JPH03118323A - 9―メチル―3―(1H―テトラゾール―5―イル)―4H―ピリド[1,2―a]ピリミジン―4―オン又はその塩の軟膏剤 - Google Patents

9―メチル―3―(1H―テトラゾール―5―イル)―4H―ピリド[1,2―a]ピリミジン―4―オン又はその塩の軟膏剤

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JPH03118323A JP25207489A JP25207489A JPH03118323A JP H03118323 A JPH03118323 A JP H03118323A JP 25207489 A JP25207489 A JP 25207489A JP 25207489 A JP25207489 A JP 25207489A JP H03118323 A JPH03118323 A JP H03118323A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗アレルギー性薬物の軟膏剤に関し、更に詳し
くは9−メチル−3−(IH−テトラゾール−5−イル
)−4H−ピット[1,2−a]ピリミジン−4−オン
又はその塩を有効成分として含有する軟膏剤に関する。
従来の技術 9−メチル−3−(1H−テトラゾール−5イル)−4
H−ピット[1,2−a]ピリミジン−4−オン(以下
TBという。)は特公昭60−50197号公報に記載
された化合物であり、アレルギー性気管支喘息、アレル
ギー性鼻炎のようなアレルギー反応の症状を抑制又は予
防することが知られている。また、アレルギー[33巻
9号、127ページ、728ページ、1984年]には
TBのカリウム塩の■型アレルギー反応モデルにおける
抑制作用及びヒスタミン、5R3−A (アナフィラキ
シ−の遅反応性物質)等のケミカルメデイエータ−の遊
離抑制効果について記載されている。また、ガストロー
エンテロロジ−(Ga5troenteroloqy)
[88巻5号、1354ページ、1985年]にはTB
のカリウム塩の胃細胞保護作用に基づく胃炎、胃潰瘍の
治療に有効であることが記載されている。また、特開平
1−125321号公報にはTBのカリウム塩を含有す
る水性製剤に関して記載されている。しかしながら、T
B又はその塩の軟膏剤に関しては未だ知られていない。
発明が解決しようとする課題 近年、気管支喘息のみならず、アレルギー性皮膚炎の治
療に抗アレルギー剤が経口型製剤として用いられている
。しかしながら、アレルギー性皮膚炎は乳幼児に多発し
、再発を繰り返し、慢性化しやすいことから、長期間服
用による副作用が懸念される。従って、全身作用を目的
とし、投与量の増大を伴う経口型製剤は、必ずしも最適
な投与形態とは言い難い。
一方、治療効果に対する患者心理、効率的な薬効発現及
び副作用軽減の点から1.アレルギー性皮膚炎には、外
用療法が望ましい投与形態でおり、現在はステロイド剤
等による外用療法が主流となっている。しかしながら、
ステロイド剤は長期連用による副腎皮質機能抑制等の全
身的副作用、皮膚萎縮、毛細血管拡張、ステロイド潮紅
等の局所的副作用がときにみられ必ずしも万全ではない
また、対症療法でおることから再発を繰り返し慢性化し
やすいといわれている。
以上のことから、原因療法に近い新規なメカニズムをも
つ抗アレルギー薬物の外用剤の開発が望まれていた。
本発明は抗アレルギー薬物であるTB又はその塩の軟膏
剤を提供することを目的とする。
外用剤の剤形としては、軟膏、クリーム、ゲル、ローシ
ョン、液剤、スプレー、パップ、テープ等がめげられる
。このうち油脂性軟膏は、一般に皮膚刺激性が小さく、
また基剤自身に皮膚保護作用を有するという特性をもつ
ことから、アレルギー性皮膚疾患に適した剤形であると
いえる。しかしながら、油脂性軟膏では概して他の外用
剤に比べて薬物の基剤からの放出性がやや劣り、経皮透
過性が小さいことが知られている。TB又はその塩の作
用機序は、角質層より下部の真皮層に多数存在する肥満
細胞からの化学伝達物質の遊離抑制である。従ってTB
又はその塩は真皮層に移行して初めて薬効を発現し得る
のであり、経皮透過性が大きくなければ十分な薬理効果
は得られない。また、長期間連用すること及び患者に乳
幼児が多いことから皮膚刺激性は、特に弱いものが望ま
れる。
ところで、丁B又はその塩は、ワセリン、固形パラフィ
ン、プラスチベース、サラシミツロウ及びマイクロクリ
スタリンワックス等の油性基剤並びにその他の油性成分
にはほとんど溶解しない。
従って、ジェットミル等により粉砕処理した微粉原末を
基剤中に均一に分散した懸濁型軟膏剤としなければなら
ない。しかしながら、TB又はその塩の微粉原末に、白
色ワセリン、流動パラフィン主体処方とサラシミッロウ
等の稠度調整剤を組み合せて軟膏剤を調製したところ、
後述の参考例で述べるごとく、原末が再凝集して分散し
難いため基剤中での均一性に乏しく、しかも経皮透過性
が小ざく、また物理化学的安定性も劣ることを本発明者
らは確認した。更に、白色ワセリン主体処方に固形パラ
フィン、マイクロクリスタリンワックス等の稠度調整剤
等を組み合せた軟膏剤処方においても、満足のいく結果
は得られなかった。
課題を解決するための手段 本発明者らは上記の要件に鑑みTB又はその塩の軟膏剤
について鋭意研究したところ、パラフィン系炭化水素に
高級アルコール及び/又は溶解補助剤を添加することに
より、軟膏基剤中にTB誘導体の微細な結晶が均一に分
散した懸濁タイプ、基剤中に結晶が溶解しているタイプ
又はその両者が任意の割合からなる二相性タイプの軟膏
剤が得られ、いずれも皮膚刺激性がほとんどなく、経皮
透過性が大きく優れた薬理効果を発現する新規組成の軟
膏剤処方を見い出し本発明を完成した。
本発明軟膏剤は、TB若しくはその塩、パラフィン系炭
化水素及び高級アルコール及び/又は溶解補助剤からな
る軟膏剤でおる。
丁B又はその塩の軟膏基剤中の全体量0.01〜5.0
0%(W/W)、パラフィン系炭化水素70〜95%(
W/W)、高級アルコール2〜15%(W/W)、溶解
補助剤0.2〜25.0%(W/W)の濃度で配合され
ることが好ましく、必要に応じて安定化剤、防腐剤等を
添加することもできる。
次に本発明の基剤成分について、ざらに具体的に説明す
る。
TBの塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩があげら
れる。
パラフィン系炭化水素としては、白色ワセリン及びプラ
スチベース等があげられる。
高級アルコールとしては、固形のセチルアルコール、ス
テアリルアルコール、ベヘニルアルコル、液状の2−オ
クチルドデカノール、2−ヘキシルドデカノール 溶解補助剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリ
セリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、デカグリセリン
脂肪酸エステル及びショ糖脂肪酸エステル等のエステル
系の非イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテ
ル等のエーテル系の非イオン性界面活性剤、グリセリン
、プロピレングリコール、ポリオキシエチレングリコー
ル、ソルビトール及びマンニトール等の多価アルコール
類、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロ
ピル及びアジピン酸ジイソプロピル等の脂肪酸エステル
類並びにヒマシ油、オリーブ油等の植物油、炭素数8〜
12の中鎖脂肪酸トリグリセリド、スクワラン、流動パ
ラフィン等の液状炭化水素類の分散剤があげられる。
ソルビタン脂肪酸エステルとしてはソルビタンモノオレ
エート、ソルビタンセスキオレエート及びソルビタンセ
スキステアレートが、グリセリン脂肪酸エステルとして
はグリセリルモノミリステート、グリセリルモノステア
レート及びグリセリルモノオレエートが、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステルとしてはポリオキシエ
チレンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノオレエート及びポリオキシエチレンソ
ルビタントリオレエートが、ポリエチレングリコール脂
肪酸エステルとしてはポリオキシエチレンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンモノステアレート及びポリオキ
シエチレンモノオレエートが、デカグリセリン脂肪酸エ
ステルとしてはデカグリセリルデカステアレート、デカ
グリセリルデカオレエート、デカグリセリルヘプタステ
アレート及びデカグリセリルヘプタオレエートが並びに
ショ糖脂肪酸エステルとしてはショ糖ステアリン酸エス
テル及びショ糖パルミチン酸エステル等がそれぞれあげ
られる。
また、ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしてはポ
リオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレ
ンセチルエーテル及びポリオキシエチレンオレイルエー
テルが、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
としては、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
及びポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテルが並
びにポリオキシエチレングリコールとしてはポリオキシ
エチレングリコール200,ポリオキシエチレングリコ
ール300、ポリオキシエチレングリコール400及び
ポリオキシエチレングリコール600がめげられる。
これらの溶解補助剤は単独又は2種以上の配合で使用さ
れ、0.2〜25.0%(W/W)、好ましくは0、5
〜15.0%(W/W)に配合される。なお、使用する
溶解補助剤の種類、配合量、組合わせにより、基剤中に
TB誘導体の結晶が分散しているタイプ、溶解している
タイプ又はその両者が任意の割合からなる二相性タイプ
とすることができる。 安定化剤としては、トコフェロ
ール、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシ
トルエン等があげられる。また、防腐剤としては、メチ
ルパラベン、プロピルパラベン等があげられる。
以上、本発明の軟膏剤及びその配合組成は文献未記載の
新規知見でおり、本発明者らの鋭意研究の結果見出され
たものである。
昨月 本発明軟膏剤の含量均一性試験、物理化学的安定性、経
皮透過性、皮膚刺激性及び薬理作用について示す。
[含量均一性試験] 本発明軟膏剤及び参考例の軟膏剤をT.に、アジホモミ
キサーM型(特殊機化工業社製)槽内の任意の5か所か
ら少量ずつサンプリングした試料0 の1g中に含有するTBを紫外部吸光度法(波長357
nm)により定量した。結果を表1に示す。
表1 以上の結果から明らかな様に、本発明軟膏剤は参考例の
軟膏剤と比べて含量均一性は良好であった。
[物理化学的安定性] 本発明軟膏剤及び参考例の軟膏剤を5°Cと40°Cの
条件に2日毎に1箇月間リサイクル保存した時の外観変
化(色、臭い、稠度、分離液の有無)及1 び薄層クロマドグフィー(以下TLCという。)の結果
を表1に示す。TLCはシリカゲル薄層板を用い、展開
溶媒は、メタノール:ジオキサン二強アンモニア水混液
(5:5:2>で検出法は紫外線照射(254nm)に
より行なった。なお、外観所見は試料採取し、室温に2
時間放置後観察した。
(以下余白〉 2 表2 ;変化なし      * ;分離 ±;ごくわずかな変化 **;浸出液を認める+;変化
あり 以上の結果から明らかな様に、本発明軟膏剤は、参考例
の軟膏剤に比べ、物理化学的安定性が良好であった。
[経皮透過性試験] 5ink型拡散セル(自家製)に試験液としてpH8,
0ブリ1〜ンロビンソン緩衝液を入れてシリコ3 ン膜(ジメチルポリシロキサン)又はウイスタ系雄性ヘ
アレスラット(7週令、体重120〜150g)腹部摘
出皮膚を装着し、ドナー側に軟膏剤約0.2gを塗布し
、37°Cに保ちレセプター側に透過してくる24時間
後のTB量を液体クロマトグラフ法により測定した。結
果を表3に示す。
表3 以上の結果より明らかな様に、本発明軟膏剤は、参考例
の軟膏剤に比べ、シリコン膜及びヘアレスラット腹部摘
出皮膚のいずれにおいても高い経皮透過性を示した。
[皮膚刺激性試験] 体重2.5〜3.0Kgの日本在来種雌性ウサキを4 1群6羽とし、剪毛背部に2.5X 2.sc=の塗布
部を設定し、1箇所につき約0.39の軟膏を塗布し、
6時間後微温湯で拭き取り、紅斑等の有無を観察した。
塗布は7日間連続して行ない刺激の強さはora iz
eの方法により、評価は親水軟膏を基準として最高点評
価法(船井ら、薬理と治療、3巻、1242ページ、1
975年)によった。結果を表4に示す。
表4 以上の結果より明らかな様に、本発明軟膏剤は親水軟膏
に比べて皮膚刺激性は弱かった。
5 [薬理試験(PCA反応)] Tada及びOkumura  (Tada、T an
d Okumura、に、。
J、Immunol、1061002−1011.19
71)の方法に従い抗DNP−As血清を作製し、この
血清を28倍希釈後体重160〜2009の雄性SD系
ラットの剪毛背部に0.1威投与。24時間後に刺毛し
、さらに24時間後に抗DNP−As血清投与部位を内
径20.のゴム枠で囲い、TBのカリウム塩の軟膏剤(
0,059)を塗布し、30分後説2.5mg/Kgの
DNP−BSA及び25mg/Kgのエバンスブルーを
静脈内投与してPCA反応を惹起した。
さらに30分後説血致死させ、背部表皮を剥離し、Ka
tayamaらの方法(Katayama、 s、 、
 5hionoya、 H。
and 0htake、S、、Microbiol、I
mmunol、、22.89−1011978)により
漏出色素量を測定し、PCA反応抑制率を算出した。結
果を表5に示す。
(以下余白) 6 表5 以上のことから明らかな様に、本発明の軟膏剤は、参考
例の軟膏剤に比べ、高い抑制率を示した。
次に、本発明軟膏剤の製造例を実施例をもって示すが、
これらが本発明を限定するものではない。
参考例1 白色ワセリン(84,5g) 、サラシミツロウ(5,
0y)を加えて70°Cに加熱熔融する。一方TBのカ
リウム塩(0,5g)に、流動パラフィン(10,09
)を加えて均一に分散する。この液を、先の油相中に攪
拌しながら混和した後、冷却しながら攪拌して半固形の
軟膏剤(1009>を得た。
参考例2 TBのカリウム塩(0,5y>に流動パラフィン7 (5,0g>を加えて均一に分散した後、プラスチベー
ス50W (94,59)に加えて金賞均等に混和して
軟膏剤(100y>を得た。
参考例3 白色ワセリン(90,0g) 、固形パラフィン(4,
0g)、ステアリルアルコール(5,0y>を加えて8
0°Cに加熱熔融して均一に混和した後、徐々に冷却し
、熔融物が凝固する前に丁B (1,09>を少量ずつ
加えて均一に分散させて半固形の軟膏剤(1009)を
得た。
参考例4 白色ワセリン(74,09)、固形パラフィン(io、
og)、マイクロクリスタリンワックス(7,0y>を
加えて70°Cに加熱熔融する。一方TBのナトリウム
塩(1,0y>に、ミリスチン酸イソプロピル(8,0
y)を加えて均一に分散する。
この液を、先の油相中に攪拌しながら混和した後、冷却
しながら攪拌して半固形の軟膏剤(ioog)を得た。
実施例1 B 白色ワセリン(83,59) 、セチルアルコール(6
,0g)を加えて75°Cに加熱熔融する。一方丁Bの
カリウム塩(0,51に流動パラフィン(6,0y>、
オリーブ油(4,0y>を加えて均一に分散する。この
液を先の油相中に攪拌しながら混和した後、冷却しなが
ら攪拌して半固形の軟膏剤(100ff>を得た。
実施例2 白色ワセリン(84,59> 、ステアリルアルコール
(5,01、中性脂肪酸トリグリセリド(ミグジオール
812:商品名、5.09)を加えて70°Cに加熱熔
融する。一方TBのカリウム塩(0,59>にグリセリ
ン(5,0g>を加えて溶解する。この液を先の油相中
に攪拌しながら混和した後、冷却しながら攪拌して半固
形の軟膏剤(1009>を得た。
実施例3 白色ワセリン(80,93’) 、ステアリルアルコー
ル(3,0!?>、スクワラン(5,0g>及びポリオ
キシエチレン(10)硬化ヒマシ油(1,0y)を9 加えて70℃に加熱熔融する。一方TBのカリウム塩(
0,1y>にプロピレングリコール(10,JF)を加
えて溶解する。この液を先の油相中に攪拌しながら混和
した後、冷却しながら攪拌して半固形の軟膏剤(100
9)を得た。
実施例4 丁B (0,259>にポリエチレングリコール400
 (9,os ) 、ポリオキシエチレン(2)オレイ
ルエーテル(0,5g)を加えて均一に分散した液をプ
ラスチベース50W (90,259)に加えて金賞均
等に混和して軟膏剤(ioog)を得た。
実施例5 白色ワセリン(79,o9 > 、ステアリルアルコー
ル(6,0y>を加えて70’Cに加熱熔融する。一方
TBのカリウム塩(0,5g>に、中鎖脂肪酸トリグリ
セリド(ミグジオール812;商品名、5.0g)及び
ミリスチン酸イソプロピル(3,09>を加えて均一に
分散し、先の油相中に攪拌しながら混和し、冷却しなが
ら攪拌して室温に戻した後、TBのカリウム塩(0,5
9>にグリセリン(6,0y>0 を加えて溶解した液を加えて均一に混合し、半固形の軟
膏剤(100g)を得た。
実施例6 白色ワセリン(85,8g)、ベヘニルアルコール(4
,0y>を加えて80’Cに加熱熔融する。一方TB 
(0,2y)にスクワラン(8,09)、ソルビタン脂
肪酸エステルにツコール5o−15:商品名、2.09
)を加えて均一に分散する。この液を先の油相中に攪拌
しながら混和した後、冷却しながら攪拌して半固形の軟
膏剤(100g>を得た。
実施例7 白色ワセリン(82,09> 、ステアリルアルコール
(7,5y)を加えて70’Cに加熱熔融する。一方T
Bのカリウム塩(0,5y>に流動パラフィン(10,
09)を加えて均一に分散する。この液を先の油相中に
攪拌しながら混和した後、冷却しながら攪拌して半固形
の軟膏剤(1009)を得た。
実施例8 白色ワセリン(70,09> 、セチルアルコール(1
5,09)、デカグリセリルデカオレエート1 (Decaglin 10−0 ;商品名、0.29)
を加えて80°Cに加熱熔融する。一方TB (5,0
9>にスクワラン(9,8y>を加えて均一に分散する
。この液を先の油相中に攪拌しながら混和した後、冷却
しながら攪拌して半固形の軟膏剤(100y>を得た。
実施例9 TBのナトリウム塩(0,1g)にプロピレングリコー
ル(4,59)にポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンエーテル(プルロニックLi4:商品名、0.4g
)を加えて均一に分散した液をプラスチベース50W 
(95,009>に加えて金賞均等に混和して軟膏剤(
100g)を得た。
実施例10 白色ワセリン(70,99(j ) 、ステアリルアル
コール(4,09>、スクワラン(12,09) 、ミ
リスチン酸イソプロピル(3,0g>を加えて70°C
に加熱熔融する。一方TBのナトリウム塩(0,01g
>にポリエチレングリコール400 (10,09>を
加えて溶解する。この液を先の油相中に攪拌しながら2 混和した後、冷却しながら攪拌して半固形の軟膏剤(1
009)を得た。
発明の効果 本発明によれば、薬物含量の均一性に優れ、物理化学的
安定性が良く、基剤からの有効成分の放出性及び経皮透
過性に優れ、顕著な薬理作用をもち、更に皮膚刺激性が
ほとんどない軟膏剤が提供される。そのため本発明軟膏
剤は、皮膚の過敏なアレルギー性の乳幼児にも安心して
使用することができ、十分な治療効果が期待できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)9−メチル−3−(1H−テトラゾール−5−イ
    ル)−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オ
    ン若しくはその塩を0.01〜5.00%(W/W)、
    パラフィン系炭化水素を70〜95%(W/W)及び高
    級アルコールを2〜15%(W/W)及び/又は溶解補
    助剤を0.2〜25.0%(W/W)含有する軟膏剤。
JP1252074A 1989-09-29 1989-09-29 9―メチル―3―(1H―テトラゾール―5―イル)―4H―ピリド[1,2―a]ピリミジン―4―オン又はその塩の軟膏剤 Expired - Fee Related JP2865324B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1996033722A1 (fr) * 1995-04-27 1996-10-31 Kanebo, Ltd. Preparation externe contenant de l'emedastine
JP2005536516A (ja) * 2002-07-23 2005-12-02 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト 薬剤、軟膏基剤および可溶化剤/分散剤を含む、眼科用軟膏組成物
WO2012133492A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 マルホ株式会社 製剤安定性に優れた軟膏剤

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US9555025B2 (en) 2011-03-31 2017-01-31 Maruho Co., Ltd. Ointment with excellent formulation stability

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