JPS6263899A - 冷却水からコバルトイオンを除去する方法 - Google Patents
冷却水からコバルトイオンを除去する方法Info
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- JPS6263899A JPS6263899A JP20366085A JP20366085A JPS6263899A JP S6263899 A JPS6263899 A JP S6263899A JP 20366085 A JP20366085 A JP 20366085A JP 20366085 A JP20366085 A JP 20366085A JP S6263899 A JPS6263899 A JP S6263899A
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- ion exchange
- removing cobalt
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は例えば原子力発電における冷却水からコバルト
イオンを除去する方法に関する。
イオンを除去する方法に関する。
原子力発電における冷却水には通常コバルトがｐｐｔ〜
数十ｐｐｔ含有されている。これを放置すると有害で危
険である。
数十ｐｐｔ含有されている。これを放置すると有害で危
険である。
従来技術
従来、原子力発電における冷却水中からコバルトを除去
する方法としては、イオン交換樹脂な使用してコバルト
イオンをイオン交換する方法が行われている。
する方法としては、イオン交換樹脂な使用してコバルト
イオンをイオン交換する方法が行われている。
該冷却水は通常約７０気圧下、２００〜３００℃で取出
されるので、これを、イオン交換樹脂の使用可能な温度
である７０℃以下、例えば３０〜７０℃まで冷却して使
用している。このような温度まで冷却するには、冷却装
置と時間を必要とし、経済的でない。
されるので、これを、イオン交換樹脂の使用可能な温度
である７０℃以下、例えば３０〜７０℃まで冷却して使
用している。このような温度まで冷却するには、冷却装
置と時間を必要とし、経済的でない。
しかも、イオン交換樹脂は再生ができない欠点があった
。
。
発明の目的
本発明は従来のイオン交換樹脂を使用する方法における
欠点を解消すべく表されたもので、その目的は冷却水を
冷却せず、そのまま使用可能であるコバルトイオンを除
去する方法を提供するにある。
欠点を解消すべく表されたもので、その目的は冷却水を
冷却せず、そのまま使用可能であるコバルトイオンを除
去する方法を提供するにある。
本発明者らはさきに％ Ｔｉｅ２Ｔ Ｋ２Ｏ１Ｋ２Ｍ
ｏＯ４からなるチタン酸カリウム原料化合物（ただし、
Ｋ２ＭｏＯ４は繊維状にするためのもの）の溶融物から
繊維状チタン酸カリウムに２０・ｎＴｉｏ２（ただし、
ｎ＝１〜５）を作り、これを脱カリウムすることによっ
て得られるチタニア水和物（ＴｉＯ２・ｎＨ２Ｏ（ｎ
： ｏ、り〜２）〕は、水によって膨潤し、この膨？１
１特性によって、水素イオンよりもイオン半径の大きい
例えばコバルトイオン等を安定にイオン交換し得られる
ことを明らかにした。
ｏＯ４からなるチタン酸カリウム原料化合物（ただし、
Ｋ２ＭｏＯ４は繊維状にするためのもの）の溶融物から
繊維状チタン酸カリウムに２０・ｎＴｉｏ２（ただし、
ｎ＝１〜５）を作り、これを脱カリウムすることによっ
て得られるチタニア水和物（ＴｉＯ２・ｎＨ２Ｏ（ｎ
： ｏ、り〜２）〕は、水によって膨潤し、この膨？１
１特性によって、水素イオンよりもイオン半径の大きい
例えばコバルトイオン等を安定にイオン交換し得られる
ことを明らかにした。
更に研究の結果、このイオン交換能は、高温、高圧下（
５００℃以下、５００気圧以下）においても低下せず、
寧ろ、これらの条件下では短時間にイオン交換し得られ
ることを究明し得た。この知見に基いて本発明を完成し
た。
５００℃以下、５００気圧以下）においても低下せず、
寧ろ、これらの条件下では短時間にイオン交換し得られ
ることを究明し得た。この知見に基いて本発明を完成し
た。
本発明の要旨は、コバルト含有冷却水を、チタン酸カリ
ウムの原料混合物を溶融・冷却して得られたチタン酸カ
リウムを脱カリウムしたチタニア水和物（ＴｉＯ２−ｎ
Ｈ２Ｏただし、ｎ＝０．５〜２）で、１〜５００気圧の
圧力下で、７５〜５００℃で処理することを特徴とする
原子力発電における冷却水からのコバルトイオンを除去
する方法にある。
ウムの原料混合物を溶融・冷却して得られたチタン酸カ
リウムを脱カリウムしたチタニア水和物（ＴｉＯ２−ｎ
Ｈ２Ｏただし、ｎ＝０．５〜２）で、１〜５００気圧の
圧力下で、７５〜５００℃で処理することを特徴とする
原子力発電における冷却水からのコバルトイオンを除去
する方法にある。
本発明において使用するチタン酸カリウム（Ｋ２Ｏ・ｎ
ＴｉＯ２） （ただしｎ＝１〜５）は、結晶質であれは
粉状物９粒状物、繊維状であってもよい。しかし、取扱
いが容易である点で繊維状であることが好ましい。
ＴｉＯ２） （ただしｎ＝１〜５）は、結晶質であれは
粉状物９粒状物、繊維状であってもよい。しかし、取扱
いが容易である点で繊維状であることが好ましい。
チタニア水和物はコバルトとイオン交換するとチタン酸
コバルト（Ｃｏ０−ｎＴｉｏ、ｓｍＨ７Ｏ）となる。そ
の吸着量及びイオン交換量は、コバルトの濃度、反応時
間、温度及び圧力によって変化する。
コバルト（Ｃｏ０−ｎＴｉｏ、ｓｍＨ７Ｏ）となる。そ
の吸着量及びイオン交換量は、コバルトの濃度、反応時
間、温度及び圧力によって変化する。
なお、高温（１００〜５００℃）においては、層状構造
からアナターゼ構造に変化するが、コバルトイオン交換
能を保持する。
からアナターゼ構造に変化するが、コバルトイオン交換
能を保持する。
実施例
（１）繊維状チタン酸の製造
Ｔｉｅ２＊ Ｋ２Ｇｏ、及びに２Ｍｏ０４（繊維状にす
るための添加物）の粉末をモル比で３８１８７の割合で
混合した。該混合物４５２を白金るつぼに充填し、１１
５０℃まで加熱溶融し、毎分４℃ずつ９５０℃まで冷却
し、繊維状に結晶化させた。
るための添加物）の粉末をモル比で３８１８７の割合で
混合した。該混合物４５２を白金るつぼに充填し、１１
５０℃まで加熱溶融し、毎分４℃ずつ９５０℃まで冷却
し、繊維状に結晶化させた。
得られた繊維状結晶物をカラムに充填し約１０１の水を
通すことにより、Ｋ ２ Ｍｏ Ｏ、を除去した。
通すことにより、Ｋ ２ Ｍｏ Ｏ、を除去した。
さらに１モル塩酸約１０！（１ｌ／ａａｙ）を通すこと
により脱カリウム処理し、過剰の塩酸を水洗除去した。
により脱カリウム処理し、過剰の塩酸を水洗除去した。
得られた線維はチタニア水和物（ＴｉＯ２−ｎＨ２Ｏ）
（ただし、ｎ＝ｏ、ｓ 〜２）の組成であり、直径約
０．０１回の束状で平均１簡の長さのものであった。
（ただし、ｎ＝ｏ、ｓ 〜２）の組成であり、直径約
０．０１回の束状で平均１簡の長さのものであった。
（２）コバルトイオンの吸着
Ｃｏａ１２水溶液と、前記チタニア水和物繊維を２５〜
５００℃の温度範囲（圧力を変え）でイオン交換反応を
行った。その結果は下記の通りであった。
５００℃の温度範囲（圧力を変え）でイオン交換反応を
行った。その結果は下記の通りであった。
２５ １ １４ ９７．０５０
１ １０ ９９．８７５ １
７ ９９．９１００ １
４ １００．０１２５ １ ４
１００．０１５０ １ ４ ９９．
８３００ ３００ １ ９９．９５０
０ ５００ １ １００．０１０ Ｍ
ＣｏＣｊ２水溶液ｌＯＩＩｍ７に対し、０．１？の割合
でチタン酸水利物繊維を４〜１４日浸漬し、毎日手でゆ
るやかに攪拌した。また３００〜５００℃の温度範囲で
は、Ｉ Ｘ Ｉ Ｏ−’ Ｍ ０００１２水溶液０．５
１に対し０．０５〜０．１２の割合でチタニア水和物繊
維を水熱各条件下（圧力３００〜５００気圧）２４時間
浸漬した。
１ １０ ９９．８７５ １
７ ９９．９１００ １
４ １００．０１２５ １ ４
１００．０１５０ １ ４ ９９．
８３００ ３００ １ ９９．９５０
０ ５００ １ １００．０１０ Ｍ
ＣｏＣｊ２水溶液ｌＯＩＩｍ７に対し、０．１？の割合
でチタン酸水利物繊維を４〜１４日浸漬し、毎日手でゆ
るやかに攪拌した。また３００〜５００℃の温度範囲で
は、Ｉ Ｘ Ｉ Ｏ−’ Ｍ ０００１２水溶液０．５
１に対し０．０５〜０．１２の割合でチタニア水和物繊
維を水熱各条件下（圧力３００〜５００気圧）２４時間
浸漬した。
反応後、固−液分離し、水溶液中のコノ（ルトを原子吸
光法により測定し、両相の濃度を算出した。固相はＸ線
回折を行った。なお、７５〜１００℃で処理するとイオ
ン交換材は再生可能である。
光法により測定し、両相の濃度を算出した。固相はＸ線
回折を行った。なお、７５〜１００℃で処理するとイオ
ン交換材は再生可能である。
前記の結果が示すように、従来のイオン交換樹脂では使
用不能とされていた７５〜５００℃の高温においても、
壕だ高圧下においてもイオン交換能を保持し、甘だ高温
になる程短時間にイオン交換し得られることがわかる。
用不能とされていた７５〜５００℃の高温においても、
壕だ高圧下においてもイオン交換能を保持し、甘だ高温
になる程短時間にイオン交換し得られることがわかる。
発明の効果
本発明の方法によると、例えば原子力発電における冷却
水を特別に冷却せず、そのまま脱コバルト処理を行なう
ことができ、Ｉ２かも短時間で処理し得られる優れた効
果を有する。
水を特別に冷却せず、そのまま脱コバルト処理を行なう
ことができ、Ｉ２かも短時間で処理し得られる優れた効
果を有する。
特許出願人 科学技術庁無接材質研究所長後 藤
優
優
Claims (1)
- コバルト含有冷却水を、チタン酸カリウムの原料混合物
を溶融・冷却して得られたチタン酸カリウムを脱カリウ
ムしたチタニア水和物（ＴｉＯ＿２・ｎＨ＿２Ｏただし
、ｎ＝０．５〜２）で、１〜５００気圧の圧力下で、７
５〜５００℃で処理することを特徴とする冷却水からの
コバルトイオンを除去する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20366085A JPS6263899A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 冷却水からコバルトイオンを除去する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20366085A JPS6263899A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 冷却水からコバルトイオンを除去する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6263899A true JPS6263899A (ja) | 1987-03-20 |
| JPH0565038B2 JPH0565038B2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=16477737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20366085A Granted JPS6263899A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 冷却水からコバルトイオンを除去する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6263899A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020185505A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 株式会社荏原製作所 | コバルトイオン吸着材及びその製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547142A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-03 | Hitachi Ltd | Inorganic adsorbent for high temperature water and its manufacture |
| JPS5617928A (en) * | 1979-07-23 | 1981-02-20 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | Manufacture of titania hydrate fiber, titania glass fiber and titania fiber |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP20366085A patent/JPS6263899A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547142A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-03 | Hitachi Ltd | Inorganic adsorbent for high temperature water and its manufacture |
| JPS5617928A (en) * | 1979-07-23 | 1981-02-20 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | Manufacture of titania hydrate fiber, titania glass fiber and titania fiber |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020185505A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 株式会社荏原製作所 | コバルトイオン吸着材及びその製造方法 |
| WO2020230477A1 (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 株式会社荏原製作所 | コバルトイオン吸着材及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0565038B2 (ja) | 1993-09-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |