JPS6261967A - チオカルバメ−ト誘導体の製法 - Google Patents
チオカルバメ−ト誘導体の製法Info
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- JPS6261967A JPS6261967A JP20306685A JP20306685A JPS6261967A JP S6261967 A JPS6261967 A JP S6261967A JP 20306685 A JP20306685 A JP 20306685A JP 20306685 A JP20306685 A JP 20306685A JP S6261967 A JPS6261967 A JP S6261967A
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- general formula
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は0−アリールN−(6−アルコキシ−2−ピリ
ジル)−N−アルキルチオカルバメートの製法に関する
。
ジル)−N−アルキルチオカルバメートの製法に関する
。
該化合物は医薬例えば水虫治療薬、農薬例えば除草剤あ
るいは、それらの中間原料として有用な化合物である。
るいは、それらの中間原料として有用な化合物である。
就中、0−2−ナフチルN−(6−メドキシー2−ピリ
ジル)−N−メチルチオカルバメートは農薬、特に水田
用除草剤の有効成分として有用な化合物であることが知
られている。
ジル)−N−メチルチオカルバメートは農薬、特に水田
用除草剤の有効成分として有用な化合物であることが知
られている。
(従来の技術)
従来、0−アリールN−(6−アルコキシ−2−ピリジ
ル)−N−アルキルチオカルバメートを製造する方法と
しては例えば式(A)で表わされるN−(6−メドキシ
ー2−ピリジル)−N−メチルチオカルバモイルハライ
ドト2−す7トール。
ル)−N−アルキルチオカルバメートを製造する方法と
しては例えば式(A)で表わされるN−(6−メドキシ
ー2−ピリジル)−N−メチルチオカルバモイルハライ
ドト2−す7トール。
ちるいは6−メドキシー2−メチルアミノピリジンと式
(B)で表わされる2−す7チルハロチオホルメイトを
不活性溶媒の存在上、あるいは不存在下に反応させる方
法が知られている。(特開昭58−(Xはハロゲン原子
を示す。) [−かし前述の反応で原料として用いる一般式(A)、
(B)で表わされる化合物を工業的に得るのは非常に
困難である。
(B)で表わされる2−す7チルハロチオホルメイトを
不活性溶媒の存在上、あるいは不存在下に反応させる方
法が知られている。(特開昭58−(Xはハロゲン原子
を示す。) [−かし前述の反応で原料として用いる一般式(A)、
(B)で表わされる化合物を工業的に得るのは非常に
困難である。
何故ならば一般式(A)で表わされる化合物は、チオカ
ルバモイルノ・ライド基()N−C−X)を、け 一般式(B)で 表わされる化合物はチオカルボニルハ
ライド基(−C−X)を含んでいるがこれらの基を持つ
化合物を得るためには、猛毒性のチオホスゲンを使用し
なければならない。
ルバモイルノ・ライド基()N−C−X)を、け 一般式(B)で 表わされる化合物はチオカルボニルハ
ライド基(−C−X)を含んでいるがこれらの基を持つ
化合物を得るためには、猛毒性のチオホスゲンを使用し
なければならない。
例えば一般式(A)で表わされる化合物は、6−メドキ
シー2−メチルアミノピリジンにチオホスゲンを、一般
式(B)で表わされる化合物は2−ナフトールにチオホ
スゲンをそれぞれ労働安全衛生面で厳重な管理下に反応
させねばならない。
シー2−メチルアミノピリジンにチオホスゲンを、一般
式(B)で表わされる化合物は2−ナフトールにチオホ
スゲンをそれぞれ労働安全衛生面で厳重な管理下に反応
させねばならない。
このことは工業的生産には非常に厄介なことである。ま
たこの際、谷々の反応において副生ずる下記構造式で示
されるチオカルバメートト目的物の物理的性状がよく似
ているため、目的物を純度良く得るのが非常に困難であ
る。
たこの際、谷々の反応において副生ずる下記構造式で示
されるチオカルバメートト目的物の物理的性状がよく似
ているため、目的物を純度良く得るのが非常に困難であ
る。
(A) (B)前述の理由よ
り明らかなように従来の技術は、0−2−ナフチルN−
(6−メドキシー2−ピリジル)−N−メチルチオカル
バメートを工業的に製造するには適当な方法とはいえな
い。
り明らかなように従来の技術は、0−2−ナフチルN−
(6−メドキシー2−ピリジル)−N−メチルチオカル
バメートを工業的に製造するには適当な方法とはいえな
い。
本発明者らは前記欠点を排除して工業的に安価かつ安全
に該化合物を製造する方法について鋭意検討した結果、
6−アルコキシ−2−アルキルアミノピリジンを原料と
する新しい工程を見出し本発明に至った。
に該化合物を製造する方法について鋭意検討した結果、
6−アルコキシ−2−アルキルアミノピリジンを原料と
する新しい工程を見出し本発明に至った。
(問題点を解決するだめの手段)
即ち本発明の目的は、工業的に有利な0−アリールN−
(6−フルフキシー2−ピリジル)−N−アルキルチオ
カルバメートの製法を提供するにあたり、6−アルコキ
シ−2−アルキルアミノピリジンに溶媒、強塩基の存在
下で二硫化炭素を反応させ、N−(6−アルコキシ−2
−ピリジル)−N−アルキルジチオカルバミン酸アルカ
リ金属塩とし、引き続きこの塩にアリール−(2,4−
ジニトロフェニル)−エーテルを反応させることを特徴
とするO−アリール N−(6−アルコキシ−2−ピリ
ジル)−N−アルキルチオカルバメートの製造法である
。
(6−フルフキシー2−ピリジル)−N−アルキルチオ
カルバメートの製法を提供するにあたり、6−アルコキ
シ−2−アルキルアミノピリジンに溶媒、強塩基の存在
下で二硫化炭素を反応させ、N−(6−アルコキシ−2
−ピリジル)−N−アルキルジチオカルバミン酸アルカ
リ金属塩とし、引き続きこの塩にアリール−(2,4−
ジニトロフェニル)−エーテルを反応させることを特徴
とするO−アリール N−(6−アルコキシ−2−ピリ
ジル)−N−アルキルチオカルバメートの製造法である
。
一般式([1)
上記の種類の反応は以前に報告された例がなく、一般式
(II)で表わされる化合物を出発原料とし、上式のよ
うに2段の反応で、一般式(1)で表わされる化合物を
製造する全く新規な方法である。
(II)で表わされる化合物を出発原料とし、上式のよ
うに2段の反応で、一般式(1)で表わされる化合物を
製造する全く新規な方法である。
副生ずる2、4−ジニトロチオフェノールのアルカリ金
属塩の目的物からの分離は容易であり、このものもまた
医薬、農薬等の原料物質として有用な化合物である。
属塩の目的物からの分離は容易であり、このものもまた
医薬、農薬等の原料物質として有用な化合物である。
即ち、本発明のもう一つの特徴は、二硫化炭素のイオウ
源を無駄にすることなく、1つの反応により同時に2つ
の有用な含イオウ化合物を製造しうろことを挙げること
ができる。
源を無駄にすることなく、1つの反応により同時に2つ
の有用な含イオウ化合物を製造しうろことを挙げること
ができる。
本発明のジチオカルバミル化に用いる強塩基としては、
水素化ナトリウム、ナトリウムアミド。
水素化ナトリウム、ナトリウムアミド。
水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム
、リチウムアミド、水素化リチウム、水素化カリウム等
を挙げることができる。二硫化炭素および強塩基はいず
れも6−アルコキシ−2−アルキルアミノピリジンに対
し、t、o−i、i倍モル使用すると好結果が得られる
。1.0倍モル未満では、収率が低く、1.1倍モルを
超えてもさしたる効果がなく、不経済である。溶媒とし
ては、N。
、リチウムアミド、水素化リチウム、水素化カリウム等
を挙げることができる。二硫化炭素および強塩基はいず
れも6−アルコキシ−2−アルキルアミノピリジンに対
し、t、o−i、i倍モル使用すると好結果が得られる
。1.0倍モル未満では、収率が低く、1.1倍モルを
超えてもさしたる効果がなく、不経済である。溶媒とし
ては、N。
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の
極性溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類、ベンゼン。
極性溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類、ベンゼン。
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素等が使用できる
、 反応温度は、通常約り℃〜約30℃、好ましくけ約り℃
〜約20゛Cの範囲洗保つ。温度が低すざると反応速度
が遅く、高すぎると副反応が起こり収率低下の原因とな
る。反応で得られたN−(6−アルコキシ−2−ピリジ
ル)−N−アルキルジチオカルバミン酸アルカリ金、1
1塩は、単離することも可能であるが、反応液のif、
ま次工程に用いることも可能でちる。即ち該アルカリ金
属塩に引きHキ71J −ルー (λ4−ジニトロフェ
ニル)−エーテルを反応させると容易VCOCブーール
N−(6−アルコキシ−2−ピリジル)−N−アルキ
ルチオカルバメートを製造することができる。
、 反応温度は、通常約り℃〜約30℃、好ましくけ約り℃
〜約20゛Cの範囲洗保つ。温度が低すざると反応速度
が遅く、高すぎると副反応が起こり収率低下の原因とな
る。反応で得られたN−(6−アルコキシ−2−ピリジ
ル)−N−アルキルジチオカルバミン酸アルカリ金、1
1塩は、単離することも可能であるが、反応液のif、
ま次工程に用いることも可能でちる。即ち該アルカリ金
属塩に引きHキ71J −ルー (λ4−ジニトロフェ
ニル)−エーテルを反応させると容易VCOCブーール
N−(6−アルコキシ−2−ピリジル)−N−アルキ
ルチオカルバメートを製造することができる。
アリール−(2,4−ジニトロフェニル)−エーテルの
アリール基としては、一般式(V−1)で表わされるフ
ェニル基および各種核置換フェニル基、一般式(、V−
2)で表わされるナフチル基および各種核置換ナフチル
基等はとんどすべてのアリール基を用いることができる
。
アリール基としては、一般式(V−1)で表わされるフ
ェニル基および各種核置換フェニル基、一般式(、V−
2)で表わされるナフチル基および各種核置換ナフチル
基等はとんどすべてのアリール基を用いることができる
。
一般式(V−1) 一般式(V−2)(YI
T y21 y3 は相互に依存せず水素、ハロゲ
ン原子、カルボキシル基、アルキル基、アルコキシ基、
アセチル基等を示す。) アリール−(2,4−ジニトロフェニル)−エーテルは
、N−(6−アルコキシ−2−ピリジル)−N−アルキ
ルジチオカルバミン酸アルカリ金属塩に対し、1.0−
1.1倍モル使用すると好結果が得られる。1.0倍モ
ル未満では、収率が低く1.1倍モルを超えてもさした
る効果がなく不経済である。
T y21 y3 は相互に依存せず水素、ハロゲ
ン原子、カルボキシル基、アルキル基、アルコキシ基、
アセチル基等を示す。) アリール−(2,4−ジニトロフェニル)−エーテルは
、N−(6−アルコキシ−2−ピリジル)−N−アルキ
ルジチオカルバミン酸アルカリ金属塩に対し、1.0−
1.1倍モル使用すると好結果が得られる。1.0倍モ
ル未満では、収率が低く1.1倍モルを超えてもさした
る効果がなく不経済である。
反応溶媒としては、メタノール、エタノール。
インプロパツール等の低級アルコール、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素類。
ラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素類。
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、クロルベ
ンゼン、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロルエタン
等のハロゲン化炭化水素類等7を挙げることができるが
%KN、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シドあるいはこれらと上記反応溶媒との混合系で行なう
と好結果が得られる。
ンゼン、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロルエタン
等のハロゲン化炭化水素類等7を挙げることができるが
%KN、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シドあるいはこれらと上記反応溶媒との混合系で行なう
と好結果が得られる。
反応温度は、約り0℃〜約100°C1好ましくは約り
0℃〜約80℃の範囲に保つ。温度が低すぎると反応速
度が遅く、高すぎると副反応が起こり収率低下の原因と
なる。
0℃〜約80℃の範囲に保つ。温度が低すぎると反応速
度が遅く、高すぎると副反応が起こり収率低下の原因と
なる。
次に実施例でもって本発明の詳細な説明するが本発明は
、これら実施例のみに限定されるものではない。
、これら実施例のみに限定されるものではない。
実施例−1
窒素雰囲気下で、60%水素化ナトリウム42.0g(
1,05モル)、テトラヒドロフラン177gを2℃4
つロフラスコに仕込み、これに6−メドキシー2−メチ
ルアミノピリジン 138.0g(1,00モル)を含
むテトラヒドロフラン溶液492gを室温で滴下し、さ
らに水素を系外に放出しながら還流下1時間30分攪拌
した。
1,05モル)、テトラヒドロフラン177gを2℃4
つロフラスコに仕込み、これに6−メドキシー2−メチ
ルアミノピリジン 138.0g(1,00モル)を含
むテトラヒドロフラン溶液492gを室温で滴下し、さ
らに水素を系外に放出しながら還流下1時間30分攪拌
した。
次に冷却下10゛C前後で、二硫化炭素79.8g(1
,05モル)を滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。
,05モル)を滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。
その後、一部テトラヒドロフランを留去して反応物を構
縮、ジエチルエーテルを添加し析出した結晶をf別、洗
浄、乾燥し、薄黄白色のN−(6−メドキシー2−ピリ
ジル)−N−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム 2
27゜3g(収率96.3%)を得た。
縮、ジエチルエーテルを添加し析出した結晶をf別、洗
浄、乾燥し、薄黄白色のN−(6−メドキシー2−ピリ
ジル)−N−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム 2
27゜3g(収率96.3%)を得た。
次にN−(6−メドキシー2−ピリジル)−N−メチル
ジチオカルパミン酸ナトリウム 47.2g(020モ
ル)、2.4−ジニトロフェニル−2−ナフチルエーテ
ル 62.0g(0,20モル)、N、N−ジメチルホ
ルムアミド 150gを1f!、4つロフラスコに仕込
み、50℃で3時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷
却した後、冷水中に注ぎ生成物をベンゼンで抽出した。
ジチオカルパミン酸ナトリウム 47.2g(020モ
ル)、2.4−ジニトロフェニル−2−ナフチルエーテ
ル 62.0g(0,20モル)、N、N−ジメチルホ
ルムアミド 150gを1f!、4つロフラスコに仕込
み、50℃で3時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷
却した後、冷水中に注ぎ生成物をベンゼンで抽出した。
ベンゼン溶液を水洗後、減圧下でベンゼンを留去した。
残留物をメタノールで再結晶し、白色結晶50.8gを
得た。
得た。
このものは下記の如く元素分析値、核磁気共鳴吸収スペ
クトル、赤外吸収スペクトル、物理的性状より、0−2
−ナフチル N−(6−メドキシー2−ピリジル)−N
−メチルチオカルバメートと同定した。
クトル、赤外吸収スペクトル、物理的性状より、0−2
−ナフチル N−(6−メドキシー2−ピリジル)−N
−メチルチオカルバメートと同定した。
その収率ば、N−(6−メドキシー2−ピリジル)−N
−メチルジチオカルバミン酸ナトリウムに対し78.4
%、出発原料である6−メドキシー2−メチルアミノピ
リジンに対し75.5%であった。
−メチルジチオカルバミン酸ナトリウムに対し78.4
%、出発原料である6−メドキシー2−メチルアミノピ
リジンに対し75.5%であった。
0元素分析値(Cl8H16N202Sとして)CHN
S 分析値(%) 66.49 4.93 8.58 9
.94理論値(%) 66.67 4.94 8.6
4 9.880核磁気共鳴吸収スペクトル(CDCI!
、3.内部標準TMS)a −ppm δ 3.75 (3H,S) J 3.92 (3f(、S) δ 6.58−6J56 (IH,d )lj 6
.89−7.87 (9H,m )0赤外吸収スペク
トル(KBr法) 0m 1610、1465.1430.1380.1335.
1270゜1180、1040.820.750 o G C−M Sによる分子量 3240物理的性状 融 点 95,6°C〜96.5℃溶解性 ベ
ンゼン、クロロホルム、 N、 N−ジメチルホルムア
ミド等に易溶。
S 分析値(%) 66.49 4.93 8.58 9
.94理論値(%) 66.67 4.94 8.6
4 9.880核磁気共鳴吸収スペクトル(CDCI!
、3.内部標準TMS)a −ppm δ 3.75 (3H,S) J 3.92 (3f(、S) δ 6.58−6J56 (IH,d )lj 6
.89−7.87 (9H,m )0赤外吸収スペク
トル(KBr法) 0m 1610、1465.1430.1380.1335.
1270゜1180、1040.820.750 o G C−M Sによる分子量 3240物理的性状 融 点 95,6°C〜96.5℃溶解性 ベ
ンゼン、クロロホルム、 N、 N−ジメチルホルムア
ミド等に易溶。
低級アルコールに可溶。
水、ヘキサンに難溶。
実施例2〜5
出発原料の6−アルコキシ−2−アルキルアミノピリジ
ンとして、6−メドキシー2−メチルアミノピリジン、
6−ニトキシー2−メチルアミノヒリシン、アリール−
(λ4−ジニトロフェニル)−エーテルトシテ、フェニ
ル−(2,4−ジニトロフェニル)−エーテル、ナフチ
ル−(2,4−ジニトロフェニル)−エーテル、5,6
,7.8−テトラヒ)” 0 す7 チル−(2,4−
ジニトロフェニル)−エーテルを使用し、反応は実施例
−1と同様な条件で行なった。
ンとして、6−メドキシー2−メチルアミノピリジン、
6−ニトキシー2−メチルアミノヒリシン、アリール−
(λ4−ジニトロフェニル)−エーテルトシテ、フェニ
ル−(2,4−ジニトロフェニル)−エーテル、ナフチ
ル−(2,4−ジニトロフェニル)−エーテル、5,6
,7.8−テトラヒ)” 0 す7 チル−(2,4−
ジニトロフェニル)−エーテルを使用し、反応は実施例
−1と同様な条件で行なった。
得られた目的物を実施例−1と同様な方法で同定した。
表1にその結果ならびVC分子式、 GC−MS によ
って測定した分子量、融点を示した。表2には元素分析
値、 NMRスペクトル、赤外線吸収スペクトルを示し
た。
って測定した分子量、融点を示した。表2には元素分析
値、 NMRスペクトル、赤外線吸収スペクトルを示し
た。
(発明の効果)
本発明の方法は医薬、農薬の中間体として有用なO−ア
リール N−(6−アルコキシ−2−ピリジル)−N−
アルキルチオカルバメートを製造するに際して、イオウ
源として猛毒性のチオホスゲンを使用することなく、始
めに6−アルコキシ−2−アルキルアミノピリジンに二
硫化炭素を反応させる一連の工程からなる新しい製造法
を提供するものである。各工程では温和な条件で反応が
進み収率よく高純度の目的物を得ることができる。
リール N−(6−アルコキシ−2−ピリジル)−N−
アルキルチオカルバメートを製造するに際して、イオウ
源として猛毒性のチオホスゲンを使用することなく、始
めに6−アルコキシ−2−アルキルアミノピリジンに二
硫化炭素を反応させる一連の工程からなる新しい製造法
を提供するものである。各工程では温和な条件で反応が
進み収率よく高純度の目的物を得ることができる。
二硫化炭素中のイオウの一原子は最終工程でチオフェノ
ール誘導体として回収され、このものもまた医薬、農薬
の中間原料として有用である。
ール誘導体として回収され、このものもまた医薬、農薬
の中間原料として有用である。
出願人 製鉄化学工業株式会社
代表者増田裕治
千&Cネ市正書(自発)
昭和60年12月10日
く
Claims (6)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (R_1、R_2は相互に依存せずC_2〜C_3のア
ルキル基を、Arはアリール基を示す。) で表わされるO−アリール N−(6−アルコキシ−2
−ピリジル〕−N−アルキルチオカルバメートを製造す
る工程が (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (R_1、R_2は一般式( I )と同様なアルキル基
を示す。) で表わされる6−アルコキシ−2−アルキルアミノピリ
ジンに強塩基の存在下、溶媒中で二硫化炭素を反応させ
、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (R_1、R_2は一般式( I )と同様なアルキル基
を、Mはアルカリ金属を示す。) で表わされるN−(6−アルコキシ−2−ピリジル)−
N−アルキルジチオカルバミン酸アルカリ金属塩を製造
する工程。 - (2)次いで、前記式(III)で表わされるアルカリ金
属塩に 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) で表わされるアリール−(2,4−ジニトロフェニル)
−エーテルを反応させて、O−アリール N−(6−ア
ルコキシ−2−ピリジル)−N−アルキルチオカルバメ
ートを製造する工程。 から成ることを特徴とするO−アリールN−(6−アル
コキシ−2−ピリジル)−N−アルキルチオカルバメー
トの製法。 (2)一般式( I )、(II)、(III)のR_1、R_
2がともにメチル基である特許請求の範囲(1)記載の
方法。 - (3)一般式( I )のArが2−ナフチル基である特
許請求の範囲(1)記載の方法。 - (4)一般式(III)のMがナトリウムである特許請求
の範囲(1)記載の方法。 - (5)一般式(III)で表わされるアルカリ金属塩を製
造する際に、強塩基として水素化ナトリウムを使用する
特許請求の範囲(1)記載の方法。 - (6)一般式(III)で表わされるアルカリ金属塩を製
造する際に溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミドを
使用する特許請求の範囲(1)記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20306685A JPH0674250B2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | チオカルバメ−ト誘導体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20306685A JPH0674250B2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | チオカルバメ−ト誘導体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6261967A true JPS6261967A (ja) | 1987-03-18 |
JPH0674250B2 JPH0674250B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16467772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20306685A Expired - Lifetime JPH0674250B2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | チオカルバメ−ト誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674250B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006062201A1 (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-15 | Zenyaku Kogyo Kabushikikaisha | チオカルバメート誘導体の製造方法 |
US9638149B2 (en) | 2012-07-11 | 2017-05-02 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Air intake duct of saddle-ridden vehicle |
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1985
- 1985-09-12 JP JP20306685A patent/JPH0674250B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006062201A1 (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-15 | Zenyaku Kogyo Kabushikikaisha | チオカルバメート誘導体の製造方法 |
JPWO2006062201A1 (ja) * | 2004-12-10 | 2008-06-12 | 全薬工業株式会社 | チオカルバメート誘導体の製造方法 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0674250B2 (ja) | 1994-09-21 |
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