JPS6267945A

JPS6267945A - 時分割多重通信の通信制御方式

Info

Publication number: JPS6267945A
Application number: JP60207557A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Inoue; 井上　良裕
Original assignee: CSK Corp
Current assignee: CSK Corp
Priority date: 1985-09-19
Filing date: 1985-09-19
Publication date: 1987-03-27
Also published as: KR900002633B1; KR870003631A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、主としてローカルエリアネットワークにおけ
る時分割多重通信装置の通信制御方式に関する。

［従来の技術］従来、ＬＡＮ　（ローカルエリアネットワーク）におい
ては、ＮＴＳＧの同期信号を用いた時分割多重通信を通
信方式として採用しているものがある。

この通信は、時分割多重通信装置により、ＮＴＳＣの同
期信号を用いて、該信号内の垂直同期信号によりフレー
ム同期を行ない、同じく該信号内の水平同期信号により
スロット同期を行なう構成となっている。また、その通
信制御方式も確立されている。

例えば、分岐を有するがループを持たない単一バス型Ｌ
ＡＮの場合、ネットワーク上の端末は、すべてバスに接
続されているが、ある瞬間に送信できるのは、その中の
１台のみである。そのため、各端末の通信が衝突しない
ように通信制御方式が設定され、各端末は、この通信制
御方式に従う通信制御装置を備え、これを介してバスに
接続されている。

この通信制御方式としては、いくつかの方式があるが、
各端末にほぼ均等な使用頻度がある場合、また、比較的
筒易なＬＡＮの場合に、上述したような、１フレームを
複数スロットに分割し、スロット単位でデータを送信す
る時分割多重方式が、各端末の構成が容易であって、好
適である。

この方式は、各スロットをその配列順に各端末に割り当
て、１フレームで１乃至複数回の送信の機会を各端末に
与える。

［発明が解決しようとする問題点１ところで、」−配力式では、各スロットをその配列順に
各端末に割り当て、１フレームで１乃至複数回の送信の
機会を各端末に与えるため、各端末間で通信を行なう場
合には便利である。しかし、当該ＬＡＮのシステムの変
更に関する情報等のように、同一の情報をすべての端末
に伝達する場合、即ち、同報通信を行なう場合には、１
対１の通信を各端末に対し、端末の数だけ行なう必要が
あり、能率的でないという問題がある。

本発明は、かかる問題点を解決すべくなされたもので、
同報通信機能を設けて、システムに関する情報等の一括
通信を容易に行ない得る、時分割多重通信の通信制御方
式を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］本発明は、２種類の同期信号を用いて、該信号内の垂直
同期信号によりフレーム同期を行ない、同じく該信号内
の水平同期信号によりスロット同期を行なうローカルエ
リアネットワークにおける時分割多重通信の通信制御方
式であって、ｌフレームを複数スロットに分割し、各ス
ロットをネットワークに接続される複数の端末に割り当
てると共に、少なくともｌスロットを、各端末に対して
共通の情報を一括して送信するための同報通信用に設定
することを特徴とする。

［作用］本発明では、予め同報通信用のスロットを設定しである
ので、当該ＬＡＮのバスのいずこかに、同報通信用の端
末を接続して、１フレームに少なくとも１回は同報通信
の情報を送信できる。しかも、１回ですべての端末に向
けて送信できる。一方、各端末は、各スロットにおいて
自己宛の情報のあるパケットと当該同報通信用パケット
のみを監視すればよく、監視回路を複雑にすることがな
い。

この結果、システムの変更情報等の連絡の繁雑さが大幅
に軽減される。

［実施例］本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお
、第１図は本発明の通信制御方式の一実施例の構成を示
す説明図、第２図はスロット内に格納されるデータパケ
ットのフォーマットを示す説明図、第３図は本実施例が
適用されるＬＡＮの一例を示す説明図、第４図は上記Ｌ
ＡＮに接続されるタップユニットの構成を示すブロック
図である。

〈実施例の構成〉第１図に示すように、本実施例は、垂直同期信号Ｖｌ−
Ｖ２ｔで（７）間、即ち、１７Ｌ／−、ムを４８８個の
水平同期信号Ｈ１−Ｈ４８９により分割して、スロット
ＳＯ〜スロット５４８７を設定しである。

１フレームは、ＩＢ、Ｅｌｍｓの長さとなっており、こ
の中で、垂直同期信号は０．８ｍ、ｓ　、水平同期信号
は５７ｔｓ　、スロット長は３２．５ｓ、データ長は２
０ＪＬＳに各々設定されている。

スロットｓｏ、ｓｅｏ、Ｓ　１２０　、　Ｓ　１８０．
５２４０．５３００　、５３６０　ｔ−３Ｊ：びＳ　４
２０は、本実施例では、同報通信用であって、アドレス
０のマスタタップからデータが書込まれる。他のスロッ
トは、各端末の通信用に割当られる。本実施例では、６
０台の端末をバスに接続するものとし、各端末にアドレ
ス１〜８０を設定する。

また、各スロットの嵌込まれるパケットは、第２図に示
すように、本実施例では、２０ビツトの長さに設定しで
ある。最初の１ビツト目は、スタートビット、次の３ビ
ツトが制御ビット、残りの１６ビツトがデータビットで
ある。

このような設定であれば、各端末は、１フレーム中に８
回のデータ送出チャンスを持つこととなる。そして、ｌ
パケットが２０ビツトであるから、ｌ端末当りのデータ
伝送速度は、次式に示すようになる。

８回Ｘ　２０　ｂｉｔＸ　６０／ｓ＝　９ＢＯＯｂｉｔ
／ｓ次に、−ト記通信制御方式を適用するＬＡＮの一例
を第３図に基いて説明する。

第３図において、一端に上記垂直および水Ｗの各同期信
号を発生するシンクロナイザ１２と、他端にバスの終端
処理を行なって伝送の安定化を図るターミネータ１４と
を接続した、同軸ケーブルからなるバス１０に、タップ
ユニット２０が接続しである。このタップユニット２０
には、Ｒ３−２３２Ｇケーブル２４により端末２２が接
続しである。また、バス１０には、マスタタップユニッ
ト１６が接続しである。

このマスタタップユニット１Ｂは、システムの設置情報
等の情報を一括して各タップユニット２０に送出する特
殊なタップユニットであって、通常のタップユニット２
０と同様の通信は行なわない。このマスタタップユニッ
ト１６には、Ｒ３−２３２Ｇケーブル２４によりＣＲＴ
端末１日が接続されている。

タップユニット２０は、第４図に示すように、システム
バスインタフェース２６と、同期分離回路２８と、シリ
アル−パラレル変換回路３０と、相手アドレスデコード
回路３２と、受信用端末数設定回路３４と、パラレル−
シリアル変換回路３Ｂと、自局アドレス設定回路３８と
、送信用端末数設定回路４０と、Ｒ３−２３２０インタ
フェース４２と、バス４４と、制御部４Ｂとを備えて構
成される。

システムバスインタフェース２６は、バス１０と接続さ
れており、−＝方、Ｒ５−２３２Ｃインタフエース４２
は、Ｒ３−２３２Ｇケーブル２４に接続されている。

〈実施例の作用〉次に、本実施例の作用について、上記各図を参照して説
明する。

先ず、各端末２２の受信用端末数設定回路３４および送
信用端末数設定回路４０に、当該ＬＡＮの端末数を設定
しておく。この数は、当該ＬＡＮの端末数に変更が無い
限り、そのまま保持させる。また、自局アドレス設定回
路３日に当該端末に割り当てられているアドレスを設定
しておく。このアドレスも変更が無い限り、そのまま保
持される。

−・方、バス１０」二には、シンクロナイザ１２から垂
直同期信号Ｖとこれに続く水平同期信号Ｈが所定時間間
隔で順次出力される。

この状態で各端末２２のタップユニット２０では、シス
テムバスインタフェース２６を介して、この同期信号を
受は入れ、垂直同期信号Ｖで受信用端末数設定回路３４
および送信用端末数設定回路４０の端末設定数を除き、
また、自局アドレス設定回路３８の設定アドレスを除き
内部の各回路の初期化を行なう。

ここで、端末側から送信を行なう場合について説明する
。

この場合、端末２２からＲ３−２３２Ｃケーブル２４お
よびＲ３−２３２０インタフエース４２を介して送られ
た送信データは、内部バス４４を経てパラレル−シリア
ル変換回路３６に入力される。

ここで、自局アドレス設定回路３８では、水平同期信号
Ｈ１から該同期信号Ｈを計数し、計数値が自己のアドレ
スに達すると、自己スロット検出信号をパラレル−シリ
アル変換回路３６および送信端末数設定回路４０に送る
。パラレル−シリアル変換回路３６では、この信号を受
けて、保持している送信データを、システムバスインタ
フェース２６を介してシリアルにバス１０に送る。

そして、パラレル−シリアル変換回路３６には、次の送
信データが入力される。このデータから次の垂直同期信
号Ｖが入力するまでは、送信用端末数設定回路４０にお
いて、上記自己スロット検出信号を起点として、水平同
期信号Ｈを、設定しである端末数分カウントし、端末数
に達すると、上記と同様に自己スロット検出信号を出力
する。パラレル−シリアル変換回路３８では、この信号
を受けて、保持している送信データを、シリアルにバス
１０に送る。

マスタタップユニット１６からの同報通信は、垂直同期
信号の直後の水平同期信号Ｈ１を検出して、スロワ）Ｓ
Ｏに設置情報等の同報通信データを載せる。また、この
マスタタップユニット１６にも、端末数を計数する回路
を備えており、端末数を計数して、次の同報通信用スロ
ットＳ６０を検出する。以ｆ同様にして、スロワ）　５
１２０　、５１８０．５２４０、Ｓ　３００　、　Ｓ　
３１３０および５４２０を検出する。

ところで、この同報通信の場合には、宛先アドレスが特
定されないので、そのスロットＳＯが同報通信状態にあ
るのか否かを区別する１１段を必要とする。本実施例で
は、パケット内の制御ビットの内、１ビツトを用いて、
同報通信か否かを示すフラグを設定することとしている
。

次に、各端末２２のタップユニット２０では、バス１０
上を流れる同期信号とパケットとをシステムバスインタ
フェース２６を介して取込む。垂直および水平の各同期
信号は、同期信号分離回路２８にて分離され、受信端末
数設定回路３４に送られる。パケット内のデータは、シ
リアル−パラレル変換回路３０にシリアルに格納される
。

ここで、相手アドレスデコード回路３２において、デー
タ内の宛先アドレスを調べる。宛先アドレスが自己アド
レスであれば、受信信号を出力して、シリアル−パラレ
ル変換回路３０と受信端末数設定回路３４に入力する。

シリアル−パラレル変換回路３０は、この受信信号を受
けて、保持しているデータをパラレルに端末２２に送る
。

−・方、宛先アドレスが自己アドレスでない場合には、
相手アドレスデコード回路３２は受信信号を出力しない
。そのため、シリアル−パラレル変換回路３０のデータ
は、端末内部に取込まれず、そのまま、次のデータに書
き換えられる。

受信端末数設定回路３４は、上記受信信号を受けると、
水平同期信号Ｈを計数し、その計数値が設定端末数に達
すると、上記受信信号を出力する。

これよって、対応するスロットからシリアル−パラレル
変換回路３０に格納されていたデータを端末に送る。

ところで、同期分離回路２８が最初の水平同期信号Ｈ１
を検出した時は、制御部４６は、当該パケットの制御ビ
ットを調べ、正規の同報通信であるか否か調べる。正規
の同報通信であれば、シリアル−パラレル変換回路３０
に取込まれたパケットのデータを端末２２に送る。正規
の同報通信でなければ、そのまま、次のパケットのデー
タに書き換える。

このように、本実施例では、時分割多重に際し、各端末
に均等な送信機会が与えられると共に、同報通信を簡単
に且つ確実に行ないうる。また、本実施例は、大量デー
タを複数のパケットで順次送るばあいに、自己の使用で
きるスロットを水平同期信号を計数するのみで簡単に実
行できる。

〈実施例の変形〉上記実施例では、端末を６０台接続したＬＡＮの場合に
ついて説明したが、接続台数は、パケットの長さ、ｌフ
レームにおける送信可能回数等を適宜設定することによ
り、変更可能である。

［発明の効果］以上説明したように本発明は、同報通信機能を設けて、
システムに関する情報等の一括通信を容易に行ない得る
、時分割多重通信の通信制御方式を実現できる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の通信制御方式の一実施例の構成を示す
説明図、第２図はスロット内に格納されるデータパケッ
トのフォーマットを示す説明図、第３図は本実施例が適
用されるＬＡＮの一例を示す説明図、第４図は上記ＬＡ
Ｎに接続されるタップユニットの構成を示すブロック図
である。Ｖｌ　、Ｖ２・・・垂直同期信号Ｈ１〜Ｈ４８８・・・水平同期信号Ｓ１〜５４８７・・・スロット１０・・・バス１Ｂ・・・マスタタップユニット２０・・・タップユニット２２・・・端末２８・・・同期信号分離回路３０・・・シリアル−パラレル変換回路３２・・・相手
アドレスデコード回路３４・・・受信用端末数設定回路３６・・・パラレル−シリアル変換回路３８・・・自局
アドレス設定回路４０・・・送信用端末数設定回路４８・・・制御部

Claims

【特許請求の範囲】２種類の同期信号を用いて、該信号内の垂直同期信号に
よりフレーム同期を行ない、同じく該信号内の水平同期
信号によりスロット同期を行なうローカルエリアネット
ワークにおける時分割多重通信の通信制御方式であって
、１フレームを複数スロットに分割し、各スロットをネッ
トワークに接続される複数の端末に割り当てると共に、
少なくとも１スロットを、各端末に対して共通の情報を
一括して送信するための同報通信用に設定することを特
徴とする時分割多重通信の通信制御方式。