JPS5813556B2 - ピラノピラゾ−ル −3− カルボンサンユウドウタイノセイホウ - Google Patents
ピラノピラゾ−ル −3− カルボンサンユウドウタイノセイホウInfo
- Publication number
- JPS5813556B2 JPS5813556B2 JP15416075A JP15416075A JPS5813556B2 JP S5813556 B2 JPS5813556 B2 JP S5813556B2 JP 15416075 A JP15416075 A JP 15416075A JP 15416075 A JP15416075 A JP 15416075A JP S5813556 B2 JPS5813556 B2 JP S5813556B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- compound
- pyrazolone
- virazol
- alkyl group
- Prior art date
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- Expired
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- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なビラノピラゾール−3−カルボン酸誘導
体の製法に関する。
体の製法に関する。
本発明により得られる化合物は一般式
(式中R1は水素原子、アルキル基又はフエニル基、R
2は低級アルキル基、R3はアルキル基又はフエニル基
、nはO又は1を示す)で表わされ、新規化合物である
。
2は低級アルキル基、R3はアルキル基又はフエニル基
、nはO又は1を示す)で表わされ、新規化合物である
。
本発明の化合物は鎮痛、消炎、抗菌作用を有し医薬とし
て有川である。
て有川である。
本発明の化合物は一般式
(式中Rl , R2及びnは前記に同じ)で表わされ
る化合物に一般式R3COCH2COOR4(式中R3
は前記に同じ、R4は低級アルキル基を示す)で表わさ
れるβ−ケト酸エステルを作甲させることにより製造さ
れる。
る化合物に一般式R3COCH2COOR4(式中R3
は前記に同じ、R4は低級アルキル基を示す)で表わさ
れるβ−ケト酸エステルを作甲させることにより製造さ
れる。
本発明の原料である一般式(2)の化合物は公知の化合
物であり、たとえばケミツシエ・ベリヒテ25巻、34
41頁(1892年)、ジャーナルオブ ヘテロサイク
リック ケミストリー 6巻723頁(1969年)等
に記載されている。
物であり、たとえばケミツシエ・ベリヒテ25巻、34
41頁(1892年)、ジャーナルオブ ヘテロサイク
リック ケミストリー 6巻723頁(1969年)等
に記載されている。
具体的に列挙すれば次の通りである。
3−メトキシカルボニル−5−ピラゾロン、3−エトキ
シカルボニル−5−ピラゾ冶ン、3−メトキシカルボニ
ルメチル−5−ピラゾロン、3−エトキシカルボニルメ
チル−5−ピラゾロン、3−メトキシカルボニル−1−
メチル−5−ピラゾロン、3−エトキシカルボニル−1
−フエニルー5−ピラゾロン、3−メトキシカルポニル
メチル−1−フエニルー5−ピラゾロン等である。
シカルボニル−5−ピラゾ冶ン、3−メトキシカルボニ
ルメチル−5−ピラゾロン、3−エトキシカルボニルメ
チル−5−ピラゾロン、3−メトキシカルボニル−1−
メチル−5−ピラゾロン、3−エトキシカルボニル−1
−フエニルー5−ピラゾロン、3−メトキシカルポニル
メチル−1−フエニルー5−ピラゾロン等である。
本発明におけるもう一方の原料である一般式R3COC
H2COOR4で表わされるβ−ケト酸エステルも公知
の化合物であり、たとえばオーガニツク リアクション
1巻266頁(1960年)等に記載されている。
H2COOR4で表わされるβ−ケト酸エステルも公知
の化合物であり、たとえばオーガニツク リアクション
1巻266頁(1960年)等に記載されている。
具体例としては例えばアセト酢酸メチル、アセト酢酸エ
チル、プロピオニン酢酸エチル、ブチリル酢酸プロビル
、バレリル酢酸エチル、ベンゾイル酢酸メチル、ベンゾ
イル酢酸エチル等が挙げられる。
チル、プロピオニン酢酸エチル、ブチリル酢酸プロビル
、バレリル酢酸エチル、ベンゾイル酢酸メチル、ベンゾ
イル酢酸エチル等が挙げられる。
本発明において上記一般式(2)の化合物メ上記β−ケ
ト酸エステルは無溶媒又は溶媒の存在下に反応させる。
ト酸エステルは無溶媒又は溶媒の存在下に反応させる。
溶媒としては本反応に関与しないものであれば広く各種
の溶媒を用いることができ、例えばベンゼン、トルエン
、キシレン、ジオキサン等をその代表例として挙げるこ
とができる。
の溶媒を用いることができ、例えばベンゼン、トルエン
、キシレン、ジオキサン等をその代表例として挙げるこ
とができる。
両者の使用割合は通常一般式(2)の化合物に対して、
β一ケト酸エステルを等モルあるいは過剰量とするのが
よく、一般に好ましくは窒素気流中で50〜200℃、
望ましくは100〜150℃に加熱して反応させるのが
良い。
β一ケト酸エステルを等モルあるいは過剰量とするのが
よく、一般に好ましくは窒素気流中で50〜200℃、
望ましくは100〜150℃に加熱して反応させるのが
良い。
本反応の終了後、未反応化合物があればこれを回収して
再び反応に使用することが可能である。
再び反応に使用することが可能である。
本発明化合物は通常公知の方法により分離、精製するこ
とができ、例えば蒸留、再結晶等により容易に回収され
る。
とができ、例えば蒸留、再結晶等により容易に回収され
る。
本発明化合物の具体例を列挙すると盗の通りである。
. ・ 、3
−メトキシカルボニル−4−メチルピラノ.(2,3−
C)ビラゾールー6−オン、3エトキシカルボニル−4
−メチルピラノ(2,3−C)ビラゾールー6−オン、
3−エトキシ力ルポニルメチル−4−メチルピラノ(2
,3−C)ビラゾールー6−オン、3−メトキシ力ルボ
ニル−4−フエニルピラノ(2.3−C)ビラゾールー
6一オン、3−エトキシカルボニル−4−メチル−1−
フエニルピラノ(2.3−C)ビラゾールー6−オン、
1,4−ジメチル−3−エトキシカルボニルメチルピラ
ノ(2,3−C)ビラゾールー6一オン、1,4−ジフ
エニル−3−エトキシカルボニルピラノ(2.3−C)
ビラゾールー6−オン等である。
−メトキシカルボニル−4−メチルピラノ.(2,3−
C)ビラゾールー6−オン、3エトキシカルボニル−4
−メチルピラノ(2,3−C)ビラゾールー6−オン、
3−エトキシ力ルポニルメチル−4−メチルピラノ(2
,3−C)ビラゾールー6−オン、3−メトキシ力ルボ
ニル−4−フエニルピラノ(2.3−C)ビラゾールー
6一オン、3−エトキシカルボニル−4−メチル−1−
フエニルピラノ(2.3−C)ビラゾールー6−オン、
1,4−ジメチル−3−エトキシカルボニルメチルピラ
ノ(2,3−C)ビラゾールー6一オン、1,4−ジフ
エニル−3−エトキシカルボニルピラノ(2.3−C)
ビラゾールー6−オン等である。
以下に本発明の実施例を示す。
尚チとあるは特に断わらない限り重量係を表わすものと
する。
する。
実施例 1
3−エトキシカルボニル−5−ピラゾロン3.1?及び
アセト酢酸エチル5.0gを窒素気流中140〜150
℃に2時間加熱攪拌したのち未反応のアセト酢酸エチル
を減圧留去し、残渣をエタノールから再結晶して融点1
82〜183℃の3−エトキルカルボニル−4−メチル
ピラノ(2,3 −C)ピラゾールー6−オン3.3g
を得る。
アセト酢酸エチル5.0gを窒素気流中140〜150
℃に2時間加熱攪拌したのち未反応のアセト酢酸エチル
を減圧留去し、残渣をエタノールから再結晶して融点1
82〜183℃の3−エトキルカルボニル−4−メチル
ピラノ(2,3 −C)ピラゾールー6−オン3.3g
を得る。
元素分析値( c,oHIO N2 04として)実施
例 2 3−エトキシカルボニル−1−フエニルー5一ピラゾロ
ン2.3g及びアセト酢酸エチル5.0gを用いて実施
例1吉同様の操作をし、エタノールー水から再結晶して
融点156〜157℃の3−エトキシ力ルボニル−4−
メチル−1−フエニルピラノ(2,3−C)ビラゾール
ー6−オン2.2gを得る。
例 2 3−エトキシカルボニル−1−フエニルー5一ピラゾロ
ン2.3g及びアセト酢酸エチル5.0gを用いて実施
例1吉同様の操作をし、エタノールー水から再結晶して
融点156〜157℃の3−エトキシ力ルボニル−4−
メチル−1−フエニルピラノ(2,3−C)ビラゾール
ー6−オン2.2gを得る。
、元素分析値( C16 H14 N2 04として)
実施例 3 3−エトキシカルボニルメチル−5−ビラゾロン1.7
g及びアセト酢酸エチル5.0gを用いて実施例1と同
様の操作をし、エタノールー水から再結晶して融点15
8〜159℃の3−エトキシ力ルポニルメチル−4−メ
チルピラノ(2,3 −C)ピラゾール−6−オン1.
6gを得る。
実施例 3 3−エトキシカルボニルメチル−5−ビラゾロン1.7
g及びアセト酢酸エチル5.0gを用いて実施例1と同
様の操作をし、エタノールー水から再結晶して融点15
8〜159℃の3−エトキシ力ルポニルメチル−4−メ
チルピラノ(2,3 −C)ピラゾール−6−オン1.
6gを得る。
元素分析値( C1t H12 N2 04として)実
施例 4 3−エトキシカルボニルメチル−1−メチル−5−ピラ
ゾロン1.8g及びアセト酢酸エチル50gを用いて実
施例1と同様の操作をし、ベンゼン一〇一ヘキサンから
再結晶して融点136〜137℃の1 4−ジメチル−
3−エトキル力ルポニルメチルピラノC2,3−C)ビ
ラゾールー6−オン1.7gを得る。
施例 4 3−エトキシカルボニルメチル−1−メチル−5−ピラ
ゾロン1.8g及びアセト酢酸エチル50gを用いて実
施例1と同様の操作をし、ベンゼン一〇一ヘキサンから
再結晶して融点136〜137℃の1 4−ジメチル−
3−エトキル力ルポニルメチルピラノC2,3−C)ビ
ラゾールー6−オン1.7gを得る。
元素分析値( C12 H14 N2 04として)実
施例 5 3−エトキシカルボニル−1−フエニルー5一ピラゾロ
ン2.3g及びベンゾイル酢酸エチル10gを用いて実
施例1と同様の操作をし、エタノールから再結晶して融
点129〜131°Cの1,4−ジフエニル−3−エト
キシカルボニルピラノ(2,3−C〕ビラゾールー6−
オン,2.5gを得る。
施例 5 3−エトキシカルボニル−1−フエニルー5一ピラゾロ
ン2.3g及びベンゾイル酢酸エチル10gを用いて実
施例1と同様の操作をし、エタノールから再結晶して融
点129〜131°Cの1,4−ジフエニル−3−エト
キシカルボニルピラノ(2,3−C〕ビラゾールー6−
オン,2.5gを得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R1は水素原子、アルキル基又はフエニル基、R
2は低級アルキル基、nはO又は1を示す)で表わされ
る化合物に一般式 (式中R3はアルキル基又はフエニル基、R4は低級ア
ルキル基を示す)で表わされるβ−ケト酸エステルを作
用させることを特徴とする一般式(式中Rl , R2
, R3及びnは前記に同じ)で表わされるビラノピ
ラゾール−3−カルボン酸誘導体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15416075A JPS5813556B2 (ja) | 1975-12-22 | 1975-12-22 | ピラノピラゾ−ル −3− カルボンサンユウドウタイノセイホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15416075A JPS5813556B2 (ja) | 1975-12-22 | 1975-12-22 | ピラノピラゾ−ル −3− カルボンサンユウドウタイノセイホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5277088A JPS5277088A (en) | 1977-06-29 |
JPS5813556B2 true JPS5813556B2 (ja) | 1983-03-14 |
Family
ID=15578134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15416075A Expired JPS5813556B2 (ja) | 1975-12-22 | 1975-12-22 | ピラノピラゾ−ル −3− カルボンサンユウドウタイノセイホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813556B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK169672B1 (da) * | 1985-05-20 | 1995-01-09 | Mitsubishi Chem Ind | Farmaceutiske præparater indeholdende pyrazolonderivater som aktiv bestanddel og anvendelsen af pyrazolonderivater til fremstilling af farmaceutiske præparater |
USRE35801E (en) * | 1985-05-20 | 1998-05-19 | Mitsubishi Chemical Corporation | Prophylactic and therapeutic composition for circulatory disorders and method of treatment |
-
1975
- 1975-12-22 JP JP15416075A patent/JPS5813556B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5277088A (en) | 1977-06-29 |
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