JPS6266186A - 路面凍結警告装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は路面の凍結状態を検出して警告を発生する車輛
の路面凍結警告装置に関するものである。

従来の技術 従来の、路面凍結警告は特開昭５９−１８８５４５号公
報に示されているように路面温度や外気温度などの温度
情報だけから路面凍結の判断を行なっていた。すなわち
、路面が凍結する路面温度を０℃近傍に設定し、この温
度に達すると路面凍結の警告を発するものであった。

発明が解決しようとする問題点 しかし、冬期の晴天日の路面凍結を検知する場合大気中
の水分が路面に結露する温度は０℃よりも低く、ときに
は−６℃でも結露しないことがある。このため従来の路
面凍結警告装置では冬期の晴天日の路面凍結に関する情
報の信頼性が乏しく、運転者に無視されることが多く、
事故の原因になっていた。

本発明は上記問題に鑑み、温度情報のみならず、外気の
露点温度を検知し、冬期の晴天臼の路面凍結の情報信頼
度を飛躍的に向上させる路面凍結警告装置を提供するも
のである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、車輛部に設けられ
、路面温度を非接触で信号に変換する路面温度信号出力
部と、外気の温度、および湿度を信号に変換する温度、
および湿度信号出力部と、外気の温度、および湿度信号
を入力とし、外気の露点温度の演算を行ない露点温度を
信号として出力する演算部と、路面温度、および外気温
度の信号を受けて、路面の凍結状態を判定する判定部と
、この判定部にて路面が凍結状態と判定すると路面凍結
警告部より路面凍結警告信号を出力するものである。

作　　用 本発明は上記構成により、演算器を用いて外気の露点温
度を求め、それを路面温度と比較して路面凍結警告を発
しでいるので、冬期の晴天臼にも信頼度の高い路面凍結
警告が可能となる。

実施例 以下、本発明の路面凍結警報装置の一実施例を添付図面
にもとづいて説明する。第１図において、路面温度ｔＨ
を電気信号に変換する路面温度信号出力部１は、第２図
に示すように車輛下部に設けられ、車輛の直下の路面温
度を非接触で検出する。

外気の温度ｔｏ、湿度ＨＯを電気信号に変換する外気湿
度信号出力部２は演算器３に接続されている。

この演算器３は外気の露点温度を２つの入力端子３１．
３２から外気の温度ｔｏ、湿度Ｈｏを入力し演算して露
点温度信号を出力端子３３から出力する。そして演算器
３と路面温度信号出力部１の出力信号を条件判定器４の
入力端子４１．４２から入力して第３図に示す路面凍結
警報の演算処理を実行し、出力端子４３より警報信号を
出力する。

この出力端子４３は表示器５と接続されている。

この表示器６の前面には「路面凍結注意」なる文字が書
かれてあり、条件判定器４からの表示点灯指令を受ける
と、「路面凍結注意」の文字を点灯表示する。

上記構成においてその動作を説明する。上記した構成部
品を備えた車輛において、その運転時に車輛キーを投入
すると、車載バッテリーより各構成部品が作動状態にな
る。また条件判定器４においては車載バッテリーより安
定化電源回路を介して安定化電源の供給を受けて作動状
態になり、第、　　３図に示す演算処理を実行する。

第３図に示す演算処理において、ステップ１０１では路
面温度信号出力部１より路面温度ｔＨデータを入力し、
ステップ１０２に進んでその路面温度ｔＨデータにより
路面温度ｔＨが所点温度（Ａ℃）以下であるか否かを判
定する。路面温度ｔＨがＡ℃より高い場合は、路面凍結
の可能性が非常に低いものとして、ステップ１０３以降
の処理を行なわない。

しかし、路面温度ｔＨがＡ℃以下であると、ステ、７ブ
１０３にて、演算器３より外気露点温度Ｔｄデータを入
力し、さらにステップ１０４にて、前に入力した路面温
度ｔＨデータとの差を演算し、ステップ１０６にて、そ
の差が所定温度差Ｂｄｅｇ以下であるか否かを判定する
。路面が凍結状態であることを判定すると、ステップ１
０６に進んで表示点灯指令を表示器６に出力し、「路面
凍結注意」なる文字を点灯表示さする。また、１０５に
て路面が凍結状態でないことを判定すると、ステップ１
０７に進んで表示器６への表示点灯指令の出力を解除す
る。したがって、上記処理を繰り返し実行することによ
り、路面が凍結していれば、表示器６に「路面凍結注意
」なる文字を点灯表示させ、路面が凍結していなければ
、その表示を消灯させる。

なお、上記実施例では、路面温度を用いて路面凍結の判
定処理を行なうか否かの判断を行なうものを示したが、
運転者等のスイッチ操作にて路面凍結の判定処理を行な
うか否かの判断を行なうようにしてもよい。

発明の効果 以上実施例より明らかなように本発明によれば、外気の
温度と相対湿度から演算器により外気の露点温度を求め
ているので、冬期の晴天日の路面凍結温度が求められ、
信頼度の高い路面凍結警報が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の路□面凍結警告装置を示す
プロ、り図、第２図は路面温度信号出力部を取付けた軍
師の正面図、第３図は条件判定器の演算処理を示す流れ
図である。 １・・・・・路面温度信号出力部、２・・・・外気温湿
度信号出力部、３・・・・・・演算器、４・・・・・・
条件判Ｓｌ、５・・・・・・表示器。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）車輛部に設けられ、路面温度を非接触で信号に変
   換する路面温度信号出力部と、外気の温度、および湿度
   を信号に変換する温度、および湿度信号出力部と、外気
   の温度、および湿度信号を入力とし、外気の露点温度の
   演算を行ない露点温度を信号として出力する演算器と、
   路面温度、および外気露点温度の信号を受けて路面の凍
   結状態を判定する判定部と、この判定部にて路面の凍結
   状態を判定すると路面凍結警告を行なう警告部とを備え
   た路面凍結警告装置。
2. （２）判定部は路面温度、および路面温度と外気露点温
   度の差が同時に所定の温度以下となったとき路面凍結と
   判定する特許請求の範囲第１項記載の路面凍結警告装置
   。
3. （３）判定部は、運転者等による指示操作が行なわれた
   時に判定作動を行なうことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の路面凍結警告装置。