JPS6263416A - アルミニウム電解コンデンサ駆動用電解液 - Google Patents
アルミニウム電解コンデンサ駆動用電解液Info
- Publication number
- JPS6263416A JPS6263416A JP20404285A JP20404285A JPS6263416A JP S6263416 A JPS6263416 A JP S6263416A JP 20404285 A JP20404285 A JP 20404285A JP 20404285 A JP20404285 A JP 20404285A JP S6263416 A JPS6263416 A JP S6263416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum electrolytic
- electrolyte
- acid
- electrolytic condenser
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はアルミニウム電解コンデンサ駆動用電解液に係
り、特にエチレングリコールを主体とする溶媒に高級多
塩基酸またはその塩を主たる溶質とした電解液の改良に
関するものである。
り、特にエチレングリコールを主体とする溶媒に高級多
塩基酸またはその塩を主たる溶質とした電解液の改良に
関するものである。
従来の技術
従来の中高圧用アルミニウム電解コンデンサ駆動用電解
液(以下ペーストという)にはエチレングリコールに硼
酸あるいは硼酸アンモニウムを溶解したいわゆるエチレ
ングリコール−硼酸系のペーストが使用されていたが、
使用温度範囲の拡大とりわけ上限使用温度を高くするた
め、高級多塩基酸を使用したペーストが提案されている
。
液(以下ペーストという)にはエチレングリコールに硼
酸あるいは硼酸アンモニウムを溶解したいわゆるエチレ
ングリコール−硼酸系のペーストが使用されていたが、
使用温度範囲の拡大とりわけ上限使用温度を高くするた
め、高級多塩基酸を使用したペーストが提案されている
。
発明が解決しようとする問題点
エチレングリコールを主体とした溶媒に高級二塩基酸と
してウンデカン二酸、トリデカン二酸あるいはその塩を
主溶質として構成したペーストを含浸したコンデンサで
はアルミニウムに対する高級二塩基酸の錯体形成能が強
いため、静電容量の低下をもたらす場合があることが′
llI!認されている。
してウンデカン二酸、トリデカン二酸あるいはその塩を
主溶質として構成したペーストを含浸したコンデンサで
はアルミニウムに対する高級二塩基酸の錯体形成能が強
いため、静電容量の低下をもたらす場合があることが′
llI!認されている。
問題点を解決するための手段
本発明は、上述の問題点を解消したもので、エチレング
リコールを主体とした溶媒にウンデカン二酸、トリデカ
ン二酸あるいはその塩を主溶質とし、硼酸またはその塩
の何れかを添加して溶解させたことを特徴とするアルミ
ニウム電解コンデンサ駆動用電解液である。
リコールを主体とした溶媒にウンデカン二酸、トリデカ
ン二酸あるいはその塩を主溶質とし、硼酸またはその塩
の何れかを添加して溶解させたことを特徴とするアルミ
ニウム電解コンデンサ駆動用電解液である。
作用
本発明においてはエチレングリコールを主体とした溶媒
にウンデカン二酸、トリデカン二酸あるいはその塩を主
溶質どしたペーストから得られる優れた特性を損なうこ
となく、アルミニウムに対する錯体形成能を阻止して、
使用温度範囲の広いペーストが得られると共に、これに
硼酸またはその塩の何れかを添加して溶解したものをア
ルミニウム電解コンデンサのペーストに用いることによ
り静電容量の減少を大幅に低減せしめる作用を有する。
にウンデカン二酸、トリデカン二酸あるいはその塩を主
溶質どしたペーストから得られる優れた特性を損なうこ
となく、アルミニウムに対する錯体形成能を阻止して、
使用温度範囲の広いペーストが得られると共に、これに
硼酸またはその塩の何れかを添加して溶解したものをア
ルミニウム電解コンデンサのペーストに用いることによ
り静電容量の減少を大幅に低減せしめる作用を有する。
実施例
以下本発明の具体的実施例について説明する。
第1表は、本発明の実施例と従来例についてペーストの
組成を変えて比抵抗および火花電圧について測定した結
果を示す。
組成を変えて比抵抗および火花電圧について測定した結
果を示す。
第1表
第2表は、第1表の従来品(試料番号1.2)のペース
トと本発明の実施例(試料番号3.4)のペーストを使
ったアルミニウム電解コンデンサ(定格400WV、2
20μF)を各々450Vでエージングした時における
不良数および105℃2000時間の高温負荷試験を行
った結果を示し、各々試料数20個の平均値を示す。本
発明の実施例のペーストを使ったコンデンサ試料は、全
て高温負荷試験における容量変化率、tanδ、漏れ電
流、外観の全ての特性に対し改善効果が得られている。
トと本発明の実施例(試料番号3.4)のペーストを使
ったアルミニウム電解コンデンサ(定格400WV、2
20μF)を各々450Vでエージングした時における
不良数および105℃2000時間の高温負荷試験を行
った結果を示し、各々試料数20個の平均値を示す。本
発明の実施例のペーストを使ったコンデンサ試料は、全
て高温負荷試験における容量変化率、tanδ、漏れ電
流、外観の全ての特性に対し改善効果が得られている。
発明の効果
以上のように本発明のペーストをフルミニラム電解コン
デンサに使用することにより従来の欠点であった容量減
少を防止し、かつ信頼性の高い中高圧用アルミニウム電
解コンデンサが得られ、工業的ならびに実用的価値の大
なるものである。
デンサに使用することにより従来の欠点であった容量減
少を防止し、かつ信頼性の高い中高圧用アルミニウム電
解コンデンサが得られ、工業的ならびに実用的価値の大
なるものである。
Claims (1)
- エチレングリコールを主体とした溶媒にウンデカン二酸
、トリデカン二酸あるいはその塩の少なくとも一種を主
溶質とし、硼酸またはその塩の何れかを添加して溶解し
たことを特徴とするアルミニウム電解コンデンサ駆動用
電解液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20404285A JPS6263416A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | アルミニウム電解コンデンサ駆動用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20404285A JPS6263416A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | アルミニウム電解コンデンサ駆動用電解液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6263416A true JPS6263416A (ja) | 1987-03-20 |
JPH0457089B2 JPH0457089B2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=16483790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20404285A Granted JPS6263416A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | アルミニウム電解コンデンサ駆動用電解液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6263416A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011118234A1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-09-29 | 日本ケミコン株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP20404285A patent/JPS6263416A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011118234A1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-09-29 | 日本ケミコン株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
US9111685B2 (en) | 2010-03-26 | 2015-08-18 | Nippon Chemi-Con Corporation | Electrolytic solution for electrolytic capacitor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0457089B2 (ja) | 1992-09-10 |
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Legal Events
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