JPS6261918A - 吸収の良好な外用剤 - Google Patents
吸収の良好な外用剤Info
- Publication number
- JPS6261918A JPS6261918A JP20230485A JP20230485A JPS6261918A JP S6261918 A JPS6261918 A JP S6261918A JP 20230485 A JP20230485 A JP 20230485A JP 20230485 A JP20230485 A JP 20230485A JP S6261918 A JPS6261918 A JP S6261918A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indomethacin
- oil
- dodecyl
- drug
- polyoxyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は生薬であるインドメタシンの皮膚吸収性に優れ
、かつ皮膚刺激のない消炎鎮痛外用製剤に関するもので
ある。さらに詳しくは、本発明はインドメタシンの皮膚
吸収促進剤として1−ドデシルアザシクロへブタン−2
−オンを含有する皮膚吸収性および皮膚刺激性の改善さ
れた消炎鎮痛外用製剤に関する。
、かつ皮膚刺激のない消炎鎮痛外用製剤に関するもので
ある。さらに詳しくは、本発明はインドメタシンの皮膚
吸収促進剤として1−ドデシルアザシクロへブタン−2
−オンを含有する皮膚吸収性および皮膚刺激性の改善さ
れた消炎鎮痛外用製剤に関する。
インドメタシンは優れた消炎鎮痛作用を有する非ステロ
イド系の消炎鎮痛剤として知られ、慢性関節リウマチ、
変形性関節症、肩甲関節周囲炎、手術後、外傷後の炎症
および腫脹の治療等に広く施用されている。
イド系の消炎鎮痛剤として知られ、慢性関節リウマチ、
変形性関節症、肩甲関節周囲炎、手術後、外傷後の炎症
および腫脹の治療等に広く施用されている。
インドメタシンの投与形態としては経口投与、坐剤投与
が行われてきたが、その胃腸障害等の副作用を解消する
ために近年局所に直接投与する軟膏、クリーム剤、外用
液剤が開発された。しかしながら、上記製剤を局所投与
する際、皮膚が吸収に対する障壁となるため、生薬であ
るインドメタシンの吸収が充分とは言い難いという問題
がある。
が行われてきたが、その胃腸障害等の副作用を解消する
ために近年局所に直接投与する軟膏、クリーム剤、外用
液剤が開発された。しかしながら、上記製剤を局所投与
する際、皮膚が吸収に対する障壁となるため、生薬であ
るインドメタシンの吸収が充分とは言い難いという問題
がある。
薬剤の皮膚浸透増進剤としては、すでに1−ドデシルア
ザシクロへブタン−2−オンが知られており (特開昭
52−1035号公til)、最近1−ドデシルアザシ
クロへブタン−2−オンを含有する外用インドメタシン
製剤が報告されている(特開昭60−36422号公報
)。
ザシクロへブタン−2−オンが知られており (特開昭
52−1035号公til)、最近1−ドデシルアザシ
クロへブタン−2−オンを含有する外用インドメタシン
製剤が報告されている(特開昭60−36422号公報
)。
しかしながら、当該外用インドメタシン製剤は基剤連続
層中に、1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンを
インドメタシンと共に溶解させた溶解型製剤であり、皮
膚に塗布すると強い刺激性が認められる(後記実験例]
)。同様に比較例1の溶解型製剤でも強い刺激性が認め
られることから、1−ドデシルアザシクロへブタン−2
−オンを基剤連続層中に溶解した溶解型の製剤では、刺
激性が強く現実の医薬品へ適用するには、問題があると
思われる。特に、炎症部位は、擦過傷等を伴っているこ
とが多く、消炎鎮痛剤への適用は外傷を悪化させる恐れ
もある。
層中に、1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンを
インドメタシンと共に溶解させた溶解型製剤であり、皮
膚に塗布すると強い刺激性が認められる(後記実験例]
)。同様に比較例1の溶解型製剤でも強い刺激性が認め
られることから、1−ドデシルアザシクロへブタン−2
−オンを基剤連続層中に溶解した溶解型の製剤では、刺
激性が強く現実の医薬品へ適用するには、問題があると
思われる。特に、炎症部位は、擦過傷等を伴っているこ
とが多く、消炎鎮痛剤への適用は外傷を悪化させる恐れ
もある。
また、溶解型製剤にあっては、インドメタシンの皮!S
吸収性が充分とはいえないという問題点がある。
吸収性が充分とはいえないという問題点がある。
本発明の目的は、インドメタシンおよび1−ドデシルア
ザシクロへブタン−2−オンを含有し、皮膚刺激性の少
ない消炎鎮痛剤を提供することである。
ザシクロへブタン−2−オンを含有し、皮膚刺激性の少
ない消炎鎮痛剤を提供することである。
本発明の他の目的は、インドメタシンおよび1−ドデシ
ルアザシクロへブタン−2−オンを含有し、インドメタ
シンの皮膚吸収性の優れた外用製剤を提供することであ
る。
ルアザシクロへブタン−2−オンを含有し、インドメタ
シンの皮膚吸収性の優れた外用製剤を提供することであ
る。
本発明のさらに他の目的は、以下の記載から明らかとな
ろう。
ろう。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究を重
ねて来たところ、インドメタシンと1−ドデシルアザシ
クロへブタン−2−オンとを水にi懸濁分散させた形態
とすることにより、インドメタシンの皮膚吸収性がさら
に改善され、かつ皮膚刺激性が少なくなることを見出し
、本発明を完成した。
ねて来たところ、インドメタシンと1−ドデシルアザシ
クロへブタン−2−オンとを水にi懸濁分散させた形態
とすることにより、インドメタシンの皮膚吸収性がさら
に改善され、かつ皮膚刺激性が少なくなることを見出し
、本発明を完成した。
即ち、本発明はインドメタシンと1−ドデシルアザシク
ロヘゲクン−2−オンとが水に懸濁分散してなる消炎鎮
痛外用剤である。
ロヘゲクン−2−オンとが水に懸濁分散してなる消炎鎮
痛外用剤である。
本発明の製剤中にはさらに油脂類を添加しておくことが
好まし、い。インドメタシンは、1−ドデシルアザシク
ロへブタン−2−オンの存在下でやや不安定であるが(
後記試験例3の実施例6の製剤)、驚くべきことに油脂
類の添加によってインドメタシンの安定性が大幅に改善
されることを見出した(後記実験例3)。
好まし、い。インドメタシンは、1−ドデシルアザシク
ロへブタン−2−オンの存在下でやや不安定であるが(
後記試験例3の実施例6の製剤)、驚くべきことに油脂
類の添加によってインドメタシンの安定性が大幅に改善
されることを見出した(後記実験例3)。
本発明の製剤はインドメタシン0.5〜5重世%、1−
ドデシルアザシクロへブタン−2−オン0.5〜10重
呈%型箔40〜95重量%よりなることが好ましく、油
脂類の添加量は、0〜50重量%(特に、0,5〜30
重量%)であることが好ましい。
ドデシルアザシクロへブタン−2−オン0.5〜10重
呈%型箔40〜95重量%よりなることが好ましく、油
脂類の添加量は、0〜50重量%(特に、0,5〜30
重量%)であることが好ましい。
本発明にて使用される油脂類としては、ヒマシ油、オリ
ーブ油、アーモンド柚、ゴマ油、サフラワー油、アボガ
ド柚、綿実油、ホホバ油等の植物油、ミンク油、卵黄油
、スクワラン等の動物油、流動パラフィン、白色ワセリ
ン、シリコン油等の鉱物油、炭素数6〜12の中鎖脂肪
酸エステル等の合成エステル油、硬質ラノリン、マイク
ロクリスタリンワックス、ミツロウ、サラシミツロウ、
ゲイロウ等のロウ類、ステロール等があげられる。
ーブ油、アーモンド柚、ゴマ油、サフラワー油、アボガ
ド柚、綿実油、ホホバ油等の植物油、ミンク油、卵黄油
、スクワラン等の動物油、流動パラフィン、白色ワセリ
ン、シリコン油等の鉱物油、炭素数6〜12の中鎖脂肪
酸エステル等の合成エステル油、硬質ラノリン、マイク
ロクリスタリンワックス、ミツロウ、サラシミツロウ、
ゲイロウ等のロウ類、ステロール等があげられる。
本発明の外用剤には、さらに粘性調節剤、分散剤さらに
はpH調節剤、着香料、防腐剤、その他製剤用キャリア
ーを配合してもよい。
はpH調節剤、着香料、防腐剤、その他製剤用キャリア
ーを配合してもよい。
粘性調節剤としては、例えばカルボキンビニルポリマー
等のゲル化剤等が挙げられる。ゲル化剤の配合量は、通
常0〜3重量%(特に、0.5〜3Tliffi%)で
ある。なお、カルボキシビニルポリマーは、アクリル酸
を主成分とする親水性ポリマーで、例えば、米国グツド
リッチ・ケミカル社のカーポボール934.940.9
41等、和光純薬のハイビスワコー等が使用できる。
等のゲル化剤等が挙げられる。ゲル化剤の配合量は、通
常0〜3重量%(特に、0.5〜3Tliffi%)で
ある。なお、カルボキシビニルポリマーは、アクリル酸
を主成分とする親水性ポリマーで、例えば、米国グツド
リッチ・ケミカル社のカーポボール934.940.9
41等、和光純薬のハイビスワコー等が使用できる。
分散剤としては、たとえば界面活性剤、グリセリン、プ
ロピレングリコール類等を挙げることができ、その添加
量は通常、2〜15重量%である。
ロピレングリコール類等を挙げることができ、その添加
量は通常、2〜15重量%である。
界面活性剤としては、例えばモノラウリン酸ソルビタン
、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソル
ビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、トリステアリ
ン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオ
レイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノ
イソステアリン酸ソルビタン、グリセリルモノステアレ
ート、グリセリルモノオレエート、ポリオキシエチレン
モノラウリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンモノパ
ルミチン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンモノステア
リン酸ソルビタン、ポリオキシエチレントリステアリン
酸ソルビタン、ポリオキシエチレンモノオレイン酸ソル
ビクン、ポリオキシエチレントリオレイン酸ソルビタン
、ポリオキシエチレンモノイソステアリン酸ソルビクン
、ポリオキンエチレングリセリルモノステアレー1・、
ポリオキシエチレングリセリルモノオレエート、グリセ
リン植物油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリ
オキシエチレンモノオレエート1.エチレングリコール
モノステアレート、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエ
チレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、ポリオキシエチレンテトラオレエ−1−、ショ
糖脂肪酸エステル等または、これらの混合物があげられ
る。
、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソル
ビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、トリステアリ
ン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオ
レイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノ
イソステアリン酸ソルビタン、グリセリルモノステアレ
ート、グリセリルモノオレエート、ポリオキシエチレン
モノラウリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンモノパ
ルミチン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンモノステア
リン酸ソルビタン、ポリオキシエチレントリステアリン
酸ソルビタン、ポリオキシエチレンモノオレイン酸ソル
ビクン、ポリオキシエチレントリオレイン酸ソルビタン
、ポリオキシエチレンモノイソステアリン酸ソルビクン
、ポリオキンエチレングリセリルモノステアレー1・、
ポリオキシエチレングリセリルモノオレエート、グリセ
リン植物油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリ
オキシエチレンモノオレエート1.エチレングリコール
モノステアレート、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエ
チレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、ポリオキシエチレンテトラオレエ−1−、ショ
糖脂肪酸エステル等または、これらの混合物があげられ
る。
本発明の製剤は、たとえばインドメタシンを適当な分散
剤と共に水(好ましくは精製水)中に懸濁し、次いで1
−ドデシルアザシクロへブタン−2−オンを混合乳化す
ることによ、って得られる。
剤と共に水(好ましくは精製水)中に懸濁し、次いで1
−ドデシルアザシクロへブタン−2−オンを混合乳化す
ることによ、って得られる。
油脂類を添加する場合は1−ドデシルアザシクロヘプタ
ン−2−オンと共に混合乳化するのが便宜的である。油
脂類と1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オンはま
た、水および分散剤等と共に予め混合乳化した後、イン
ドメタシンの懸濁液に加えてもよい。
ン−2−オンと共に混合乳化するのが便宜的である。油
脂類と1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オンはま
た、水および分散剤等と共に予め混合乳化した後、イン
ドメタシンの懸濁液に加えてもよい。
本発明の外用剤は、外皮に投与可能なflHlであれば
、いかなる剤型であってもよく、自体既知キャリアー等
を用いまたは用いることなく常套の手段にて製造するこ
とができる。
、いかなる剤型であってもよく、自体既知キャリアー等
を用いまたは用いることなく常套の手段にて製造するこ
とができる。
本発明製剤は、従来既知のインドメタシン外用剤に比べ
て同し投与量でもよりすぐれた消炎鎮痛効果を発蓮する
ものであり、その投与量は疾患、投与部位、および剤型
等により異なるが、例えば手首等には通常、インドメタ
シンとして2.5mg〜75mg程度である。
て同し投与量でもよりすぐれた消炎鎮痛効果を発蓮する
ものであり、その投与量は疾患、投与部位、および剤型
等により異なるが、例えば手首等には通常、インドメタ
シンとして2.5mg〜75mg程度である。
〔作用・効果]
本発明の外用剤によれば、インドメタシンの1−ドデシ
ルアザシクロへブタン−2−オンによる経皮吸収作用が
より増強されるので、インドメタシンによるより強力な
消炎鎮痛効果が得られ、かつ局所刺激性が少ないところ
から、より実用的な製剤を提供することができるもので
ある。
ルアザシクロへブタン−2−オンによる経皮吸収作用が
より増強されるので、インドメタシンによるより強力な
消炎鎮痛効果が得られ、かつ局所刺激性が少ないところ
から、より実用的な製剤を提供することができるもので
ある。
本発明製剤が優れた作用効果を示すことを実験例により
さらに詳しく説明する。
さらに詳しく説明する。
実験例1
本発明製剤の刺激性を同濃度の1−ドデシルアザシクロ
へブタン−2−オン、インドメタシンを含存する溶解型
製剤と比較した。毛を剃ったラット (ウィスター系雄
性ラット体重200〜250g)腹部の直径3■の円内
に、第1表に記載の各製剤xoomgを塗り、6時間後
の皮膚状態を観察した。その結果は第1表に示す通りで
ある。
へブタン−2−オン、インドメタシンを含存する溶解型
製剤と比較した。毛を剃ったラット (ウィスター系雄
性ラット体重200〜250g)腹部の直径3■の円内
に、第1表に記載の各製剤xoomgを塗り、6時間後
の皮膚状態を観察した。その結果は第1表に示す通りで
ある。
(以下余白)
第1表(n=5)
−変化なし、 + やや赤くなる、十士 かなり
赤くなる、 +十十黒く変色溶解型では、発赤が認めら
れたが、懸濁型では認められなかった。
赤くなる、 +十十黒く変色溶解型では、発赤が認めら
れたが、懸濁型では認められなかった。
(比較例1の製剤の製造)
イツトメタシン2gをベンジルアルコール2g1クロタ
ミトン1g、マクロゴール4009g、プロピレングリ
コール6g、δアセチル化蔗糖変性アルコール40g、
1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オン5gの混合
物に溶解し、カルボキシビニルポリマー]、5g、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース0.9gを添加し、撹
拌した。これにジイソプロパツールアミン0.5gを精
製水3gに溶解して加えた後、さらに精製水29.1
gを加えて全体が均一になるまで充分に撹拌し、インド
メタシンゲル軟膏を得た。
ミトン1g、マクロゴール4009g、プロピレングリ
コール6g、δアセチル化蔗糖変性アルコール40g、
1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オン5gの混合
物に溶解し、カルボキシビニルポリマー]、5g、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース0.9gを添加し、撹
拌した。これにジイソプロパツールアミン0.5gを精
製水3gに溶解して加えた後、さらに精製水29.1
gを加えて全体が均一になるまで充分に撹拌し、インド
メタシンゲル軟膏を得た。
(比較例2の製剤の製造)
特開昭60−36422号公報の記載に従い、インドメ
タシン0.5gと1,3−ブタンジオール97、5 g
とを混合し、1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オ
ン2gを加え、均一になるまで撹拌して溶解型製剤を得
た。
タシン0.5gと1,3−ブタンジオール97、5 g
とを混合し、1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オ
ン2gを加え、均一になるまで撹拌して溶解型製剤を得
た。
実験例2
本発明の製剤の吸収性を実験例1で用いたゲル軟膏(比
較例1)および本発明実施例5の製剤より1−ドデシル
アザシクロヘプタン−2−オンを除いた製剤(比較例3
)と比較した。実験方法は、実験例1に準じて行い、6
時間後の血禁中のインドメタシンを定■した。その結果
は第2表の通りである。
較例1)および本発明実施例5の製剤より1−ドデシル
アザシクロヘプタン−2−オンを除いた製剤(比較例3
)と比較した。実験方法は、実験例1に準じて行い、6
時間後の血禁中のインドメタシンを定■した。その結果
は第2表の通りである。
第2表(n=6)
本発明のインドメタシン製剤の皮膚吸収性は、溶解型(
比較例1)より高く、1−ドデシルアザシクロへブタン
−2−オン無添加(比較例3)の7〜10倍高かった。
比較例1)より高く、1−ドデシルアザシクロへブタン
−2−オン無添加(比較例3)の7〜10倍高かった。
(比較例3の製剤の製造)
実施例5から1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オ
ンを除いた他は実施例5と同様にして調製した。この時
、精製水を用いて全量が100gとなるようにし、イン
ドメタシンクリーム剤を得た。
ンを除いた他は実施例5と同様にして調製した。この時
、精製水を用いて全量が100gとなるようにし、イン
ドメタシンクリーム剤を得た。
実験例3
本発明実施例1、実施例3および実施例6に示したイン
ドメタシンクリーム剤を40℃に保存し、1ケ月後のイ
ンドメタシンの含量を測定した。その結果は第3表の通
りである。
ドメタシンクリーム剤を40℃に保存し、1ケ月後のイ
ンドメタシンの含量を測定した。その結果は第3表の通
りである。
第3表
インドメタシンと、1−ドデシルアザシクロヘプタン−
2−オンとを水にjlA3i+・分散させただけでは、
含量の低下が認められたが、油脂類を、添加することに
より、安定化された。
2−オンとを水にjlA3i+・分散させただけでは、
含量の低下が認められたが、油脂類を、添加することに
より、安定化された。
以下に実施例をあげて、本発明をより詳細に説明するが
、本発明は、これらに限定されるものではない。
、本発明は、これらに限定されるものではない。
実施例1
インドメタシン3gをグリセリン5gに懸濁し、カルボ
キシビニルポリマー1g、精製水81.4gを加えて、
攪拌、膨潤させた後、50%ジイソプロパツールアミン
0.8gを加える。1−ドデシルアザシクロへブタン−
2−オン5g、中鎖脂肪酸トリグリセライド3g、セス
キオレイン酸ソルビタン0.2g、ポリオキシエチレン
(E、0.20)モノオレイン酸ソルビタン0.6gを
加温溶解したものを添加し、混合乳化して、インドメタ
シンクリーム剤を得た。
キシビニルポリマー1g、精製水81.4gを加えて、
攪拌、膨潤させた後、50%ジイソプロパツールアミン
0.8gを加える。1−ドデシルアザシクロへブタン−
2−オン5g、中鎖脂肪酸トリグリセライド3g、セス
キオレイン酸ソルビタン0.2g、ポリオキシエチレン
(E、0.20)モノオレイン酸ソルビタン0.6gを
加温溶解したものを添加し、混合乳化して、インドメタ
シンクリーム剤を得た。
実施例2
インドメタシン1gをプロピレングリコール3gに懸濁
し、カルボキシビニルポリマー1g、精製水85.4g
を加えて、攪拌、膨潤させた後、50%ジイソプロパツ
ールアミン0.8gを加える。1−ドデシルアザシクロ
へブタン−2−オン5g、綿実油3g1ポリオキシエチ
レン(E、0.20)モノステアリン酸ソルビタ70.
5 g 、モノパルミチン酸ソルビタン0.3gを添加
し、混合乳化して、インドメタシンクリーム剤を得た。
し、カルボキシビニルポリマー1g、精製水85.4g
を加えて、攪拌、膨潤させた後、50%ジイソプロパツ
ールアミン0.8gを加える。1−ドデシルアザシクロ
へブタン−2−オン5g、綿実油3g1ポリオキシエチ
レン(E、0.20)モノステアリン酸ソルビタ70.
5 g 、モノパルミチン酸ソルビタン0.3gを添加
し、混合乳化して、インドメタシンクリーム剤を得た。
実施例3
インドメタシン2gをグリセリン5gに懸濁し、カルボ
キシビニルポリマー1g1精製水83.45 gを加え
、攪拌、膨潤させた後、50%ジイソプロパツールアミ
ン0.8gを加える。これに1−ドデシルアザシクロへ
ブタン−2−オン5g2コレステロール2g、ポリオキ
シエチレン(E、0.20)モノラウリン酸ソルビタン
0.33g、モノステアリン酸ソルビタン0.42 g
を加温溶解後添加し、混合乳化して、インドメタシンク
リーム剤を得た。
キシビニルポリマー1g1精製水83.45 gを加え
、攪拌、膨潤させた後、50%ジイソプロパツールアミ
ン0.8gを加える。これに1−ドデシルアザシクロへ
ブタン−2−オン5g2コレステロール2g、ポリオキ
シエチレン(E、0.20)モノラウリン酸ソルビタン
0.33g、モノステアリン酸ソルビタン0.42 g
を加温溶解後添加し、混合乳化して、インドメタシンク
リーム剤を得た。
実施例4
インドメタシン1gに精製水92.9 gおよびカルボ
キシビニルポリマー1.5gを加えて、攪拌、膨潤させ
た後、50%ジイソプロパツールアミンIgを加える。
キシビニルポリマー1.5gを加えて、攪拌、膨潤させ
た後、50%ジイソプロパツールアミンIgを加える。
これに1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オン2g
、う、カセイ油1g、ポリオキシエチレン(E、0.2
0)モノオレイン酸ソルビタン0.4g、セスキオレイ
ン酸ソルビタン0.2gを添加し、混合乳化して、イン
ドメタシンクリーム剤を得た。
、う、カセイ油1g、ポリオキシエチレン(E、0.2
0)モノオレイン酸ソルビタン0.4g、セスキオレイ
ン酸ソルビタン0.2gを添加し、混合乳化して、イン
ドメタシンクリーム剤を得た。
実施例5
ta) インドメタシン2gをグリセリン5gにpく
し、カルボキシビニルポリマー1g、i[水43.4s
gを加えて、攪拌、膨潤させた後、50%ジイソプロパ
ツールアミン0.8gを加える。
し、カルボキシビニルポリマー1g、i[水43.4s
gを加えて、攪拌、膨潤させた後、50%ジイソプロパ
ツールアミン0.8gを加える。
fbl $11製氷40gに1−ドデシルアザシクロ
へブタン−2−オン5g1コーン油2g、ポリオキシエ
チレン(E、0.20)モノパルミチン酸ソルビタン0
.47g、モノステアリン酸ソルビタン0.28gを加
温熔解後添加し、混合乳化する。
へブタン−2−オン5g1コーン油2g、ポリオキシエ
チレン(E、0.20)モノパルミチン酸ソルビタン0
.47g、モノステアリン酸ソルビタン0.28gを加
温熔解後添加し、混合乳化する。
fatと(blを混合してインドメタシンクリーム剤を
得た。
得た。
実施例6
実施例3からコレステロールを除いた他は実施例3と同
様に調製した。このとき、精製水を用いて全量が100
gとなるようにし、インドメタシンクリーム剤を得た。
様に調製した。このとき、精製水を用いて全量が100
gとなるようにし、インドメタシンクリーム剤を得た。
実施例7
(al インドメタシン2gをグリセリン10gに混
和した後、水40gを加え、懸濁分散させる。
和した後、水40gを加え、懸濁分散させる。
(bl ポリエチレンセチルエーテル(E、0.20
)1、13 g、モノステアリン酸ソルビタン1.07
gを1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オン5gに
加え、加温溶解後水40gを加え混合乳化する。
)1、13 g、モノステアリン酸ソルビタン1.07
gを1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オン5gに
加え、加温溶解後水40gを加え混合乳化する。
fatと(blを合わせ、混合し水を加えて100@7
とし、インドメタシンローション剤を得た。
とし、インドメタシンローション剤を得た。
実施例8
精製水が88.4 g、1−ドデシルアザシクロへブタ
ン−2−オンが2gである他は実施例2と同様にしてイ
ンドメタシンクリーム剤を得た。
ン−2−オンが2gである他は実施例2と同様にしてイ
ンドメタシンクリーム剤を得た。
実施例9
精製水が87.4g、1−ドデシルアザシクロへブタン
−2−オンが3gである他は実施例2と同様にしてイン
ドメタシンクリーム剤を得た。
−2−オンが3gである他は実施例2と同様にしてイン
ドメタシンクリーム剤を得た。
実施例10
(al インドメタシン2gをプロピレングリコール
5gに混和した後、水67gを加え加温する。
5gに混和した後、水67gを加え加温する。
ibl 親油型モノステアリン酸グリセリン4g1ア
ジピン酸ジイソプロピル5g、ミリスチン酸オクチルド
デンル10g、ポリオキシエチレンセチルエーテル(E
、0.20)1.1g、モノステアリン酸ソルビタン0
.3g、モノステアリン酸ポリエチレングリコール0.
6gを1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オン5g
に加え加温する。
ジピン酸ジイソプロピル5g、ミリスチン酸オクチルド
デンル10g、ポリオキシエチレンセチルエーテル(E
、0.20)1.1g、モノステアリン酸ソルビタン0
.3g、モノステアリン酸ポリエチレングリコール0.
6gを1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オン5g
に加え加温する。
+a+とQ)lを合わせ、混合乳化し、インドメタシン
クリーム剤を得た。
クリーム剤を得た。
Claims (5)
- (1)インドメタシンと1−ドデシルアザシクロヘプタ
ン−2−オンとが水に懸濁分散していることを特徴とす
る消炎鎮痛外用剤。 - (2)インドメタシン0.5〜5重量%、1−ドデシル
アザシクロヘプタン−2−オン0.5〜10重量%、水
40〜95重量%を含有することを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項記載の消炎鎮痛外用剤。 - (3)油脂類を懸濁分散して含有することを特徴とする
特許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の消炎
鎮痛外用剤。 - (4)油脂類0.5〜30重量%を含有することを特徴
とする特許請求の範囲第(3)項記載の消炎鎮痛外用剤
。 - (5)分散剤を含有することを特徴とする特許請求の範
囲第(1)、(2)、(3)または(4)項記載の消炎
鎮痛外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20230485A JPS6261918A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 吸収の良好な外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20230485A JPS6261918A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 吸収の良好な外用剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6261918A true JPS6261918A (ja) | 1987-03-18 |
Family
ID=16455324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20230485A Pending JPS6261918A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 吸収の良好な外用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6261918A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004010994A1 (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-05 | Kowa Company, Ltd. | インドメタシン外用剤 |
-
1985
- 1985-09-12 JP JP20230485A patent/JPS6261918A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004010994A1 (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-05 | Kowa Company, Ltd. | インドメタシン外用剤 |
CN100438869C (zh) * | 2002-07-29 | 2008-12-03 | 兴和株式会社 | 吲哚美辛外用剂 |
US7553865B2 (en) | 2002-07-29 | 2009-06-30 | Kowa Company, Ltd. | Indomethacin external preparation |
JP2010163454A (ja) * | 2002-07-29 | 2010-07-29 | Kowa Co | インドメタシン含有ゲルクリーム剤 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0672422B1 (en) | Antiinflammatory and analgesic transdermal gel containing Ketoprofen | |
KR100339793B1 (ko) | 외용항염증제 | |
CA2289966A1 (en) | Topical compositions | |
JP3487633B2 (ja) | 皮膚疾患治療乳剤 | |
WO1996004902A1 (fr) | Composition pour preparation a usage externe | |
JPH0148885B2 (ja) | ||
JPS62181226A (ja) | 消炎鎮痛外用剤 | |
JPH0447649B2 (ja) | ||
JPH0338524A (ja) | コルチコステロイド含有ローション剤 | |
JPH0676328B2 (ja) | ステロイドクリ−ム製剤 | |
JP3280071B2 (ja) | 消炎鎮痛外用剤 | |
JPS6261918A (ja) | 吸収の良好な外用剤 | |
JPS62223118A (ja) | 外用クリ−ム組成物 | |
JPH0735332B2 (ja) | 外用クリ−ム製剤 | |
JPH05246892A (ja) | 消炎鎮痛外用剤 | |
JPH01250313A (ja) | 消炎鎮痛外用剤 | |
JP2935113B1 (ja) | インドメタシン経皮吸収剤 | |
JPH02142727A (ja) | 消炎鎮痛外用クリーム製剤 | |
JP3231079B2 (ja) | 消炎鎮痛外用剤 | |
NO315732B1 (no) | Antiinflammatorisk middel til utvortes bruk | |
JP3208719B2 (ja) | 消炎鎮痛外用剤 | |
JP2869157B2 (ja) | 経皮吸収促進剤 | |
JP4388143B2 (ja) | 抗真菌持続性外用剤 | |
AU669829B2 (en) | Stable dermatologic preparation containing mycophenolic acid | |
JPH03118323A (ja) | 9―メチル―3―(1H―テトラゾール―5―イル)―4H―ピリド[1,2―a]ピリミジン―4―オン又はその塩の軟膏剤 |