JPH03125063A - 車輌用自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車輌用自動変速機の油圧制御装置

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JPH03125063A
JPH03125063A JP1263610A JP26361089A JPH03125063A JP H03125063 A JPH03125063 A JP H03125063A JP 1263610 A JP1263610 A JP 1263610A JP 26361089 A JP26361089 A JP 26361089A JP H03125063 A JPH03125063 A JP H03125063A
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JP
Japan
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port
gear
valve
clutch
oil
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Application number
JP1263610A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Takada
充 高田
Makoto Funahashi
眞 舟橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH03125063A publication Critical patent/JPH03125063A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0204Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal
    • F16H61/0206Layout of electro-hydraulic control circuits, e.g. arrangement of valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • F16H61/067Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means using an accumulator

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等の車輌に用いられる自動変速機の油
圧制御装置に係り、特に自動変速機中に組込まれている
クラッチ又はブレーキの如き摩擦係合装置に対する油圧
の給排システムに関する改良に係る。
[従来の技術] 自動車等の車輌に用いられる自動変速機は、歯車変速機
構と、該歯車変速機溝内に於けるトルクの伝達経路を種
々に切換えて複数の前進速度段と後進段とを含む複数の
変速段を選択的に達成する油圧作動式の複数個のクラッ
チ又はブレーキの如き摩擦係合装置とを含んでおり、か
かる自動変速機のための油圧制御装置は、達成すべき変
速段に応じて前記複数個の摩擦係合装置の各々に対する
油圧の給排を切換えるよう互いに組合さって作動する複
数個の切換弁を有している。そして、これら複数個の摩
擦係合装置のうちには上記の切換弁を経ることなくR,
N、D、2、Lの如き変速しンジの切換えを行うマニュ
アルシフト弁により直接油圧の給排を制御されるものも
あるが、他の多くの摩擦係合装置はそれぞれ上記の複数
個の切換弁のうちの成る一つの切換弁の成る一つのポー
トに最終的に接続され、達成すべき変速段に応じて該−
つのポートを経て油圧を給排されるようになっている。
かかる摩擦係合装置のうちの成るものは、それに油圧が
供給されるときとそれより油圧が排出されるときとで油
圧の増減の速度が異なることが望まれるものがあり、そ
のため前記の一つのポートより当該摩擦係合装置へ至る
油路の途中に油の流れ方向によって流れ抵抗を異ならせ
る手段が組込まれることがあり、或いはまた前記−つの
ポートまで油圧を供給する油路の流れ抵抗と前記特定の
ポートを経てドレンに通ずるドレン油路の流れ抵抗とが
互いに異なる値とされることもある。
更にまた、本件出願人と同一人の先の出願に係る特願昭
62−195471号に於て提案された新しい型の自動
変速機に於ては、歯車変速機構の入力部に複数個のクラ
ッチが並列に組込まれていることから、クラッチの一つ
は第−速、第二速、第三速を達成するとき係合されるが
第四速を達成する時には解放され、第三速及び第四速を
達成する時には他の一つのクラッチが係合されるように
なっている。かかる自動変速機に於て、第四速から第三
速又は第二速へのダウンシフトが行われる時には、第−
速〜第三速時に係合していて第四速になるとき解放され
たクラッチは再び係合されなければならない。このとき
第三速に於ては当該クラッチの係合はワンウェイクラッ
チによってバックアップされていることから必須ではな
く、またワンウェイクラッチの作動によって第三速達成
のタイミングはエンジンの回転数の上昇に対応して自動
的に定まるので、当該クラッチの係合のタイミングは遅
れぎみであることが寧ろ望ましいが、第二速達成のため
には当該クラッチの係合は必須であるので、第四速から
第二速へのダウンシフトが行われる時には、当該クラッ
チは速かに係合されなければならない。即ち、このよう
な自動変速機に於ては、当該クラッチは第−速を達成す
べく解放状態より新たに油圧を供給される時には衝撃の
ない滑らかな係合を達成すべく成る緩やがな速度にて油
圧が供給されることを要し、また第四速より第二速への
ダウンシフトに於ては急速な油圧の供給を必要とし、一
つの摩擦係合装置がその係合に当って二つの異なる油圧
供給速度を選択的に必要とすることが生ずる。
かかる要求に対処し、本件出願人と同一人の出願に係る
特願昭63−224328号に於ては、従来の様式に従
って上述の当該クラッチに対する油圧の給排を行うべく
当該クラッチが最終的に接続されている成る一つの切換
弁の成る一つのポートと当該クラッチとを結ぶ油路の途
中に達成すべき変速段に応じて切換えられる切換弁と絞
り装置を組込み、その切換位置に応じて当該油路の流れ
抵抗の値を異ならせるようにし、これによって当該′ク
ラッチが車輌の発進に当って新しく油圧を供給される時
には前記油路の流れ抵抗を大きくし、当該クラッチが第
四速からのダウンシフトにょって新たに係合される時に
は前記油路の流れ抵抗を小さくすることが提案された。
〔発明が解決しようとする課!] 車輌用自動変速機に於て自動的に選択され達成されるべ
き変速段の数は一般に3又はそれ以上であり、一方その
ための摩擦係合装置の制御は、その係合又は解放の過程
に於けるタイミングを別として、基本的にはそれが係合
されるか解放されるかの二者択一制御であり、そのため
の油圧制御は各摩擦係合装置の油室へ油圧を供給するか
該油室をドレンへ開放するかの二者択一制御である。ま
た、自動変速機の油圧制御回路に従来より使用されてい
る切換弁は一般にスプール弁であり、そのスプールが二
つの切換位置の何れに切換えられているかによって油路
の切換えを行う二者択一制御弁である。そこで、これま
で自動変速機の油圧制御装置は、摩擦係合装置に対する
油圧の給排のために2個又はそれ以上の切換弁を直列に
組合せ、2X2−4.2X2X2−8なる乗算の原理に
基いて3又はそれ以上の変速段の自動選択を行うよう構
成されている。
このように従来2個又はそ以上切換弁の組合せは、それ
らが一体となって三種類又はそれ以上の変速段を自動的
に選択する一つの「変速段選択制御ボックス」であるか
の如く認識されており、この「変速段選択制御ボックス
」の謂わば殻壁に相当する外部との境界に複数個の摩擦
係合装置の各々の油室に対する接続ポートが設けられ、
各摩擦係合装置はこれらの各専用ポートを経て各作動時
点に於て達成すべき変速段に応じて油圧を供給されるか
ドレンへ開放されるものとされている。従って、もし成
る一つの摩擦係合装置に対する油圧の給排に何らかのタ
イミング制御がなされるべき時には、このタイミング制
御は変速段の選択制御以降のものであって前記「変速段
選択制御ボックス」による制御以外のものであるから、
タイミング制御のために油路の抵抗を選択的に切換える
手段を前記「変速段選択制御ボックス」の殻壁に設けら
れた各専用ポートと当該摩擦係合装置とを接続する油路
の途中に組込めばよいとされていた。
上記の特願昭63−224328号に於ける改良もかか
る自動変速機の油圧制御装置に関する基本的技術概念の
上になされている。
本発明は、車輌用自動変速機の油圧制御装置に於ける上
記の如き基本的技術概念より脱し、各摩擦係合装置が所
定の変速段の達成に必要とする油圧は上記の「変速段選
択制御ボックス」の殻壁に設けられた当該摩擦係合装置
のための専用ポートに限らず、油圧制御装置内の如何な
る箇所からも必要に応じて取入れることにより、油圧制
御装置のより一層の合理化を達成することを課題として
いる。
[課題を解決するための手段] 上記の如き課題は、本発明によれば、歯車変速機構と、
前記歯車変速機構内に於けるトルクの伝達経路を種々に
切換えて複数の前進速度段と後進段とを含む複数の変速
段を選択的に達成する油圧作動式の複数個の摩擦係合装
置とを含む車輌用自動変速機のための油圧制御装置にし
て、達成すべき変速段に応じて前記複数個の摩擦係合装
置の各々に対する油圧の給排を切換える複数個の切換弁
を有し、前記複数個の摩擦係合装置のうちの一つの摩擦
係合装置は前記複数個の切換弁のうちの一つの切換弁の
一つのポートに接続されて達成すべき変速段に応じて該
−つのポートを経て油圧を給排されるようになっており
且前記複数の変速段のうちの一つの変速段を達成すると
きのみ前記−つのポートを通らない他の経路からも同時
に油圧を供給されるようになっていることを特徴とする
油圧制御装置によって達成される。
[発明の作用] 上記の如く摩擦係合装置の各々に対する油圧の給排を一
連の切換弁の組合せに於ける特定のポートのみに依存す
ることなく、もし必要な油圧が得られるならば油圧制御
装置の任意の他の箇所からも油圧を取入れるようにする
ことによって、一つの流れ抵抗を二種類に切換えるため
に従来必要とされていた流れ抵抗切換手段の如き付加的
手段を不要とすることができる。
尚、摩擦係合装置に対する油圧の供給を一連の切換弁の
組合せに於ける特定の最終ポートより供給することに加
えて、摩擦係合装置に対し油圧制御装置に於ける他の箇
所からも選択的に油圧を供給することは、マニュアルシ
フト弁が2レンジやLレンジへ切換えられたとき、摩擦
係合装置へマニュアルシフト弁の2ポートやLポートよ
り制御油圧が別途供給される態様にて既に行われている
しかしマニュアルシフト弁の2ポートやLポートより供
給される油圧は、運転者の意思によるマニュアルシフト
弁の切換制御に基いて選択的に供給される油圧であり、
自動変速機が自ら行う変速段の切換制御に基いて供給さ
れるものではない。本発明に於て一つの摩擦係合装置が
一つの切換弁の一つのポートより油圧を供給されるに止
まらず該−つのポートを通らない他の経路からも同時に
油圧を供給されるのは、自動変速機が自ら行う変速段の
切換制御に基くものである。
[実施例] 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
第1図は本発明による油圧制御装置を適用される車輌用
自動変速機の歯車変速機構の一例を示している。この歯
車変速機構は遊星歯車式変速機構として構成されており
、図に於て、10は第一サンギヤ、12は第一サンギヤ
10と同心の第一リングギヤ、14は第一サンギヤ10
と第一リングギヤ12とに噛合する第一プラネタリピニ
オン、16は第一プラネタリビニオン14を回転可能に
担持する第一キャリヤであって、これらは第一の遊星歯
車機構を構成しており、また20は第二サンギヤ、22
は第二サンギヤ20と同心の第二リングギヤ、24は第
二サンギヤ20と第二リングギヤ22とに噛合する第二
プラネタリビニオン、26は第二プラネタリビニオン2
4を回転自在に担持する第二キャリヤであって、これら
は第二の遊星歯車機構を構成している。第一リングギヤ
12は連結要素30によって第二キャリヤ26と連結さ
れ、第一キャリヤ16は連結要素32によって第二リン
グギヤ22と連結されている。
第一キャリヤ16及び連結要素32によって第一キャリ
ヤ16と連結された第二リングギヤ22とハウジング5
0との間には第一ワンウェイクラッチ34と第二ワンウ
ェイクラッチ36とが互いに直列に設けられている。こ
の場合、第一ワンウェイクラッチ34が第一キャリヤ1
6の側に設けられ、第二ワンウェイクラッチ36がハウ
ジング50の側に設けられている。更に詳細には第一ワ
ンウェイクラッチ34はそのインナレース34aにて第
一キャリヤ16と接続され、アウタレース34bを連結
部材31により第二ワンウェイクラッチ36のインナレ
ース36aに接続され、第二ワンウェイクラッチ36の
アウタレース36bがハウジング50に接続されている
第二キャリヤ26は、出力歯車54と接続され、常に出
力部材として作用するようなっている。
第一ワンウェイクラッチ34は、エンジンドライブ時に
アウタレース34bがインナレース34aの回転速度を
越えて回転しようとするとき係合状態になり、これとは
逆のとき滑り状態となる。
また第二ワンウェイクラッチ36に於けるインチレース
36aとアウタレース36bの間の係合及び滑りの方向
は第一ワンウェイクラッチ34のそれと同じである。
第二サンギヤ20と入力軸52との間には該両者を互い
に選択的に接続する第一クラッチ38が設けられている
第一キャリヤ16と入力軸52との間には該両者を互い
に選択的に接続する第二クラ・ソチ40が設けられてい
る。
第一サンギヤ10と入力軸52との間には該両者を互い
に選択的に接続する第三クラ・ノチ42が設けられてい
る。
第一サンギヤ10と連結部材31との間には該両者を互
いに選択的に接続する第四クラッチ44が設けられてい
る。
連結部材31とハウジング50との間には連結部材31
をハウジング50に対し選択的に固定する第一ブレーキ
46が設けられている。
第二リングギヤ22とノ1ウジング50との間には第二
リングギヤ22をハウジング50に対し選択的に固定す
る第ニブレーキ48が設けられている。
上述の如き構成よりなる遊星歯車式変速装置によって第
一速段、第二速段、第三速段(直結段)、第四速段(増
速段)及び後進段が達成される要領は第1表及び第2図
に示す通りである。第1表及び第2図に於て、0印は当
該クラッチ、ブレーキ又はワンウェイクラッチがエンジ
ンドライブ状態に於て係合されていることを示し、また
第1表にて(0)は当該クラッチ或いはブレーキが係合
されれば、その変速段に於てエンジンブレーキが作用し
得ることを示している。
第−リングギヤ12の歯数に対する第一サンギヤ10の
歯数の比をρ1とし、第二リングギヤ22の歯数に対す
る第二サンギヤ2oの歯数の比をρ2とした場合、各変
速段の変速比は第2表に示す通りである。
第二速段  ((1+ρ2)/ρzl−fl/第−クラ
ッチ38、第二クラッチ40、第三クラッチ42、第四
クラッチ44及び第一ブレーキ46、第ニブレーキ48
は、各々油圧作動式のクラッチ或いはブレーキであり、
その各々の油室38 a % 40 a s 42 a
 s 44 a s 46 a s 48 aに油圧を
供給されることにより係合し、これら油室の油圧を排出
されることにより解放するようになっている。これら油
室に対する油圧の給排は第3図に示されている如き油圧
制御装置により行われるようになっている。
上述の遊星歯車式変速装置の入力軸52は第3図に示さ
れている如き流体式トルクコンバータ60によって図示
されていない内燃機関の如き原動機に駆動連結されてい
る。
流体式トルクコンバータ6oは、原動機の出力部材に駆
動連結されるポンプ羽根車62と、遊星歯車式変速装置
の入力軸52に駆動連結されるタービン羽根車64と、
一方向にのみ回転可能なステータ羽根車66とを有する
三要素二相型のものである。流体式トルクコンバータ6
oは直結クラッチ68を有しており、直結クラッチ68
はポート60aより油圧を供給されている時には係合し
てポンプ羽根車62とタービン羽根車64とを直結し、
これに対しポート60bより油圧を供給されている時は
解放状態になるようになっている。
ポート60g及び60bに対する油圧の供給は第3図に
示されている油圧制御装置により行われるようになって
いる。
次に第3図及び第4図を参照して本発明の第一の実施例
を組込んだ車輌用自動変速機の油圧制御装置の一つの実
施例について説明する。
油圧制御装置はポンプ70を有しており、ポンプ70は
図示されていない作動油のタンクより作動油を汲上げて
これを一般にライン油圧制御弁と称されているプライマ
リレギュレータ弁80とスロットルバルブ120とに供
給するようになっている。ポンプ70がプライマリレギ
ュレータ弁80に与える油圧の上限値は圧力リリーフ弁
72により制限されるようになっている。
スロットル弁120は、内燃機関のスロットル開度、即
ち機関負荷に応じた一般にスロットル油圧とされている
油圧を油路138に出力するようになっている。
プライマリレギュレータ弁80は、スロットル油圧とリ
バースブースト油圧とを与えられ、概ねスロットル開度
の増大に応じて増大する基本油圧、即ちライン油圧を油
路98と一般にコンバータ油圧制御弁と称されているセ
カンダリレギュレータ弁100とに出力するようになっ
ている。
セカンダリレギュレータ弁100は、スロットル油圧を
与えられ、コンバータ油圧(潤滑油圧)を油路118に
出力するようになっている。
油路98のライン油圧はマニュアルシフト弁190のポ
ート194に与えられるようになっている。マニュアル
シフト弁190は、手にて操作されるスプール192を
有し、ポート194に与えられるライン油圧を、Dレン
ジ時にはDポート196に、2レンジ時にはSポート1
98に、Lレンジ時にはLポート200に、またRレン
ジ時はRポート202に与えられるようになってる。
Dポート196のライン油圧は油路204によって1−
2シフト弁210のDポート214と2−3シフト弁2
40のDポート246と3−4シフト弁270のDポー
ト274とに与えられ、Sポート198のライン油圧は
油路206によって2−3シフト弁240のSポート2
48に与えられ、Lポート200のライン油圧は油路2
081:よって2−3シフト弁240のLポート250
に与えられるようになっている。またRポート202の
ライン油圧は油路203によってリバースインヒビット
弁360に与えられるようになっている。
2−3シフト弁240は、第4図によく示されている如
く、スプール242とプラグ244とを有し、また上述
のポート以外に、ドレンポート251.252.253
とクラッチポート254とブレーキポート256及び2
58とフェイルセーフポート260とを有しており、プ
ラグ244及びスプール242は、制御ポート261に
油圧が供給されている時には、図にて右半分に示されて
いる如く、圧縮コイルばね262のばね力に抗して図に
て下方へ移動した切換位置に位置し、この時にはクラッ
チポート254をドレンポート252に、ブレーキポー
ト256をSポート248に、ブレーキポート258を
Lポート250に、フェイルセーフポート260をDポ
ート246に各々連通接続し、これに対し制御ポート2
61に油圧が供給されていない時には、図にて左半分に
示されている如く、圧縮コイルばね262のばね力によ
り図にて上方へ移動した切換位置に位置し、この時には
クラッチポート254をDポート246に、ブレーキポ
ート256.258及びフェイルセーフポート260を
各々ドレンポート251.252.25Bに連通接続す
るようになっている。
制御ポート261に対する油圧の供給は第一ソレノイド
弁400により行われるようになっている。
クラッチポート254は油路263によって第二クラッ
チ40の油室40aとC2用アキュームレータ470の
アキニームレータ室472に連通している。またクラッ
チポート254は、油路264によって1−2シフト弁
210のホールドポート220に、油路265によって
1−2シフト弁210のフェイルセーフポート222に
各々連通している。ブレーキポート256は油路266
により1−2シフト弁210のSポート216に、他の
1つのブレーキポート258は油路267により1−2
シフト弁210のLポート218に、フェイルセーフポ
ート260は油路268によって3−4シフト弁270
のホールドポート278及び油路269によってドレン
ポート280に連通している。
1−2シフト弁210は、第4図によく示されている如
く、スプール212を有し、また上述のポート以外に、
クラッチポート224とブレーキポート226.228
とRポート230とポート232とクラッチポート23
4とを有し、スプール212の切換移動によりこれらポ
ートの連通切換が行われるようになっている。スプール
212は、制御ポート238に油圧が供給されている時
には、図にて左半分に示されている如く、圧縮コイルば
ね236のばね力に抗して図にて下方へ移動した切換位
置に位置し、この時にはクラッチポート224をフェイ
ルセーフポート222に、ブレーキポート226をRポ
ート230に、ブレーキポート228をLポート218
に各々連通接続すると共にポート232とクラッチポー
ト234との連通を遮断し、これに対し制御ポート23
8に油圧が供給されていない時には、図にて右半分に示
されている如く、圧縮コイルばね236のばね力により
、またホールドポート220に与えられる油圧による力
により図にて上方へ移動した切換位置に位置し、この時
にはクラッチポート224をDポート214に、ブレー
キポート226をSポート216に、ブレーキポート2
28をRポート230に各々連通接続し、またポート2
32とクラッチポーチ234とを互いに連通接続するよ
うになっている。
制御ポート238に対する油圧の供給は第二ソレノイド
弁410により行われるようになっている。またこの制
御ポート238は油路239によって3−4シフト弁2
70の制御ポート288に連通している。
クラッチポート224は油路225によって第四クラッ
チ44の油室44aとC4用アキュームレータ490の
アキュームレータ室492に連通している。ブレーキポ
ート226は油路227により3−4シフト弁270の
Sポート276に連通している。ブレーキポート228
は油路229によってB2用アキュームレータ530の
アキュームレータ室532に、更に油路231によって
第ニブレーキ48の内側油室48aに連通している。
ポート232は油路233により2−3シフト弁240
のフェイルセーフポート260に連通している。この油
路233の途中にはフェイルセーフポート260よりポ
ート232へ向かう方向の油の流れのみを許す一方向弁
237が組込まれている。クラッチポート234は油路
235によって第一クラッチ38の油室38aに直接連
通している。このフェイルセーポート260よりポート
232及び234を経て第一クラッチ38の油室38a
へ至る油圧回路部が本発明の要部をなすものであり、そ
の作動については後程で詳細に説明する。
3−4シフト弁270は、第4図によく示されている如
く、スプール272を有し、また上述のポート以外に、
クラッチポート282とブレーキポート284とを有し
ており、スプール272の切換移動によりこれらポート
の連通が切換えられるようになっている。スプール27
2はホールドポート278に油圧が供給されていなくて
制御ポート288に油圧が供給されている時には、図に
て右半分に示されている如く、圧縮コイルばね286の
ばね力に抗して図にて下方へ移動した切換位置に位置し
、この時にはクラッチポート282をドレンポート28
0に、ブレーキポート284をDポート274に各々連
通接続し、これに対しホールドポート278に油圧が供
給されているとき或いは制御ポート288に油圧が供給
されてない時には、図にて左半分に示されている如く、
ポート278の油圧の力或いは圧縮コイルばね286の
ばね力により図にて上方へ移動した切換位置に位置し、
この時にはクラッチポート282をDポート274に、
ブレーキポート284をSポート276に各々連通接続
するようになっている。
クラッチポート282は油路290により4−3制御弁
330のポート326に、ブレーキポート284は油路
292により第一ブレーキ46の油室46a及びB1用
アキュームレータ510のアキュームレータ室512に
各々連通している。
第一ソレノイド弁400及び第二ソレノイド弁410は
、各々非通電時にはドレンポートを開き、通電時にはド
レンポートを閉じる常開型の電磁作動式のドレン弁であ
り、この二つのソレノイド弁に対する通電は第2図にQ
印にて示されている組合せにて各変速段に応じて行われ
るようになっている。
第一ソレノイド弁400は、油路408によって2−3
シフト弁240の制御ポート261に連通し、通電時に
は制御ポート261に油圧を供給するようになっている
第二ソレノイド弁410は、油路418によって1−2
シフト弁210の制御ポート238に、更に油路239
によって3−4シフト弁270の制御ポート288に連
通し、更に油路416によって4−3制御井330のホ
ールドポート340に連通し、通電時には制御ポート2
38と288の双方及びホールドポート346に油圧を
供給するようになっている。
4−3制御井330はスプール332を有し、スプール
332は制御ポート338に与えられる油圧が所定値以
上でない時には圧縮コイルばね342の作用により、ま
たホールドポート340にホールドに油圧を供給されて
いる時にはホールド油圧により、図にて第3図の左半分
に示されている如き上昇位置にホールドされ、ポート3
26とポート345を接続し、ポート326とポート3
24の連通を遮断し、ホールドポート340に油圧を供
給されていない時には制御ポート338に与えられる油
圧が所定値以上であれば、圧縮コイルばね342のばね
力に抗して図にて右半分に示されている降下位置に位置
し、ポート326とポート345との連通を遮断し、ポ
ート326とポート324とを接続するようになってい
る。制御ポート338は、油路344によって第一アキ
ュームレータ制御弁550に連通し、これよりスロット
ル開度に応じて変化する第一アキュームレータ油圧を与
えられるようになっている。
ポート345及び324は各々途中に絞り343及び3
25を有する油路によって油路329に連通している。
絞り343の絞り度は絞り325の絞り度より小さくさ
れている。
第一クラッチ38の油室38aは一方向弁289を経て
3−4シフト弁270のクラッチポート282に直接的
に連通し、排油を速やかに行われ得るようにされている
リバースインヒビット弁360は、マニニアルシフト弁
190のRポート202より油路203によってライン
油圧を供給され、第三ソレノイド弁420の開閉に応じ
て切換作動され、前進時に於て車速が所定値以上である
リバース禁止状態時に於てのみそのスプール362が図
にて左半分に示されている如き禁止位置に位置し、それ
以外の時にはスプール362が図にて右半分に示されて
いる如き許可位置に位置し、油路203よりのライン油
圧が油路398によって第三クラッチ42の油室42a
に伝わることを許し、またライン油圧が油路396.3
94を経て1−2シフト弁210のRポート230に伝
わることを許し、更にライン油圧が油路396、B2シ
ーケンス弁610、油路392を経て第ニブレーキ48
の外側油室48bに供給されることを許可するようにな
っている。
B2シーケンス弁610は、第ニブレーキ48の内側油
室48aの油圧に応動し、これが所定値以上になったと
きに油路396と392とを互に連通せしめて外側油室
48aに対する油圧の供給が行われるようにしている。
アキュームレータ450.470.490.510及び
530は、各々背圧室454.474.494.514
.534を有する背圧制御式のアキュームレータであり
、これら背圧室に与えられる油圧は第二アキュームレー
タ制御弁560により調圧されるようになっている。尚
CI用のアキュームレータ450のアキュームレータ室
452の入口は適当な絞り451により構成されている
第二アキュームレータ制御弁560はデユーティソレノ
イド弁590により調圧されたデユーティ油圧と第一ア
キュームレータ制御弁550よりの第一アキニームレー
タ油圧とを与えられて調圧値を変化するようになってい
る。
デユーティソレノイド弁590は、所定のデユーティ比
のパルス信号を与えられてそのデユーティ比に応じて繰
返し開閉し、デユーティ調圧弁580よりのモジュレー
ト油圧をそのデユーティ比に応じて調圧するようになっ
ている。尚、デユーティソレノイド弁590が第二アキ
ュームレータ制御弁560に与えるデユーティ油圧はデ
ユーティ圧力アキュームレータ600によりその脈動を
吸収されて平滑化されるようになっている。
第一アキュームレータ制御弁550は、スロットル弁1
38よりスロットル油圧を与えられてスロットル開度の
増大に応じて増大する第一アキュームレータ油圧を発生
し、これを第二アキュームレータ制御弁560と4−3
制御井330に与えるようになっている。
流体式トルクコンバータ60のポート60aとポート6
0bに対するコンバータ油圧の供給はロックアツプリレ
ー弁140により制御されるようになっている。
ロックアツプリレー弁140はロックアツプシグナル弁
160より選択的に油圧を与えることにより切換作動さ
れるようになっている。またロックアツプリレー弁14
0はオイルクーラ170へ作動油を送り出すようになっ
ている。尚、172はクーラバイパス弁、174はオイ
ルクーラ油路の圧力リリーフ弁である。
ロックアツプシグナル弁160は、1−2シフト弁21
0のクラッチポート224より油圧を与えられ、第三ソ
レノイド弁420の開閉に応じて切換作動され、第三ソ
レノイド弁420が通電状態であるとき、即ち閉弁時で
あるときにのみクラッチポート222よりの油圧をロッ
クアツプリレー弁140に与えてロックアツプクラッチ
68が係合するようにしている。
第三ソレノイド弁420は、第2図にてO印で示されて
いる如く、シフトレンジポジションがRレンジ(リバー
スレンジ)である時には後進段禁止のために選択的に通
電され、シフトレンジポジションがDレンジである時に
はロックアツプクラッチ68の係合のために選択的に通
電されるようになっている。
次に本発明の第一の実施例を組込んだ上述の如き油圧制
御装置に関連する作動として、Dレンジに於ける変速作
動を説明する。
まず、第一速段について説明する。この時には第一ソレ
ノイド弁400と第二ソレノイド弁410の両方に通電
が行われ、2−3シフト弁240の制御ポート261.
1−2シフト弁210の制御ポート238及び3−4シ
フト弁270の制御ポート288の各々に油圧が供給さ
れ、2−3シフト弁240のプラグ244及びスプール
242は図にて右半分に示されている切換位置に、1−
2シフト弁210のスプール弁212は図にて左半分に
示されている切換位置に位置する。これによりマニュア
ルシフト弁190のDポート196よりのライン油圧は
油路204.2−3シフト弁240のDポート246、
フェールセーフポート260、油路268を経て3−4
シフト弁270のホールドポート278に与えられる。
これにより3−4シフト弁270は制御ポート288に
油圧を供給されていてもホールドポート278にも油圧
を供給されることから、そのスプール272は圧縮コイ
ルばね286のばね力により図にて左半分に示されてい
る切換位置に位置する。これによりDポート274がク
ラッチポート282に連通接続され、マニュアルシフト
弁190のDポート196よりのライン油圧が油路29
0を経て4−3制御弁330のポート326に与えられ
る。
この時には4−3制御井330のホールドポート340
にも油圧が与えられていることから、4−3制御井33
0のスプール332は図にて左半分にて示されている上
昇位置に位置し、ポート326がポート345に連通し
ており、油圧は比較的小さい絞り度の絞り343を経て
油路329へ通じ、更にこれにより絞り451 、C1
用アキュームレータ450のアキュームレータ室452
、油路468、一方向弁469を経て第一クラッチ38
の油室38aに供給され、第一クラッチ38が係合する
ようになる。絞り343の絞り度が比較的小さいことに
より、このときの油室38aに対する油圧供給は比較的
速く行われ、これにより第一クラッチ38の係合、即ち
Dレンジの第一速段が応答性よく成立する。
尚、このとき2−3シフト弁240のフェイルセーフポ
ート260にはライン油圧が供給され、この油圧は油路
233を経て1−2シフト弁210のポート232へ供
給されるが、ポート232と234の間は遮断されてい
るので、この経路を経ての第一クラッチ38への油圧の
供給は生じない。
次に第二速段について説明する。この時には第一のソレ
ノイド弁400にのみ通電が行われ、2−3シフト弁2
40の制御ポート261にのみ油圧が引続き供給される
。この時には2−3シフト弁240のプラグ244及び
スプール242は下方の切換位置に位置した状態を維持
するが、1−2シフト弁210のスプール212は圧縮
コイルばね236のばね力により図にて右半分に示され
ている上方の切換位置に移動する。尚、この時には3−
4シフト弁270の制御ポート288にも油圧が供給さ
れなくなるが、スプール272は引続きホールドポート
278に与えられている油圧による力と圧縮コイルばね
286によるばね力により図にて左半分に示されている
上方の切換位置に位置する。1−2シフト弁210の切
換りによりDポート214がクラッチポート224に接
続され、マニュアルシフト弁190のDポート196よ
りのライン油圧が油路225を経て第四クラッチ44の
油室44aに供給され、第四クラッチ44が係合するよ
うになる。これにより第一クラッチ38に加えて第四ク
ラッチ44が係合し、Dレンジの第二速段が達成される
尚、この時には1−2シフト弁210のスプール212
が上方へ切換移動したことによりポート232がクラッ
チポート234に連通し、ライン油圧が油路235によ
っても絞り343や325及びCI用アキュムレータ4
50をバイパスして第一クラッチ38の油室38aに直
接供給されることになるが、しかしこの時には油室38
aにその油圧と同じ油圧が上述の如く既に供給されてい
るから、これによって第一クラッチ38の係合状態が変
化することはない。
次に第三速段について説明する。この時には第一ソレノ
イド弁400と第二ソレノイド弁410の何れにも通電
が行われなくなり、1−2シフト弁210の制御ポート
238及び2−3シフ′ト弁240の制御ポート261
の何れにも油圧が供給されなくなる。これによりこの時
には2−3シフト弁240のプラグ244及びスプール
242が圧縮コイルばね262のばね力により図にて左
半分に示されている上方の切換位置に移動し、2−3シ
フト弁240のDポート246はフェールセーフポート
260より切離されてクラッチポート254に連通する
ようになる。これによりマニュアルシフト弁190のD
ポート196よりのライン油圧は油路263によって第
二クラッチ40の油室40aに供給され、第二クラッチ
40が係合するようになる。この時には2−3シフト弁
240のフェイルセーフポート260はドレンポート2
53を経てドレンに接続されるので、3−4シフト弁2
70のホールドポート278にそれまで供給されていた
油圧は排出され、油圧が供給されなくなるが、スプール
272は圧縮コイルばね286のばね力により上方の切
換位置に維持される。
また1−2シフト弁210のスプール212は上述の第
二速段時と同様に上方の切換位置に維持される。これに
より第一クラッチ38と第四クラッチ44に加えて第二
クラッチ40が係合するようになり、直結段であるDレ
ンジの第三速段が達成されるようになる。
また、第三速段時には、2−3シフト弁240のフェイ
ルセーフポート242がドレンに接続されるが、油路2
33には一方向弁237が組込まれているので、第一ク
ラッチ38の油室38aに供給される油圧がこの経路を
経て排出されることはなく、第一クラッチ38の係合状
態が変化することはない。
次に第四速段について説明する。この時には第二ソレノ
イド弁410にのみ通電が行われる。この時には1−2
シフト弁210の制御ポート238を経て3−4シフト
弁270の制御ポート288に油圧が供給されるように
なる。この時には2−3シフト弁240のクラッチポー
ト254より油路264を経てライン油圧が1−2シフ
ト弁210のホールドポート220に与えられ、このラ
イン油圧が1−2シフト弁210のスプール212に対
し図にて上向きの力を与えることから、制御ポート23
8に油圧が供給されてもスプール212は圧縮コイルば
ね236のばね力により図にて右半分に示されている上
方の切換位置に維持される。しかし3−4シフト弁27
0のホールドポート278は油路268によって2−3
シフト弁240のフェールセーフポート260及ヒトレ
ンポート253を経てドレンに開放されていることから
、3−4シフト弁270のスプール272は制御ポート
288に与えられた油圧により圧縮コイルばね286の
ばね力に抗して図にて右半分に示されている下方の切換
位置に移動する。これによりDポート274はクラッチ
ポート282に代わってブレーキポート284に連通し
、クラッチポート282はポート280に連通し、ホー
ルドポート278と同様にドレンへ開放される。これに
より第一クラッチ38の油室38aの油圧の排出が一方
向弁289を経て速やかに行われて第一クラッチ38が
解放され、これに代わって第一ブレーキ46の油室46
aにライン油圧が供給され、第一ブレーキ46が係合す
るようになる。これにより第二クラッチ40と第四クラ
ッチ44とに加えて第一ブレーキ46が係合するように
なり、オーバドライブ段であるDレンジ第四速段が達成
される。
次に第四速段より第三速段へのパワーオンダウンシフト
、即ち4−3キツクダウンについて説明する。このとき
自動変速機は再び第三速段の状態に戻るべく第四速段に
て開放されていた第一クラッチ38が再び係合される。
第三速段の達成が完了した後の状態は上に説明したアッ
プシフト時の状態と全く同じであるが、過渡状態は異な
る。この時はパワーオンダウンシフトであることから、
スロットル開度が比較的大きく、これによって第一アキ
ュームレータ制御弁550が発生する第一アキュームレ
ータ油圧は比較的大きく、この第一アキュームレータ油
圧を制御ポート338に与えられる4−3制御弁330
のスプール332は、圧縮コイルばね342のばね力に
抗して降下して図にて右半分に示されている降下位置に
位置し、これによりポート326はポート345より遮
断されてポート324に連通する。従って3−4シフト
弁270のスプール272が上方の切換位置に移動する
ことによりポート282に再び現われた油圧は油路29
0を経て4−3制御弁330のポート326に至り、こ
れによりポート324及び比較的絞り度の大きい絞り3
25を経て油路329に至り、これよりC1用アキュー
ムレータ450のアキュームレータ室452、油路46
8、−方向弁469を経て第一クラッチ38の油室38
aに供給される。従ってこの時には第一クラッチ38の
係合は車輌の前進開始時に第一速段を達成するとき油圧
を供給されるときより比較的緩かに行われる。これによ
り第四速段より第三速段への変速中に、入力回転数の上
昇によってワンウェイクラッチ34が係合する以前に第
一クラッチ38が伝達トルク容量をもって係合すること
が回避され、大きい変速ショックを生じることがなく変
速が完了するようになる。尚第三速段に於ける歯車変速
機構の直結状態をエンジンドライブ状態の下に達成する
には、第一クラッチ38の係合は必須ではない。
図には示されていないがそれ自身公知であるオーバドラ
イブ制御装置によるオーバドライブ禁止による第四速段
より第三速段へのダウンシフトが行われる時には、これ
はパワーオフダウンシフトであり、この時には4−3制
御弁330の制御ポー)338に与えられる第一アキュ
ームレータ油圧はスロットル開度がアイドル開度相当の
小さい開度であることから、比較的小さく、これによっ
て4−3制御井330のスプール332は圧縮コイルば
ね342のばね力により図にて左半分に示された上昇位
置に位置し、ポート326がポート345に連通接続さ
れるようになる。この時には、4−3制御弁330を通
る油圧は絞り度が比較的小さい絞り343を通って導か
れ、第一クラッチ38の油室38aに対する油圧の供給
速度は4−3キックダウン時に比して速くなり、第一ク
ラッチ38はより早く伝達トルク容量をもって係合する
ようになる。このパワーオフダウンシフト時には、スロ
ットル開度が小さいことからエンジン回転数の上昇はな
く、第一ワンウェイクラッチ34が係合状態に達するこ
とがないので、第一クラッチ38の係合が遅れると、変
速過程に於てニュートラル状態による空走感が生じるが
、上述の如く第一クラッチ38の係合が早期に行われる
ことにより、そのようなことがなくなり、速やかにエン
ジンブレーキ効果が得られるようになる。
第四速段にて走行中にアクセルペダルが強く踏込まれる
と、自動変速機は直ちに第二速段にて作動すべきことを
判断し、第四速段より第二速段へのキックダウンが生ず
る。第四速段からのキックダウンによる第二速段も第一
速段からのア・ツブジフトによる第二速段も変速が完了
した後の作動状態は勿論同一であるが、過渡状態は異な
る。第二速段ではエンジンドライブトルクの伝達に第一
のクラッチ38の係合は必須であり、その係合が遅れる
と、アクセルペダルが強く踏込まれていることもあって
、エンジンの大きな吹き上りが生ずる。
従って第一クラッチ38は速やかに係合されなければな
いらい。第二速段の達成のために第一ソレノイド弁40
0が通電されることよって2−3シフト弁240のスプ
ール240は図にて右半分に示されている下方の切換位
置に移動し、フェイルセーフポート260がDポート2
46に連通接続されてライン油圧を供給されるので、こ
の油圧が一方向弁237を含む油路233.1−2シフ
ト弁210のポート232及び234、油路235を経
て瞬時にラッチ38の油室38aに供給される。これに
より第二クラッチ40の解放完了前に必ず第一クラッチ
38が所要の伝達トルク容量をもって係合するようにな
り、エンジン回転数が異常上昇することが回避され、変
速ショックの少ない良好な変速が行われる。
第5図は本発明の第二の実施例を示す第4図に対応する
図である。この実施例に於ては、第4図に示す第一の実
施例に於て1−2シフト弁210のポート232を油路
233を経て2−3シフト弁240のフェイルセーフポ
ート260に接続し、第−速段及び第二速段を達成すべ
く2−3シフト弁240のスプール244が図の右半分
に示されている如く下方の切換位置にあるときライン油
圧を供給されるようになっていることに代えて、1−2
シフト弁210のポート232は油路233を経て第一
ソレノイド弁400に接続されており、第一ソレノイド
弁400が通電されているとき、即ち第−速段及び第二
速段が達成されるときライン油圧を供給されるようにな
っている。尚第5図に於て油路233が第一ソレノイド
弁より導かれた油路であるとは、m3図に於てこれを見
ると、油路233が油路408の途中から分岐されてい
ることを意味する。油路233の途中には第一ソレノイ
ド弁400よりポート232へ向かう方向の油の流れの
みを許す一方向弁237が組込まれている。
かかる構成により、この第二の実施例に於ても1−2シ
フト弁210のポート234には第二速段が達成される
べきときのみライン油圧が得られ、第4図に示した実施
例に於けると同様に4−2キックダウン時に第一クラッ
チ38を速やかに係合させる作動が得られる。尚この実
施例に於ても、第一ソレノイド弁400は第三速段に於
ては通電を解除されてドレンへ開放されるので、第三速
段時に第一クラッチ38の油圧が油路235.1−2シ
フト弁210のポート234及び232を通って第一ソ
レノイド弁400より排出されないよう、一方向弁23
7が必要である。
第6図は更に本発明の第三の実施例を組込んだ油圧制御
回路の一部を示す第4図及び第5図に対応する図である
。この実施例に於ては、第二速段時にのみ第一クラッチ
38の油室38aにライン油圧を急速に供給するために
、第二速段、第三速段及び第四速段達成時にのみ1−2
シフト弁210のポート224に現われて第四クラッチ
44へ供給されるライン油圧が2−3シフト弁240に
設けられたポート232及び234を経て供給されるよ
うになっている。ポート232及び234は2−3シフ
ト弁240のスプール244が第−速又は第二速を達成
すべく下方の切換位置に位置しているときのみ互いに連
通され、スプール244が第三速又は第四速を達成すべ
く上方の切換位置に位置している時には互いに遮断され
るようになっている。かかる構成によっても、第一クラ
ッチ38に対するアキュムレータ450を通る本来の係
合油圧供給油路とは別に第二速段時にのみ第一クラッチ
38へ急速にライン油圧を供給することができる。尚こ
の実施例に於ても、第一速段時に1−2シフト弁210
のスプール212が下方の切換位置へ移動し、そのポー
ト224がポート222に連通し、これより油路265
.2−3シフト弁240のポート254及び252を経
てドレンに通ずることによって第一クラッチ38の油室
38aが排油されることを防ぐため、1−2シフト弁2
10のポート224より2−3シフト弁240のポート
232及び234を経て第一クラッチ38の油室38a
に至る油路233の途中に当該ポート224より当該油
室38aへ向かう方向の油の流れのみを許す一方向弁2
37が組込まれている。
またこの第三の実施例に於ては、2−3シフト弁240
はポート232及び234が設けられていることから、
これらのポートを有しない第4図及び第5図に示されて
いる第−及び第二の実施例に於ける2−3シフト弁24
0に比して幾分長くなっている。しかしこの第三の実施
例に於ては、1−2シフト弁210には先の第−及び第
二の実施例に於けるポート232及び234は必要とさ
れないので、その分1−2シフト弁210が−短くなっ
ている。
以上の第一、第二及び第三の実施例は、第−速段時及び
第二速段時にのみライン油圧が得られる2−3シフト弁
240のフェイルセーフポート260又は第一ソレノイ
ド弁400より取出された油圧を第二速時、第三速時及
び第四速時にのみ互いに連通ずるよう1−2シフト弁2
10に設けられたポート232及び234に通すことに
より第二速段時にのみ供給されるライン油圧を得るか、
或いは1−2シフト弁210のポート224に現われる
油圧の如く第二速時、第三速時及び第四速時にのみ得ら
れるライン油圧を、2−3シフト弁240に設けられ第
−速段時及び第二速段時にのみ互いに連通するポート2
32及び234に通すことにより、第二速段時にのみ得
られるライン油圧を得て、これを第一クラッチ38の油
室38aへ導くようにしたものである。これらの何れの
実施例に於ても、第二速段時にのみ得られるライン油圧
を取出す油圧取出し系は、第二速段以外の速度段であっ
て第一クラッチ38の係合を要する第三速段又は第一速
段に於てドレンへ開放されるので、そのとき第一クラッ
チ38が解放されることを防ぐために一方向弁237が
設けられている。
第7図は本発明の第四の実施例を組込んだ油圧制御回路
の一部を示す第4図〜第6図に対応する図である。この
第四の実施例に於ては、1−2シフト弁210は第4図
及び第5図に示されている第−及び第二の実施例に於け
ると同じくスプール212が上方の切換位置にあるとき
互いに連通しまたスプール212が下方の切換位置にあ
るとき互いに遮断されるポート232及び234を含ん
でおり、また2−3シフト弁240は第6図に示された
第三の実施例に於ける構造と実質的に同じであって第−
速段時又は第二速段時にあるときと第三速段時又は第四
速段時にあるときとを区別するための二つの追加ポート
241及び243を有しており、シフト弁の構造上の必
要長さに於ては前記第一〜第三実施例に比して劣るが、
その不利を一方向弁237を必要としないことによって
補うものである。
即ち、この第四の実施例に於ては、2−3シフト弁24
0に追加して設けられたポート241は油路204より
Dレンジ時にライン油圧を供給されるようになっており
、このライン油圧は第−速段又は第二速段を達成すべく
スプール242が下方の切換位置に位置したとき追加の
ポート243及び油路233を経て1−2シフト弁21
0のポート232へ供給されるようになっている。この
ことによってポート232は第4図に示された第一の実
施例及び第5図に示された第二の実施例に於けると同じ
く第−速段時及び第二速段時にのみライン油圧を供給さ
れ、この油圧が1−2シフト弁210によって第二速段
時にのみそのポート234に現われる油圧とされ、これ
より同様に油路235を経て第一クラッチ38の油室3
8aへ供給されるようになっているが、この実施例に於
ては第三速段時に2−3シフト弁240のスプール24
2が図にてその左半部に示された如く上昇位置に移動し
ても、ポート241がスプール242の対応する制御ラ
ンドによって閉塞されるので、第三速段時に油路233
がドレンに開放されることはなく、従って油路233の
途中には第4図〜第6図に示された第一〜第三の実施例
に於て必要とされた一方向弁237の如き一方向流れ制
御手段は必要とされない。
[発明の効果] かくして、本発明による如く、一つの摩擦係合装置に対
する油圧の供給を一連の切換弁の組合せによって構成さ
れる油圧制御回路に於ける一つの最終専用ポートからの
油圧の供給にのみ依存することなく、同一の変速段の達
成のために当該摩擦係合装置へ供給されるべき油圧につ
いても、その供給速度が異なるべき時には前記の最終専
用ポートからの油圧供給系に加えて油圧制御回路内の任
意の他の部分からその目的に適った油圧を取出して平行
に導くことにより、前記最終専用ポートより当該摩擦係
合装置へ至る油路の途中に切換弁や絞り装置を追加する
ことなく、一つの一方向弁を追加すること或いはシフト
弁に僅かのポートを追加することにより達成することが
できる。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、
本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当
業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を組込んだ油圧制御装置により制御され
る車輌用自動変速機の歯車変速機構の一例を示す概略図
、第2図は第1図に示す歯車変速機構に組合されて変速
段の切換えを行うソレノイド弁の通電とクラッチ及びブ
レーキの係合とを各変速段について示す作動説明図、第
3図は本発明の第一の実施例を組込んだ油圧制御装置の
一例を示す油圧回路図、第4図は第3図に示す油圧制御
装置のうちの本発明に係る要部を取出して更に詳細に示
す油圧回路図、第5図は本発明の第二の実施例を示す第
4図に対応する図、第6図は本発明の第三の実施例を示
す第4図及び第5図に対応する図、第7図は本発明の第
四の実施例を示す第4図〜第6図に対応する図である。 34・・・第一ワンウェイクラッチ 36・・・第二ワンウェイクラッチ 38・・・第一クラッチ 40・・・第二クラッチ 42・・・第三クラッチ 44・・・第四クラッチ 46・・・第一ブレーキ 48・・・第ニブレーキ 52・・・入力軸 54・・・出力歯車 60・・・流体式トルクコンバータ 70・・・ポンプ 72・・・圧力リリーフ弁 74・・・圧力リリーフ弁 80・・・プライマリレギュレータ弁 100・・・セカンダリレギュレータ弁120・・・ス
ロットル弁 140・・・ロックアツプリレー弁 160・・・ロックアツプシグナル弁 170・・・オイルクーラ 172・・・クーラバイパス弁 174・・・圧力リリーフ弁 190・・・マニュアル弁 210・・・1−2シフト弁 240・・・2−3シフト弁 270・・・3−4シフト弁 330・・・4−3制御弁 360・・・リバースインヒビット弁 400・・・第一ソレノイド弁 410・・・第二ソレノイド弁 420・・・第三ソレノイド弁 450・・・C1用アキュームレータ 470・・・C2用アキュームレータ 490・・・C4用アキュームレータ 510・・・B1用アキュームレータ 530・・・B2用アキュームレータ 550・・・第一アキュームレータ制御弁560・・・
第二アキュームレータ制御弁580・・・デユーティ調
圧弁 590・・・デューテ「ソレノイド弁 600・・・デユーティ圧力アキュームレータ(自 発
) 手続補正書 平成元年11月16日 1、事件の表示 平成1年特許願第263610号2、
発明の名称 車輌用自動変速機の油圧制御装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  愛知県豊田布トヨタ町1番地名 称  (3
20) )ヨタ自動車株式会社4、代理人 居 所  8I04東京都中央区新川1丁目5番19号
茅場町長岡ビル3階 電話551−4171(1)明細
書第5頁第1行〜第2行の[第−速を達成すべく解放状
態より新たに油圧を供給される]を「第四速から第三速
へのダウンシフトに於てエンジンの回転数の上昇を待っ
て係合されるJと補正する。 (2)同第5頁第18行の「車輌の発進」を「第四速か
ら第三速へのダウンシフトjと補正する。 (3)同第5頁第20行の「第四速から」と「のダウン
シフト」の間に「第二速へ」を加入する。 (4)同第7頁第2行の「そ以上」を「それ以上の」と
補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 歯車変速機構と、前記歯車変速機構内に於けるトルクの
    伝達経路を種々に切換えて複数の前進速度段と後進段と
    を含む複数の変速段を選択的に達成する油圧作動式の複
    数個の摩擦係合装置とを含む車輌用自動変速機のための
    油圧制御装置にして、達成すべき変速段に応じて前記複
    数個の摩擦係合装置の各々に対する油圧の給排を切換え
    る複数個の切換弁を有し、前記複数個の摩擦係合装置の
    うちの一つの摩擦係合装置は前記複数個の切換弁のうち
    の一つの切換弁の一つのポートに接続されて達成すべき
    変速段に応じて該一つのポートを経て油圧を給排される
    ようになっており且前記複数の変速段のうちの一つの変
    速段を達成するときのみ前記一つのポートを通らない他
    の経路からも同時に油圧を供給されるようになっている
    ことを特徴とする油圧制御装置。
JP1263610A 1989-10-09 1989-10-09 車輌用自動変速機の油圧制御装置 Pending JPH03125063A (ja)

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