JPS626754A

JPS626754A - 成形条件のモニタ方法

Info

Publication number: JPS626754A
Application number: JP14397885A
Authority: JP
Inventors: Takashi Mihara; 三原　毅史
Original assignee: Ube Industries Ltd
Current assignee: Ube Corp
Priority date: 1985-07-02
Filing date: 1985-07-02
Publication date: 1987-01-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野１本発明は、ダイカスト機や、射出成形機等の射出成形装
置の成形条件をモニタする方法に係り、主としてモニタ
結果の表示方法に関するものである。

［従来の技術］第２図は、ダイカスト機の射出シリンダの作動時間しに
対し、射出速度υ（軌跡ａ）と成形材料に作用する充填
圧力Ｐ（軌跡ｂ）の変化を表示したものである。図にお
いて、υ１は低速射出速度、υ２は高速射出速度、懇は
昇圧しはじめる時の射出圧力、巳は昇圧後の圧力である
。

第２図に示す様に、充填圧力Ｐに関しては、成形材料が
金型に押入されてから、最終的に加圧せられる圧力Ｐ、
に達するまでに要する時間へｔを管理値としている。

一方、射出速度υの制御に関しては金型キャビティに次
第に充填される成形材の割合を持って判断するため、射
出シリンダのストロークＳ【を管理する方が容易で、一
般的である。

［発明が解決しようとする問題点］この様に、成形条件を監視する基準軸としては、ストロ
ーク３ｔと時間【の２種類があり、各々別個に、ＣＲＴ
上に表示市る等の手法でモニタし、管理していた。その
為、毎度、基準軸の異る２つの図を参照しなければなら
ず、作業が面倒であった。

［問題点を解決するための手段］以上の様な要求に基づき、本発明では、ストロークを基
準に、検出表示されてなる成形条件に対し、鋳込完了位
置の所定区間前方に射出シリンダのストロークが到達し
た時点から、時間をＭ準軸として該成形条件を検出し、
それを前記ストローク基準の表示に割込ませて合成表示
させる様にした。

この時、前記鋳込完了位置及び所定区間ΔＳＩｌは、任
意に設定可能とし、しかも、鋳込完了位置Ｓｆに関して
は、前射出成形サイクルにおいて計測された鋳込完了位
置を参照する事も出来る様にした。

［作　　用］射出シリンダの速度、加速度゛、圧力や、金型、プラン
ジャスリーブ、成形材料の温度や、成形材料の充填圧力
や、金型キャピテイの真空度といった様な、成形条件を
射出シリンダのストロークの関数として検出中に、射出
ストＯ−りが所定のストローク位置（即ち３ｔ、−３ｆ
−４８ｍ）に達すれば、時間の関数として検出して、そ
れを合成した形、すなわち、ストローク基準に時間基準
を割込ませた形で表示する。従って、時間の関数として
管理したい成形工程の部分、例えば、第２図に示したΔ
ｔの部分だけを、時間軸基準で、その他の部分はストロ
ーク基準で抽出できる。

［実施例］第３図は本発明の方法をダイカスト機の成形条件のモニ
タに適用した例を示している。

第３図において、射出シリンダ１のピストン２にはカッ
プリング３を介してプランジャ４が連結され、スリーブ
９内の成形材１０を金型１１．１２にて形成されるキャ
ビティ１３に押入し成形する。ピストン２の作動は、液
圧供給源８による作動液を流量制御弁７によりｉ！１ｌ
ＪＩＩＩシ行う。カップリング３には一体的にストライ
カ５が取付けられ、ストライカ５上には磁気スケール２
０が固着されており、この磁気ピッチを磁気検出器６で
検出する。１５は磁気検出器６の信号を計数して、射出
シリンダ１のピストン２のストロークＳｔに換算するス
トＯ−り検出器である。１６は流動ルリ御器で、設定器
１７にあらかじめ設定しである位ＩＳに到った時、所定
の開度ＶＯを出力し、流動υ制御弁７を開閉したり、開
度を調整したりする。ここで、Ｓ１■０共、複数量ある
のが一般である。１８はストロークＳｔを時間的に微分
し、速度信号ｖ１．：換算する速度検出器で、１９は本
発明のモニタ表示方法を有するモニタ装置である。１４
は圧力検出器である。

モニタ装置１９は、各検出器からの成形条件をサンプル
するが、その過程を第４図によって示す。

第４図において、２４はストローク軸基準から時間軸基
準への変更位置Ｓｔ＋を認識する検出回路で、入力され
る射出シリンダのストロークＳ（と、Ｓｔ、−８ｆ−６
３ｍの大小関係を判定し、基＊軸切替信号を、成形条件
（因示例では、射出速度υと加圧力Ｐ）を収集するサン
プラ２２へ命令する。

サンプラ２２は、それを受け、それまではストロークＳ
ｔを基準にサンプリングしていた成形条件をクロック２
３の発する時間信号ｔを基準にサンプリングし、−担バ
ッファ２１に収集した成形条件を格納した後、陰極線管
ＣＲＴ２０上に表示する。また、３ｔ、は、鋳込完了位
Ｒ８ｆ設定器２７と、前記の区間△Ｓｌ！１Ｓｌ型２８
による設定後、検出回路２４にて、Ｓｊ＋＝Ｓｆ−４８
ｍの演算により求められる。さらに鋳込完了位置Ｓｆに
関しては、前回の成形サイクルの鋳込完了位置Ｓｒを保
持しておくメモリ回路２５の値を、スイッチ２６で接続
される回路を切替ることにより、参照することも可能で
、この場合には、鋳込完了位置Ｓｆは、毎回、前回計測
された値に更新される。

従って、第３図に示したスリーブ９内へ当初蓄えられる
成形材１０の量が変化しても、それに追随出来る。

第１図は本発明の実施例で、第３図に示した様に、圧力
検出器１４で測定したピストン２に作用する圧力、即ち
、成形材１０に作用する圧力Ｐ及び速度υに関して表示
したものである。

この様に、時間軸による管理が必要な部分だけを時間軸
基準で成形条件を検出しているため、精度よく、しかも
、陰極線管ＣＲＴ上の１画面上に、必要な情報を漏れな
く表示出来る。

［効　　果］このように、本発明においては、成形条件をストローク
軸基準で監視しているうち、例えば、成形材が金型キャ
ビティ内に充填されて！圧し始めたり、急激に昇圧する
ときなどにように、時間軸による管理が必要な部分だけ
を時間軸基準で監視して管理することができるので、き
めこまかい管理を行うことができる。その結果、それに
応じてきめこまかい制御をすることができるし、より良
品質の成形品を得やすくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によって表示したモニタ表示図の１実施
例を示す図、第２図は従来の方法によって表示したモニ
タ表示図の１例を示す図、第３図および第４図はそれぞ
れ本発明の実施に用いる装置の１実施例を示すブロック
線図である。１・・・射出シリンダ、４・・・プランジャ、１１．１
２・・・金型、１５・・・ストローク検出器、１８・・
・速度検出器、１９・・・モニタ装置、２０・・・陰極
線管。特許出願人　　　宇部興産株式会社第１図第２図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）射出シリンダのストロークに対応して検出され、
かつ、ストローク軸を基準に表示される成形条件におい
て、該射出シリンダの鋳込完了位置の所定区間前方の位
置から、時間の関数として検出され、かつ、時間軸を基
準に前記ストローク軸を基準に表示されて成る成形条件
に対して割込み、合成表示させたことを特徴とする成形
条件のモニタ方法。
（２）成形条件とは、射出シリンダの作動速度、加速度
、圧力及び金型、プランジャスリーブ、成形材料の温度
及び成形材料の充填圧力及び金型キャビティの真空度の
内少くも１つの値であることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の成形条件のモニタ方法。
（３）鋳込完了位置とは、任意設定出来る他に、射出成
形サイクルにおいて計測された鋳込完了位置をもつて成
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の成形条
件のモニタ方法。