径φd:、例
えば0.5〜151zm、好ましくは2〜10 、a
mの範囲内に選ばれ、少なくとも一部の粒子の径がイン
ク材料層の厚さtと、中間層127の厚さく粒子123
が存在しない部分の厚さ)t′を加えた値t+t’以上
になるように選ばれる。固体粒子123の数は、単位記
録画素当シ単数乃至は複数個が好ましい。固体粒子12
3の融点(乃至は軟化点)は、バインダ材122よりも
高い材料が用いられる。固体粒子123は着色していて
も良いが、記録媒体への転写記録が、着色したインク材
料120の色彩と比較して著しく変化させないよう、透
明乃至は白色状乃至は淡色状の材料を選ぶことが車重し
い。
26とよりなる。固体粒子123の平均粒径φd:、例
えば0.5〜151zm、好ましくは2〜10 、a
mの範囲内に選ばれ、少なくとも一部の粒子の径がイン
ク材料層の厚さtと、中間層127の厚さく粒子123
が存在しない部分の厚さ)t′を加えた値t+t’以上
になるように選ばれる。固体粒子123の数は、単位記
録画素当シ単数乃至は複数個が好ましい。固体粒子12
3の融点(乃至は軟化点)は、バインダ材122よりも
高い材料が用いられる。固体粒子123は着色していて
も良いが、記録媒体への転写記録が、着色したインク材
料120の色彩と比較して著しく変化させないよう、透
明乃至は白色状乃至は淡色状の材料を選ぶことが車重し
い。
ホットメルト材126としては、例えば低分子量ポリエ
チレン、低分子量ポリエチレンなどの有機樹脂、固形パ
ラフィンやマイクロクリスタリンワックス等のワックス
類が使用できる。
チレン、低分子量ポリエチレンなどの有機樹脂、固形パ
ラフィンやマイクロクリスタリンワックス等のワックス
類が使用できる。
固体粒子123としては、良好な熱伝導性から、アルミ
ナ、シリカ、ガラス等の無機粉末粒子が良いが、耐熱性
の高分子材料等でも良い。
ナ、シリカ、ガラス等の無機粉末粒子が良いが、耐熱性
の高分子材料等でも良い。
このような構成にすることにより、サーマル記゛録ヘッ
ド(図示せず)を昇温側脚すると、基体裏9 ベー。
ド(図示せず)を昇温側脚すると、基体裏9 ベー。
面110b、基体110を介して熱転写層130が加熱
される。その加熱量に応じて基体表面110a側からホ
ントメルト材126が溶融し、したがって粘性が減少し
た溶融ホットメルト材126bを生じる・又、固体粒子
123も加熱され、その外温によって固体粒子の表面の
ホットメルト材126aも溶融する。従って脣ずこれら
の溶融ホットメルト4yJ’126a 、 126b及
び、固体粒子123の突出部表面のインク材料120a
の一部が、固体粒子1230表向に沿って記録媒体(図
示せず)表面へ矢印150の如く浸透(〜で、転写する
。さらに加熱量を増すと、インク材料120が溶融しは
じめ、ホットメルト材126と同様に浸透転写する。転
写後((記録シートから記録媒体を剥がすと、固体粒子
123は周囲のホットメルト材126インク材料120
と共に記録媒体表面へ固着転写される。
される。その加熱量に応じて基体表面110a側からホ
ントメルト材126が溶融し、したがって粘性が減少し
た溶融ホットメルト材126bを生じる・又、固体粒子
123も加熱され、その外温によって固体粒子の表面の
ホットメルト材126aも溶融する。従って脣ずこれら
の溶融ホットメルト4yJ’126a 、 126b及
び、固体粒子123の突出部表面のインク材料120a
の一部が、固体粒子1230表向に沿って記録媒体(図
示せず)表面へ矢印150の如く浸透(〜で、転写する
。さらに加熱量を増すと、インク材料120が溶融しは
じめ、ホットメルト材126と同様に浸透転写する。転
写後((記録シートから記録媒体を剥がすと、固体粒子
123は周囲のホットメルト材126インク材料120
と共に記録媒体表面へ固着転写される。
従って、ホットメルト材126により封温の初期におけ
る転写記録濃度の立上シが滑らかになり、1o 八− 料122の浸透160が滑らかになるので、階調性、記
録画像品質が向」ニする。このホットメルト材126は
一種の熱伝導媒体としても働き、この浸透、押し出し過
程でインク材料120に融解熱を供給することができ、
インク材料120の記録媒体への転写を助勢し、転写記
録特性を改善することができる。この場合、色材121
と同色彩の染料乃至は顔料色材で中間層127を着色し
ておくと、転写記録濃度が改良される。
る転写記録濃度の立上シが滑らかになり、1o 八− 料122の浸透160が滑らかになるので、階調性、記
録画像品質が向」ニする。このホットメルト材126は
一種の熱伝導媒体としても働き、この浸透、押し出し過
程でインク材料120に融解熱を供給することができ、
インク材料120の記録媒体への転写を助勢し、転写記
録特性を改善することができる。この場合、色材121
と同色彩の染料乃至は顔料色材で中間層127を着色し
ておくと、転写記録濃度が改良される。
これらのインク層の形成にあたっては、1ずψ)t+t
’の関係に粒径φを選んだ固体粒子123と、ホットメ
ルト材126を含む塗液をソルベントコーティング法や
ホットメルトコーティング法等で塗布して厚さt′の中
間層127を形成する。
’の関係に粒径φを選んだ固体粒子123と、ホットメ
ルト材126を含む塗液をソルベントコーティング法や
ホットメルトコーティング法等で塗布して厚さt′の中
間層127を形成する。
これによって粒径φの一部がホットメルト材126内に
埋設し、一部が突出した中間層127が形成される。こ
の上に層127を少なくとも著しく溶解しないように液
体溶媒を選び、インク材料120をソルベントコーティ
ング法等で塗布して厚さtの層120を形成する。イン
ク材料、中間層の塗11、− ■量は固体粒子123の粒径を考慮して選択されるが、
合計でo、8〜tsg/i程度が適当である。
埋設し、一部が突出した中間層127が形成される。こ
の上に層127を少なくとも著しく溶解しないように液
体溶媒を選び、インク材料120をソルベントコーティ
ング法等で塗布して厚さtの層120を形成する。イン
ク材料、中間層の塗11、− ■量は固体粒子123の粒径を考慮して選択されるが、
合計でo、8〜tsg/i程度が適当である。
従って、比較的一般的な塗工技術によシ固体粒子123
の周囲にホットメルト材126を設けることができ、そ
の塗工量及び塗液組成を調整することにより固体粒子1
23の周囲のホットメルト材126の量を自由に、かつ
高精度に設定できる。
の周囲にホットメルト材126を設けることができ、そ
の塗工量及び塗液組成を調整することにより固体粒子1
23の周囲のホットメルト材126の量を自由に、かつ
高精度に設定できる。
第1図において固体粒子123は同一粒径のものが例示
されているが、粒子123の粒径には適当な分布を持た
せることができる。粒径が小なる場合には、熱容量が小
さいため、よシ低い加熱量で3′1−濡して溶融インク
浸透150が起り、粒径が犬になるにつれ、インク浸透
150には高い加熱量を要する。従ってインク層120
と、中間層127の厚さt −4−t′以上の粒径を有
する固体粒子123の粒径に分布をもたせると、その粒
径分布幅に対応して転写記録の階調性を拡大できる利点
がある。この場合、固体粒子123の分布粒径値として
厚さt十t’よりも小なるものを含んでいても良い。こ
れらの粒子123は粒径値が小さくなればなるほど、例
えば色材121として混合される顔料と類似の挙動を示
す。
されているが、粒子123の粒径には適当な分布を持た
せることができる。粒径が小なる場合には、熱容量が小
さいため、よシ低い加熱量で3′1−濡して溶融インク
浸透150が起り、粒径が犬になるにつれ、インク浸透
150には高い加熱量を要する。従ってインク層120
と、中間層127の厚さt −4−t′以上の粒径を有
する固体粒子123の粒径に分布をもたせると、その粒
径分布幅に対応して転写記録の階調性を拡大できる利点
がある。この場合、固体粒子123の分布粒径値として
厚さt十t’よりも小なるものを含んでいても良い。こ
れらの粒子123は粒径値が小さくなればなるほど、例
えば色材121として混合される顔料と類似の挙動を示
す。
固体粒子123の熱容量を変えての転写記録特性の制御
には、固体粒子123として比熱の異なる複数種の材料
を混合して用いることによっても達成できる。
には、固体粒子123として比熱の異なる複数種の材料
を混合して用いることによっても達成できる。
また、中間層に用いるホットメルト材については、融点
(乃至は軟化点)の異なるホットメルト材料を用いて中
間層127を構成し、これらをインクの色相に応じて変
えて用いることもできる。
(乃至は軟化点)の異なるホットメルト材料を用いて中
間層127を構成し、これらをインクの色相に応じて変
えて用いることもできる。
また、固体粒子123の配置密度を変えて転写記録特性
を調節することができる。
を調節することができる。
以上の構成は適宜組み合せて実施することができる。こ
の様な組合せで中間層127を構成することにより、転
写記録特性の制御や調節範囲を更に拡大することができ
、これらはシアン、マゼンタ、イエロー等の原色シート
によるフルカラー記録に当っての特性側(財)に好適で
ある。
の様な組合せで中間層127を構成することにより、転
写記録特性の制御や調節範囲を更に拡大することができ
、これらはシアン、マゼンタ、イエロー等の原色シート
によるフルカラー記録に当っての特性側(財)に好適で
ある。
また、インク材料層120を多孔性に構成する13 ヘ
ー。
ー。
発明の効果
本発明によれば、固体粒子表面のホットメルト材の溶融
によってインク材料の浸透、転写が効果的に行えるため
、連続階調性、転写記録感度や記録画像品質が改良され
、単色階調画像はもちろん、色$1’に替えてシアン、
マゼンタ、イエロー等ノ原色色彩の熱転写層を同一のシ
ート状基体上乃至は異なるシート状基体上に構成し、こ
れらを面順次乃至は線順次で記録媒体に熱転写すること
によシフルカラー画像も得られ、その産業上の効果は犬
である。
によってインク材料の浸透、転写が効果的に行えるため
、連続階調性、転写記録感度や記録画像品質が改良され
、単色階調画像はもちろん、色$1’に替えてシアン、
マゼンタ、イエロー等ノ原色色彩の熱転写層を同一のシ
ート状基体上乃至は異なるシート状基体上に構成し、こ
れらを面順次乃至は線順次で記録媒体に熱転写すること
によシフルカラー画像も得られ、その産業上の効果は犬
である。
第1図は本発明の一実施例における熱転写記録シートの
断面構成図、第2図、第3図は従来の熱転写記録シート
の構成を示す断面図である。 1oO・・・・熱転写記録シート、110・・・・・基
体、120・・・・・インク材料、121・・・・色材
、122・・・・・バインダ材、123・・・・・・固
体粒子、126・・・・・・・・・ホントメルト材、1
27・・・・・中間層。
断面構成図、第2図、第3図は従来の熱転写記録シート
の構成を示す断面図である。 1oO・・・・熱転写記録シート、110・・・・・基
体、120・・・・・インク材料、121・・・・色材
、122・・・・・バインダ材、123・・・・・・固
体粒子、126・・・・・・・・・ホントメルト材、1
27・・・・・中間層。
Claims (2)
- (1)昇温記録制御によってその粘性が減少制御され、
記録媒体への転写性が付与されるインク材料からなる層
を、シート状の耐熱性基体の一方の面側に設置すると共
に、前記インク材料の構成成分であるバインダ材料より
も低い融点乃至は軟化点を有するホットメルト材料と、
前記バインダ材料よりも高い融点乃至は軟化点を有する
固体粒子とよりなる中間層を、前記インク材料層と前記
基体との間に介在させたことを特徴とする熱転写記録シ
ート。 - (2)固体粒子の少なくとも一部の粒子の粒径が、前記
インク材料層と前記中間層を加えた厚さよりも大なる特
許請求の範囲第1項記載の熱転写記録シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209113A JPS6268787A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 熱転写記録シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209113A JPS6268787A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 熱転写記録シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6268787A true JPS6268787A (ja) | 1987-03-28 |
Family
ID=16567500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60209113A Pending JPS6268787A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 熱転写記録シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6268787A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59101399A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 染料転写体 |
JPS59131495A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 染料転写体 |
JPS59131496A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 染料転写体 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP60209113A patent/JPS6268787A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59101399A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 染料転写体 |
JPS59131495A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 染料転写体 |
JPS59131496A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 染料転写体 |
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