JPS6263264A - トルクコンバ−タ直結クラツチを備えた自動変速機 - Google Patents

トルクコンバ−タ直結クラツチを備えた自動変速機

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JPS6263264A
JPS6263264A JP2518286A JP2518286A JPS6263264A JP S6263264 A JPS6263264 A JP S6263264A JP 2518286 A JP2518286 A JP 2518286A JP 2518286 A JP2518286 A JP 2518286A JP S6263264 A JPS6263264 A JP S6263264A
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oil
pressure
oil passage
valve
clutch
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Takayoshi Ito
孝義 伊藤
Masanori Kubo
政徳 久保
Yukio Terakura
寺倉 幸雄
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分舒 本発明は、トルクコンバータ直結クラッチを備えた自動
変速機に係り、詳しくは直結クラッチの制御装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 −aに、自動変速機は、エンジンからトルクコンバータ
を介して動力伝達されているが、トルクコンバータは、
作動中ポンプインペラとタービンライナとの間でスリッ
プを生じることが避けられず、このため動力伝達効率を
低下して燃費向上を阻害している。
そこで従来から、自動変速機の比較的高速域にて、ポン
プインペラとタービンライナを直結して上述スリップを
なくした、直結クラッチ(いわゆるロックアツプクラッ
チ)を備えた自動変速機が案出されている。
←→ 発明が解決しようとする問題点 ところで、自動変速機の2以上の変速段でトルクコンバ
ータを直結する場合、アクセルペダルを大きく踏み込ん
だまま自動変速機を変速すると、!・ルクコンパータを
直結したままで変速が行なわれてしまうため、トルクコ
ンバータがトルク変動分を吸収できず、大きな変速ショ
ックを生じてしまう。
更に、該変速ショックを吸収すべく、変速に際してj・
ルクコンバータ直結クラッチを一時解放する乙とが考え
られるが、変速指令と同時に直結クラッチを解放すると
、油圧系の応答遅れ等に起因して変速作動とクラッチ解
放作動との間にタイムラグを生じ、変速前に直結クラッ
チが解放されてしまうことがあり、これにより、該タイ
ムラグの間にエンジンの空吹けを生じて回転数が急上昇
し、大きな変速ショックを発生する虞れがある。
そこで、本発明は、変速指令時から所定時間遅れて直結
クラッチを作動することにより、変速と直結クラッチの
作動を調時し、もって、上述問題点を解消する乙とを目
的とするものである。
(ロ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図に示すように、車速に応じて直結クラッチ50
の接続又は解放指令を発する直結クラッチ判定手段Aと
、となりあう2つの変速段の変速時に一時的に直結クラ
ッチ解放指令を発する変速検知手段Bと、該変速検知手
段Bに関与して前記直結クラッチ解放指令を遅らせる遅
延手段Cとを配設してなり、該遅延手段Cに基づき、前
記変速検知手段Bの直結クラッチ解放指令が変速指令時
から所定時間遅れて該直結クラッチ50の作動を変速作
動に調時するように発生することを特徴とする。
一例として、前記直結クラッチ判定手段Aは、ガバナ弁
260から油$111を介して供給される油圧にて制御
されるガバナコントロール弁310からなり、該コント
ロール弁310は2−3シフト弁230から3,4速時
に油圧が供給される油路113を、ロックアツプカット
オフ弁320を介してロックアツプシフト弁300に連
通ずる油路140に切換え制御する。また、変速検知手
段Bは、四ツクアップカットオフ弁320、アキュムレ
ータ弁410及びオリフィス付チェック弁390からな
り、チェック弁400を介して供給される油路141の
油圧がロックアツプカットオフ弁320の上油室323
に作用し、更にチェック弁390を介してアキュムレー
タ弁410に作用し、該弁410のスプール411を漸
次移動して所定時間後油路146に連通して、ロックア
ツプカットオフ弁320の下油室325に油圧を作用す
る。また、遅延手段Cは、オーバドライブシフト弁27
0から油路117又は118を介して油圧が供給されか
つ油路142又は143を介して前記変速検知手段Bへ
のチェック弁400に導通するオリフィス付チェック弁
370,380からなり、該チェック弁370,380
は、排出する際は迅速にかつ供給する際は徐々に行なわ
れ、クラッチ12及びブレーキ19を制御すると共に、
油路142,143の油圧を徐々に即ち遅れて上昇する
=4− (ホ) 作用 以上構成に基づき、例えば3速時、車輌が所定速度以上
で走っていると、ガバナ弁260からの油圧に基づき、
直結クラッチ判定手段Aを構成するガバナコントロール
弁310は下方に移動している。この状態では、油路1
13が油路140に連通しており、更にロックアツプカ
ットオフ弁320及び油路144を介してロックアツプ
弁300の油室304に油圧を作用し、該ロックアツプ
弁を直結クラッチ50が接続するように切換え・保持し
ている。この状態で、変速指令によりオーバドライブシ
フト弁270が切換わって油路118に油圧が供給され
かつ油路117がドレンすると、油圧シリンダ12A内
の圧油が排出されてクラッチ12が解放し、かつ油圧シ
リンダ19にチェック弁380を介して徐々に油圧が供
給され、クラッチ12の解放に遅れてブレーキ19が係
止作動し、これによゆ4速に切換えられる。
一方、チェック弁370を介するクラッチ油圧シリンダ
12Aの迅速な排油に基づき、油路142、チェック弁
400及び油路141を介してロックアツプカットオフ
バルブ320の上油室323及びアキュムレータ弁41
0の油室411の圧油は排出され、更に該弁410のス
プール412が上方に移動してロックアツプカットオフ
弁320の下油室325の圧油が油路146を通って排
油口414から排出され、そしてその後、チェック弁3
80を介して緩やかに上昇する油圧が油路143、チェ
ック弁400及び油路141を介して変速検知手段Bを
構成するロックアツプカットオフ弁326の上油室32
3に作用する。この際、チェック弁380の絞り作用に
より、上油室323の油圧がスプリング322に抗して
スプール321を移動し得る圧力に達するまでは、オー
バドライブシフト弁270の切換え作動即ち3速から4
速への変速指令より所定時間遅れる。そして、該所定時
間後、ブレーキ19の係合即ち3−4変速作動に調時し
て、スプール321が移動して油FI814.0と14
4を遮断すると共に油路144を排油口326に連通し
、これによりロックアツプシフト弁300を切換えて直
結クラッチ50を解放する。そして、油路141の圧油
がチxツクバルブ390のオリフィスを通ってアキュム
レータ弁410の上油室411に供給され、スプール4
12がゆっくりと下降する。すると、所定時間後油路1
46と油室411とが連通してロックアツプカットオフ
弁320の下油室325に圧油が供給され、スプール3
21を上昇して油路140と144とを連通ずる。これ
により、ロックアツプシフト弁300が切換え作動して
再び直結クラッチ50が接続する。
(へ)実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。
第2図はオーバドライブ装置付流体式自動変速機の動力
伝達機構の一例を示す概略図である。この自動変速機は
直結クラッチ付トルクコンバータ1、オーバドライブ機
構2、前進3段後進1段の歯車変速機構3を含んでおり
、トルクコンバータ1はポンプ5、タービン6およびス
テータ7を含む周知のものであり、ポンプ5は機関クラ
ンク軸8と連結され、タービン6はタービン軸9に連結
されている。タービン軸9はトルクコンバータ1の出力
軸をなすものであり、これはまたオーバドライブ機構2
の入力軸となっており、オーバドライブ機構に於る遊星
歯車装置のキャリヤ10に連結されている。また機関ク
ランク軸8とタービン軸9の間には直結クラッチ50が
設けられており、直結クラッチ50作動時には機関クラ
ンク軸8とタービン軸9を機械的に連結する。キャリヤ
10によって回転可能に支持されたブラリネタリピニオ
ン14はサンギヤ11およびリングギヤ15と噛合って
いる。サンギヤ11とキャリヤ10の間には多板クラッ
チ12と一方向クラッチ13が設けられており、更にサ
ンギヤ11とオーバドライブ機構を包含するハウジング
あるいはオーツくドライブケース16の間には多板ブレ
ーキ19が設けられている。
オーバドライブ機構2のリングギヤ15は歯車変速機構
3の入力軸23に連結されている。入力軸23と中間軸
29の間には多板クラッチ24が設けられており、また
入力軸23とサンギヤ軸30の間には多板クラッチ25
が設けられている。
サンギヤ軸30とトランスミツシロンケース18の間に
は多板ブレーキ26と一方向クラッチ27を介して多板
ブレーキ28が設けられている。サンギヤ軸30に設け
られたサンギヤ32はキャリヤ33、該キャリヤによっ
て担持されたプラネタリピニオン34、該ピニオンと噛
合ツタリングギヤ35、他の一つのキャリヤ36、該キ
ャリヤにより担持されたプラネタリピニオン37、該ピ
ニオンと噛合うリングギヤ38と共に1列の遊星歯車機
構を構成している。一方の遊星歯車機構に於けるリング
ギヤ35は中間軸29と連結されている。またこの遊星
歯車機構の於けるキャリヤ33は他方の遊星歯車機構に
於けるリングギヤ38と連結されており、これらキャリ
ヤおよびリングギヤは出力軸39と連結されている。ま
た該他方の遊星歯車機構に於けるキャリヤ36とトラン
スミッションケース18の間には多板ブレーキ40と一
方向クラッチ41が設けられている。
か−るオーバドライブ装置付流体式自動変速様は以下に
詳細に説明される油圧制御装置によりエンジンの出力お
よび車輌の車速に応じて各クラッチおよびブレーキの係
合また解放が行われ、オーバドライブ(0/D)を含む
前進4段の変速または手動切換による後進1段の変速を
行うようになっている。
変速ギヤ位置とクラッチ及びブレーキの作動状態を第3
図に示す。
ここで○は各クラッチおよびブレーキが係合状態にあり
またXはそれらが解放状態にあることを示す。
第1図は本発明のトルクコンバータ直結クラッチ制御装
置を含む自動変速機の油圧制御装置の一実施例を示す油
圧回路である。この油圧制御装置は油溜め100、油ポ
ンプ101、圧力調整弁200、選速弁210.1−2
シフト弁220.2−3シフト弁230、スロットル弁
2401カットバック弁250、ガバナ弁260、オー
バドライブシフト弁270、ソレノイド弁280、レリ
ーフ弁290、ロックアツプシフI−弁300、本発明
に係るガバナコントロール弁310、ロックアツプカッ
トオフ弁320およびアキュムレータ弁410、さらに
はオリフィスおよびチェックボールを有するチェック弁
330,340,350゜360.370,380,3
90,400の各種弁とその他クラッチ12,24.2
5およびブレーキ19,26,28,40を作動させる
油圧サーボの油圧ピストンの油圧室たる油圧シリンダ1
2A、24A、25A、19A、26A、28A。
40Aとその他これらの各種弁や油圧シリンダ相互間に
配される各種油圧回路で構成される。
以下乙の油圧tJJ御装置の作動について説明する。
油圧制御装置の作動油圧、トルクコンバータ1の作動油
および各部側滑油の供給源は油ポンプ101であって、
エンジンにより直接油ポンプ101が駆動されることに
より油溜め100より油を吸い込み油@102へ吐出し
ている。油路102の油圧は全ての作動油圧の源であり
ライン圧と呼ぶ。ライン圧は圧力調整弁200により後
述するように所定の圧力に調整される。レリーフ弁29
0はライン圧が異常に高くなったときの逃がし弁である
。圧力調整弁200を通って油路103よりトルクコン
バータ1および各潤滑箇所へ油が供給される。選速弁2
10は運転席レバーを操作することにより移動するスプ
ール211よりなり、レバー選択位置により油路102
のライン圧を第4図のように油路104,105,10
6,107へ導く役目をする。
第4図におけるQ印は各選択位置においてライン圧が該
O印の油路に導かれていることを表わし、−印はその選
択位置においてライン圧がその欄の油路に導かれないこ
とを表わす。各位置での変速機の動作はR位置は後退、
N位置は中立、D位置は前進4速自動変速、2位置は前
進第1速、第2速間の自動変速、L位置は前進第1速固
定位置である。
D位置においては、ライン圧は油路104より油圧シリ
ンダ24Aに送られクラッチ24が常に締結される。ま
た前進第1速、第2速、第3速状態では後述するように
クラッチ12が締結される。
油路104はライン圧を1−2シフト弁220及びガバ
ナ弁260に導く。1−2シフト弁220はスプール2
21,222及びスプリング223からなり、第1速で
はスプール221は図示下方に位置し油路104の圧油
をいずれへも導かない。
第2速、第3速、第4速では油$111からのガバナ圧
の作用によりスプール221が図示上方へ移動した状態
になり油路104の圧油を油路112に導く。油路11
2は2−3シフト弁230に連結すると共にブレーキ2
8の油圧シリンダ28Aに連絡し油圧シリンダ28Aに
圧油を送りブレーキ28を作動させる。ブレーキ28が
締結されると第3図に示したように動力伝達機構は第2
速の状態になる。2−3シフト弁230はスプール23
1.232及びスプリング233からなり、第1速、第
2速ではスプール231は図示下方に位置し、第3速、
第4速では油路111からのガバナ圧の作用によりスプ
ール231が図示上方に移動した状態になり油路112
の圧油を油路113に導き、クラッチ25の油圧シリン
ダ25Aに圧油を送りクラッチ25を作動させる。クラ
ッチ25が締結されると第3図に示したように動力伝達
機構は第3速の状態になる。
オーバドライブシフト弁270はスプール271、スリ
ーブ272、スプリング273、油室274.275,
276からなり、油室274,275.276に作用す
る圧油に応じて油路102と油路117または油$11
8との連絡を切換えている。ソレノイド弁280は運転
席に設けられたオーバドライブ切換スイッチ500によ
って制御される。
オーバドライブ切換スイッチ500がOFFの場合には
、開口284を閉ざす。油路102を介して供給される
圧油は油路119、チェック弁330、油路120、チ
ェック弁340、油路122を介してオーバドライブシ
フト弁270の油室274に供給されスプール271、
スリーブ272を図示下方に保持する。
オーバドライブ切換えスイッチ500がONの場合には
、開口284を開く。油室274の圧油は油路122、
チェック弁340、油路120、チェック弁330、油
路119、開口284を介して排出口285より排出さ
れる。油室274には油路108よりチェック弁340
、油路122を介してスロットル圧が供給され、油室2
76には油路111よりガバナ圧が供給され両者の大き
さに関連してスプール271が制御される。
オーバドライブ切換スイッチ500がOFFのときには
、オーバドライブシフト弁270の油室274には油路
102のライン圧が作用しているので、スプール271
及びスリーブ272は図示下方に保持され油路102の
圧油は油路117、チェック弁370を介してクラッチ
12の油圧シリンダ12Aに送られクラッチ12が作動
される。
オーバドライブ切換スイッチ500がONのときには、
オーバドライブシフト弁270の油室274には油路1
08よりスロットル圧が作用している。オーバドライブ
シフト弁270のスプール271は油室274と油室2
76に作用する圧油により制御され、ガバナ圧の低い第
1速、第2速、第3速状態では図示下方に位置し油路1
02の圧油を油路117、チェック弁300を介して油
圧シリンダ12Aに送りクラッチ12を作動させる。
ガバナ圧が増加してスプール271が図示上方に移動す
ると、油路117が排油口278に連絡されクラッチ1
2が解放されると共に、油路102の圧油が油路118
、チェック弁380を介してブレーキ19の油圧シリン
ダ19Aに送られブレーキ19が作動され第4速(オー
バドライブ)の状態になる。
2位置においては、油路104と油路105にライン圧
が供給される。油路105に導かれた圧油は2−3シフ
ト弁230の油室234に導かれスプール231,23
2を図示下方に保持する。
またチェック弁330、油路1201チエツク弁340
1油路122を介してオーバドライブシフト弁270の
油室274に導かれスプール271、スリーブ272を
図示下方に保持する。油$104の圧油はクラッチ24
の油圧シリンダ24Aに導かれると共に1−2シフト弁
220に導かれる。
1−2シフト弁220が第1速の状態でないときは、油
路104の圧油が油$112を介して油圧シリンダ28
Aに送られブレーキ28が作動される。また油路105
の圧油が2−3シフト弁230、油路114,115を
介してブレーキ26の油圧シリンダ26Aに供給され、
ブレーキ26が作動される。クラッチ24,12、ブレ
ーキ26゜28が締結されると第3図に示したように動
力伝達機構は第2速の状態になる。1−2シフト弁22
0が第1速の状態になると、スプール221が図示下方
に移動し油路112が排油口225に連結され油圧シリ
ンダ28A内の圧油が油路112を介して排油口225
より排出されブレーキ28が解放され、また油路115
が排油口226に連結され、油圧シリンダ26Aの圧油
が排油口226より排出されブレーキ26が解放され動
力伝達機構は第1速の状態になる。
L位置においては、油#104. 105.106にラ
イン圧が導かれる。油19104に導かれた圧油はD位
置各変速段におけると同様にクラッチ24を作動させる
。油路105に導かれた圧油は油室234を通じて2−
3シフト弁230のスプール231,232を図示下方
に保持すると共に、オーバドライブシフト弁270のス
プール271、スリーブ272を図示下方に保持する。
油路1゜6に導かれた圧油は1−2シフト弁220の油
室224に作用しスプール221,222を図示下方ニ
! 持すると共に、油路116を介してブレーキ40の
油圧シリンダ40Aに送られブレーキ40を作動させる
。このようにしてクラッチ24゜12、ブレーキ40が
締結されると、第3図に示したように動力伝達機構は第
1速の状態になる。
R位置においては、油路106,107にライン圧が導
かれる。油路107に導かれた圧油は圧力調整弁200
の油室206に導かれライン圧を増大させるように作用
すると共に、2−3シフト弁230を介して油路113
に導かれクラッチ25を作動させる。また油路107の
圧油は1−2シフト弁220を介して油$116に導か
れブレーキ40を作動させる。またクラッチ24も作動
される。このようにしてクラッチ24,12、ブレーキ
40が締結されると第3図に示したように動力伝達機構
は後進の状態になる。
ガバナ圧260は第2図の出力軸39に取付けられてい
る。ガバナ弁260は遠心力と、スプリングの力と、油
圧とのつり合いによって出力軸回転数の関数となるよう
な油圧即ち出力軸回転数の増加に応じて上昇するような
油圧(ガバナ圧)を油路111に発生している。
スロットル4240はスプール241、ダウンシフトプ
ラグ242、スプリング243,244、油室245,
246からなり、アクセルペダルの動きに連動するダウ
ンシフトプラグ242の移動によるスプリング244の
力と油室245,246に作用する油圧の力との平衡に
より、油路108にスロットル開度に比例したスロット
ル圧を発生している。油路108のスロットル圧は1−
2シフト弁22012−3シフト弁230、オーバドラ
イブシフト弁270に連結され、エンジン負荷の状態に
応じて変速の時期を制御している。またキックダウン必
要時にはアクセルペダルを強く踏み込めば、ダウンシフ
トプラグ242が上方へ移動して油路102が油路10
9に連絡し、油路102のライン圧が油路109を通し
て1−2シフト弁220.2−3シフト弁230及びチ
ェック弁350を介してオーバドライブシフト弁270
に導かれ、スプール221,231,271の下端に作
用するガバナ圧とのかねあいで第4速から第3速へ、ま
たは第3速から第2速へ、または第2速から第1速へと
シフトダウンを行う。
カットバック弁250は圧油のつり合いによって油路1
10にカットバック圧を発生している。
油路110のカットバック圧はスロットル弁240に作
用してスロットル圧を低下させオイルポンプによる不必
要な動力損失を防止している。
圧力調整弁200は圧油とスプリング203の力とのつ
り合いで油路102にライン圧を発生している。
チェック弁370,380,390,400はチェック
ボール、オリフィス、孔から各々構成されている。
次に本発明の主旨であるトルクコンバータ1の直結クラ
ッチ50の制御回路について説明する。
ロックアツプシフト弁300はスプール301、スプリ
ング302、油室303,304からなり、油室303
には常時ライン圧が作用している。油室304にライン
圧が作用していない時には、スプール301は油室30
3に作用するライン圧により図示下方に位置し、油路1
03と油路130とを連絡する。油路103の圧油は油
路130を通り直結クラッチ50を解放し、トルクコン
バータ1内を循環し油路131を介して油路132より
排出される。油室304にライン圧が作用すると、スプ
ール301がスプリング302により図示上方に移動し
油路103と油路131とを連絡する。油路103の圧
油は油路131を介して直結クラッチ50を作動させる
。 ゛ ガバナコントロール弁310はスプール311、スプリ
ング312、油室313からなり、油室313に作用す
るガバナ圧が所定の値以下の時にはスプール311はス
プリング312により図示上方に位置し油路113を遮
断する。油室313に作用するガバナ圧が所定の値以上
になると、スプール311はスプリング312に抗して
図示下方に移動し油路113を油!ll5140に連絡
する。なお、本ガバナコントロール弁310は、車速に
応して直結クラッチ50の接続又は解放指令を発する直
結クラッチ判定手段を構成している。
ロックアツプカッj・オフ弁320ばスプール321、
スプリング322、油室323,324゜325からな
り、スプリング322は油室325内に配設され、油室
323は油路141によりチェック弁390を介して後
記するアキュムレータ弁410の蓄圧油室411に連絡
すると共にチェック弁400に連絡し、さらにチェック
弁400ばそれぞれ油路142および油路143を介し
て油路117および油路118と連絡している。
アキュムレータ弁410は上記蓄圧油室411、スプー
ル412、スプリング413からなり、油室411に油
圧が入るとスプール412は漸次図示下方に移動し、一
定時間後部路146を介して四ツクアップカットオフ弁
320の油室325と油路141とを連絡する。
ロックアツプカットオフ弁320のスプール321は油
室323に所定以上の油圧が作用し、アキュムレータ弁
410のスプール412が図示下方に位置して油室32
5に油圧が導入されているときは、スプリング322の
作用で図示上方に位置し油路140と油路144とを連
絡し、油室323に作用する油圧が所定以下のときもス
プリング322の作用で図示上方に位置し油路140と
油路144とを連絡する。また油室323の油圧が所定
値以下の状態から昇圧して所定値以上となる際は、まず
油室323の油圧が設定値になるとスプール321が図
示下方に動かされ油路140は遮断されると共に油路1
44は排油口326と連絡し、この状態はチェック弁3
90と蓄圧油室411とで決定される所定時間維持され
る。スプ一ル321はアキュムレータ弁のスプール41
2が図示下端に到達し油路146と油室411とが連絡
して油室325に油圧が供給され後再び図示上方にもど
る。なお、これらロックアツプカットオフ弁320、ア
キュムレータ弁410、チェック弁390及び400は
、3−4シフト時等のとなりあう2つの変速時に直結ク
ラッチ解放指令を発する変速検知手段を構成する。
前進第1速、第2速時・・・・・・・・・油路113へ
の圧油の供給がないためにロックアツプシフト弁300
の油室304に圧油は作用せず、油室303に作用する
ライン圧によりスプール301は図示下方に位置し油路
103と油路130とを連絡する。
油路103より供給される圧油は油路130を通りトル
クコンバータ1の直結クラッチ50を解放し、トルクコ
ンバータ1内を循環し油路131を通りロック300弁
を介して排油口132より排出される。すなわち、前進
第1速、第2速時には直結クラッチ5”0は解放してい
る。
前進第3速時・・・・・・・・・前進第3速状態で車速
が増−24= 加しガバナコントロール弁310のスプール311が図
示下方に移動すると、油路113が油路140に連絡す
る。ロックアツプカットオフ弁320の油室323には
油路117、油路142及び油路141を介してライン
圧が導かれており、アキュムレータ弁410のスプール
412は図示下方に位置し、油路141は油路146に
よりロックアツプカットオフ弁320の油室325に導
かれているので、スプリング322の作用でスプール3
21は図示上方に位置し油#1140と油路144とを
連絡している。油路113の圧油は油路140.141
を通してロックアツプシフト弁300の油室304に作
用し、スプール301を図示上方に移動させ油路103
を油路131に連絡し、直結クラッチ50を係合させる
3−4アップシフト時・・・・・前進第3速状態(直結
クラッチ50係合)より車速が増加してオーバドライブ
シフト弁270のスプール271が図示上方に移動して
油路102が油路118に連絡し油路117が排油口2
78に連絡すると、クラツチ12の油圧シリンダ12A
内の圧油が排出され、ブレーキ19の油圧シリンダ19
Aへ圧油が除々に供給される。この際の各油圧シリンダ
の油圧変化はチェック弁370,380の作用で、油圧
シリンダ12A内の圧油は迅速に排出され油圧シリンダ
19Aへの圧油の供給は除々になされる。また油圧シリ
ンダ12Aに油路142及び油路141を介して連絡さ
れたロックアツプカットオフ弁320の油室323及び
アキュムレータ弁410の油室411の圧油はチェック
弁390,400゜油路141,142,117を介し
て迅速に排出される。これと共に油室323と油室41
1は油圧シリンダ19Aに油路143及び141を介し
て連絡されているので、油路143及び141、チェッ
ク弁390,400を介して更に緩やかに圧油が供給さ
れる。油室323と油室411とが降圧して所定の値以
下になるとアキュムレータ弁410のスプール412は
スプリング413の作用で図示上方に動かされ、油室3
25は油路146を介してアキュムレータ弁410の排
油口414と連絡する。この状態ではスプール321は
スプリング322により図示上方に保持されるので油路
140と油路144とは連絡しておりロックアツプシフ
ト弁300の油室304の油圧は保持されている。つぎ
に油路118,143,141を介してブレーキ19の
油圧が供給され、油室323の油圧が昇圧して予定値以
上になると、スプール321は図示下方に移動し油路1
41を排油口326に連絡し、ロックアツプシフト弁3
00の油室304の圧油を排出する。油室304の圧油
が排出されるとスプール301が図示下方に移動し油路
103を油路130に連絡し、直結クラッチ50を解放
する。このクラッチ50の解放時間はチェック弁390
のオリフィスを介してアキュムレータ弁410の油室4
11に圧油が供給され、スプール412が図示下方に移
動している時間で決定される。
この状態から更に油圧シリンダ12Aの油圧が低下しク
ラッチ12が解放し、油圧シリンダ19Aの油圧が上昇
しブレーキ19が係合すると変速27一 段は第4速となり3−4アツプシフトが完了する。
更にこの状態より油圧シリンダ19Aの油圧が上昇し、
ブレーキ19が係合する油圧になるのに調時して、油$
146を介して油室411と連絡した油室325の油圧
がスプール321を図示上方に移動する値になるとスプ
ール321が図示上方に移動し油路140と油$144
が再び連絡し、ロックアツプシフト弁300のスプール
301は図示上方に移動するので、油路103と油路1
30とが連絡し直結クラッチ50は再び係合される。
以上のように3−4アツプシフト時には直結クラッチ5
0が解放状態にタイミングをあわせて各変速段間での変
速が行われ、変速完了後直結クラッチ50は再び係合さ
れる。なお、オリフィスを有するチェック弁370,3
80は、前記変速検知手段Bによる直結クラッチ解放指
令を、変速指令時から所定時間遅らせて直結クラッチ5
oの作動を変速作動に調時する遅延手段Cを構成する。
4−3ダウンシフト時・・・・・・前進第4速で直結ク
ラッチ50が係合している状態より車速が減少してオー
バドライブシフト弁270のスプール271が図示下方
に移動して油路118が排油口279に連絡し、油路1
02が油路117に連絡すると、油圧シリンダ19Aの
圧油が排出され油圧シリンダ12Aへ圧油が供給される
。この場合油圧変化はチェック弁370,380の作用
により油圧シリンダ19Aの圧油は迅速に排出され、油
圧シリンダ12Aへの圧油の供給は除々になされる。
油圧シリンダ19Aに連絡された油室323及び油室4
11の油圧が油路141,143,118を経て排出さ
れ降下し所定値以下になるとスプール412が図示上方
に移動し油路146を排油口414に連絡する。この状
態においてスプール321はスプリング322の作用で
図示上方に保持され油路140と油路144とは連絡さ
れロックアツプシフト弁300の油室304の油圧は保
持される。つぎに油路117,142,141、チェッ
ク弁390,400を介して圧油が除々に供給され油室
323の油圧が予定値になると、スプール321は図示
下方に移動し油路140を遮断すると共に油路j44を
排油口326と連絡する。
これによりロックアツプシフト弁300のスプール30
1は図示下方に移動し直結クラッチ50ば解放する。こ
のクラッチ50の解放時間はアキュムレータ弁410の
油室411に圧油が供給されスプール412が図示方向
に移動している時間で決定される。
油圧シリンダ19Aの油圧がさらに低下しブレーキ19
が解放し、油圧シリンダ12Aの油圧が上昇しクラッチ
12が係合すると変速段は第3速となり、4−3ダウン
シフトが完了する。更にこの状態より油圧シリンダ12
Aの油圧が上昇し所定値以上になると、スプール321
が図示上方に移動し油路140と油$144とを連絡し
、ロックアツプシフト弁300のスプール301を図示
上方に移動させ、油路103と油路131とを連絡し再
び直結クラッチ50を係合する。このように4−3ダウ
ンシフト時には直結クラッチ50が解放状態にタイミン
グを合わせて各変速間の変速が行なわれ、変速完了後直
結クラッチ50が再び係合される。
なお、本発明は、3−4シフト時に限らず、となりあう
2つの変速段に適用できることば当然である。
(ト)  発明の詳細 な説明したように、本発明によると、となりあう2つの
変速段における所定速度以上にての変速に際し、一時的
に直結クラッチ50を解放するので、トルクコンバータ
にてトルク変動分を吸収でき、変速シアツクを防止でき
るものでありながら、遅延手段Cに基づき、変速検知手
段Bによる直結クラッチ解放指令が変速指令時から所定
時間遅れて該直結クラッチ作動を変速作動に調時して発
生するように構成したので、直結クラッチ作動と変速作
動のタイムラグをなくして、エンジンの空吹けや変速シ
ョックを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトルクコンバータ直結クラッチ制卸回
路を含む油圧制御回路、第2図は自動変速機の動力伝達
機構を示す概略図、第3図は各シ=31− フト位置における各要素の作動状態を示す図、第4図は
選速弁の各位置における油路の連通状態を示す図である
。 A・・・直結クラッチ判定手段 、 B・・・変速検知
手段 、 C・・・遅延手段 、 50・・・トルクコ
ンバータ直結クラッチ 、  300・・・ロックアツ
プシフト弁 、  310・・・ガバナコントロール弁
 、  320・・ロックアツプカットオフ弁、410
・・・アキュムレータ弁 、  370,380.39
0・・・オリフィス付チェック弁 。 出願人  アイシン・ワーナー株式会社トヨタ自動車株
式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トルクコンバータを直結する直結クラッチを備え
    、該直結クラッチを、となりあう2つの変速段における
    それぞれ所定速度以上にて接続するように構成すると共
    にこれら変速段の変速時において一時的に解放するよう
    に構成した自動変速機において、 車速に応じて前記直結クラッチの接続又は解放指令を発
    する直結クラッチ判定手段と、前記となりあう2つの変
    速段の変速時に一時的に前記直結クラッチ解放指令を発
    する変速検知手段と、該変速検知手段に関与して前記直
    結クラッチ解放指令を遅らせる遅延手段とを配設して、
    該遅延手段に基づき、前記変速検知手段による直結クラ
    ッチ解放指令が変速指令時から所定時間遅れて該直結ク
    ラッチ作動を変速作動に調時するように発生することを
    特徴とするトルクコンバータ直結クラッチを備えた自動
    変速機。
JP2518286A 1986-02-07 1986-02-07 トルクコンバ−タ直結クラツチを備えた自動変速機 Granted JPS6263264A (ja)

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Related Parent Applications (1)

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JP3885679A Division JPS55132457A (en) 1979-03-30 1979-03-30 Torque converter direct coupled clutch control device in automatic speed changer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6263264A true JPS6263264A (ja) 1987-03-19
JPS645182B2 JPS645182B2 (ja) 1989-01-30

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52106066A (en) * 1976-03-02 1977-09-06 Toyota Motor Corp Direct connected clutch controller for automatic gear reduction having a torque converter with direct connected clutch
JPS5322953A (en) * 1976-08-16 1978-03-02 Toyota Motor Corp Hydraulic control apparatus of automati c transmission equipped with high gear clutch

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52106066A (en) * 1976-03-02 1977-09-06 Toyota Motor Corp Direct connected clutch controller for automatic gear reduction having a torque converter with direct connected clutch
JPS5322953A (en) * 1976-08-16 1978-03-02 Toyota Motor Corp Hydraulic control apparatus of automati c transmission equipped with high gear clutch

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JPS645182B2 (ja) 1989-01-30

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