JPS6267182A - 金属表面再溶融合金化法 - Google Patents
金属表面再溶融合金化法Info
- Publication number
- JPS6267182A JPS6267182A JP60206211A JP20621185A JPS6267182A JP S6267182 A JPS6267182 A JP S6267182A JP 60206211 A JP60206211 A JP 60206211A JP 20621185 A JP20621185 A JP 20621185A JP S6267182 A JPS6267182 A JP S6267182A
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- Japan
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- metal
- powder
- metallic
- alloy layer
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は金属表面再溶融合金化法に関する。
（従来の技術及びその問題点）
金属表面再溶融合金化法においては、鋼、鋳鉄等の金属
母材の表面を金属粉末で被覆した後、ＴＩＧ、レーザ、
電子ビーム等のエネルギー源により金属母材の表層部と
金属粉末とを同時に溶融して固化さ・υることによ的金
属母材の表面に合金層を形成する。
母材の表面を金属粉末で被覆した後、ＴＩＧ、レーザ、
電子ビーム等のエネルギー源により金属母材の表層部と
金属粉末とを同時に溶融して固化さ・υることによ的金
属母材の表面に合金層を形成する。
金属母材の表面を金属粉末で被覆する方？１として真空
蒸着、スパッタリング、粉末塗布等の千法が知られてい
る。
蒸着、スパッタリング、粉末塗布等の千法が知られてい
る。
粉末塗布はコストが低く、最も簡ｌ１１−で、どのよう
な形状の金属母材の表面にも適用しうるので多く用いら
れているが、有機又は無機の粘結剤を用いて金属粉末を
金属母材の表面に塗布した場合には、金属粉末粒子の表
面に粘結剤の膜が付着するため、再溶融した際に母材金
属と粉末金属との合金化が阻害され、均一な合金層が得
難い。又、金属粉末を溶射により金属母材の表面に塗布
した場合には、金属粉末粒子の表面に酸化膜が発／ｌす
るため、やはり再溶融した際に母材金属とわ）末金属と
の合金化が阻害されるという不具合があった。
な形状の金属母材の表面にも適用しうるので多く用いら
れているが、有機又は無機の粘結剤を用いて金属粉末を
金属母材の表面に塗布した場合には、金属粉末粒子の表
面に粘結剤の膜が付着するため、再溶融した際に母材金
属と粉末金属との合金化が阻害され、均一な合金層が得
難い。又、金属粉末を溶射により金属母材の表面に塗布
した場合には、金属粉末粒子の表面に酸化膜が発／ｌす
るため、やはり再溶融した際に母材金属とわ）末金属と
の合金化が阻害されるという不具合があった。
（問題点を解決するための手段）
本発明は−１−記問題点に対処するために発明されたも
のであって、その要旨とするとこ７）は、金属母材の表
面に金属粉末をペースト状又は液状のフラックスを用い
て塗布した後、１゛ＩＧ、レーザ、電子ビーム等のエネ
ルギー源により上記金属母材を乙 の表層部と上述金属粉末とを同時に再溶融して固化させ
ることにより金属母材の表面に合金層を形成することを
特徴とする金属表面再溶融合金化法にある。
のであって、その要旨とするとこ７）は、金属母材の表
面に金属粉末をペースト状又は液状のフラックスを用い
て塗布した後、１゛ＩＧ、レーザ、電子ビーム等のエネ
ルギー源により上記金属母材を乙 の表層部と上述金属粉末とを同時に再溶融して固化させ
ることにより金属母材の表面に合金層を形成することを
特徴とする金属表面再溶融合金化法にある。
フラックスは溶接用、ろう付は用、はんだ付は用等に用
いられるものを用いることができる。金属粉末はペース
ト状のフラックスにスラリー状に混合して金属母材の表
面に塗布しても良く、又、ペースト状又は液状フラック
スを予め金属母材の表面に塗布した後、このフラックス
の膜に金属粉末を付着させても良いが、後者の方が作業
性に富み、かつ、均一な合金層が得られる。そして、後
者の場合、フラックスの粘度を調整することによりフラ
ックスの膜の厚さを決定できる利点もある。
いられるものを用いることができる。金属粉末はペース
ト状のフラックスにスラリー状に混合して金属母材の表
面に塗布しても良く、又、ペースト状又は液状フラック
スを予め金属母材の表面に塗布した後、このフラックス
の膜に金属粉末を付着させても良いが、後者の方が作業
性に富み、かつ、均一な合金層が得られる。そして、後
者の場合、フラックスの粘度を調整することによりフラ
ックスの膜の厚さを決定できる利点もある。
（実施例）
第１実施例
Ｆｅ１２からなるカムシャフトのカム面に低温銀ろう付
は用フラックスを水に一対一の割合で溶解してペースト
状とし、これを均一に塗布する。次いで、このフラック
スの膜に中炭素フェロクロムの粉末を付着させ、約９．
１ｍｍ厚さのコーティング層とする。そして、このコー
ティング層中の水分を蒸発させて乾燥した後、ＴＩＧに
よりカム面の表層部と中炭素フェロクロムの粉末を再溶
融して固化せしめ、合金層（高Ｃｒ白鉄）をカム面に形
成した。このようにして形成された合金層の顕微鏡組織
は第１図に示されている。第２図には中炭素フェロクロ
ムの粉末をプラズマ溶射によりカム面に塗布した後、Ｔ
ＩＧにより再溶融して固化せしめた合金層の顕微鏡組織
を示し、第２図に明らかなように粉末粒子の未溶解部が
存在する。第３図は中炭素フェロクロムの粉末を塗布し
ないで、ＴＩＧよりカム面の表層部を再溶融して固化せ
しめた場合の再溶融層の顕微鏡＆Ｉ織を示している。
は用フラックスを水に一対一の割合で溶解してペースト
状とし、これを均一に塗布する。次いで、このフラック
スの膜に中炭素フェロクロムの粉末を付着させ、約９．
１ｍｍ厚さのコーティング層とする。そして、このコー
ティング層中の水分を蒸発させて乾燥した後、ＴＩＧに
よりカム面の表層部と中炭素フェロクロムの粉末を再溶
融して固化せしめ、合金層（高Ｃｒ白鉄）をカム面に形
成した。このようにして形成された合金層の顕微鏡組織
は第１図に示されている。第２図には中炭素フェロクロ
ムの粉末をプラズマ溶射によりカム面に塗布した後、Ｔ
ＩＧにより再溶融して固化せしめた合金層の顕微鏡組織
を示し、第２図に明らかなように粉末粒子の未溶解部が
存在する。第３図は中炭素フェロクロムの粉末を塗布し
ないで、ＴＩＧよりカム面の表層部を再溶融して固化せ
しめた場合の再溶融層の顕微鏡＆Ｉ織を示している。
第１図ないし第３図に示す各組織の化学成分、硬さ及び
ディーゼ゛ルエンジンのモータリング耐摩耗耐久試験の
結果は第１表に示されている。なお、耐久試験の条件は
次の通りである。
ディーゼ゛ルエンジンのモータリング耐摩耗耐久試験の
結果は第１表に示されている。なお、耐久試験の条件は
次の通りである。
１）エンジンの回転数 ６５Ｏｒｐｍ２）使用エンジ
ンオイル１０００ ｋｍ走行後の劣化油３）耐久時間
１００）１ｒ 第１表 第２実施例 耐熱合金性エンジンバルブのバルブフェースにＮｉ−Ｃ
ｒ混合粉末を第１実施例と同様の方法で塗布し、出力２
．５Ｋｗのレーザを用いて再溶融して固化し合金層を形
成した。
ンオイル１０００ ｋｍ走行後の劣化油３）耐久時間
１００）１ｒ 第１表 第２実施例 耐熱合金性エンジンバルブのバルブフェースにＮｉ−Ｃ
ｒ混合粉末を第１実施例と同様の方法で塗布し、出力２
．５Ｋｗのレーザを用いて再溶融して固化し合金層を形
成した。
このバルブは従来のステライト基盤金品に比し低コスト
でありながら耐久性はほぼ同等であった。
でありながら耐久性はほぼ同等であった。
（発明の効果）
をペースト状又は液状のフラックスを用いて塗布するの
で、金属粉末粒子の表面に粘結側の膜や酸化膜が形成さ
れることはない。従って、金属母材と金属粉末を再溶融
した際、これらの合金化が阻害されることはなく、均一
な合金層を容易に得ることができる。
で、金属粉末粒子の表面に粘結側の膜や酸化膜が形成さ
れることはない。従って、金属母材と金属粉末を再溶融
した際、これらの合金化が阻害されることはなく、均一
な合金層を容易に得ることができる。
Claims (1)
- 金属母材の表面に金属粉末をペースト状又は液状のフラ
ックスを用いて塗布した後、ＴＩＧ、レーザ、電子ビー
ム等のエネルギー源により上記金属母材の表層部と上記
金属粉末とを同時に再溶融して固化させることにより金
属母材の表面に合金層を形成することを特徴とする金属
表面再溶融合金化法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60206211A JPS6267182A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 金属表面再溶融合金化法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60206211A JPS6267182A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 金属表面再溶融合金化法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6267182A true JPS6267182A (ja) | 1987-03-26 |
Family
ID=16519608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60206211A Pending JPS6267182A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 金属表面再溶融合金化法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6267182A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01242786A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 摺動部材及びその製造方法 |
| JPH02205664A (ja) * | 1988-12-15 | 1990-08-15 | Komatsu Ltd | レーザクラッディング法 |
| JPH02236241A (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-19 | Eagle Ind Co Ltd | 金属薄膜の製造方法 |
| WO1994000613A1 (en) * | 1992-06-22 | 1994-01-06 | Pratco Industries Limited | Hard facing |
| JPH0691392A (ja) * | 1992-09-14 | 1994-04-05 | Nikko Youzai Kogyo Kk | 肉盛り溶接用シートおよびそれを用いた肉盛り溶接法 |
| JP2011231769A (ja) * | 2011-06-17 | 2011-11-17 | Yanmar Co Ltd | 金属部材の表面硬化方法 |
| JP2013083003A (ja) * | 2012-11-26 | 2013-05-09 | Yanmar Co Ltd | 内燃機関用鋳鉄製シリンダブロックのライナ表面部の硬化処理方法 |
| JP2013092150A (ja) * | 2012-11-26 | 2013-05-16 | Yanmar Co Ltd | 内燃機関用鋳鉄製シリンダヘッドのバルブシート部の表面硬化処理方法 |
| JP2013111612A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Mitsubishi Electric Corp | 電子ビーム合金化加工方法 |
| CN104308451A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-01-28 | 北京中纬研科新材料有限公司 | 一种减速器轴承座的修复方法 |
| CN104451660A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-03-25 | 北京中纬研科新材料有限公司 | 一种轴流风机变速器齿轮的修复方法 |
| CN106086597A (zh) * | 2016-08-22 | 2016-11-09 | 合肥东方节能科技股份有限公司 | 一种基于钴铬钨合金堆积成型导卫导轮的方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5726167A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-12 | Toshiba Corp | Formation of wear resistant coat |
| JPS57131357A (en) * | 1981-02-04 | 1982-08-14 | Mazda Motor Corp | Local surface hardening method for ferrous parts |
| JPS5948873A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-21 | Hitachi Ltd | 磁気デイスク装置の緊急退避回路 |
| JPS6036615A (ja) * | 1983-08-06 | 1985-02-25 | Nippon Steel Corp | 金属表層溶融処理法 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP60206211A patent/JPS6267182A/ja active Pending
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| GB2282826B (en) * | 1992-06-22 | 1996-03-20 | Pratco Ind Ltd | Hard facing |
| GB2282826A (en) * | 1992-06-22 | 1995-04-19 | Pratco Ind Ltd | Hard facing |
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