JPS62641Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62641Y2 JPS62641Y2 JP15540580U JP15540580U JPS62641Y2 JP S62641 Y2 JPS62641 Y2 JP S62641Y2 JP 15540580 U JP15540580 U JP 15540580U JP 15540580 U JP15540580 U JP 15540580U JP S62641 Y2 JPS62641 Y2 JP S62641Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens frame
- lens
- mounting hole
- screw
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレンズ枠の取付構造を改良した内視鏡
に関する。
に関する。
一般に、内視鏡の光学性能を向上させるために
は、イメージガイドやレンズをできるだけ大きく
した方がよいのだが、内視鏡の体腔内への挿入を
容易にして患者の苦痛を柔らげるには、内視鏡の
先端構成部を細くした方がよい。したがつて、イ
メージガイドやレンズの大きさを保ちつつ先端構
成部を細くするためには、上記イメージガイドや
レンズを保持して上記先端構成部に設けられるレ
ンズ枠を可能な限り薄肉化する必要がある。
は、イメージガイドやレンズをできるだけ大きく
した方がよいのだが、内視鏡の体腔内への挿入を
容易にして患者の苦痛を柔らげるには、内視鏡の
先端構成部を細くした方がよい。したがつて、イ
メージガイドやレンズの大きさを保ちつつ先端構
成部を細くするためには、上記イメージガイドや
レンズを保持して上記先端構成部に設けられるレ
ンズ枠を可能な限り薄肉化する必要がある。
ところで、従来は上記レンズ枠を先端構成部に
取付固定する場合、先端構成部のねじ孔に螺挿し
たねじを上記レンズ枠の外周面に直接圧接させて
いた。そのため、レンズ枠を薄肉化すると、この
レンズ枠は上記ねじの押圧力によつて径方向内方
へ大きく変形してしまうので、レンズ枠に保持さ
れたレンズが割れたり、傾いてしまつたり、さら
にはイメージガイドの先端面にレンズを接着固定
して設けた場合にはこのレンズがはがれてしま
う。また、レンズ枠が変形してしまうと、イメー
ジガイドを修理交換したり、焦点合せをする際
に、イメージガイドが円滑に動かず、作業性が極
めて悪いなどの問題が生じる。
取付固定する場合、先端構成部のねじ孔に螺挿し
たねじを上記レンズ枠の外周面に直接圧接させて
いた。そのため、レンズ枠を薄肉化すると、この
レンズ枠は上記ねじの押圧力によつて径方向内方
へ大きく変形してしまうので、レンズ枠に保持さ
れたレンズが割れたり、傾いてしまつたり、さら
にはイメージガイドの先端面にレンズを接着固定
して設けた場合にはこのレンズがはがれてしま
う。また、レンズ枠が変形してしまうと、イメー
ジガイドを修理交換したり、焦点合せをする際
に、イメージガイドが円滑に動かず、作業性が極
めて悪いなどの問題が生じる。
本考案は上記事情にもとづきなされたもので、
その目的とするところは、レンズ枠を薄肉化して
も、このレンズ枠を変形させずに先端構成部に取
付固定することができるようにした内視鏡を提供
することにある。
その目的とするところは、レンズ枠を薄肉化して
も、このレンズ枠を変形させずに先端構成部に取
付固定することができるようにした内視鏡を提供
することにある。
以下、本考案の一実施例を第１図乃至第３図を
参照して説明する。第１図中１は内視鏡の先端構
成部を示し、この先端構成部１は可撓性の外管２
と、この外管２の先端に嵌合された円柱状の本体
３およびこの本体３の先端外周に螺着されたフー
ド４からなる。上記本体３には筒状のレンズ枠５
が嵌挿する第１の取付孔６およびライトガイド７
を嵌挿する第２の取付孔８が形成されている。第
１の取付孔６の先端開口部には第１のカバーガラ
ス９が取付けられて観察窓１０を形成し、第２の
取付孔８の先端開口部には第２のカバーガラス１
１が取付けられて照明窓１２を形成している。
参照して説明する。第１図中１は内視鏡の先端構
成部を示し、この先端構成部１は可撓性の外管２
と、この外管２の先端に嵌合された円柱状の本体
３およびこの本体３の先端外周に螺着されたフー
ド４からなる。上記本体３には筒状のレンズ枠５
が嵌挿する第１の取付孔６およびライトガイド７
を嵌挿する第２の取付孔８が形成されている。第
１の取付孔６の先端開口部には第１のカバーガラ
ス９が取付けられて観察窓１０を形成し、第２の
取付孔８の先端開口部には第２のカバーガラス１
１が取付けられて照明窓１２を形成している。
上記レンズ枠５の後端部分には、先端面にレン
ズ１３が接着固定された光学繊維束からなるイメ
ージガイド１４の筒状の口金１５の先端部が収容
されている。また、レンズ枠５の先端部分には、
上記レンズ１３とで結像光学系を構成する他の複
数のレンズ１３ａが収容保持されている。
ズ１３が接着固定された光学繊維束からなるイメ
ージガイド１４の筒状の口金１５の先端部が収容
されている。また、レンズ枠５の先端部分には、
上記レンズ１３とで結像光学系を構成する他の複
数のレンズ１３ａが収容保持されている。
一方、上記先端構成部１の本体３には、レンズ
枠５の後端部分と対応する位置にレンズ枠５が嵌
挿された第１の取付孔６に貫通するねじ孔１６が
穿設され、このねじ孔１６にはねじ１７が螺挿さ
れている。このねじ孔１６に対応する上記レンズ
枠５の周壁後端部分には切欠部としての通孔１８
が形成され、上記ねじ孔１６に螺挿されたねじ１
７の下端部分は第３図に示すように上記通孔１８
を通つて口金１５の外周面に圧接している。した
がつて、上記ねじ１７の押圧力により口金１５の
外周面がレンズ枠５の内周面に線接触し、このレ
ンズ枠５の外周面が第１の取付孔６の内周面に線
接触することにより上記レンズ枠５が第１の取付
孔６に取付固定されている。
枠５の後端部分と対応する位置にレンズ枠５が嵌
挿された第１の取付孔６に貫通するねじ孔１６が
穿設され、このねじ孔１６にはねじ１７が螺挿さ
れている。このねじ孔１６に対応する上記レンズ
枠５の周壁後端部分には切欠部としての通孔１８
が形成され、上記ねじ孔１６に螺挿されたねじ１
７の下端部分は第３図に示すように上記通孔１８
を通つて口金１５の外周面に圧接している。した
がつて、上記ねじ１７の押圧力により口金１５の
外周面がレンズ枠５の内周面に線接触し、このレ
ンズ枠５の外周面が第１の取付孔６の内周面に線
接触することにより上記レンズ枠５が第１の取付
孔６に取付固定されている。
しかして、上記構成の内視鏡によれば、レンズ
枠５は、口金１５に加わるねじ１７の押圧力によ
つてその周壁の軸方向に沿う一部が第１の取付孔
６の内周面と口金１５の外周面とで線接触状態で
挾持されて第１の取付孔６に取付固定される。し
たがつて、レンズ枠５には、ねじ１７の押圧力が
レンズ枠５の周壁を径方向内方へ変形させる力と
して全く作用しないから、レンズ枠５を十分薄肉
化しても周壁を変形させずに取付固定することが
できる。
枠５は、口金１５に加わるねじ１７の押圧力によ
つてその周壁の軸方向に沿う一部が第１の取付孔
６の内周面と口金１５の外周面とで線接触状態で
挾持されて第１の取付孔６に取付固定される。し
たがつて、レンズ枠５には、ねじ１７の押圧力が
レンズ枠５の周壁を径方向内方へ変形させる力と
して全く作用しないから、レンズ枠５を十分薄肉
化しても周壁を変形させずに取付固定することが
できる。
なお、本考案は上記一実施例に限定されず、た
とえばレンズ枠５に形成する切欠部は第４図に示
すようにレンズ枠５の後端面に開放したすり割り
状の溝１９であつてもよい。
とえばレンズ枠５に形成する切欠部は第４図に示
すようにレンズ枠５の後端面に開放したすり割り
状の溝１９であつてもよい。
以上述べたように本考案は、先端構成部に形成
された取付孔に嵌挿されるレンズ枠を、イメージ
ガイドの端部に被嵌された口金の外周面と上記取
付孔の内周面とで周壁の内外面の一部を挾持して
上記取付孔に取付固定するようにしたから、レン
ズ枠にはその周壁が径方向内方へ変形する力が全
く加わらない。したがつて、レンズ枠を十分薄肉
化して先端構成部の小径化を計ることができるば
かりか、レンズ枠内に保持されるレンズが破損し
たり、イメージガイドの先端面に接着固定される
レンズがはくりするなどのことがない。また、イ
メージガイドをレンズ枠に対して常に円滑に挿脱
することができるから、その修理交換や焦点合せ
が容易であり、さらにはレンズ枠とイメージガイ
ドとを１つのねじで一度に固定できるから組立作
業が容易であるなどの利点がある。
された取付孔に嵌挿されるレンズ枠を、イメージ
ガイドの端部に被嵌された口金の外周面と上記取
付孔の内周面とで周壁の内外面の一部を挾持して
上記取付孔に取付固定するようにしたから、レン
ズ枠にはその周壁が径方向内方へ変形する力が全
く加わらない。したがつて、レンズ枠を十分薄肉
化して先端構成部の小径化を計ることができるば
かりか、レンズ枠内に保持されるレンズが破損し
たり、イメージガイドの先端面に接着固定される
レンズがはくりするなどのことがない。また、イ
メージガイドをレンズ枠に対して常に円滑に挿脱
することができるから、その修理交換や焦点合せ
が容易であり、さらにはレンズ枠とイメージガイ
ドとを１つのねじで一度に固定できるから組立作
業が容易であるなどの利点がある。
第１図乃至第３図は本考案の一実施例を示し、
第１図は先端構成部の断面図、第２図はレンズ枠
の斜視図、第３図はレンズ枠の取付状態を示す断
面図、第４図は本考案の他の実施例を示すレンズ
枠の斜視図である。 １……先端構成部、５……レンズ枠、６……取
付孔（第１の）、１３，１３ａ……レンズ、１４
……イメージガイド、１５……口金、１６……ね
じ孔、１７……ねじ、１８……通孔（切欠部）、
１９……溝（切欠部）。
第１図は先端構成部の断面図、第２図はレンズ枠
の斜視図、第３図はレンズ枠の取付状態を示す断
面図、第４図は本考案の他の実施例を示すレンズ
枠の斜視図である。 １……先端構成部、５……レンズ枠、６……取
付孔（第１の）、１３，１３ａ……レンズ、１４
……イメージガイド、１５……口金、１６……ね
じ孔、１７……ねじ、１８……通孔（切欠部）、
１９……溝（切欠部）。
Claims (1)
- 内視鏡の先端構成部本体に設けられたレンズ枠
取付孔と、この取付孔の側面に貫通したねじ孔
と、このねじ孔に螺挿されたねじと、レンズ枠取
付孔内に配置されイメージガイドを収納した口金
部と、この口金部の外周に設けられ先端側にレン
ズを、後端側にイメージガイド口金部を直列に収
納し取付孔に嵌挿したレンズ枠と、このレンズ枠
の側面に設けられ、取付孔内にレンズ枠を嵌挿し
たときねじ孔と口金部とに対応する間に配置され
た切欠部とを具備し、このねじ孔からのねじによ
りレンズ枠の切欠部を通してイメージガイドの口
金部側面を押圧してレンズ枠とイメージガイドを
同時に固定したことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15540580U JPS62641Y2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15540580U JPS62641Y2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5776602U JPS5776602U (ja) | 1982-05-12 |
| JPS62641Y2 true JPS62641Y2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=29514601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15540580U Expired JPS62641Y2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62641Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017061319A1 (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | オリンパス株式会社 | 接続構造、可撓管、及び接続方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2557163B2 (ja) * | 1992-05-18 | 1996-11-27 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
| JP6461816B2 (ja) * | 2013-12-20 | 2019-01-30 | オリンパス株式会社 | 撮像装置および内視鏡装置 |
-
1980
- 1980-10-30 JP JP15540580U patent/JPS62641Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017061319A1 (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | オリンパス株式会社 | 接続構造、可撓管、及び接続方法 |
| CN108139001A (zh) * | 2015-10-05 | 2018-06-08 | 奥林巴斯株式会社 | 连接构造、挠性管以及连接方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5776602U (ja) | 1982-05-12 |
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