JPS6264878A - 粘着剤組成物 - Google Patents

粘着剤組成物

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JPS6264878A
JPS6264878A JP20452185A JP20452185A JPS6264878A JP S6264878 A JPS6264878 A JP S6264878A JP 20452185 A JP20452185 A JP 20452185A JP 20452185 A JP20452185 A JP 20452185A JP S6264878 A JPS6264878 A JP S6264878A
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JP
Japan
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rubber
cyclopentadiene
adhesive composition
anhydride
dicarboxylic acid
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JP20452185A
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Takashi Toda
隆司 戸田
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粘着剤組成物に関し、さらに詳しくは高温環境
下においても良好な粘着性を保持しうる粘着剤組成物に
関するものである。
〔従来の技術〕
接着剤の基材として、また粘着テープやロールの粘着剤
として、従来天然ゴムまたは合成ゴムにシクロペンタジ
ェン系モノマーとスチレンのようなビニル芳香族化合物
との共重合体の水素添加物を配合した粘着剤組成物が知
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、前記粘着剤組成物は室温下では比較的良好な
粘着性を有するものの、40℃を越えるような高温にな
ると流動性を示し、粘着剤としての機能を喪失するとい
う問題点があった。
本発明は、この問題点を解消した粘着剤組成物を提供し
ようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、シクロペンタジェン系モノマーと共重合反応
させるモノマーに着目し、これを不飽和ジカルボンまた
はその無水物とすることによって、前記欠点を解消した
ものである。
すなわち、本発明の粘着剤組成物は、ゴムに、シクロペ
ンタジェン系モノマーと不飽和ジカルボン酸またはその
無水物との共重合反応生成物の水素添加物を配合したこ
とを特徴とする特ゴムと前記水素添加物の配合比はゴム
100重量部に対して、前記水素添加物を20〜200
重量部、好ましくは50〜150重量部とするのが好ま
しい。
この配合比のゴムと前記水素添加物をロール、バンバリ
ー、ラボブラストミル等の混練機を用いて100〜20
0℃好ましくは、130℃〜180°Cで、20分〜2
時間、好ましくは、30分〜1.5時間混練することに
より、本発明の粘着剤組成物が得られる。
また、溶媒を用いて、ゴムと前記水素添加物を混合する
ことも必要に応じて行われる。
本発明で用いられるゴムとしては、天然ゴム、ポリブタ
ジェンゴム(BR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ポ
リクロロプレンゴム(CR)−ポリスチレン−ブタジェ
ンゴム(SBR)、ポリアクリロニトリル−ブタジェン
ゴム(NBR)、ポリイソブチレン−イソプレンゴム(
IIR)、ポリスチレン−ブタジェン−スチレンゴム(
SBS)、ポリスチレン−イソプレン−スチレンゴム(
S ! S) 、ポリエチレン−酢酸ビニルゴム(Ev
A)、ポリエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPD
M)等の合成ゴムが挙げられる。
本発明で用いられる前記水素添加物は次のようにして製
造される。
まず、シクロペンタジェン系モノマーとil和ジカルボ
ン酸またはその無水物との共重合反応生成物を製造する
シクロペンタジェン系モノマーとしては、シクロペンタ
ジェン、メチルシクロペンタジェン、エチルシクロペン
タジェン、あるいはこれらの二量体、三量体、共二量体
等が用いられ、不飽和ジカルボン酸またはその無水物と
してはマレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸等および
前記不飽和ジカルボン酸の無水物等が用いられる。
好ましい製造法の一例を次に説明する。
前記シクロペンタジェン系モノマーと前記不飽和ジカル
ボン酸またはその無水物とをキシレン等の芳香族炭化水
素溶媒に混合し、温度220〜320℃、好ましくは2
50〜300℃で、1〜8時間、好ましくは1.5〜5
時間加熱する。反応終了後に溶媒を除去することにより
目的生成物を得る。但し、製造法はこれに限定されるこ
とはなく、その他の方法により製造して得たものも使用
することができる。なお、このような製造法によって得
られるものは、未だその構造についての定説がなく、シ
クロペンタジェン系モノマーと不飽和ジカルボン酸また
はその無水物との共重合体と推定されるものの、シクロ
ペンタジェン系モノマーのホモ重合体をも含んでいる可
能性がある。
本発明においてゴムに配合されるシクロペンタジェン系
モノマーと不飽和ジカルボン酸またはその無水物との共
重合反応生成物の水素添加物は、前記反応生成物を水素
添加することにより製造される。好ましい製造法を次に
示す。
シクロヘキサン、テトラヒドロフラン等の炭化水素等の
溶媒中で、あるいは溶媒を使用せずに、Ni、Pd、C
o、Pt、Rh系触媒の存在下に、温度130〜300
℃、好ましくは150〜260℃で、1〜7時間、好ま
しくは2〜5時間加熱しながら、前記反応生成物と水素
とを接触させる。
得られるものは、シクロペンタジェン系モノマーと不飽
和ジカルボン酸またはその無水物との共重合反応生成物
の水素添加物の他にシクロペンタジェン系モノマーのホ
モ重合体の水素添加物を含んでいる可能性がある。
前記水素添加物の好ましいものは、シクロペンタジェン
系モノマーに由来する千ツマ一単位の含有率が95〜3
0重量%、好ましくは90〜40重量%であり、不飽和
ジカルボン酸またはその無水物に由来する千ツマ一単位
の含有率力月0〜70重量%、好ましくは20〜60重
量%であり、軟化点が60〜200℃、好ましくは10
0〜190℃であり、臭素価が10〜100 g/10
0 g1好ましくは15〜50 g /100 gであ
り、酸価が100〜500mgKOH/g、好ましくは
150〜400mgK OH/ gである。
また、原料成分の観点からは、シクロペンタジェンと無
水マレイン酸とを共重合して得た共重合反応生成物の水
素添加物が好ましい。
本発明の粘着剤組成物には、その他にフタル酸エステル
、アジピン酸エステルなどの可塑剤、ポリブテン油、ポ
リブタジェン油、ポリペンタジェン油、液状炭化水素樹
脂、液状テルペン樹脂、液状ロジンなどの液状樹脂、ナ
フテン系プロセス油、芳香族プロセス油、パラフィン系
プロセス油などの伸展油などの軟化剤や、パラフィンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン
ワックスなどの各種ワックス、酸化防止剤、充填剤など
のその他の配合剤を配合することができる。
そしてこの粘着剤組成物は、接着基材として、また粘着
テープやロールの粘着剤として有用である。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
窒素で置換した攪拌機付き重合反応容器内に、キシレン
(?容器)  37.5 gとシクロペンタジェン10
0gと無水マレイン酸25gとを装入し、260℃に加
熱して攪拌しながら3時間共重合反応を行った。
反応終了後、キシレンを除去して118gのシクロペン
タジェン−無水マレイン酸共重合反応生成物を得た。こ
のシクロペンタジェン−無水マレイン酸共重合反応生成
物の軟化点は142℃であり、モノマーとしてのシクロ
ペンタジェンの含有率は80重量%であった。
次いで、窒素で置換した攪拌機付き反応容器に、前記製
造で得たシクロペンタジェン−無水マレイン酸共重合反
応生成物100gとテトラヒドロフラン(溶媒)100
gとPd触媒5g(0,5重量%のPd金属を担持)と
を装入し、水素を圧入して30kg/ctGとし、20
0℃に加熱して攪拌下に3.5時間水添反応を行った。
反応終了後に溶媒、触媒等を除去してシクロペンタジェ
ン−無水マレイン酸共重合反応生成物の水素添加物10
1gを得た。
この水素添加物は、軟化点が175°Cであり、臭素価
が16 g / 100gであり、酸価が190mgK
OH/gであり、ガードナー色相が15であった。
2ノロペンツジエン−ん九し/フル畢査肺911求圭更
え件1質 窒素で置換したオートクレーブ中に、キシレン(溶媒)
50.0gとシクロペンタジェン100gとスチレン8
0gとを装入し、260℃に加熱し3時間共重合反応を
行った。
反応終了後、キシレンを除去して165gのシクロペン
タジェン−スチレン共重合反応生成物を得た。
次いで、窒素で置換した攪拌機付き反応容器に、前記製
造で得たシクロペンタジェン−スチレン共重合反応生成
物100gとシクロヘキサン(溶媒)100g、!:P
d触媒5g(0,5重量%のPd金属を担持)とを装入
し、水素を圧入して35kg/ ctM Gとし、20
0℃に加熱して攪拌下に5時間水添反応を行った。
反応終了後に溶媒、触媒等を除去してシクロペンタジェ
ン−スチレン共重合反応生成物の水素添加物101gを
得た。
この水素添加物は、軟化点が136℃であり、臭素価が
3.8g/100gであり、酸価が1mgKOH/gで
あり、数平均分子量は880であった。
表1に本発明の実施例、比較例の粘着剤組成物の配合、
評価を示す。
表示のゴムと、前記製造例で得た水素添加物の表示量を
ラボプラストミルを用いて表示の条件で混練して粘着剤
組成物を製造し、その粘着性を評価した。(以下余白) 〔発明の効果〕 本発明により高温環境下において良好な粘着性を保持す
る粘着剤組成物が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ゴムに、シクロペンタジエン系モノマーと不飽和ジ
    カルボン酸またはその無水物との共重合反応生成物の水
    素添加物を配合したことを特徴とする粘着剤組成物。
JP20452185A 1985-09-18 1985-09-18 粘着剤組成物 Granted JPS6264878A (ja)

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JP20452185A JPS6264878A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 粘着剤組成物

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JP20452185A JPS6264878A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 粘着剤組成物

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JPS6264878A true JPS6264878A (ja) 1987-03-23
JPH0579115B2 JPH0579115B2 (ja) 1993-11-01

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ID=16491908

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JP20452185A Granted JPS6264878A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 粘着剤組成物

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49128035A (ja) * 1973-04-07 1974-12-07
JPS50123751A (ja) * 1974-03-19 1975-09-29
JPS5821671A (ja) * 1981-08-03 1983-02-08 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd 抗血栓剤の製造法

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49128035A (ja) * 1973-04-07 1974-12-07
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JPH0579115B2 (ja) 1993-11-01

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