JPS626664A - ペ−スト状即溶性食品 - Google Patents
ペ−スト状即溶性食品Info
- Publication number
- JPS626664A JPS626664A JP60144527A JP14452785A JPS626664A JP S626664 A JPS626664 A JP S626664A JP 60144527 A JP60144527 A JP 60144527A JP 14452785 A JP14452785 A JP 14452785A JP S626664 A JPS626664 A JP S626664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lactose
- dextrin
- amount
- soup
- pasty
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Grain Derivatives (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はペースト状即溶性食品に関し、詳しくは水また
は熱湯を加えて攪拌するだけで溶解して飲用できるスー
プ、ソース等が得られるペースト状即溶性食品に関する
。
は熱湯を加えて攪拌するだけで溶解して飲用できるスー
プ、ソース等が得られるペースト状即溶性食品に関する
。
(従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕水また
は熱湯を加えて攪拌するだけで飲用に適くするために分
散剤(溶解促進剤)を添加したり、賦形剤を加えて顆粒
化したものが多い。
は熱湯を加えて攪拌するだけで飲用に適くするために分
散剤(溶解促進剤)を添加したり、賦形剤を加えて顆粒
化したものが多い。
しかし、分散剤を加える場合は、多量に添加しないと十
分な効果が得られない。ところが、分散剤を多量に添加
すると、吸湿性が高くなったり、食品の味を変える等の
問題が生じる。また、顆粒化する方法は加工コストが高
くなったり、工程中でフレーバーの損失を生ずることが
ある。特に、原料中にアミノ酸系材料や肉エキス、野菜
エキスなどを含むものは吸湿性が激しく、顆粒化が困難
な場合が多い。
分な効果が得られない。ところが、分散剤を多量に添加
すると、吸湿性が高くなったり、食品の味を変える等の
問題が生じる。また、顆粒化する方法は加工コストが高
くなったり、工程中でフレーバーの損失を生ずることが
ある。特に、原料中にアミノ酸系材料や肉エキス、野菜
エキスなどを含むものは吸湿性が激しく、顆粒化が困難
な場合が多い。
しかも、粉末や顆粒品は乾燥品独得の粉っぽさがある上
に、熱湯に溶は難いというイメージを消費者に与えてい
る。
に、熱湯に溶は難いというイメージを消費者に与えてい
る。
本発明の目的は上記の問題点を解消した即溶性食品を提
供することである。
供することである。
すなわち本発明は、最終水分が5%以下となるように調
整されたスープ、ソース等の粉末基材、融点35℃以下
の油脂ならびに乳糖およびデキストリンのうちの少なく
とも1種以上の物質よりなるペースト状即溶性食品に関
する。
整されたスープ、ソース等の粉末基材、融点35℃以下
の油脂ならびに乳糖およびデキストリンのうちの少なく
とも1種以上の物質よりなるペースト状即溶性食品に関
する。
本発明においてスープ、ソース等の基材は最終水分が5
%以下、好ましくは0.5〜3%となるように調整され
た粉末である。ここで基材を構成する成分としてはスタ
ーチ、脱脂粉乳、肉エキス。
%以下、好ましくは0.5〜3%となるように調整され
た粉末である。ここで基材を構成する成分としてはスタ
ーチ、脱脂粉乳、肉エキス。
野菜エキス、ハーブ、調味料、香辛料等の様々のものが
あり、使用目的を考慮して適宜組合せて用いる。基材の
水分含量が5%を超えると、長期間の保存に耐えられな
いものとなり好ましくない。
あり、使用目的を考慮して適宜組合せて用いる。基材の
水分含量が5%を超えると、長期間の保存に耐えられな
いものとなり好ましくない。
次に、油脂としては融点(上昇融点)が35℃以下、好
ましくは30℃以下、より好ましくは20℃のものを使
用する。油脂の融点が低いもの程、基材の分散溶解性が
良好となる。なお、油脂は植物性、動物性のいずれでも
よく、これらの混合物であってもよい。たとえばヤシ油
、ナタネ油。
ましくは30℃以下、より好ましくは20℃のものを使
用する。油脂の融点が低いもの程、基材の分散溶解性が
良好となる。なお、油脂は植物性、動物性のいずれでも
よく、これらの混合物であってもよい。たとえばヤシ油
、ナタネ油。
大豆油等のエステル交換油、水添油や精製ラード。
ヘットおよびこれらの水添油ならびにこれらの混合物等
がある。本発明では油脂を配合したことにより製品の形
態がペースト状と・了り、液状のイメージを与えている
。ここで、油脂の添加量は全体量の30〜50重量%、
好ましくは35〜45重景%と童謡きである。油脂の添
加量が30%未満では製品がペースト状にならないため
使用上不便であり、また分散溶解性が悪い。一方、50
%を超えると、良好なスープ、ソース等の味を出すため
には溶き量(取り量)が多くなるため、熱湯を加えるも
のにあっては液温か下がってしまい好ましくなく、また
相応する分散溶解性の効果が得られない。
がある。本発明では油脂を配合したことにより製品の形
態がペースト状と・了り、液状のイメージを与えている
。ここで、油脂の添加量は全体量の30〜50重量%、
好ましくは35〜45重景%と童謡きである。油脂の添
加量が30%未満では製品がペースト状にならないため
使用上不便であり、また分散溶解性が悪い。一方、50
%を超えると、良好なスープ、ソース等の味を出すため
には溶き量(取り量)が多くなるため、熱湯を加えるも
のにあっては液温か下がってしまい好ましくなく、また
相応する分散溶解性の効果が得られない。
乳糖やデキストリンは基材の分散溶解性を改良する作用
を有するものであり、それぞれを単独で用いてもよく、
両者を組合せて用いてもよい。これらは全体量の5〜2
0重量%、好ましくは10〜15重景%と童謡ように添
加する。添加量が5重量%未満では、分散溶解性の改良
効果が十分でない。一方、20重量%を超えて添加して
も、相応する効果が得られない。
を有するものであり、それぞれを単独で用いてもよく、
両者を組合せて用いてもよい。これらは全体量の5〜2
0重量%、好ましくは10〜15重景%と童謡ように添
加する。添加量が5重量%未満では、分散溶解性の改良
効果が十分でない。一方、20重量%を超えて添加して
も、相応する効果が得られない。
本発明のペースト状即溶性食品は原則として上記各成分
より成るが、必要に応じて他の成分を適宜加えることが
できる。たとえば溶解時の油の浮遊防止とマイルドな味
を呈することを目的として天然高分子多糖(たとえば高
等植物や海藻より抽出されるゴム質や粘質多糖など)や
界面活性剤(たとえばソルビタン脂肪酸エステル、シュ
ガーエステル、脂肪酸モノグリセリド、レシチンなどの
親油性のもの、特にHLBが4以上のものが好適である
。)を添加することが好ましい。これらは製品仕上り粘
度および外観などを考慮して0.1〜5重量%の範囲で
その添加量を調整する。
より成るが、必要に応じて他の成分を適宜加えることが
できる。たとえば溶解時の油の浮遊防止とマイルドな味
を呈することを目的として天然高分子多糖(たとえば高
等植物や海藻より抽出されるゴム質や粘質多糖など)や
界面活性剤(たとえばソルビタン脂肪酸エステル、シュ
ガーエステル、脂肪酸モノグリセリド、レシチンなどの
親油性のもの、特にHLBが4以上のものが好適である
。)を添加することが好ましい。これらは製品仕上り粘
度および外観などを考慮して0.1〜5重量%の範囲で
その添加量を調整する。
本発明に係る製品は、一般的には密封可能な容器(缶、
びんなど)やシートもしくはフィルム状袋等に適量を充
填される。このように、本発明に係る製品は簡便な包装
にて長期間安定的に保存することができる。
びんなど)やシートもしくはフィルム状袋等に適量を充
填される。このように、本発明に係る製品は簡便な包装
にて長期間安定的に保存することができる。
本発明・のペースト状即溶性食品は、水または熱湯を加
えて攪拌するだけで飲用に適するスープ。
えて攪拌するだけで飲用に適するスープ。
ソース等が得られる。特に、吸湿性のため粉末のままで
は分散溶解性に劣るものや顆粒化し難いもの等について
も製品の吸湿性を有効に防止し、かつ分散溶解性が良好
になる。
は分散溶解性に劣るものや顆粒化し難いもの等について
も製品の吸湿性を有効に防止し、かつ分散溶解性が良好
になる。
しかも、本発明は顆粒化工程を要しないため、製品のコ
ストは安価となり、かつ乾燥工程を経ないため、フレー
バーの損失がなく、良質の製品が得られる。
ストは安価となり、かつ乾燥工程を経ないため、フレー
バーの損失がなく、良質の製品が得られる。
次に、本発明を実施例等により詳しく説明する。
試験例1
下記組成の基材と乳糖よりなる材料に対し所定の上昇融
点を有する油脂を所定量配合した試料につき分解溶解性
を評価した。
点を有する油脂を所定量配合した試料につき分解溶解性
を評価した。
組 成 (重1%)
ス タ − チ 25脱 脂
粉 乳 40 肉・野菜エキス 15 調 味 料 10 乳 糖 8ス パ
イ ス 2評価は250cc容ビー
カーに規定量の試料を加え、これに90℃の熱湯150
mlを注ぎ15秒間放置したのち、10秒間スプーンに
て20回攪拌し、次いで35メツシユふるい上にあけて
該ふるい上に未溶解物として残ったものの重量を測定す
ることにより行なった。結果を第1表に示す。
粉 乳 40 肉・野菜エキス 15 調 味 料 10 乳 糖 8ス パ
イ ス 2評価は250cc容ビー
カーに規定量の試料を加え、これに90℃の熱湯150
mlを注ぎ15秒間放置したのち、10秒間スプーンに
て20回攪拌し、次いで35メツシユふるい上にあけて
該ふるい上に未溶解物として残ったものの重量を測定す
ることにより行なった。結果を第1表に示す。
試験例2
下記組成の基材と油脂よりなる材料に対し乳糖および/
またはデキストリンの所定量を加えて得た試料の分散溶
解性を評価した。なお、評価は試験例1と同様にして行
なった。結果を第2表に示す。
またはデキストリンの所定量を加えて得た試料の分散溶
解性を評価した。なお、評価は試験例1と同様にして行
なった。結果を第2表に示す。
一一皿−−−」L−ΩlL(ト)−一−−ス タ
− チ 20脱 脂 粉 乳
3゜ 肉 野菜エキス IO ス パ イ ス 2調
味 料 8植物油脂(融点30°C
) 30 試験例3 市販コンソメスープ用粉末(水分1%)(試料A)と該
粉末に融点10℃の油脂を30重債%配合したもの(試
料B)のそれぞれを温度24℃、湿度80%(RH)の
条件下に放置したときの吸湿性を比較した。結果を第1
図に示す。図から明らかなように、試料Bは吸湿防止効
果が著しくすぐれている。
− チ 20脱 脂 粉 乳
3゜ 肉 野菜エキス IO ス パ イ ス 2調
味 料 8植物油脂(融点30°C
) 30 試験例3 市販コンソメスープ用粉末(水分1%)(試料A)と該
粉末に融点10℃の油脂を30重債%配合したもの(試
料B)のそれぞれを温度24℃、湿度80%(RH)の
条件下に放置したときの吸湿性を比較した。結果を第1
図に示す。図から明らかなように、試料Bは吸湿防止効
果が著しくすぐれている。
実施例
即席チキンクリームスープを下記の処方により調製した
。
。
蚤−−1−一人
α化コーンスターチ 23.0重量%食塩
7.5砂糖
4.0グルタミン酸ナトリウム 5.5
チキンエキス(粉末) 1.0植物性蛋白加
水分解物 1.5脱脂粉乳
11.5香辛料 1.0乳#
M 5.0デキストリン
5.0植物油脂(融点10℃)35
.0
7.5砂糖
4.0グルタミン酸ナトリウム 5.5
チキンエキス(粉末) 1.0植物性蛋白加
水分解物 1.5脱脂粉乳
11.5香辛料 1.0乳#
M 5.0デキストリン
5.0植物油脂(融点10℃)35
.0
第1図は試料の吸湿性の経時変化を示すグラフである。
Claims (3)
- (1)最終水分が5%以下となるように調整されたスー
プ、ソース等の粉末基材、融点35℃以下の油脂ならび
に乳糖およびデキストリンのうち少なくとも1種以上の
物質よりなるペースト状即溶性食品。 - (2)油脂の添加量が全体量の30〜50重量%である
特許請求の範囲第1項記載の食品。 - (3)乳糖およびデキストリンのうち少なくとも1種以
上の物質の添加量が全体量の5〜20重量%である特許
請求の範囲第1項記載の食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60144527A JPS626664A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | ペ−スト状即溶性食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60144527A JPS626664A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | ペ−スト状即溶性食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626664A true JPS626664A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15364397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60144527A Pending JPS626664A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | ペ−スト状即溶性食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626664A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005087090A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Sanei Gen Ffi Inc | 液状スープ調製用ベース |
JP2006174775A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Ezaki Glico Co Ltd | 顆粒状食品の製造方法 |
JP2012029655A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Nissin Frozen Foods Co Ltd | 濃縮液状スープ |
US10947742B2 (en) | 2016-03-04 | 2021-03-16 | Shinko Kasei Co., Ltd. | Recyclable synthetic resin tile and method of manufacturing the same |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP60144527A patent/JPS626664A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005087090A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Sanei Gen Ffi Inc | 液状スープ調製用ベース |
JP2006174775A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Ezaki Glico Co Ltd | 顆粒状食品の製造方法 |
JP2012029655A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Nissin Frozen Foods Co Ltd | 濃縮液状スープ |
US10947742B2 (en) | 2016-03-04 | 2021-03-16 | Shinko Kasei Co., Ltd. | Recyclable synthetic resin tile and method of manufacturing the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
PL183656B1 (pl) | Sposób wytwarzania spożywczego proszku z krystalicznych cząstek powleczonych tłuszczem i spożywczy sypki proszek | |
US20070298154A1 (en) | Flavored solid-form food product and method of preparation | |
AU761265B2 (en) | Soup and sauce concentrates | |
US3769038A (en) | Fat sponge | |
AU761257B2 (en) | Soup and sauce concentrates | |
JPS626664A (ja) | ペ−スト状即溶性食品 | |
EP0970620B2 (en) | Soup and sauce concentrates | |
JPS6127036B2 (ja) | ||
JP2008220290A (ja) | 即席調理食品 | |
JPH0427826B2 (ja) | ||
CN110325053A (zh) | 用于涂覆和煎炸食物产品的烹饪助剂以及用于制备所述烹饪助剂的方法 | |
JPH04112774A (ja) | ソース | |
JP2582526B2 (ja) | 顆粒状風味調味料およびその製造方法 | |
EP4142517A1 (en) | Composition for making bouillons | |
JP7274949B2 (ja) | 溶媒を添加して食品を調製するための組成物 | |
JPS61166386A (ja) | 固形ス−プの製造方法 | |
JP2000050795A (ja) | 粉粒体状油脂およびその製造方法 | |
JPH09206034A (ja) | 低温で喫食するためのルウ食品 | |
JP3611845B1 (ja) | スープ食品用調味料とその製造方法 | |
JP2010124760A (ja) | トースト用油脂食品 | |
JP4680577B2 (ja) | 食品素材 | |
JPH0435146B2 (ja) | ||
JP3595730B2 (ja) | スープ素材 | |
JP2000032928A (ja) | ペースト状食品 | |
JPH11332462A (ja) | チーズ加工品の製造方法 |